広報誌『CIL豊中通信』Vol.28・29


も く じ





印刷版の表紙
1. 特集:千里中央ニュースポット見っけ!
2. 2008年度第3回市民講座を開催しました
3. ヘルパー現任者講習会報告 〜身体介護講習会〜
4. 08年度自立生活プログラム講座報告
5. 新設の「すこやかプラザ」に行ってきました!!
6. 慢性疾患児の在宅医療を推進するための研修会に参加
7. 大阪府知事に公開質問状
8. JIL所長セミナー報告
9. 「箕面育成園付属診療所」
10. “つながるサロン”
11. 大相撲春場所観戦記
広報誌編集部
事務局
事務局
事務局
広報誌編集部
事務局
事務局
事務局
広報誌編集部
事務局
海帰優人
 みなさんからの、投稿コーナー

20. さろんだより
21. CIL豊中近況/お知らせ
22. サービスのご案内
23. 編集後記
事務局
事務局
事務局
鍛冶克哉

1. 特集:千里中央ニュースポット見っけ!

広報誌編集部

はじめに

 みなさんこんにちは。この春はいかがお過ごしでしたか?
 お花見などに出掛けられた方も多いかと思います。
 今年は寒い日が例年に比べて長く続いたように思います。しかし、これからは、日に日に暖かくなってきますね。
 暖かくなってくると心がうきうきして出掛けたくなってきますよね。
 今回は、千里中央にある『コラボ』と『ヤマダ電機』を特集で取り上げたいと思います。どちらも最近できたスポットですんでまだ1度も行かれたことのない方はこれからの特集記事を参考に出掛けられてみては、いかがでしょうか。では、いってみましょう!!
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豊中市千里文化センターコラボ


正面から見たコラボ。光が差して暖かそうです。

 千里中央に行政機関などが集まり、市民の皆さんにとって便利な施設が出来ました。
その施設は豊中市千里文化センター「コラボ」と言い、2008年2月に完成しました。それまで点在していた千里文化センター、豊中市役所新千里出張所、千里保健センター、千里公民館、千里老人福祉センター、千里図書館が全てコラボの中に集まりました。
 「コラボ」は英語で協働や協力を意味する「コラボレーション」の略で「市民がこの施設を交流、協働の場として活用して欲しい」との意味が込められているそうです。
 千里中央駅から「せんちゅうパル」(商店街)に入り、しばらく行くと左手にあります。買い物や食事などに来た人達が気軽に立ち寄る事が出来、建物の外観も明るく、ガラス張りで日光が採り入れられるようになっています。
 建物の前の広場にはベンチがあり、天気がよいときにはそこで休憩ができるようになっていて、お喋りをしている人も見かけました。


多目的スペース。パネル展やイベントの
ビラなどが置いてあります。


 建物に入ると「多目的スペース」(フリースペース)があり、写真や絵画、パネルなどの展示会をするには「うってつけ」の場所です。このスペースは明るく、昼間は照明が要らないのかなぁと思うほどでした。
 取材に行った時は「びっくり!とよなかの文化財」といった催し物が行われていて、豊中の歴史的な文化財や昔の光景などが写されたパネルの展示がしてありました。また2009年の2月には、私たちもパネル展で参加した「えんコラフェスタ」が、ここで行われました。
 4階の千里図書館は、他の図書館に比べてゆったりしたスペースで、本棚も低く、車いすを利用している筆者にとっても本が選びやすいなぁと感じました。また、借りた本がその場で読めるようなスペースが多く作ってあり、いすに座って読んだり、カーペットの上で寝そべりながら読んだりすることもできるようです。その読書コーナーにも外の光が入ってきて、気持ち良く読書ができるし、時間があればそこで好きな本を読みたいなぁと思いました。
 また、弱視の人が来ても本が選びやすいように、文字が大きく映し出される「拡大読書器」が設置されていました。
 図書館を出て、エレベーターを使い屋上まで上がると、そこは、光が燦々と降り注いでいて本当に気持ちよかったです。
 コラボは自然を大切にする「ECO(エコ)」をコンセプトとして、太陽光を利用してここで使う電機の一部を担っています。屋上には庭園があり、一部にソーラーパネルが敷いてあります。そして、屋上庭園には草花が植えられ、季節が良い時は特に、この場所は街の中にある「オアシス」のようになると思います。


入口から図書館を覗いてみました。広いですよ。

文字を大きくする拡大読書器です。
これがあると、弱視の方でも楽しめます。

屋上です。光が差していて暖かいです。
お弁当でも食べたいですね。

 1階にはバスターミナルがあり、バスを降りたらすぐに建物に入れるようになっています。そこにはバス以外の車は入れなくなっていて、バスで来た利用者は安全に、雨にも濡れることなく中に入ることができます。
 千里中央はデパートなどの商業施設や病院などの医療機関があり、そこに「コラボ」が出来たことによって市民にとっては、より便利になったと言えます。
 筆者自身、千里中央から離れたところで暮らしていますが、千里中央に買い物に行ったときは、「コラボ」に立ち寄り多目的スペースで行われている催し物を見たり、図書館でゆっくり本が読める楽しみが加わり、この取材を通じて、休日の過ごし方が広がったように感じました。 
(担当:大友)
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探索!ヤマダ電機


改札近くのエレベーター。
せんちゅうパルに直結です。

 「千里中央に大型電器量販店が出来た」との噂は聞いていたのですが、行きたいと思いながらも、なかなか訪れる機会がなかったので、今回、取材担当になり、私は意気揚々とデジカメ片手に電車に乗り込みました。
 北大阪急行の千里中央駅を降りるとすぐに新しいエレベータがあります。早速乗りこみ、2階へGo!
 ショッピングモールの「せんちゅうパル」にあっという間に到着です。
モノレールやその他の交通機関で来る人は何とかしてせんちゅうパル2階まで来て下さい。え?無責任?駅からは近いので、ま、何とかなるでしょう!
 せんちゅうパルは南北に長いショッピングモールです。目指すヤマダ電機は北の端。北に向かって足を進めましょう。え?方向が判らない?あっちこっちに地図があるので、ま、何とかなるでしょう!


アーケードを抜けた所。
遠くに見えるのがヤマダ電機です。



 アーケードを抜けると見えてきましたよ、大きな建物が。上の方に「LABI」と書いてあるのが目印です。スロープもあるので、車いすの方でも真っ直ぐにいけそうですよ。
 左手に先程紹介した「コラボ」を見ながら進み、店の入口へと続く長いスロープを上がると到着です。鳴り響くヤマダ電機のテーマ!
 この入口はせんちゅうパル2階から直結している為、建物の2階部分にあたります。店は1階から3階まで。4階が飲食店フロア、5階以上は駐車場となっているようです。この日は平日の午前中という事もあってか、人はまばらでしたが、店は10時から開いていました。
 改めて店内を見渡すと、さすがは大型量販店、パソコンやデジカメ、冷蔵庫、洗濯機など、フロア別に所狭しと並べられています。
 さて、どこから見てまわろうかとエレベータ前にある案内を見ると、ありました、おもちゃコーナー!真っ先に向かう事にします。いい大人ですね。
 最近の量販店では、電化製品だけでなく、こういったおもちゃの他に、家具、本、食品など、生活に必要な物も売られています。
 とりあえず私は大好きなゲームコーナーへ。あ!プレイステーション3が売られている!体験コーナーでは春休みの学生が陣取っていて、動く気配無し。値段的にも手が届かないなぁ…。
 今度はプラモデルコーナーへ。おぉ!これは欲しかった戦闘機のプラモではないか!安いではないか!これなら私でも買えるではないか!いや、イカンイカン!今は仕事中だ、また来よう・・・
 さんざん見回ったあげく、今度はブックコーナーへ。うわ!大好きなドラゴンボールの完全版ではないか!・・・ってもう良いって?


店内のようす

プレステ3のコーナー。
おっさんにも譲れっちゅーに!

欲しかったプラモデル!

 メインの電化製品のフロアに戻ると、トイレが目に入りました。まだ出来て間もない事もあり、掃除が行き届いた綺麗なトイレです。これは清潔で使 いやすそうだな、紹介せねば。すぐにデジカメを取り出す。
 ところがである。見ると、車いす用トイレが女子側に設置されています。
 こ、これは写真など撮ろうものなら下手をすればあるべき所に通報されて、来るべき人達に連れて行かれてしまうのでは…。
 スキを見てパシャリ。コソコソとまるで不審者です。仕事とはいえ何故私がこんな目に…。出来れば車いす用トイレは、男性にも利用しやすい場所に作ってほしかったなぁ。
 さて、おしまいに、4階の飲食店フロアを覗いてみよう。時刻は11時。まだまだ人は少ないですが、店内はお昼に向けた準備でスタッフが忙しそうに動き回っています。和食、お好み焼き屋、イタリアン、ファーストフードなど、10数店舗が営業しているようです。
 いいにおいがしてきたら、何だか腹が減ってきました。でも昼飯にはまだちょっと早いので、我慢してそろそろ引き上げる事にしましょう。
 何か今回は楽しいところに行けると張り切っていたのに、結局は取材だった事もあり、色々「おあずけ」が多かったなぁ。今度はプライベートでまた来ようっと!
(加田)


命がけで撮ったトイレの写真。


飲食店フロアの様子。いいにおいが漂ってきます。


今回特集したスポットの
周辺地図です。

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さいごに

 みなさん、いかがだったでしょうか?参考になりましたか?『コラボ』内の図書館では新しいという事もあって、本棚も低くなっていたり、道幅に余裕があったりと色々工夫がなされているようですね。その他、屋上では天気の良い日はのんびりと過ごせそうです。一方の『ヤマダ電機』は、電化製品やオモチャなどいろんな物が買えそうで迷ってしまいそうですね。レストラン街もあって買い物した後や、『コラボ』の屋上でのんびりした後に食事をして帰るなど、いろいろな過ごし方がありそうですね。
 それでは今回の特集はこのへんで♪

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2. 2008年度第3回市民講座を開催しました

事務局

 2009年3月20日(祝日)、13:30〜16:00まで、昨年度の第3回市民講座を、豊中市中央公民館にて開催致しました。
 『自立阻害法』とも言われた、障害者自立支援法が始まったのが2006年。その時から、「3年ごとに法の見直しを行う」ということになっていましたが、今回が最初の見直しの時期となりました。果たして何が見直され、具体的にどう変わるのか?そして豊中市としての施策は今後どうなっていくのか?それについて講演して頂きました。当日は障大連事務局長の古田朋也さんと、豊中市障害福祉課主幹の松山とも代さんが、ご多忙な中講師で来て下さいました。

 はじめに古田さんが講演されました。以下、内容を要約します。
 [2003年4月に支援費制度が始まり、どの地域に住んでいる人でも福祉サービスを使える時代が漸く来たと思った。ところが国は『想定外の予算オーバー』を理由に、翌2004年には介護保険との統合案を打ち出し、この時から毎年のように制度がコロコロ変わる時代になってしまった。
 今回の自立支援法見直しでは、政府与党は事前に『抜本的見直しを行う』と謳っていたが、実際には報酬単価の変更がなされたぐらいで、制度の枠組みや根本的な発想については手が加えられていない。期待外れだ。
 特に区分認定の判定基準など、それこそ早急に抜本的見直しが必要なのに、次の見直し(2012年)にまで先送りされた。今でも二次判定のやり直しは多い。今年は判定見直しの期限という事で、各地で審査のやり直しが行われているが、対象が全ての利用者なので、やり直す必要が無い人でもやり直しになって、そのために膨大な費用がかかっている。実にバカバカしい。]
 以上が、国の制度に関する情報でした。そして大阪府の障害者施策についても、これまでの経過を報告されました。 
 [昨年のPT案(大阪府 財政再建プログラム試案)には本当に驚愕した。障害者の生活に直結している施策がことごとく縮小・廃止の方向で打ち出されて、府庁を取り囲んで抗議行動をした。その成果もあって何とか施策を守り抜くことが出来たが、行動があと1週間遅かったら手遅れになるところだった。
 ガイドヘルプについても、2年後には負担上限が廃止されると言われている。昨今、政府与党も、負担を応益から応能に戻そうとしている中で、本当に一律負担が必要と言えるのか、甚だ疑問だ。 
 さらに医療費について、今まで1回の診療につき、500円の自己負担が課せられていた。これを800円の自己負担に“値上げ”しようという案が出されたのだが、みんなで反対して何とか保留にさせた。ただし来年からは、金額は未定だが、“値上げ”は行われる可能性が高い。]
 以上、大変厳しい内容でした。

 次に松山さんが講演されました。

 [現在豊中市では、『第2期豊中市障害福祉計画』の策定を進めているが、それに備えて障害者市民3,000人を対象に、生活実態等についてアンケートをおこなった。サービスを利用している人も利用していない人もアンケートの対象としたが、非常に目立った回答の一つが、『余暇はいつも家の中で過ごしている』だった。これは、外に出られる、または外に行き場所がある障害者が、まだまだ少ない事を意味している。では何故少ないのかと言えば、それは障害者と地域をつなぐ仕組み作りが充分でないからだ。]

 以上のように、自ら豊中市としての問題点を言及されていました。
 一方、相談支援サービスについて、以下のように報告されました。

 [相談したいことがあっても、実際には一度も相談支援サービスを利用したことの無い人は少なくない。その理由は、『情報が無いので、どこに相談しに行ったらいいのか分からない。』、または『自分に合った専門性を持つ事業所が見当たらない』というものが多かった。
 今後、相談支援体制が充実するためには、『家族の悩みを受け止める相談員』、や『小学校単位など、ごく身近な地域規模で設置される相談所』、さらに『医療・福祉・保健・教育などの分野が、分かれずに一体となって展開する支援体制』が必要だという声が多く寄せられた。
 個別の問題を地域で共有化すること、家族を孤立させないシステムを作ること、そして日中活動が出来る社会的居場所を開拓する事が、特に必要だ。]

 このあと、休憩を挟んで質疑応答が行われました。
 この中でグループホームの今後についての質問があり、古田さんより、以下のような回答がありました。

 [施設から地域移行でグループホームに住む場合、一泊二日の体験利用が出来るという新しい制度が、4月から始まる(現在は既に始まっている)。国から、グループホームに対してもお金が下りるようになった。施設だけではなく、病院や親元からの移行でもこの制度は適用されるということで、地域移行が『脱施設』だけではないという捉え方を、厚労省がするようになっている。]
 また、豊中市が実施したアンケートに関する質問も多数出されて、松山さんより、以下のような回答がありました。

 [先ほど紹介したアンケートには、みなさんは具体的に細かい点に至るまで、『こんな状況でこんなにしんどいのだ!』など、日々の実情を書いておられた。この結果をもとにして、今後の施策について、必要な見直しを行いたい。情報提供や権利擁護など、まだまだ対策が不十分だという指摘は多かったので、これらを計画の項目数に加えた。
 家族の方からは、『緊急時に安心して本人を預けられる場所が欲しい』という記載もあった。これを受けて、ショートステイの緊急利用についても、もっと充実させていきたい。]

 当日は、64名にのぼる参加者が来られて、大変熱心に聞いて下さいました。みなさん本当にありがとうございました。
(担当:根箭)

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3. ヘルパー現任者講習会報告 〜身体介護講習会〜

事務局

 2009年2月11日(水・祝)に、登録ヘルパーを対象にした身体介護講習会を、CIL豊中ヘルパーステーションにて開催しました。
今回は「腰痛を予防する介護」をテーマに、訪問理学療法士・作業療法士の先生方に講師をお願いしました。当日は17名のヘルパーが参加されました。

 講義の内容は、初めに簡単な腰痛のしくみと日常生活の注意事項について説明があり、その後実技に移行しました。
介護を職業にしている人の62%が腰痛を患っているといわれており、腰痛リスクの高い職業であるが、原因を知り、介護方法を工夫して対処することにより予防が可能であるということです。原因としては脊椎疾患・腫瘍・感染症・婦人科・泌尿器科疾患による腰痛と、それ以外の原因がはっきりしない腰痛は、ストレスが関係しているのではないかといわれているとのことでした。
 腰痛になったときの対処法としては運動療法が有効で、動くことで血の循環がよくなる、腹筋が使われる、ストレス発散になる等の効果があるそうです。ただ歩くだけでも充分運動になるそうですが、続けないと効果がないそうです。
 実技指導では

 【楽に介護する = 腰痛予防 = 介護を受ける側も楽】

 ということを常に考えて介護をするといろんな方法がでてくるということでした。先生から、『ベッドの高さを調整する』、『ベッド柵によりかかる』、『ベッド上の移動では摩擦を少なくするためにビニールなどを身体の下にひく』など、いろいろな方法の説明があり、受講生は二人一組になって実技を行いました。実技中、参加者から講師の先生への質問が飛び交うなど業務に対する熱心さがうかがえました。
先生の説明は、どれも介護の基本を踏まえた方法であり、特に腰痛予防のための介護方法というのはありませんでした。意外と普段の業務では基本を忘れがちだということを考えさせられた講義でした。
(柴田)

※こちらのページで、画像も公開しています。

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4. 08年度自立生活プログラム講座報告

事務局

 昨年の10月から始まった5回10コマにわたる08年度の自立生活プログラム講座も3月に無事に終わりました。これまでの自立生活プログラム講座ではひとつの目的に向けて外出や体験を行い、そこから自立を考えていく講座を企画していたのですが、今回の講座は日常の生活でのあらゆる場面を想定し、全部で9つの項目に分けて、座学形式の講座を開催しました。
昨年の4月から準備を始めた今回の講座、スタッフの中でどんな項目が必要なのか、講座の話し手はスタッフが手分けして行うのか、外部から招くのか、日程はどういう組み方が受講する側にとって良いのか、というような事について話し合いを重ねました。
 後日決定したスケジュールは次の通りです。

【10月11日(土)】 「色々な障害を知ろう」「在宅福祉サービス及び年金・生活保護」
【11月8日(土)】 「住宅について」「私たちが使える福祉用具」
【1月10日(土)】 「交通手段を利用してみよう」「自分で食事と健康管理してみよう」
【2月14日(土)】 「余暇って最高」「人間関係、コミュニケーション、マナー」
【3月14日(土)】 「一人ひとりを守るためにできる事」「修了式・交流会」

 スケジュールも決まり、受講生を募集をする事になった訳ですが、果たして受講生はどのくらい集まるのか、それぞれの項目のタイトルが難しいのではないかといった不安はありましたが、8名の方の応募がありました。男性5名女性3名で、高校生から社会人までの10代が3名、20代が3名、30代が2名と、年齢層は若めで、精神・知的・身体と障害も様々で、面接の結果、全員が受講する事になったのです。
 さてさて初日。受講生はやはり緊張気味。講義前のオリエンテーションでは受講生の簡単な自己紹介を行ない、各講座内容とその流れを伝え、講座へ入っていきました。

第1回「色々な障害を知ろう」(60分)
 まずは身近なところから入っていこうとという事で、色々な障害を知ることから始めていきました。先にも書いたように今回の受講生は、身体・精神・知的と分かれています。ですので自分を含めたお互いの障害を理解することで、自分の生活作りや相手に自分の障害を伝える事も出来ます。この講座では障害とは何かを考えたり、各障害別にそれぞれの特性を学んでもらいました。

第2回 「在宅福祉サービス及び年金・生活保護」 (60分)
 初日の2コマ目からやや難しい内容になりましたが、地域で私たちが生活していくために欠かせないのが福祉制度です。自立支援法でホームヘルプを利用するとしても障害年金を受給するとしても、どこに行ってどのような手続きをすればよいかわからなかったりします。ヘルパー制度と障害年金の仕組みを理解し、さらには生活保護制度も自立の1つの手段として活用できるので、この3つの仕組みを学んでもらいました。

第3回 「住宅について」(60分)
 ここではまず、住居を選ぶにあたってどういう所に注意するべきかを一人ひとりに考えてもらいました。その後、実際に賃貸住宅の契約に至るまでを一般住宅、公営住宅に大きく分けて説明し、その際に必要な書類や間取り図の見方などを学んでもらいました。最後に、いざ1人暮らしが始まってからかかってくる家賃、光熱費などの経費や、住宅改修について勉強しました。

第4回 「私たちが使える福祉用具」(60分)
 福祉用具といってもその種類はたくさんありますから、その種類を理解し役割を知る事から始めました。ひとり一人の生活にあった福祉用具を知ってもらい、実際に使いたい時はどういった方法で手に入れるのかを学んでもらいました。また、手に入れた後の維持管理はどうするのかや、福祉用具を使って、良い生活をつくるにはどうすればよいのかも考えたりしました。

第5回 「交通手段を利用してみよう」(60分)
 今回は歩道・バス・電車・駅を取り上げ、交通手段の利用方法を考えました。歩道では、障害種別の違いでバリアも違う事や、路面の危険箇所は市役所に報告すれば直る事、バスに関しては、ノンステップバス等の種類の違いや乗車するにはどうすればよいのか、電車や駅については、切符の買い方やICカード・ラガールカードの使い方、車内設備や駅のバリアフリー環境も学んだ上で、バリアフリーに関する法律の知識も身につけてもらいました。

第6回 「自分で食事と健康管理してみよう」(60分)
人間は食べていかないと生きていけません。しかし、だからといってがむしゃらに、好きなものばかり食べてはどうなるのかということから、まず一人ひとり一日の食事を話してもらいました。それに合わせて『バランス表』を見ながら、ちゃんと一日バランスよく取りながら食べているのか、糖尿病等の慢性疾患にならないためには何をどれだけ食べたらよいか等を学びました。

第7回 「余暇って最高」(60分)
 日常生活の一部である余暇活動。余暇とは何なのかをスポーツ観戦を中心に考えてみることにしました。球場や競技場でのチケットの取り方や車いす用座席の情報を伝え、余暇活動から新たな人間関係が広がる事を知ってもらいました。また余暇活動は野外・屋内問わず幅広くたくさんある事や、充実した生活を送るためには欠かせない要素である事を学んでもらいました。

第8回 「人間関係、コミュニケーション、マナー」(60分)
 地域で生活をするには人との繋がりや関わりが重要になってきます。まず「人間関係」では、挨拶や会話の積み重ねが豊かな人間関係を作り上げる事を伝え、その事を含めて「コミュニケーション」では、介助者に指示をだす場面のロールプレイを行ないながら、人との繋がりや関わりの必要性を感じてもらいました。最後に「マナー」では、言葉使い、気配り等の社会人として大切な事を学んでいきました。

第9回 「一人ひとりを守るためにできる事」(90分)
 1960年代の大規模収容施設の悲惨な実情が写し出された画像から、それまで障害者は非人道的な扱いを受けていた事をスライドで見てもらうことから始めました。次に、今の制度は比較的良くなり、地域生活がしやすくなったのは、障害当事者が運動を起こしてきたからという事を伝え、人は法や制度によって守られていることを理解してもらいました。また、制度や法関連の事や差別の実態等も学び、一人ひとりを守るためには、行動に移していく事が重要だという事を知ってもらいました。

第10回「修了式・交流会」(40分)
 最後は、受講生の皆さんとスタッフでお菓子と飲み物を囲んで、今回の講座を振り返りました。受講生一人ひとりにこの講座を受けてみて良かった事を述べてもらい、それに返す形でスタッフからも感想を伝え、全行程修了となりました。

講座を終えて
 冒頭にも書いたように、10コマという長期にわたる今回の講座は、日常生活でのあらゆる場面を想定し、知識を持ってもらう座学形式の講座でした。座学形式といっても、受講生に問いかけを行ったり、ロールプレイで身近な場面を体験してもらったりもしました。すぐに活かせる知識もありましたし、将来活かせる知識もあるはずです。

受講生の感想
 受講生の感想を抜粋して載せておきます。

「自分の知らない色々な事・想いがたくさん学習出来て良かったです」
「コミュニケーションがとりやすくなった」
「社会に出るための基本的な事が勉強になった」
「色々な支援・サービスの種類・福祉用具の使い方がわかった」
「自分が生まれる前の時代に、障害者がどう扱われてきたかを知ることができた」


最後に
 今回の講座は、あくまでスタッフと受講生が対等で、決して指導的にはなってはいけないという思いで進めてきましたが、どうしても指導的になってしまった面もありました。確かに座学形式の講座では指導的になりますが、あくまでも対等な関係と支援するという考え方を基本に、今後もこの講座を進めていきたいと思います。今回受講された8名の皆さん、約半年間、10コマもの長丁場、本当にお疲れ様でした。
(上田)

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5. 新設の「すこやかプラザ」に行ってきました!!

広報誌編集部

 それは、旧豊中市民病院の跡地に、新しく出来た公共施設です。何か新しい施設が建つらしいということは、知っておりましたが、本当に建ちました。名前は『すこやかプラザ』といいます。その『すこやかプラザ』のオープンセレモニーが、去る3月29日(日)に開催され、新しい公共施設の誕生を市民にアピールしていました。


すこやかプラザ外観

1階入口のロビーの様子。たくさんの
参加者の対応に、スタッフも大忙しでした。



多目的トイレ

 「すこやかプラザ」は、1階が健康支援室中部保健センターで、2階が、子育て支援センターほっぺ、豊中市社会福祉協議会(中央地域包括支援センターほっと、ボランティアセンターぶらっと、ファミリーサポートセンター)が入っています。市民の健康増進と福祉、子育て支援に、大きく関わってくれそうですね。これらの施設が一つの建物に集まることにより、スムーズな連携とネットワークの強化に繋がり、効率的、効果的な事業展開を目指しているようです。期待したいと思いました。
 アクセスとしては、阪急宝塚線『豊中』駅南改札口から歩いて約5分、『岡町』駅南出口から歩いて約7分と、近いです。阪急バス停留所も、豊中駅方面から来た場合は『岡上の町2丁目(『豊中』で降りても近い)』が、市役所・岡町方面から来た場合は『克明小学校前』が、大変近いです。ただし、無料の専用駐車場はありません。
 旧市民病院は、どこか暗い雰囲気の建物だったように思いますが、今度は中も外も、明るいんですよ。中を電動車椅子で歩いてみました。全体的に、バリアフリーで動きやすく多目的トイレもまあまあ、広く使いやすそうな感じでした。でも、色々な方が利用した場合、どう感じるでしょうね。
 2階の子育て支援センターは、当たり前と言えば当たり前なんですが、ピンク系統のかわいらしい雰囲気の中、子ども用のトイレ、授乳室、遊戯室もあり、保育所を思い出してしまいました。若いおかあさん、一人で悩まずにどんどん相談に行ったり、子育て講座を受けたり、子どもと遊んだりしてくださいね。おかあさん同士の友達もできそう・・・・・・。
 2階には社会福祉協議会もあります。あらためて社協さんのパンフレットを見てみると、実に色々な人を対象に様々な活動をされています。もしも何か困ったときには、ここに相談してみるのもいいと思いました。
エレベーターも設置されていました。電動車椅子の運転技術の未熟な私は、降りるのが難しかったように思いました。少しだけぶつけて、ごめんなさい。


2階の入口のすぐ右側に、子育て支援センター
ほっぺの受付があります。

明るく、広々して利用しやすくなった、社会福祉協議会

 2階の入口には、豊中出身の漫画家手塚治虫さんの直筆作品の銅版パネルが、青少年の健やかな育ちを願い、手塚さんの功績もたたえて、置かれていました。
 3階は屋上庭園となっています。これから美しい花々が咲くのでしょうね。
隣接するのは、今年6月にオープンするスポーツセンターだとか・・・・・・。お年寄りから赤ちゃんまで、市民がますます健康になっていくように感じられた、すこやかプラザでした。
(担当:塚原)


賑わっていた、プレイルーム

もう少し広くてもいいかなと思いましたが、
鏡は一番下まで付いていた、エレベーター。

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6. 慢性疾患児の在宅医療を推進するための研修会に参加

事務局

 3月18日(水)、豊中駅前のホテルアイボリーにて、『慢性疾患児の在宅医療を推進するための研修会』が行われました。この研修会は、呼吸管理などの医療的ケアを必要とする児童の在宅生活を、いかに推進させるかを考えるものです。この日は当センターの利用者で、慢性呼吸障害のため、医療的ケアを受けながら在宅生活をしている9歳の児童が、モデル事例として来られました。この児童は地域の小学校に通っており、学校内でも医療的ケアを受けています。当日はこの児童の母親を始め、日頃から児童の支援に携わっている関係機関の方々計8名が、シンポジストとして来られました。以下発言順に、各シンポジストの話をまとめますが、誌面の都合上、短くなることをご容赦下さい。

@市立豊中病院小児科部長 松岡さん(=座長)
 「退院の時点で就学年齢だったというケースは、今回が初めてだったので、病院と学校との関係を構築する良い機会となった。」

A同小児科医 当事者 主治医の五十嵐さん
 「本人の疾患は、高タンパクの分解がうまくいかないというものだ。25,000人に1人がかかる病気で、気管切開もおこなっている。病院の頑張りもあったが、何よりも本人さんと家族の頑張りが、地域医療への道を開いた。」

B同担当看護師の東さん
 「人工呼吸管理が必要な子どもにとって、在宅人工呼吸療法は、家族中心の生活を可能にすることが出来る。子どもの生活の質を向上させる事が出来る反面、特に家族に於いては、大きな負担と責任を担うものとなる。そのために、ケア体制の充実は欠かせない。」

C吉田小児科医院の院長で、訪問診療医の吉田さん
 「自分の診療所の場所が、たまたま本人宅の近くだった。昨年暮れに、豊中保健所の福岡さんから、『気管切開をして人工呼吸器を着けている子どもがいるのだが、カニューレの交換をやってもらえないか?』という依頼を受けた。ぶっつけ本番でその行為を行うのは不安だったので、事前に市立豊中病院に行って五十嵐先生に協力してもらい、現場を見学をさせてもらった。
※両親の生活について:
 「お父さんが名古屋で単身赴任の時期があり、その間はお母さん一人が、子どもの夜間のケアを毎晩やっていた。お父さんは会社との交渉の結果、自宅からの通勤が認められたが、毎日新幹線で名古屋までを往復するという生活で、夜もお母さんと交代で子どものケアをするため、徹夜明けの状態で出勤する事が多く、しかも早朝出勤で、想像を超える疲労が伴った。そのため再度会社と交渉し、現在は大阪での勤務が認められるようになっている。」

D当センター訪問看護師の松本さん
 「本人さんは毎日とても活き活きして暮らしている(何点か生活の様子をスライドで紹介)。写真に写るのも大好きで、カメラを向けると、“変顔”をやってくれる(笑)。本当にやりたい事が一杯あって、どうしてもその要求をお母さんにぶつけてしまうので、お母さんも大変。だから何か訪問看護として出来ることはないかと、看護師同士いつも頭を突き合わせて考えている。」
※学校について:
 「教育も受けられ、友達とも遊べ、そしてケアも受けられる。本人にとって、学校ほど素晴らしい環境の場所はないと思う。」

E豊中市教育センター看護師の植田さん(校内医療的ケアを担当)
 「学校内での移動は、周りの生徒が協力しておこなっている。(スライドを指して)これはカードゲームをしている時の写真で、どうすれば体勢的に、本人が一緒にやりやすいか、そのやり方を生徒の一人が考案した。」
※学校内医療的ケアに関して:
 「現在の医師法の解釈では、教師が医療的ケアをする事は認められていない。だから学校での看護師の配置は不可欠であり、看護師がいる事で、親は初めて家に帰って骨休めが出来る。同じ教師でも、支援学校の教師の場合は、ある一定条件のもとで、生徒の医療的ケアを行うことが認められている。」

F豊中保健所母子チーム保健師の福岡さん
 「現場に足を運ぶ事の大切さを感じているが、家族の負担のもとに在宅医療が支えられている現状がある事は否定出来ない。今後はショートステイ、デイサービス、レスパイト入院などの、レスパイト制度の充実が求められる。」

G本人(児童)の母親
 「在宅医療のお陰で、家族そろって生活するという、当たり前の幸せを手に入れる事が出来た。しかし反面、親は毎晩吸引や寝返りのため、一定時間ごとに起きなければならず、常に睡眠不足で疲労の限界にある。この現状を少しでも多くの人に知ってもらい、特に夜間の介護体制の充実を望みたい。」

 以上8名の方の講演を聞きましたが、本人の、学校での活き活きとした様子や、周りの生徒の、自然にかかわっている様子が伝わってきました。一方で、母親が少しでも疲労から解放されるよう、夜間の医療的ケアを伴う介護に関して、もっと制度が充実することが急がれると思いました。 
(担当:根箭)

※こちらのページで、画像も公開しています。

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7. 大阪府知事に公開質問状

事務局

 今年の1月20日大阪府庁で、「共に学び、共に生きる教育日本一の大阪ネットワーク」が、障害のある子どもの教育について、橋下徹大阪府知事に公開質問状を提出しました。豊中市は大阪府下でも「共に学び、共に生きる教育」が先進的に取り組まれてきた町で、CIL豊中も上記ネットワークに賛同しているので、公開質問状提出日当日も同席しました。

背景
 昨年2月に橋下知事が誕生し、直後に「大阪維新プログラム(案)」発表されました。その重点政策案の中には「教育日本一」という項目があり、それは成果主義・競争主義に立った考え方で、義務教育課程での習熟度別指導(学力別にクラスを分けること)の実施が組み込まれています。習熟度別指導の実施は、学力という物差しだけで判断されにくい障害児にとっては、教育そのものが危ぶまれるもので、これまで大阪で取り組んできた「ともに生きともに育ちともに学ぶ」障害児教育の方針が損なわれていく恐れもあります。これに危機感を感じた教職員・保護者・障害当事者が集まり、「共に学び、共に生きる教育日本一の大阪ネットワーク」を結成しました。そこで議論を重ねるにつれて、これまで培った大阪の「共に学び、共に生きる教育」を知事は実際どう思っているのかを聞いてみたいという事で、以下の内容で公開質問状を知事宛に出すことになりました。
実際の公開質問状には各質問項目ごとに詳しい質問項目が書かれていましたが、ここでは頁数の関係上省略しております。

質問項目
 1障害児・者を一般の学校教育や生活の場から切り離して、「分ける」ことをどのようにお考えでしょうか?
 2障害児が地域の学校へ就学することをどのようにお考えでしょうか?
 3「学力テスト日本一」になるために障害者が排除されていること実態を把握されていますか?
 4能力主義、競争主義、成果主義の教育から、子どもたちが目を輝かせて取り組む学習が生まれるのでしょうか?
 5子どもたちが地域社会で、たくましく心豊かな人間に育つためには、何が必要でしょうか?
 6大阪の「共に学び、共に生きる教育」は現状で十分な領域に達しているとお考えでしょうか?
 7府と府教委が出されている施策プランには、障害児は含まれていますか?

 この趣旨を大阪中の障害者団体や教職員団体等に呼びかけた結果、120団体余りが賛同していく形になりました。

提出当日
 当日は府庁の会議室が用意され、そこに約60名が集まりました。知事が来るのを待っていたのですが、他の仕事との兼ね合いで出席されず、結局要望項目を担当している課の職員が対応する形になりました。質問項目をネットワークの代表が読み上げ、会場の当事者や親の思いを伝え、府庁の職員に公開質問状を手渡しました。

記者会見
 その後部屋を移り、新聞社4社が取材に来られる中で、記者会見が始まりました。まず、なぜ公開質問状を出したのかという事を代表の方が話され、その後、「共に学び、共に生きる教育」への思いとして、現在共に学んでいる障害当事者とその親、過去に共に学んでいた障害当事者とその友達がそれぞれ熱く語られました。そこでは、現在共に学んでいる障害当事者の立場として語られた小学生が、学校や放課後・休日を健常児と過ごしている光景を日常写真を用いて、「共に学び、共に生きる教育」の良さを熱くアピールしていました。

回答は
 提出日から1ヶ月後、大阪府から回答が送られてきました。その回答は、とても橋下知事が自ら目を通し、親身になって考えたとは思えないような内容で、府庁の職員が、当たり障りのないように作成された文章に見えました。

最後に
 当日参加された方も参加されなかった方も、回答に対しては残念な気持ちになりました。しかしどうすれば橋下知事に「共に学び、共に生きる教育」の大切さを理解してもらい、今以上に大阪の教育に浸透させていけるのか、次の段階を模索し今後も活動を続けていくそうです。豊中のCILとして、筆者も一緒に関わっていきます。
(上田)

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8. JIL所長セミナー報告

事務局

 CIL豊中が加盟している全国自立生活センター協議会(JIL)があります。障害当事者が運営主体となる自立生活センターは、全国で118カ所あり相談事業、介助派遣、ピアカウンセリング(ピアカン)、権利擁護活動等を行っています。JILでは毎年CILに関わっている職員のスキルアップを計るために『所長セミナー』を行っています。今年は1月26日、27日、28日の3日間、東京・浜松町で行われ、全国各地から多くの当事者・健常者が集まりました。

1日目 (1月26日)
 午後から始まったセミナーは、まず『自立支援法の改正の動向』と題して相談支援事業の役割、今年度から改正された自立支援法の概略の解説がありました。
 つぎに『地域に根ざす自立生活運動』と題して各地の取り組みが紹介されました。

@障害者差別禁止条例制定に向けて:
 沖縄県での、差別禁止条例制定に向けての取り組みが紹介されました。

A地域自立支援協議会でのCILの役割:
 住之江区(大阪市)、府中市・江戸川区(東京都)の取り組みが比較されましたが、まだまだ発展途上の段階だそうです。

Bサービス量の大幅引き下げの現実との闘い:
 ここでは和歌山市での例が報告されました。4年半前に施設を出た人がいて、当時は一日24時間の介護が支給されていたのが、どんどん減らされて、今では2時間に1回しか介護を受けられていません。そのためトイレも自由に行けなくなりましたが、その事を市役所に伝えたところ、「何故オムツやパットを着用しないのか?」と訊かれたという事で、今裁判で闘っています。

Cコミュニケーション支援事業の活用:
 西宮市での事例を通じて、「地域の当事者が動かないと何も変わらない。自分の事だけではなく、周りの仲間の事も訴えていくのがCILの役割。私たちがロールモデルにならないといけない。」と呼びかけていました。
最後には当事者・健常者に分かれて、当事者は「聴く」ということに注目しようと題して、人との関わりの中で聴くとはどいうことか、という話しを進めていきました。健常者はそれいけ、CILの健常者!と題して、CILの健常者の役割について「障害者と一緒に生活を創っていき、社会を変えていく事」と語られました。具体例として、交通機関のバリアフリー推進に向けて全国を回る運動を、健常者が共におこなったという体験談をしていました。

2日目 (1月27日)
 当事者は、話を聴く時の姿勢について、「相手の話の内容を思い浮かべながら聴くと、より集中出来る」と言われました。健常者は、健常者の役割、楽しさ・やりがいを再発見しょう!と題して、職場をポジティブにしていくための課題について、「ヘルパーとコーディネーターの連携が不足している」、「CILはヘルパーの『派遣屋さん』ではない」、「スタッフ同士の仲間意識がどんどん薄れている」という事が言われました。
 午後からは、再び健常者・当事者共にパワー全開!アジアの障害者運動と題してパキスタンの自立生活センターから来られた方により現地の様子が報告されました。パキスタンでは2005年の地震で被災して、中途障害者の人数が増えた結果、障害者運動が活発になりつつあり、政府の対応も良くなってきたそうです。具体的には希望する人には車いすが支給される様になったそうです。


3日目 (1月28日)
 最終日は職員間のコミュニケーションと題して障害者と健常者のコミュニケーションについて討議を行いました。
 午前中は、当事者・健常者それぞれが抱えている問題として、信頼関係の欠如や守秘義務の怠慢が挙げられました。
 午後からは、自立生活センターのあり方をグループに分かれて議論し、その中で各班とも次の様な意見が出されました。「CILの意味を理解しないまま業務に就いている」、「当事者主体の意味を、管理者が職員に伝えきれていない」、「職員同士の研修も不十分」会場からはうなずく顔が多く見られました。
 これを受けて、運動の必要性や仲間意識の重要性について話され、CILの職員は社会を変える一員である事を理解しなければならないと言われました。

セミナーで学んだ事
 この講座を受けて、運動の必要性、仲間意識の重要性、信頼関係の必要性を再認識出来ました。これらの事を地域に持ち帰り、今後に必ず活かしていきます。自分たちも含めて職員間の信頼関係について真剣に考え、何故CILが出来たのかという意味を理解していきたいと思います。
(上田・鍛冶・沼間)

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9. 「箕面育成園付属診療所」

広報誌編集部

 豊中市の北の端から少し箕面市に入った所、ちょうど市境のあたりに「箕面育成園付属診療所」があります。ここは「社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会」を母体としていて、主に知的障害のある方を対象に、健康診断や予防接種を行っている所です。
「あいあいプラザ」という広い敷地内の一角で、明光ワークス(就労支援)、育成園(高齢知的障害者施設)、通勤寮や体育館、グラウンドなど、様々な施設が存在します。

★開設に至ったきっかけ
 取材に応じて下さった開設当時からの先生方のお話では、昭和50年代の終わり頃から、知的障害のある子を持つ親達が、自分たち亡き後の子ども達の事を憂い、施設を作る運動を進めるようになったと言います。そんな中、大阪府医師会の会長だった故 山口正民氏を中心に大阪府との交渉を進め、10年という長い歳月、紆余曲折を経て平成7年に開設するに至ったという事です。


お話して下さった、水野貴夫先生とスタッフの方です。

★ドクターは全てボランティア!
 高い人件費の歳出になかなか首を縦に振らなかった府に対して、医者を全てボランティアで募る事を打ち出し、当初20人程の医師を集めたと言います。
 内科、精神科、皮膚科、婦人科など、様々な方面で活躍されている先生方のほとんどは、現在もこちらで診療をなさっています。
 開業医の方が多く、皆さんそれぞれの病院、診療所の昼休みの時間を使い、ローテーションで対応しているとの事。そんな理由もあり、14時から16時の間という短い時間での診察となっています。

★活動は主に健康診断と予防接種
 こちらでは知的障害のある方を対象にした健康診断やインフルエンザの予防接種を中心に行っていますが、身体障害の方の相談にも応じているという事です。現在は主に、同じ施設内の利用者や豊中市内の作業所に通う方を中心に、年間約300人以上の方が利用されています。作業所など、どこかに所属している方は団体で来られるそうですが、まだまだ個人の方に対しては周知が行き届いておらず、利用が少ないのが現状です。今回の紹介で、「ぜひ多くの方に知ってもらい、利用されるようになって欲しい」という事です。


こちらは宮沢功先生。診察は20人以上の先生達が
毎日交代でおこなっています。

★現場で診療にあたって
 先程の説明にもありましたが、たくさんの先生がローテーションで入っている体制上、連続した診察が難しく、何度も診てもらう、いわゆる「主治医」になってもらう形にはなれないという事です。
また、ここ最近の診察で感じる事として、知的障害のある方に肥満傾向の人が増えつつあると言います。自己管理の難しい障害だとも言えますが、近年、いつでも手の届くところに何でも食べ物があるという環境もその原因の一つではないかと、先生はおっしゃっていました。

★最後に・・・
 地域の病院や診療所では、知的障害のある方々が、先生方になかなか理解してもらえないという現状があります。分かりやすい例として、注射をする時に怖がって暴れてしまう、レントゲンでも「息を吸って」というのが本人達にとっては理解が難しく、なかなか診察が進まないといった具合です。
 その点、こちらの診療所では、障害を理解した先生方が対応しているので安心して診察が受けられます。長期にわたっての対応が難しくても、まずはこちらで診察というものに慣れてもらい、ゆくゆくは地域の病院、診療所でも診てもらえるようになればと先生方は願っておられました。
同じような経験から困っておられる方がいましたら、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
取材に協力して下さった先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。
(加田)

「箕面育成園付属診療所」
  住所:箕面市稲6丁目15ー26 
              あいあいプラザ内
  電話:0727−28−1012
  受付時間:平日10時から17時
      (診察は14時から16時)予約制

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10. “つながるサロン”

事務局

 豊中市障害相談支援ネットワークえん≠フ活動の一つである“つながるサロン”も始めてから、一年が経ちました。
えん≠ニしては、夏には豊中駅のきずな≠ナのパネル展、秋にはえんコラフェスタ≠ニ称し、きらっと生きる≠ナおなじみの牧口一二さんに講演をして頂き(3月で10年という長き任務を終わられました)。その横では、パネル展示と『茶処』さんで第2金曜日に開催している、つながるサロンの雰囲気(ゆったりと相談したり話したりできる場)を感じてもらえるよう、相談事業所の一つである、『る〜ぷ』の利用者さんにカフェを開いて頂きました。
 来られた方、覗かれた方どうでしたか。
 今年も、パネル展・えんコラフェスタ・つながるサロンを行います。
 えんコラフェスタについては、少しでも多くの方に来て頂けるよう、休日を含む数日間で開催予定です。
 つながるサロンの場所は、服部駅から、梅田方面線路側を線路沿いに曽根に戻っていただき、駅の踏み切りから3つ目の踏み切りを過ぎたすぐのガラス張りのことろです(幼稚園まで行くと行き過ぎになります)。
 日々の悩み相談、友達作り、ほっこりとした時間を楽しんだり、自分の好きなようにお過ごしください。見てるだけ、聞いてるだけ、お茶の時間を楽しむだけでもOKです。


喫茶『茶処(ちゃっところ)』の様子

入り口の様子


開催場所 :喫茶 『茶処』
開催日 :毎月第2金曜日
開催日時:午後2時〜午後4時まで(出入りは自由)
参加費 :無料(喫茶利用の場合は実費)

【問合わ先】 豊中市障害相談ネットワークえん
 事務局 豊中市障害福祉課 06−6858−2747

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11. 大相撲春場所観戦記

海帰優人

 こんな大げさなタイトルでいいのだろうか?今回の大相撲観戦に関しては、苦労してチケットを確保してくれたNくんには申しわけないほど、消化不良の状態になってしまった。
 特に残念だったのは、あまりの寝不足だったため、途中でだいぶ居眠りしてしまったことと、普段からひどい近眼なのに、いつもよりはるかにぼやけて取り組みがあまりよく見えなかったことだ。
 ついでに言えば、周囲の観客にあまり美人が見当たらなかった。前回は相撲人気はどん底だったにもかかわらず、幕下あたりの取り組みからきれいな娘さんが行き来して、それも楽しかったのだが…。
 そんな中で、ものすごくラッキーな出来事が取り組み終了後に起こった。会場から出てツレを待っていると、なんと理事長室から武蔵川親方(元横綱・三重ノ海)が現れたのだ。現役時代は北の湖などに押されて地味な存在だったが、ちょっと偏屈なぼくは知らないうちに優勝争いに浮上する彼が大好きだった。強さを感じさせずに優勝してしまう横綱に妙な憧れを抱いた。
 ぼくのすぐ横に立っている背広姿の彼は、理事長という役職に似つかわしくないほど威厳を感じさせなかった。それは現役の姿とダブるような気がして、とても興味深かった。
 さて、来年は体調をしっかり整えて、なんとしても粂川親方(元小結・琴稲妻)のサインをゲットするぞ!


今年も車いす席2人分(介護者を入れて4人分)、チケットを取れました!

平日だったので、満員御礼の垂れ幕は
下がっていませんでしたが・・・・。


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みなさんからの、投稿コーナー

 このコーナーでは、みなさんからの作文・詩・短歌・俳句・小説など、投稿作品をご紹介しています。
 作品は随時募集しておりますので、投稿されたい方は、編集部までどしどし投稿して下さい。
 なお、作品数が多くなった場合は、繰り越しで2号先の広報誌に掲載する場合もあります。作品の内容によって考慮は致しますが(季節がテーマの場合など)、あらかじめご了承下さい。

 みなさまの投稿を、お待ちしています。













12.短歌

いとこの死
知らせ受けても
行かれない
なんと哀しき
寝切りの身は

春の日に
短歌で恋を
うちあけて
秋には実りが
あるといいな



伊丹市 岩國久美子


13.「ざわめき」


モヤモヤと 心がざわめいて

落ち着きを取り戻そうと

いろいろやってみる。

でも 何をしたって 

モヤモヤしっぱなし。

こういうとき 私は あったかいコーヒーを一杯

ミルクを少し すこし甘めにお砂糖も。

只今 コーヒーを たてている最中

そう、今、私は モヤモヤしている。

原因不明のモヤモヤ。

あたたかいコーヒーを飲むまでは。

いのま ゆみ


14.「yoneoのイラストコーナー」

 今回のイラストは似顔絵にしました。ぼくは難病といわれている病気をいくつか持っています。それらの中には、まだ病名のわからないのもあります。
 下にご紹介させて頂く四人の紳士はぼくの病気を診てくださっているドクターです。
 右上からホームドクターのK先生、写真を撮るとき目をいっぱい見開く癖がありますので何枚撮ってもぜんぶ同じ顔です。
 左上は大阪市内にある病院の膠原病内科のY部長先生です。臨床医の立場から難病の研究をなさっています。
 右下のドクターは京都の病院でY先生と同じく難病パーキンソン病の研究をなさっているS部長先生です。250人の患者さんを抱えていらっしゃいます。
 最後になりましたが、左下のドクターは10年間ぼくの病気を診てくださっている整形外科医のM先生です。10年前はM先生おひとりに診て頂いていたのですが、病気が増えたのとお薬が複雑になってきましたので、ホームドクターK先生の判断を仰ぎ、それぞれの専門医のお世話になっているのです。
 四人のドクターに共通していることはとても真摯な態度で病人と病気に向きあっていることです。
 余談ですが、余りに真剣なのでこわがる患者さんもあります。



15.「ピンポン」

 このお話は、京都の美しい景色がのこされているところにある、春にはたくさんの大きな桜の木が、きれいな花を咲かせることでも有名な大きな病院のことです。
 入院している人は400人です。なんだそれだけかちっとも大きくないじゃないか、と思われるかもしれませんが、400人いる患者さんの中で自分で服を着たり、食事をしたり、トイレにひとりで行けるなど身の回りのことが手だすけなしにできる患者さんは少ししかいません。おふろにひとりではいれる人となるともっと少なくなります。
 400人の患者さんのほとんどは、看護師さんや看護助手さんの助けがひつようなのです。看護や介助(手助け)する人のおしごとがとても大切で大変なのですね。
 朝のお食事から夜のお食事までは大勢の看護師さんたちが、身の回りのことができない患者さんのお世話をしますが、夜もおそくなると、ふたりの看護師さんが寝ないで50人のおせわをします。夜中にトイレに行く人につきそったり、トイレにいけない人のおむつをかえたり、おしっこをためている袋の量をはかったりと一晩中はたらいています。
 そして朝5時ころになるといっせいに患者さんがよびだしボタン(ナースコール)をピンポン、ピンポン早くきてちょうだいピンポン、ピンポン。ピンポン、蒸しタオルが欲しいの。ピンポン、お水をちょうだい。ピンポン、おむつを替えてピンポンピンポン。
つぎからつぎへとピンポンピンポン、こんなにせかされると、ほとんどの人はふきげんになりますが、看護師さんは、どんなにいそがしくても笑顔です。看護師さんがふきげんですと患者さんはこわがってしまい、大切なようじをたのめませんからね。
 それと、看護師さんには、こまっている人の手助けをするのが好きな人がなるのでしょうね。毎日のことですから、本当に患者さんのことを思っていないとできないお仕事ですね。よねおは3週間ここに入院していました。そのとき見てきたことです。


このイラストは病院のでんわでピンポンに応えている看護師さん。
右手にもっているのはおしっこの量を測るためのもの。



16.ふりむけばあしたが見える

井上康(こう)

はじまりは「おばあちゃん」B  あなたの最後の晩餐はなんですか?

 この間、ヘルパーのKくんと残った餃子のタレをご飯にかける話で盛りあがった。いかにも体に悪そうだが、これがたまらない。こんな身近に同じ罪悪感を楽しむヤツがいたとは、実に愉快だ。
 おばあちゃんの餃子はとても大きかった。子どものぼくには三口ぐらいで丁度だったが、強引に一口で頬張りたかった。合いびき肉とキャベツやたまねぎ、しいたけ、にんじんなどがいっぱい詰まったヤツを頬張ると、タレと具から溢れたスープで口のまわりがベタベタになった。それを舌でグルッと舐めるのが幸せだった。おばあちゃんが手ぬぐいで口を拭くより先に、どうしても舐めきりたかった。そんなに楽しみだったら「拭かないでほしい」って言ったらいいのに、なぜか遠慮してしまうぼくだった。
 おばあちゃんは「炒めご飯(チャーハン)」も得意だった。おしょうゆが香ばしくて、思いきり効かしたこしょうが刺激的だった。
「キャベツの芯を使うのがコツや」
 歯ごたえのよさと甘みは絶品だった。さらに、安物のちくわが深い味わいを演出した。
 大阪に出てきたころ、中華料理屋に入っても餃子とチャーハンを注文することはなかった。おばあちゃんに勝つものは、この世に存在しないと思いたかったから。
 いつからか、どちらも注文するようになった。きっかけは憶えていないけれど。
 食いだおれのまちだけあって、家庭では味わえないものに何度も出逢った。
 けれど、無理やりおばあちゃんと同じ土俵に上げるとすれば、おばあちゃんに軍配を挙げたい。少年のころの記憶は美しい。そんなアドバンテージを放り投げたとしても、あのボリュームと材料費の安さは、どこの店よりも一枚も二枚も抜きん出ている。
 最近、夜のヘルパーさんと夕食をつくることが日常になりつつある。ぼくの指示にできるだけ忠実に動いてもらうのだが、ようやく、やり直しのきかない焼きもの、炒めものに挑戦するようになった。
 おばあちゃんの餃子と炒めご飯は永遠に味わうことができないと思っていた。だから、「最後の晩餐」には何が食べたいかを聴かれたら「おばあちゃんの餃子」と答えていた。
 でも、今度はチャレンジしてみよう。


17. 「この世に生まれて」

この混迷極まる時代に生まれし君よ
流す涙と汗で大地を潤せ
はち切れんばかりの腕力で剣を研げ
熱い魂で麗しい人を守れ
嘆くな 今を感じて明日を尊べ
道を踏みしめ天を仰げ
その先に未来が待っている


北摂の兄貴


18.どんぐりのひとりごと

どんぐり

 この通信が冬眠している間に、世の中はすっかり春・・・・、と言っても、皆様の手元に届くのは初夏・・・・。と、思うと、時が過ぎゆくのって、ほんとに早いですよね。
 どんぐりは、今、なにをしているかって?

 今は、この原稿を書いています。当たり前ですね。え、へへ・・・・・。
それに、やりたかったある通信教育講座を受けたり、子どものお弁当作りに精を出したり、いろんな楽しいことも、いっぱーいしています。仲のよい友達の影響でおしゃれにも、興味を持ち始めています。あ、そうそう、この間清水の舞台から飛び降りたんですよ。なんて、言うと、なにっを?ッて思われるでしょうね。

 思春期の頃から、伸ばしていたことが多かった髪の毛をばっさりとショートカットにした、そのついでに、前から憧れていた、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピアスをしてしまいました〜〜〜!!そうでス、耳に穴を開けて、かわいいイヤリングをしようという魂胆です。
 怖がりの私には、憧れていたものの、ほんまにできるんかいな?という気持ちでした。でも、すごーくしたい、したい、したい。それは遊園地で、絶叫マシーンの前で、怖いけど、乗ってみたい。乗りたい、乗りたい、乗りたい・・・みたいな気持ちでした。インターネットで、ピアスのことについて調べたりとかもして、決意して実行するまで壮大な物語を書けそうですが、紙面が足らないのでやめます。
 友達が、とってもいい病院を探してきてくれて、する前は緊張もしましたが、全然痛くなくできました。今は、娘に毎晩消毒してもらっています。

 でも、その夜すっご〜〜〜くうれしいのと、ファーストピアス、一ヶ月はし続けておかなければならないので、できるかとか、寝返りはできるか、とか、不安で、寝たまま直立不動でした。トッテモ面白い体験でした。

 これから、どんなイヤリングがつけられるか、とっても楽しみです。テンションあがります。ありがとうございました!!



19.介護人‘k’の「何でやね〜ん!」

介護人‘K’

下の画像は縮小版ですので、こちらをクリックして拡大版をご覧下さい。コメントも付いております。

@どこに直したっけ?の巻 


A最初から確認な!の巻


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あ、真似をしてトラブルになっても私、一切関与致しませんから。
次回!「何でやね〜ん!」で何かが起こる!?

投稿コーナー終了


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20. さろんだより

事務局

 こんにちは!2月号の発行が無かったため、半年ぶりのさろんの報告になりますね。今年に入ってからも、たくさんの行事がありました。そんな理由から今回は2ページにわたって紹介したいと思います。

@毎年恒例!豆まきです
 2月の第1週のさろんでは、節分が近い事もあり、豆まきが行われました。
 まずは手作りの鬼の面をみんなで作ります。カラフルな鬼や、かわいい鬼・・・今年もいろんな鬼が現れましたね。それから豆を入れる「さんぼう」を折り紙で作ります。準備はいいですか〜?
 みんなそろったところで豆まきが始まりました。「鬼は〜外!」「鬼は〜外!」って?あれあれ?何だか特定の人が集中してぶつけられてませんか?
 まぁとにかく今年も無事に鬼は退治され、よい節分を迎えられたようですね。豆は歳の数だけ食べましょう。


折り紙で作ったひな壇。
なかなかのもんでしょう?

A3月さろんはひな祭り!
 実際には2月の第3週目のさろんでした。ひな祭りが近いという事で、みなさんに「ひな壇」を作ってもらいましたよ。
 ひな祭り=桃の節句は難しい言葉で「上巳の節句(じょうしのせっく)」とも言うそうで、女の子のお祭りとしても有名ですね。
1番上の壇にはお内裏様とお雛様。その下には三人官女、五人囃子・・「あとは誰がいたっけ?」「お家のひな壇は何段だった?」などなど、お話しをしながら折り紙のひな壇は完成しました。
 ところで皆さん三人官女のうちの一人は「お歯黒&眉無し」って知ってました?今だったらまるで罰ゲームですよね。「眉無し」て!(笑)


もの凄い勢いで弾け出すポップコーン。
ホント、もの凄い!

B復活!ポップコーン祭り!
 左写真の機械、何だかわかりますか?実はコレ、「ポップコーン製造マッシーン」なんです。昔、さろんで使っていたものが事務所で眠っていたので、久しぶりに引っ張り出してきたのですが、なかなか迫力?は健在でした。
 豆を投入し、スイッチを入れると、「ブーン・・・」中の温度が高まる音が聞こえてきます。すると・・・「ポン!・・・ポン!」始めはゆっくり、そして、「ポンポンポンポン!ポポポン!ポポポポポ・・・!!!」驚くべきスピード、止まりません。スタッフも参加者も大慌て。
 溶かしたバターと塩をかけたらできあがり。
 みんなでおいしく頂きました。これもまた、さろんの名物となりそうです。





C新年度が始まります。桜です。
 最近のさろんでは、トランプで「ババ抜き」や「7並べ」「神経衰弱」で盛り上がる事が多いですが、事務所の入口に季節に沿った飾り付けを行うのも一つの恒例行事となっています。
 4月のさろんでは、やっぱり「桜」ですね。
 ピンク色の紙を折って切って、折って切って…小さな桜の花びらをたくさん作るのはなかなか時間がかかります。
 折り紙が得意な人、ハサミを使うのが上手な人、テープで貼り付けていく人…
 っという事で完成!(下の写真)
 来月はどんな飾り付けにしようかな〜♪
(加田)

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21. CIL豊中近況/お知らせ  

事務局

 このコーナーは、当センタ−ホームページの「CIL豊中近況」というところから抜粋しました。事務局のようすが少しでも分かっていただけたら嬉しく思います。

≪11月≫
2008/11/5 ホッとしたぁ
点字名刺のデータを入力するノートパソコンが、限界に達しつつありましたが、代わりのパソコンを昨日、日本橋のでんでんタウンで購入しました。今回の物はデスクトップなのですが、無事に点字プリンターへのデータ送信が出来まして、点字名刺を作れる様になりました。この間の点字プリンターに続いて、今回はパソコンも取り替え。だけど、作動してくれて本当にホッとしました。

2008/11/29 対市交渉
毎年行われている対市交渉が、昨日18:00〜21:00まで、福祉センターひまわりにて行われました。会場を埋め尽くす沢山の人が集まった中、初めての参加者も何人か見られました。就労や教育などで、『合理的配慮』がなされているのか、大阪府と豊中市の政策が相反する場合、市としてどうしていくのか、その他沢山の意見交換がなされました。

≪12月≫
2008/12/20 いよいよ明日
本当に月日はアッという間に流れて、いよいよ明日がクリスマスパーティーです。少々天候が不安ですが、みなさん、サンタさんにてるてる坊主を頼みましょう(笑)。準備作業、みなさんお疲れさまです。

2008/12/21 クリスマスパーティー!!
2008年クリスマスパーティーが行われました。あいにくの悪天候に見舞われて、残念ではあったのですが、幸いにしてみなさん、参加することが出来まして、その点はホッと一息でした。詳しくはホームページでも報告を公開しますが、いろいろな演し物で盛り上がって、楽しいパーティーでした。

2008/12/25 クリスマスパーティー反省会
今日は午前中、1時間ほど時間を取り、クリスマスパーティーの反省会を行いました。さまざまな、良い評価、厳しい評価、課題、と意見が相次ぎました。年に一度の大型イベントですから、やはり思い入れを持って、来年以降もやっていきたいです。

2008/12/27 今年も無事終了・・・・・
送迎サービスのみ28日までありますが、その他の事務局の業務は、今日が仕事納めとなりました。最後はみんなで大掃除です。今年もいろいろありましたが、充実した1年になったと思っています。来年は、制度など、大きな変動が予想される年になりそうです。今年1年、お疲れさまでした。

≪1月≫
2009/1/7 本年もよろしくお願いします
新年を迎えまして、おめでとうございます。1月5日(送迎や事務は4日)より、今年の仕事が始まりました。今年は少しでも、去年より良い1年になればいいな、と・・・・・。みなさん、本年もよろしくお願いします。

2009/1/10 ILP講座
年明け最初の週末の今日、ILP講座の3回目が行われました。今日は交通と栄養管理でしたが、両講師とも緊張しながらも、たくさんの講話をしたと思います。寒くなった今日ですけど、1名欠席はあったものの、受講生のみなさん、元気に参加してくれました。

2009/1/19 インフルエンザ
今年もインフルエンザが流行りはじめました。外出から帰ったらうがい、手洗いを心がけましょう。手洗いは20秒以上洗わないと細菌が落ちないらしいですよ。

2009/1/30 模擬講座
今日は、2月14日に行われるILP講座(第8,9回)の模擬講座を行いました。なかなかみなさん、準備も万端で、今から既に、よくまとまっていたと思います。当日が楽しみですね。

≪2月≫
2009/2/16 早くも2月後半
今月になってから更新がありませんでしたが、2月も後半になりました。今月になって、えんコラフェスタや介護講習会などがありました。今年は早くも花粉が出ていますが、みなさん身体は大丈夫ですか?

2009/2/21 花粉症
今年は早くから花粉が飛び出しました。先週くらいから急に目がかゆくなり、鼻も出てきました。これからしばらくは目薬とティッシュが手放せなくなりそうです。みなさんは大丈夫ですか?

2009/2/27 会議
今日は一日会議でした。午前中の広報誌編集会議では、ようやく次の広報誌に向けて、具体的に動き始めました。午後からの支援センター会議では、来年度の事業計画について話合ったほか、いろいろ難しい議題がありました。大分時間もオーバーしましたが、いろいろ思いが熱い部分も見られましたね。

≪3月≫
2009/3/2 まだまだ寒いですが
寒い日がまだ続いていますが、3月になりました。せめてホームページだけでも一足早く春の息吹をと、壁紙を春バージョンに変えました。さて、昨日は介護福祉士の実技試験が行われましたね。受験された方、出来栄えやいかに・・・・・?

2009/3/11 準備着々
来たる20日の市民講座に向けて、最終の準備が進んでいます。今年度もあと20日となりましたが、最後の大きな行事をぜひ成功させたいと思います。

2009/3/30 熱帯魚
先週土曜日、ヘルパーステーションで飼っている熱帯魚に子供が生まれました。一度に10匹以上生まれました。これからの成長が楽しみです。


≪4月≫
2009/4/6 新年度
今週は暖かい日が続くようです。桜も見頃ですね。皆さんお花見でお酒を飲み過ぎないようにして下さいね。













お知らせ

当センターの外出支援サービスの内容が、一部変わりました。4月1日より、利用回数が月に4回までとなりました(3月までは2回)。また、5月13日より、車の台数も3台に増えております(それまでは2台)。ますます利用しやすくなった外出支援サービスを、今後ともぜひご利用下さい。よろしくお願いします。













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22. サービスのご案内

事務局

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中

TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者自立支援法介護サービス
障害者自立支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・介護予防訪問介護サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
 障害者の自立支援を目的とした、制度外(インフォーマル)サービス。
◇対象者 原則豊中市在住の障害者
◇介助料
 【一般介助】 1時間1,200円
  実費交通費を負担していただきます。
  電車・バス等公共交通代、自転車:50円、車・バイク:100円、必要により駐車代
 【その他】宿泊介助、旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費は利用者負担です。
◇キャンセル料 
前日まで無料。当日は半額です。(上限10,000円)
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
訪問看護サービス
看護師が家庭に訪問し、在宅療養生活の支援をします。
◇サービス提供範囲 豊中市・池田市・箕面市
◇サービス提供時間 月曜〜土曜9時〜18時


豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者相談支援事業(無料)
 障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇福祉サービスの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピアカウンセリング  ◇権利擁護   ◇専門機関の紹介
自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
指定相談支援事業(無料)
 市町村が必要と認めたサービス利用計画作成対象障害者等にサービス利用計画を作成する等の支援をします。
豊中市障害者外出支援サービス
 車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は豊中市に居住し、次に該当する人です。
 @身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 A療育手帳Aを所持している人。
 B腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
 注 15歳未満で車いすを使用していない人は利用できません。
   65歳以上で車いすを使用している人は利用できません(豊中市社会福祉協議会の「ほのぼの号」を利用 (6841−9393)。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29〜1/3を除く)。
◇利用回数 月4回まで利用できます。
◇利用料 4q未満300円〜20q以上2,500円
◇利用区域
 豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 当日キャンセル500円
  点字名刺(送料は一律270円)
◇既存名刺への点字打ち込みの場合 10枚150円
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚300円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚350円
  ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。

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23. 編集後記

編集長 鍛冶克哉

 皆さま、ご無沙汰しております。編集長の鍛冶克哉です。
 約半年ぶりの発行になる「CIL豊中通信」は、いかがだったでしょうか?
 今回の特集は、千里中央の新しいスポットを2カ所紹介させて頂きました。
 千里中央はこの他にも新しいエレベーターなども設置され、どんどんリニューアルが進んでいますので、皆様も出かけてみてはいかがでしょうか。
 豊中駅と岡町駅の間にできた「すこやかプラザ」も記事で取り上げていますのでこちらも出かけてみてはいかがでしょうか。外に出て電動車いすで走り回っている僕にとっては地元にどんどん新しい施設ができ、楽しみでもあり、嬉しい限りです。

 なお、このCIL豊中通信ですが、今年度から年3回(6月、10月、2月)発行となります。
 今後ともご愛読の程、よろしくお願いします。
 それでは、これから梅雨に入り、うっとうしい季節になりますが、皆様体調を崩さないようお気を付け下さい。

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