広報誌『CIL豊中通信』Vol.39

2012年秋号


も く じ




印刷版の表紙
1. 特集:鰍ォるとへ突撃取材 〜障害者雇用最前線〜
         ★今、あなたが捨てたゴミはどこへ行くのでしょう?★

2. CIL豊中 2012年度通常総会報告
3. 『障害児と親、どう向き合うの?』講演会報告
4. 市民講座『目の不自由な人たちからのメッセージ』報告
5. 障害者虐待防止相談窓口がひまわりにできます
6. かんた〜んクッキングコーナー
7. “つながるサロン”
8. 障害者総合支援法って何? 〜国障年豊中シンポジウム〜
9. 学校教育法施行令改正に向けて

広報誌編集部
事務局
事務局
事務局
事務局
どんぐり
事務局
事務局
事務局
みなさんからの、投稿コーナー
10. 短歌
11. ぼくの日曜日
12. どんぐりのひとりごと
13. 哲珍の部屋
岩國久美子/有本葉子
井上康
どんぐり
上田哲郎
14. サロン便りだヨン
15. CIL豊中近況
16. 事務所スタッフのつぶやき
17. サービスのご案内
18. 編集後記
TSW1
事務局
事務局
事務局
赤塚裕子


発行号のエトセトラ 〜秋号〜
実りの秋☆食欲の秋

実りの秋、食欲の秋と何故言われるのか。少し考えてみました。
実りの秋は植物達のこと。日本の四季のパターンでは、夏に栄養を貯め、秋に実り、冬を耐え、春に芽を出し花を咲かせる。この中で秋が『実りの秋』になります。
食欲の秋は動物達のこと。実りの秋にできた果実などを食べて皮下脂肪をつけ、冬を乗り切るための『食欲の秋』です。

しかし、これは自然の中での話です。
日常的に食べ物がある中では「食欲の秋だから!」と、食べ過ぎないように気をつけましょう。いや、気をつけます。



1. 特集:(株)きるとへ突撃取材!!〜障害者雇用最前線〜
  今、あなたが捨てたゴミはどこへ行くのでしょう?

広報誌編集部

 障害者の働く場がまだまだ少ないと言われる中、30人もの障害者雇用を実現させている会社があると聞き、どのように働いているのか、早速スタッフが株式会社『きると』へ取材に行ってきました。
 
(株)きると とは?

 『(株)きると』は、行政からの提案を受け、伊丹市、豊中市2つの市域を越え、【仮称リサイクルセンター設備整備基本計画】の柱である「障害者の雇用」を実現するべく、立ち上げました。
 会社設立にあたり、苦労した点は多くあります。30名の知的障害者雇用を実現するための取り組み、人材・財源・労務・雇用計画など、全てが未知の領域であり、一から情報を収集し、検証、分析を行うと同時に、諸課題について対応していく必要がありました。
 会社が立ち上がる前は、「知的障害者と一緒に働くのはとても大変だ」と周りから言われていましたが、実際に始まると、指導員の方達の心配はなくなっていきました。

仕事内容はごみを手選別すること

 まず豊中市と伊丹市のゴミが収集車で運ばれ、ゴミ処理場に集結します。建物内には(株)きるとを含めて3社、4社が入っており、ごみはそれぞれの業者に引き取られます。(株)きるとでは、資源化物である缶・プラスチック・ペットボトルの手選別業務の委託を受けています。私達がよく利用するペットボトルも、最初にここで手選別によって異物を取り除き、粉砕されてワイシャツなどの衣類・ボールペン・洗剤などの容器に生まれ変わっていきます。

まずは社員の方へインタビュー開始 山のようなペットボトルたち

働く様子を教えて下さい!

 1日8:15〜16:15までの勤務です。その勤務時間内で、1時間働いて15分休憩します。コンベアは1日の内、午前中3回、午後から2回、計5回運転していますが、夏はゴミの量が多いため、回数を増やしています。残業の日は1日6回運転して、休憩時間をいつもより5分多い20分とるようにしています。
 1月〜3月までは、1日1〜2回程しかコンベアを運転しませんでしたが、ペットボトルも缶も増加傾向にあるため今は5回運転しています。それだけ量が増えているということです。休憩時間が15〜20分と聞くと、長いと思われてしまいがちですが、休憩室に入る前に靴を履き替えて、マスク・軍手・ゴム手袋・エプロン・腕カバー・ゴーグル・帽子を全て取り、ゴム手袋を洗います。そして休憩室に入ってからもう一度手を洗い、うがいをしてからようやく休憩ができます。また、作業に入る前も同じように準備がいるため、ゆっくり休憩ができるのは5分くらいです。なぜ全て取らなければならないかというと、衛生面に気を遣っているからです。
 仕事は数人一組の班で行われ、その内の一人がリーダーとなり、左腕に黄色い腕章をつけ、責任を持って、終礼や反省会、話し合いなどを率先して行います。月に1回程度、リーダーだけが集まってミーティングを行い、話し合った結果をみんなに発表しています。
 各班に指導員が一人付いています。指導員は、従業員達が作業しやすい環境を整え、作業習熟をはかるための作業指導が仕事なので、ミーティングなどに直接関わることは少ないということです。

毎月、性能試験があるんです

 手選別を終えた資源化物は、どんどんコンベアで流され、下に落ちて四角い塊になります。これをベールと言います。そのベールの純度が90%を超えているかどうか判定する大変な性能試験が毎月あります。
 もし、ベールの純度が90%を下回るようだと、お金が入ってこなくなる可能性もあります。毎日、異物が混ざらないようにとてもシビアな作業をして、常に余力をもって純度90%を超えるように、みんなで叱咤激励しています。

重装備な作業着 腕章を付けているのがリーダーです。

異物ってどんなものですか?

 異物の中でも危険なものは、やはり割れたガラス瓶・スプレー缶・インシュリンの注射針・針付きの物、時には鉄の塊・車のマフラー、布団の綿のようなものも流れてきます。
 4月以前には、穴をあけずに捨てられたスプレー缶が爆発してしまって、本番さながらの避難訓練になったこともあったそうです。
 ガラスで指先を切ってしまう事故も多発しているので、軍手をした上に頑丈なゴム手袋をして腕カバーなど、防具関係をしっかりしています。
 それでも、ガラス片で指を切ってしまったり、注射針が刺さったりしてしまうと、感染症におかされる可能性もあるので、すごく恐いです。従業員30人と指導員全てを対象に、破傷風とB型肝炎の予防接種はしっかりと行っています。

給与について

 現在は、大阪府の最低賃金を下回らないように給与設定をし、労働条件は正社員なので、社会保険、労働保険、中小企業退職金共済に加入しています。今後は会社の経営状況により昇給、賞与等の検討を行っていきたいとのことでした。

心がけている事 

 社会性を一番大切にしています。その中でも特に心がけていることは、挨拶です。挨拶をしっかりしていると仕事も元気よくできますし、向上心にも繋がります。

作業場にもお邪魔しました

 取材スタッフが作業場へお邪魔すると、果物の腐った臭いや、いろいろなものが醗酵したような何とも言えない悪臭のする中、みんなが気持ちよく挨拶してくださいました。その姿がすがすがしく、思わず微笑んでしまいました。
 大変な仕事だけど、みんなが楽しそうに生き生きと、そして時にはお互いを励まし合いながら作業をしていました。

電池・おろし金・はさみ・スプレーなど こんな物まで!! コンベア内のゴミの様子














〈指導員からゴミに関してお願い〉

 豊中市で4月からゴミ分別方法が変わりました。「もうめんどくさいから一緒に捨てていいや」というような方が多くて、それをすべて取り除くことはかなり大変です。もっと一人一人が分別を心掛けるように意識してもらえたら嬉しいです。













従業員の方達にインタビュー

 今回は従業員の方達の貴重な休憩時間を少し頂戴し、インタビューをさせて頂きました。最初に答えてくれた従業員は、前田さん、矢村さん、山城さんの3人です。

(マエダ・ヤムラ・ヤマシロ) よろしくお願いします。

★この会社を希望した動機は?入社経緯を教えて下さい。

(マエダ) 私は2月に入社して6ヶ月目です。始めは同じことを何回も聞いてスタッフに注意されながら、プラスチック容器の処理の仕方は覚えました。4月からペットボトルの手選別をやっています。始めは散らかしていたけど、最近は散らかさないようになったので、スタッフに褒められました。得意はペットボトルのキャップ、ラベル剥がしです。

元気な従業員たち

(ヤムラ) 僕は高校を卒業したばかりだけど、4月に入社しまして、まだ6ヶ月は経っていないけど、頑張ってやっていきたいと思っています。

(ヤマシロ) 高校卒業した後は引っ越し会社に就職したけど、やっぱり引っ越しなので、夏場とかエレベーターがないマンションだと5階まで階段で荷物を運ばないといけないという仕事で、体力の限界を感じて3ヶ月で辞めてしまった。今度は仕事を探すためにハローワークに通い、掃除や工場の面接を何社か受けたけど、不景気でなかなか受からなかった。ハローワークの人に『きると』の求人を紹介してもらい、それで受けました。

★毎日、働いていてやりがいはありますか?

(ヤムラ) 最初は仕事がわからなかったけど、今はわかるようになってきました。プラスチックか異物がわかるようになってきました。

(ヤマシロ) 最初、やる前は内容だけ聞いたら(言い方はあれですけど)楽かなって思っていたんだけど、実際にやってみたら結構体力勝負です。でもとてもやりがいはある。

★今の仕事は楽しいですか?これからも頑張っていきたいですか?

(マエダ・ヤムラ・ヤマシロ) 楽しいです!頑張っていきたいです。

それぞれの課題表

★どんな点が一番大変でしたか?苦手なことはありますか?

(マエダ) 注意された点は、プラスチック容器を大きく広げて掃除すること。ごみの見逃しも減らすように頑張っていきます。落ち着いて探すようにしています。

(ヤムラ) みんなと違って背が低いから、コンベアから取れるものに限界があります。けれど今は頑張って、いろいろと自分で考えながら工夫して、自分の弱点の課題(コンベアの横に張り付けている表)をクリアしていってます。

(ヤマシロ) 作業で苦手はないけど、夏場は臭いがちょっと大変でした。臭いはもう慣れてきました。

★ありがとうございました。作業を頑張って下さい。

 休憩の兼ね合いの為、従業員交代をしました。メンバーは郷さん、門田さん、平野さんです。

(ゴウ・カドタ・ヒラノ) よろしくお願いします。

★この会社の一番の特色(いいなぁと思うところ)は?

10代から40代までの従業員たち

(ゴウ) みんな仲良くできる。

(カドタ) みんないっぱいいて作業が楽しくていいなぁと思います。

(ヒラノ) みんなと楽しく話したり・・・。

(ミヤナリ〈指導員〉) 会社の中で友達付き合いも多くなり、休日も映画に行ったり、カラオケに行ったり、ご飯に行ったりしています。

★仕事をするにあたって一番心掛けていることはありますか?気を付けないといけないなぁと思っていることはありますか?

(ゴウ) いろんな異物や汚れている物が流れてきて、臭いもすごいけど、それを取り除くこと。重い物も流れてくるので。

(カドタ) けがをしないようにすること。

(ヒラノ) ほかの人への嫌がらせや、悪口を言うことをしない様にしています。

★もし、けがをしてしまったらどうしますか?

(カドタ) スタッフの人に手当てをしてもらいます。

★ここにきて「自分が変わった!」と思う点はありますか?

(ゴウ) もう一回ここで『働ける』って思える(何かあっても立ち直れる)ことかな。楽しいです。

(カドタ) ここの会社に入れて良かった。働くことの楽しさを知りました。

(ヒラノ) この会社に入って、優しい人ばかりで安心して自分の仕事ができます。

★これから先、目標としていることや夢はありますか?

下にまで落ちるくらい多いゴミの量

(ゴウ) 出来るだけここの会社で働いていきたいです。

(カドタ) この先ずっとみんなと働けたらいいなって思います。

(ヒラノ) ずっと毎日働いて、お金を貯めて、ディズニーランドとか、色んな所へ行きたいです。

★みんなの力でこの会社を大きくしたいですか?

(ゴウ・カドタ・ヒラノ) したいと思っています。

★市民の方へ、ゴミの分別の時に気を付けてほしいことはありますか?

(ゴウ) 鉄や危険物、ハサミや注射針は危ないから別にしてほしい。

(カドタ) ちゃんと分別してほしいです。

(ヒラノ) 三角の形をした尖ったアルミとか、よく見て捨ててほしい。

★市民の方にわかってもらうには、どうしたらいいと思いますか?

(ゴウ) 出来るだけ分別をちゃんとしてほしいとご近所さんに伝える。

★休憩中に貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

(ゴウ・カドタ・ヒラノ) ありがとうございました。













〈従業員の仕事を日々見つめる、指導員の想い〉

 障害者が行う手選別ではなく、いい作業、いい手選別が出来ているのがたまたま障害者というだけで、障害の有無に関係なく、良い仕事が出来ることを知ってほしいです。













最後に取材班が思ったこと

 ゴミは、私たちが普通に生活していたら、出てくるのは必然的で、捨てる側はいくらでも何でも捨てられます。たまに、ゴミ収集場所に「きょうは、このゴミの日ではありません」と、置いて行かれているゴミを見たことはありませんか?もう一度、ゴミの捨て方を見直し、めんどくさいと思わず、ゴミの仕事にかかわる人たちの苦労を思いながら捨てたいです。

おわりに

 今回取材しました(株)きるとは、障害者がメインで働く、今ではまだ珍しい会社です。障害者雇用の場を充実させることは、まだまだ遅れているのが現状ですが、きるとを先駆けとして、より多くの障害者たちが雇用される世の中になればいいと思います。そのためにも、一人でも多くの人にこの記事を読んで頂きたいというのが、今の率直な思いですね。
(担当:瀧本・塚原・赤塚)

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2. CIL豊中 2012年度通常総会報告

事務局

 去る6月17日(日)、豊中市立蛍池公民館にて特定非営利活動法人CIL豊中2012年度通常総会が開催されました。午後1時30分に開会宣言、徳山理事長による開会挨拶の後、徳山理事長を議長として審議が始まりました。
 出席者から、相談支援は事業者の都合を優先されがちだが、CIL豊中では利用者本位の相談支援であってほしいと発言がありました。これに対して、そのように心がけていますと回答がありました。また、同行援護を希望しているのに重度訪問介護の支給決定を行政から無理矢理されている、複数事業所との調整等自分ではしんどいので特定相談支援を利用したいと発言がありました。これに対して、個別の相談は常時受け付けていますので、後日支援センターにご相談下さいと回答がありました。
 以上のような質疑を経て議案は全て原案どおり承認可決され、午後3時40分に閉会しました。
議事
 第1号議案 2011年度事業報告及び決算の件
 第2号議案 定款変更の件
報告事項
 2012年度事業計画及び予算

《2011年度事業報告及び決算》
 2011年度は、障害者自立支援法における在宅福祉サービスとして、居宅介護、重度訪問介護、移動支援、豊中市障害者相談支援事業、指定相談支援、10月から視覚障害者の同行援護、11月から重度障害児を対象とした児童デイサービスを行った。介護保険における在宅サービスとして、訪問介護、介護予防訪問介護、訪問看護(医療保険含む)、介護予防訪問看護を行い、障害者(児)及び高齢者の地域生活の支援を行った。
 障害者自立支援法改定が段階的に施行される中、障害者制度改革推進会議の骨格提言を受けて新しい障害福祉制度の厚生労働省案が示された。しかし、厚生労働省案は改革推進会議の提言をほとんど無視した現状維持の内容になっていた。これまでの当事者を含めた改革推進会議は一体なんだったのかとたちまち批判が集中し、与党ワーキングチームで見直され、「障害者総合支援法」が国会に上程された。障害者総合支援法は、骨格提言を少しは取り入れたものの、ほとんどは今後の検討課題として先送りと言う内容になっている。今後、障害者総合支援法が障害者が当たり前に地域で生活できる制度に肉付けされていくのか注視が必要。
 豊中市障害者外出支援サービス事業は多くの利用があり、障害者の外出や社会参加の一助を担った。イベントとしては、恒例のクリスマスパーティーを行った。また、障害程度区分認定調査、豊中市障害者給食サービス訪問聴き取り、点字名刺事業、豊中安心キット訪問説明相談業務を行った。

■豊中市障害者相談支援事業(豊中市委託事業)
○相談・支援件数 824件
○市民講座
 第1回 「災害と障害者」
 第2回 「中途障害からの立ち直りと社会復帰」
○自立生活プログラム講座 全10回
○体験講座 「つめたぁいデザートをつくろう」
○他講座等 開放サロン 23回
○自立生活体験室 宿泊利用80泊、デイ利用40回
○広報誌、ホームページ等にて情報提供
 広報誌「CIL豊中通信」3回 各約900部(点字、音訳、メール版含む)
■豊中市障害者給食サービス訪問聴き取り(豊中市委託事業)実施数16件
■豊中市障害者外出支援サービス事業(豊中市補助事業)運行回数2245回
■イベント クリスマスパーティー 参加者165名
■点字名刺の作成販売 作成枚数28190枚
■指定相談支援 利用者数2人
■障害程度区分認定調査(豊中市等委託事業) 調査件数54件
■障害者自立支援法介護サービス 派遣時間110798時間
■介護保険法介護サービス 派遣時間4285時間
■訪問看護サービス 訪問回数3579回
■児童デイサービス 通所回数440回
■介助サービス(制度外) 派遣時間1524時間
■ヘルパー養成講座実習生受け入れ 延128人
■豊中安心キット訪問説明相談(豊中市委託事業) 3件

活動計算書
2011年4月1日〜2012年3月31日(単位:円)
T 経常収益
  1.受取会費
  2.受取寄付金
  3.受取補助金等
  4.事業収益
  5.その他収益
U 経常費用
  1.事業費
  2.管理費

33,799,656
129,650
31,377,062
393,668,207
413,574

404,217,129
550,155
V 経常外収益
     経常外収益
W 経常外費用
     経常外費用
税引前当期正味財産増減額
当期法人税等
当期正味財産増減額
前期繰越正味財産額
次期繰越正味財産額

0

159,061
20,784,148
6,700,000
14,084,148
118,774,611
132,858,759


《定款変更》
 障害者自立支援法、児童福祉法及びNPO法の改正等にともない定款の変更が必要になった。内容は、法人名称登記をカタカナから英字へ(設立当時は英字を使えなかった)、新規事業の追加及び事業項目の整理、代表権の明確化、会計基準の収支から活動への変更等。

《2012年度事業計画及び活動予算》
 障害者自立支援法における在宅福祉サービスとして、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、移動支援、豊中市障害者相談支援事業、4月に創設される特定相談支援、一般相談支援を行う。児童福祉法改定により4月に創設される放課後等デイサービス及び児童発達支援(旧児童デイサービス)、障害児相談支援を行う。介護保険は、訪問介護、介護予防訪問介護、訪問看護(医療保険を含む)、介護予防訪問看護を行う。また、豊中市障害者外出支援サービス事業、豊中市障害者給食サービス訪問聴き取り、点字名刺事業、障害程度区分認定調査を引き続き行う。
 障害者自立支援法、児童福祉法、介護保険法の改定が4月に一斉に行われる。改定に伴う新事業や既成事業の改定等にしっかり対応していかなければならない。また、「障害者総合支援法」など国の障害者施策の動向も注視が必要である。 
 本年度予算は約430,000,000円
(徳山)

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3. 『障害児と親、どう向き合うの?』 講演会報告

事務局

※画像など、詳しい報告はこちらのページをご覧下さい。

 2012年5月30日(水)、『障害児と親、どう向き合うの? 〜ちょうどええ親子の距離感って何やろか?〜』講演会を開催しました。
 日頃、「ウチの子は障害が重度だから自立は無理だ」、「親が最後まで責任を持つのは当然」という親の考えを聞くことが多かった中で、今回、我が子の自立を巡って色々思いがある障害児の親を対象に、専門職の目線ではなく、同じ障害児の親の目線による講演会を、行いたいと思いました。
 講師は、自立している重度の身体・知的障害者の親である井上千都さんと、自立している重度の知的障害者の親である入江まさ子さんにお願いしました。

○井上千都さん○
 井上さんの息子は現在26歳で、身体障害1級と療育手帳Aの手帳を持っています。箕面市内のマンションを借りたケアホームで生活しており、日中は箕面市内の生活介護施設に通っています。
 井上さんは、まだ息子が小さい時から、将来の我が子の自立について漠然と考えていました。2歳の時に療育施設に通い始め、そこで既に親子分離を体験させていたのです。その後、保育所に通う様になってさらに色々な人に育ててもらう様になり、自らも積極的に人と関わろうとする息子を見て、「いずれ大人になったら、家から離れて人の中で生活出来たらいいな」と思ったそうです。
 小学校は地域の学校に進んだのですが、井上さんが所属する親の会主催の宿泊体験に、息子も参加していました。しかし当時はまだ3年生だったので、実際には夜になれば家に帰ってくるという条件だったのですが、息子はしばしば、「楽しいからこのまま泊まっていく」と言って、翌朝、宿泊施設から直接学校に通ったという事です。親の努力もさることながら、息子本人も、社会との交流意欲が元々高い子どもだったのだなという印象を受けました。
 井上さんは、父母の会など、いろいろな社会活動に積極的に関わっていきましたが、その根底には常に、「自分の息子は、色々な人に支えてもらわないといけないのだから」という気持ちがあったといいます。実際、そうして関わる中で、先輩の親から、「こういう風に育てたい、と思っていたら、子どもが大きくなったらその通りになるよ」というアドバイスを得られ、大変心強い思いがしました。
 息子は二十歳の時に自立を果たし、その時も、新しい生活には早く慣れたということです。最後に井上さんからのメッセージです。
 「うちの子は障害が重度だから自立なんか無理だ、という母親がいますが、そうではありません。必ずその人に合った自立の仕方があるし、親も自分の周りに人の輪を作って、行政などを動かす力を持つ事が大切です」。

○入江まさ子さん○
 入江さんの息子は現在42歳です。療育手帳Aの手帳を持っており、言葉によるコミュニケーションはありません。豊中市内の一軒家を借りて、24時間介護者付きで自立生活をしています。少年時代は、ブランコでフルスイングをするのが好きで、生傷も絶えないヤンチャな子どもでした。中学生の時、家で過食症状態となり、夜も眠らなくなりました。原因は、同級生からのイジメである事が判りました。思い詰めた入江さんはある日、箕面山までドライブに行き、そのままガードレールの向こうへ突っ込もうと考えました。しかし何とか思い留まります。
 1985(昭和60)年3月、息子は高校を卒業しましたが、当時の豊中には、卒業後の行き場がほとんどありませんでした。入江さんは、所属している親の会の活動としてバザーを開いたり、売るための商品自体を作ったりして資金を集め、作業所を創設しました。卒業1年後の1986年4月、『通所授産所よ〜い・ドン』が開所され、作業所内で、自立に向けての勉強会も定期的に行う様になりました。一方で息子は入眠剤を服用するなど、状態はこの時も不安定でした。そして勉強会を重ねる中で、「誰かが実際に自立をしてみないと、話だけでは分からない」という結論になり、入江さんが、「では是非ウチの息子を」と名乗りを上げたのです。
 幸い、作業所がお世話になっている不動産屋が、丁度良い一軒家を見付け、息子は1995(平成7)年9月、自立生活に踏み切りました。半ば見切り発車でしたが、よ〜い・ドンのスタッフを始め、未経験のボランティアに支えられてのスタートでした。まだ制度も存在せず、『自立する障害者は身体障害者に限る』という考え方しか無かった時代、ある親からは「貴方は息子を捨てたのね」と心無い言葉を浴びせられ、ショックと悔しさで落ち込みました。しかし「思い切って自立させて良かったね」と涙ながらに称えてくれる人もいて、勇気付けられました。
 それから17年、知的障害者の自立のパイオニアとなった、入江さんの息子は、今の生活を受け入れ、穏やかに暮らしています。最後に入江さんのメッセージ:
 「親は何でも解っているという思い込みが、子どもの成長を妨げる事もある。言葉が無い障害者でも生きる力を持っていて、つたないながらもコミュニケーションを取る事で、生きる能力が高まる」。
(担当:根箭)

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4. 市民講座『目の不自由な人たちからのメッセージ』報告

事務局

※画像など、詳しい報告はこちらのページをご覧下さい。

 2012年7月1日(日)、今年度第1回市民講座を開催しました。
 今回は視覚障害をテーマとして取り上げ、視覚障害当事者の、昨今のバリアフリー化に対する受け止め方や、様々な“目の見え方”の違いについて、当事者である野々村智子さんに講演して頂きました。
 そして、視覚障害者の生活を支える上で重要なパートナーとなる盲導犬について、最近まで盲導犬訓練士をされていた、田原恒二さんに講演して頂きました。

野々村智子さん
 「皆さんは視覚障害者に対して、どの様なイメージをお持ちですか?」
 開口一番、会場に問い掛けるところから、野々村さんの講演は始まりました。
 「記憶力が優れているというイメージ」、「自分は中途で全盲になったが、見えていた時は、視覚障害者は全員先天性だと思っていた」といった回答が返ってきました。
 「私は弱視という視覚障害です」と野々村さんは語りました。一般の人の中には、視覚障害者=全員全盲と思い込んでいる人も、少なからずいるそうです。しかし実際には7:3の割合で、弱視の人が全盲の人より多く、また弱視と一口に言っても、見え方は人によって千差万別です。野々村さんの場合は、イスの色や、どの辺りの席に人が座っているかというのは、判るという事でした。 
 中には、白黒の濃淡でのみ物が見えるという人もいて、そういう人にとっての天敵は、「カラフルなバス路線図」なのだとか。
 野々村さんが参加者に一番伝えたかったメッセージは、「見えない人にとっての“情報”というのは、今、自分の周りに在る物がどんな状況で、自分はどの位置にどう身を置けば良いのかを伝えてくれる事」です。例えば、結婚式に行って新郎新婦が入場してくる時、どちらから入ってきて、自分はどちらを向いて拍手をすればよいのか?これは大事なことですよね。日頃、周りの人が声を掛けてくれるのは非常に有難いのですが、一面的な印象から思い込まない様、皆が当事者の言葉に耳を傾ける事を、野々村さんは願っています。

田原恒二さん
 デモンストレーション用の盲導犬ボルトと共に登場した田原さんは、訓練士になった当初、盲導犬のユーザーである視覚障害者とのコミュニケーションが、全然上手くいきませんでした。どうしても“見える人の目線”でしか情報提供が出来なかったため、ユーザー本人が今どんな情報を求めているのかを汲み取れず、一生懸命、余計な解説をし続けては空回りしていたのです。
 ある日、たまりかねたユーザーから、「田原さんは説明し過ぎるからうるさい!私が質問する事に対してだけ、例えば○○は?と訊いたら××です、という様に答えて」と言われました。その一言が目から鱗だったという田原さんは、その後、ユーザーと噛み合うコミュニケーションを取れる様になっていきました。
 「実際に犬と暮らすのは飽くまでもユーザー。いかにユーザーの意志が盲導犬に反映される様にしていけるかが大切」と、田原さんは気付いたのです。
 ところで現在日本には、全部で10ヶ所の盲導犬訓練施設がありますが、年間作られる頭数は合わせて120頭ほどで、盲導犬希望者が4,700人いるのに対して、あまりにも少ない数です。これは、訓練士の数が絶対的に不足しているのと、いわゆる盲導犬候補の中でも、テストに合格して盲導犬になれる犬は少ないというのが理由です。テストは2段階あり、最初は「音に過敏に反応しないかどうか」、「周りの環境に順応出来るかどうか」がチェックされます。それにパスすると、今度は実際に人と一緒に公道を歩き、例えば「エスカレーターにちゃんと乗れるかどうか」がチェックされるのです。田原さんは言いました。
 「訓練士は犬に対して、“無い力を与える”事は出来ません。飽くまでも、“元々持っている力を引き出す”のが仕事なのです」
 犬の持つ素晴らしい力に驚かされた事も、多々ありました。その一つが、反復練習無しで、一瞬でユーザーの歩き方を思い出す、というものです。
 「盲導犬はストレスが多いので寿命が短い」とも世間ではよく言われますが、実際は逆で、長生きする犬の方が多いです。理由は、ユーザーが常に犬の健康を気遣ってベストの食事を与え続けるため、胃腸が大変きれいなのです。
 
 最後に、当日は悪天候の中、約35名の参加者がお越し下さいました。野々村さん、田原さん、参加者の皆さん、そしてデモ犬のボルトちゃん、どうも有難うございました。
(担当:根箭)

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5. 障害者虐待防止相談窓口がひまわりにできます

事務局

 10月1日より、障害者虐待防止法施行に伴い、豊中市でも稲津町にある「障害福祉センターひまわり」2階に障害者虐待防止相談窓口が設置されました。

なぜできたか
 昨年の広報誌でも掲載しましたが、障害者虐待防止法の概略をもう一度振り返ってみます。柱は大きく三本です。

1障害者虐待の定義が明確になる
 養護者(現に養護している者、家族以外の者も含む)、障害者福祉施設従事者等(障害者福祉施設・障害福祉サービス事業所に従事する職員)、使用者(障害者を雇用する事業主など)が、障害者に対して@身体的虐待A性的虐待B心理的虐待C放棄・放任D経済的虐待をおこなうことを障害者虐待と定められました。

2通報の義務
 国民には、障害者虐待を発見した場合、すみやかに市町村窓口に通報する義務が定められました。

3障害者虐待に関する通報・相談窓口の設置
 各都道府県には「人権擁護センター機能」市町村には「障害者虐待防止センター機能」を設置することが定められました。

障害者虐待相談窓口の業務
@障害者虐待の相談や通報の受理。
A養護者による障害者虐待の防止や、虐待を受けた障害者の保護・相談・指導・助言。
B障害者虐待の防止と養護者支援に関する広報・啓発。
 以上のように、障害者虐待の防止と養護者支援に関する業務を行います。また必要な場合は一時的な居室の確保や成年後見制度の市長申し立てなどもします。

障害者虐待かな?と思ったら 〜虐待の判断に当たってのポイント〜

@虐待をしているという「自覚」は問わない。
 しつけや指導、療育の名のもとに虐待とは気付かずにおこなわれる行為など、虐待をしている側に自覚がない場合があります。
A障害者本人の「自覚」は問わない。
 障害の特性から、障害者自身が自分のされていることを虐待ととらえない場合があります。
B親や家族の意向が障害者本人のニーズと異なる場合があります。
 施設や就労先で障害者本人が虐待を受けて苦しんでいても、障害者の家族側がお世話になっている、他に行き場がないという気持ちから「これぐらいは仕方がない」と虐待側を擁護することがあります。
 虐待の客感的事実を確認し、障害者本人の目線で虐待を判断することが重要です。

今後は
本格的に始まったこの障害者虐待防止法。この法律の最大の目的は、「虐待している側を罰するもの」ではなく、あくまでも「障害者の尊厳を守るもの」です。しかし、まだまだ医療分野や教育分野での虐待は対象になっていないといった不十分な面も残されています。
 一方では、実際に虐待だと思われる通報や相談が窓口に飛び込んできているそうです。今まで普通に行われてきた事が、実は虐待だったりすることもたくさん出てくるのかなと思います。
 
最後に
 障害者の尊厳を守る為に出来る事は、まずは相談する事から始まるのではないかと思います。虐待ではないかと思ったら、勇気を出して窓口に相談してみて下さい。

問い合わせ:豊中市障害福祉課相談支援係 障害福祉センターひまわり内分室
電話  06-6863-7060   FAX 06-6863-7063

(上田)

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6. かんた〜んクッキングコーナー

どんぐり

 暑い暑い夏、と書きたいところですが、でも、書けません。今は秋ですものね。
 皆さん、食欲の秋ですね。おいしいもの、いっぱい食べましょう。
最近と言っても夏になる前の話、ここの編集長の赤塚さんから、簡単にできる春巻きを教えてもらって、ヘルパーさんに作ってもらったら、おいしかったので紹介しますね。
 豚肉のこま切れと市販のキムチを炒めて、とろけるチーズと小さく切ったおもちをのせ、春巻きの皮に巻き包んで、小麦粉を水で溶いてのりにして止めて、油で揚げます。また、スーパーにいつものおいしいキムチがない場合(この記事を書いている今が夏なので白菜がない)、野沢菜の漬物と冷蔵庫にある野菜などを豚肉と炒めて、同じようにしてみました。これもまた和風の味わいでおいしく食べられました。
その昔、生春巻きに凝っていて、きゅうり、カイワレ大根や千切りにんじん、レタス、たまねぎ、などの生野菜と、チーズ、ゆでたエビ、カニかまぼこ、焼き肉など、なんでも巻いて、ポン酢にラー油、こまドレッシング、などの好きなたれにつけて食べていました。楽しかったし、おいしかったです。
 別のヘルパーさんは、バナナや小豆のあんことおもちを、巻いて揚げて食べたとか…。
 いろいろなものが巻けて、楽しい春巻きですね。
ところで、ゴーヤの佃煮って、知ってますか。
 ある自然食系のレストランで食べて、とってもおいしく、つくってみようと思い、お店の人に聞いてみたら、あっさり教えていただけました。作り方も簡単です。
 まずゴーヤを縦半分に切って種などをきれいに取り、横に三日月のように切っていきます。そのゴーヤ1kgに対し、アミエビ50g、実山椒10g、砂糖250g、濃口しょうゆ150t、みりん100tを鍋に入れて、水は入れないで炊くだけです。私は、この10分の1の分量で炊いてみました。少し甘さが勝っているんですが、ゴーヤの苦さも緩和されて、ご飯が進んでしまいました。ゴーヤって、沖縄の野菜と思い込み、馴染みがなく、イコールお豆腐と豚肉の炒め物しか知らなかった私は、勉強になりました。
 これから冬に向かうときに、ゴーヤはないでしょう、と思われたかもしれませんが、覚えておいて来年の夏、作ってみてくださいね。

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7.

つながるサロン

事務局

豊中市障害相談支援ネットワークえん≠フ活動の一つとしてはじめた“つながるサロン”、皆さん、行かれたでしょうか?
 本誌前号でもお伝えしましたとおり、本年4月より千里文化センター「コラボ」の2階交流カフェスペースで、“つながるサロン”を開催しています。
 障害のある人も無い人も地域生活の延長で相談できる場所として、ひらいております。お気軽にお立ち寄りください。
 日々の悩み相談、友達作り、ほっこりした時間を楽しんだりして、自分の好きなようにお過ごし頂けますよ。
 見ているだけ、聞いているだけ、お茶の時間を楽しむ
だけでも勿論OKです。

開催場所 :豊中市千里文化センター「コラボ」
     コラボ2階交流カフェスペース
     豊中市新千里東町1−2−2 
開催日 :毎月第2金曜日
開催時間:午後2時〜午後4時まで(出入りは自由)
参加費 :無料(喫茶利用の場合は実費)

「コラボ」カフェスペース 入口の様子


【問合せ先】 豊中市障害相談ネットワークえん
事務局 豊中市障害福祉課 06−6858−2747

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8. 障害者総合支援法って何?
  〜国障年豊中市民会議シンポジウムが行われました〜

広報誌編集部

※画像など、詳しい報告はこちらのページをご覧下さい。

 2012年6月23日(土)、14:00〜16:00まで、『障害者総合支援法って何?』シンポジウムが、国障年豊中第32回総会の第二部として行われました。
 2010年に『障がい者制度改革推進会議 総合福祉部会』が設置され、障害者自立支援法に代わる法律の制定に向けて検討が進められるも、国は今年3月、これまでの議論を反映させることなく、障害者総合支援法を上程しました。いったい総合支援法とはどんなもので、これまで議論してきたことは何だったのか?講師は、障がい者制度改革推進会議担当室の金政玉さんが務めました。

総合支援法誕生の経緯
 2009年秋に政権交代が実現した際、民主党のマニフェストの中で、『障害者自立支援法を廃止して、新しい法律『障害者総合福祉法(仮称)』を制定する』という文言が掲げられました。その後、昨年8月に法作成のための骨格提言が、上記の部会の中で作られ、今年2月には骨子案が示されました。骨子案の作成は厚労省が担当し、名称が総合支援法となったのですが、これには先の骨格提言の内容が全く反映されておらず、部会からは非難轟々でした。そのため、改めて民主党内にワーキングチームが作られ、そこで法案を練っていこうという事になったのです。それでも、衆議院ではたったの3〜4時間だけの協議を経て可決され、去る6月20日、参議院でも成立となりました。

総合支援法のポイント 
@区分認定制度は残る
 これまでの自立支援法の中でも特に『問題有り!』と指摘されていたのは、障害程度区分です。障害者の実態に合わない区分設定は、筆者としても大変疑問に感じていました。しかし総合支援法では、名称が『障害支援区分』に変わり、【特に知的障害者や精神障害者の特性に応じたやり方に改める】となったものの、区分制度そのものは残るという結果になりました。

A手帳が無くてもサービス支給
 障害者の制度を利用するためには、手帳の所持が前提とされてきましたが、今回の見直しで、手帳が無くても医師の意見書等があって、実際には何らかの支援が必要だという人については、サービス支給の対象となりました。具体的には、精神障害者や発達障害者、難病の人たちです。これは、これまで制度の谷間に置かれてきた人たちを、救済するという目的があります。

B支援体系を一本化
 現在、支援体系は国裁量と市町村裁量の二本立てになっていますが、特に生活に欠かせない移動支援が市町村裁量になっているのは、納得出来ないことでした。自立支援法の母体が介護保険法であったが故に、移動支援が国裁量にならなかった(介護保険に移動支援が存在しない)のですが、今回の改正では、全ての類型が国裁量となります。また、区分によって分けられていたグループホームとケアホームも、居住支援という枠の中で一本化される事になりました。

C重度訪問介護の範囲の拡大
 身体・家事・移動が一体型となっている(従って結果的に移動も国から支給となる)重度訪問介護は、これまで身体障害者のみが対象でした。それに対して、前述のワーキングチームやDPI(障害者インターナショナル)日本会議から、「どんな人でも使える様、範囲を拡大すべき」との主張がなされ、今改正では、知的障害者や発達障害者も、重度訪問介護の対象となりました。

パネリストの発言から
 当日は障大連の西尾元秀さんと、当センターの上田哲郎がパネリストとして発言しました。以下に二人の発言を要約し、そのまま記事の結びとします。

西尾: 政権が代わった頃は、『これから大きく変わるかも知れない』という期待感も強かった。それが最近では、怒りを通り越して諦めの心境になってきている。今回の総合支援法の概要を見て、『この程度の変更で新法と言えるのか?』と疑問を覚えた。国に影響を及ぼしていく上で、私たちはまだまだ力不足。これからも大きく手をつないでやっていきたい。

上田:
区分判定制度がある限り、障害者が地域でいきいきと生活するのは難しいと感じている。障害というものが、親の中でマイナスのイメージになってしまうのか?と感じる事もよくあるが、その背景には制度の、特に区分のやり方が、障害=マイナスと捉える事を誘発しているというのがあると思う。

(担当:根箭)

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9. 学校教育法施行令改正に向けて

事務局

はじめに
 去る6月14日参議院議員会館で「インクルージブ教育推進議員連盟」の総会と院内集会が行われました。学校教育法施行令第5条の改正が行われるという事で、正しく改正されればという気持ちと、何か発信できればという思いで参加してきました。北海道から広島まで全国から障害当事者、家族、教職員、福祉職員が集まり、議員以外の参加も180名と会場は埋め尽くされました。文科省からの参加は、副大臣と大臣政務官でした。大臣政務官は最初から最後まで参加されフロアからの活発な意見も聞き入っていました。

なんでこのような動きが必要か
 全国的には小学校に障害児が入学する場合は、学校教育法施行令という法律の就学基準に基づいて、就学する先を市町村の教育委員会が決めるというのが今の流れです。豊中のように、地域の友達と同じ学校に行きたいという本人や家族の思いで普通学級に入ることが認められても、あくまでも「例外」扱いとされてしまうのです。他県や他市町村では教育委員会や学校から圧力を受け、普通学級で地域の友達と過ごす事が出来ない等の事例が後を絶たずに起こっています。
 文部科学省では今、この学校教育法令の「改正」作業を急ピッチで進めています。理由としては国際的なルールである障害者権利条約の批准に向けて、障害児と健常児が地域の小中学校の普通学級で一緒に過ごす事を原則認めていない現行の法令を、インクルージブ教育に沿った中身に変えていく必要があるからです。

私たちの思い
 学校教育法改正にあたり、 障害児が地域の小中学校の普通学級で健常児と一緒に過ごす事を認め、地域の小中学校への就学通知が全員に送られることこそが、障害者権利条約を批准していく大前提であり、インクルージブ教育の本当の意味はそこにあると、全国団体である日本障害フォーラムや障害児を普通学校へ・全国連絡会は長年訴えてきました。それには豊中の過半数の障害者団体も賛同していたと思います。

文部科学省としては
 ところが、文部科学省が考案する改正の実体は、保護者や本人の思いを最大限は尊重するとしているものの、最終的な決定権は市町村教育委員会にあるといった、これまでと変わらない方向であったり、障害児と健常児を分け隔てて教育を受けさせる、分離の原則に立つ特別支援教育を展開することが日本型インクルージブ教育であるという、これまで豊中が先進的な取り組みとして行ってきた、障害児と健常児が地域の小中学校の普通学級で一緒に過ごすともに学び・ともに育つを目指しているとはいえないものになりそうです。

院内集会では
 まずは議員連盟の稲見幹事長から、障害のある子どもの就学先決定の手続きに関する学校教育法施行令議連改正案についての説明があり、その改正案を平野文部科学大臣への申し入れたという報告を受けました。
 次に文部科学省の担当者から、今日は当事者の生の声をしっかり聴かせていただきますという発言と、文部科学省の改定案の説明がありました。
 続いて日本障害フォーラムから、幹事会副議長の久松さん、障害者権利条約小委員長の尾上さん、差別禁止法制小委員会委員長の大田さんと副委員長の新谷さんが発言されました。日本障害フォーラムがインクルージブ教育に関心のある点は、障害児と健常児がともに学ぶ中で、地域の学校で学ぶというシステムを作り、体制整備や整備環境をどうするかという点と、地域の学校で学んでいる障害児に対する「合理的配慮」をどうするかであり、この2点を解決していくためには、障害者権利条約や差別禁止法の観点からみても、施行令第5条の改正は最低条件であると強く発言がありました。
 時間も押していく一方で当事者や保護者から、養護学校から地域の学校へ転校時の大変だった経験や、養護学校や養護学級に本人や家族の思いとは関係なく振り分けられていく現在の問題点、地域で当たり前に生きていくためには普通学級で過ごさないと行けないこと、当時の苦しかった思いや現在の壁など当事者や家族だからこその声があがりました。

最後に
 今回参加した私に出来た事は、前号の障害児教育についての学習会の記事を稲見幹事長に渡せた事です。豊中の現状を知ってもらい、ともに学ぶ良さをわかって頂ければ嬉しく思います。改正の動きは未だ見え隠れしている状況ですが、何が大事なのかこれからも見守って行きたいです。
(文責:上田)

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みなさんからの、投稿コーナー

 このコーナーでは、みなさんからの作文・詩・短歌・俳句・小説など、投稿作品をご紹介しています。
 作品は随時募集しておりますので、投稿されたい方は、編集部までどしどし投稿して下さい。
 なお、作品数が多くなった場合は、繰り越しで2号先の広報誌に掲載する場合もあります。作品の内容によって考慮は致しますが(季節がテーマの場合など)、あらかじめご了承下さい。

 みなさまの投稿を、お待ちしています。













10.短歌

音楽を
身籠しごと
秋の月
息をこらして
耳を傾く

有本葉子


雨音が
ショパンの調べに
聞えいる
一人の夜の
愛し道ずれ

伊丹市 岩國久美子


11.ぼくの日曜日

海帰 優人

泉谷しげる登場

 炎天下の昼下がりだった。強い日差しに道は白くゆらめいていた。突然、ぼくの視野に激震が襲った。つぎの瞬間、ぼくは道路のど真ん中に仰向けに倒れ、手足をバタバタさせていた。
 ちょうど東南アジア系のしゃれた雑貨屋の前で、あえいでいるぼくに気づいて店の大将が出てきてくれた。小太りでいかにもそれらしいカラフルな麻のつばなし帽をかぶっていた。
 ちょっと話は前後するけれど、なぜぼくが道に倒れてしまったかというと、車いすの後輪が急に外れたのだった。痛みは何も感じなかったし、ケガもまったくしなかった。
 ところで、話を戻す。
 「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた雑貨屋の大将は、ぼくの応えを待つ間もなく、驚くべき話を切り出した。
 「実はぼくは泉谷しげるの友人なんだ」
 その言葉が終るか終らないかのうちに、さらにあっけにとられる出来事が起こった。
 「オレが泉谷しげるだ」「おめえ、わが家に遊びに来ねえか?」
 大将の背中越しに、あのひげもじゃの言動の割に優しい目をした顔が突き出した。

 ぼくは泉谷しげるの家で横たわっていた。ホームごたつを活用したテーブルをはさんで、大将と泉谷しげるがたこ焼きを手際よく焼いている。
 「食うか?」
 泉谷しげるがたこ焼きを口に放り込んでくれた。
 ぼくは、ちょっとだけ友人のミュージシャン「友部正人」氏の家に遊びに行ったとき、泉谷しげるから電話がかかってきたことを話し、
 「昔から泉谷さんのことは知っています」
 などと、得意そうにのけぞって見せた。

 東向きの窓しかないぼくの部屋に、間接的な西日が差しこむ時刻になっていた。ぼくの長い白昼夢は最近の穏やかな心境を映して、「ノホホン」と醒めてしまった。


12.どんぐりのひとりごと

どんぐり

 どんぐり、ころころころがって、海に行ってきました。
 お元気ですか?今年の夏も暑かったですよね。いやー、ほんまに・・・・。
 さて、この夏どこかに行きたい、夏らしいことをしたい、と思いながら過ごしていて、ある時にある雑誌で昔、子どもと海水浴に行った舞子のことが書かれてあるのを見つけて、行きたくなりました。人工浜で、目の前は明石海峡大橋と淡路島です。子どものころから、大きな大きな海が怖いくせに大好きで、海で遊ぶ海水浴が大好き、潮の香りも大好きです。夢は、平穏な海にヨットに乗って、風の吹くままにボーっと浮かんでいたいな。
 阪急電車の梅田で降りて、三番街の2階から新しくできた「ルクア」を通って、JRの改札にすぐ行けるはずだったんですが、エレベーターになかなか乗れない。車いす、ベビーカーなどの専用のところでも、人がいっぱい乗っていて乗れないんです。しかたないから、一度下に降りるエレベーターに乗って、上に上がっていきました。その間、電車を2本乗り損ねてしまいました。こんな苦情は、どこに言えばいいんでしょうか?
 海が見えるホテルのレストランで少し遅いランチを食べ、8月の下旬で海水浴シーズンも終わっていて、人影も疎らで、海岸沿いの道路のコンクリートの上をスイスイと電動車いすで、まるで海の上を水上スキーをしているような感覚で走り抜けることができて気分爽快でした。途中高齢者の賃貸住宅か、高齢者施設の建物が建っていて、「私も、こんな所に住みたいな」「でも地震の時、大津波が来たら逃げられない、こわいな」と、ヘルパーさんと話しながら、心地よい潮風に吹かれていました。そして大きな大きな気持ちになれました。
帰り道、駅までの道を聞いていると、「私、今からちょうど買い物で、駅のほうに出ますからご一緒しましょう」と、品のあるご婦人が声をかけてきてくださり、とてもうれしかったです。道すがら、ご自分の話をしてくださり、私が住みたいと言った高齢者施設の住人であり、そこに来て半年で、前は吹田に住んでいたということで、ここは、景色もよくいいところとは、おっしゃっていましたが、どこかさびしげで、話し相手を求めておられるような、そんな感じがしたのは私だけでしょうか?
たった一日の旅でしたが、いろいろなことを考えさせられました。いつか、大橋を渡って、目指すは淡路島です。


13.哲珍の部屋

上田哲郎

「振り返るお年頃 高校時代でしんどかった事とカチンときた事」

 今回はぶつかるぶつかる!!
 高校は「箕面東高校」へ、そん時は「箕面東高校」相当評判よくなかった。おまけに先生も入れ替りの時期で、転任の先生が8割で、結構進学校から来た先生も多かった。 
 入学前に「障害者問題を考える会」という部活に入部。そこは仲間の輪を広げたり、障害があっても高校に入学できるよう大阪府に要求書を作って署名を集める事をしていた。このきっかけで障害者問題に関わるようになった。
 高校はというと、学ランからブレザーになった1年目で、ポロシャツまで決まってた。1日1回、授業中に先生が教室に服装・頭髪指導をしに来て、服装が少しでもおかしかったり、髪の色が黒くないとチェックされ、3回チェックされると1日停学になってた。見回りが来てはじろじろ見られてたし、髪の色もその日の担当の判断で違ってたりと不愉快だった。先生側はこの子らのためにと思ってたかもしれんけど、どっかの高校が良くなったら、どっかの高校は悪くなるし、権力で全員右を向いたり左を向いたりするのはおかしいと感じてた。例えば障害がゆえに、向きたくても向けない奴もいる。
 先生達に反抗して丸1日別室にいさせられたり、生徒会長もやったけど、そん時は何も変わらなくてくやしかった。せやけどその時「全員が同じではない事を認めあった上で、同じ空間にいるべきである。」事を自分なりに学べたんかなって思うし、これがそれからの自分の目指す基礎になっていった。
 高3時の進路選択で自分は体張った仕事はできへんから、大学を目指す事にした。そんな中で進路指導の先生のすすめで、兵庫県職員採用試験の障害者枠を経験として受ける事に。試験の休み時間、男の人から声かけられて、「どこの養護学校に通ってるの?」この一言は衝撃で腹立たしさを感じた。他県では障害者=養護学校しか行けないんだ、偏見と差別の固まりなんだと。「障害あっても普通校に行ける地域あるって事伝えな!」って思った。よけいに大学に進学したいという強い気持ちに。
 高校の雰囲気が厳しくなってきた事と、試験時に違う目線で見られてた事。この2つの反面教師的な出来事が今の自分の生きる原点で、その考え方が20年変わってない自分は凄いなと思ってしまいました。
 次回も何か書きます。
 


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投稿コーナー終了


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14. サロン便りだヨン

事務局

 こんにちは。
 秋らしい季節になりました。皆さんはどうですか。
 5・6・7・8月のサロンの出来事を書きます。
 5月はひさしぶりにお絵かきをしましたよ。かわいい絵・かわいい飾りを作って、事務所のドアに貼りました。(とても、かわいいでしょう)ウフウフ[^^]




 6月はわらびもちを作りました。参加者と一緒にわらびもちを作る前に 家でわらびもちの練習をしました。上手くいけたけど、当日になって、わらびもちの作り方をド忘れした。冷や汗が出た(――);けど、思い出した。 参加者とスタッフでわいわい言いながら、水とわらびもちの粉でかき回し、冷蔵庫に入れて、30分置いて、出来上がり。1回目は、これがわらびもちか?と思ったけど、2・3回目をやっていくうちに、わらびもちになりましたよ。おいしく食べたで。


 7月は七夕で願いごとや飾り付けをしました。
「お金持ちになれますように。彼氏ができますように。」と書いて、盛り上がりました。

 8月は会話・トランプゲームをしました。
 いつも、トランプゲームをしているけど、その時のドラマがあるので、面白いのだ。

 会話が大好きな人、ゲームをするのが大好きな人はサロンに来てね。 サロンでは、会話したり、絵を描いたりなどします。興味があれば、おこしやす。
 毎月第1・第3の土曜日。
 時間は13時30分から15時。
TSW1より

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15. CIL豊中近況/お知らせ

 このコーナーは、当センタ−ホームページの「CIL豊中近況」から抜粋しました。事務局のようすが少しでも分かっていただけたら嬉しく思います。

≪6月≫
2012/6/6 講座次々
去る5月30日に、「障害児と親、どう向き合うの?」講演会を開催しました(報告ページ参照)。そして7月1日には、市民講座を開催します。講座が続いて、事務局では常にその準備で忙しいです。

2012/6/29 第1回クリスマスパーティー会議
今日、午前中、今年度1回目のクリスマスパーティー会議が行われました。
まだまだ今から夏を迎える時期ですが、CIL豊中では半年前から準備を始めますので、早くもクリスマスに向けて動き出したわけです。気の早い話ですが、果たして今年はどのようなクリスマスパーティーになるのでしょうか・・・・・?

≪7月≫
2012/7/6 新スタッフ
今月から支援センターに、ドライバー以外では久しぶりの新しいスタッフが入りました。4月から研修生として出勤しており、今月から正式にスタッフになったものです。これからもよろしくお願いします。

2012/7/7 七夕さろん
今日は七夕の日でしたが、ちょうど支援センターさろんの日と重なり、さろんではみんなで短冊に願い事を書いて、笹に飾りました。笹は事前に用意していました。

≪8月≫
2012/8/8 予備機オーライ
またもや点字プリンターが故障しました。大口の注文にいざ対応しようとした矢先だったので焦りましたが、恐る恐る予備機を作動させたところ、無事完了しました。取り敢えずはホッと一息ですね。予断は許しませんが・・・・。

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16.

事務所スタッフのつぶやき

事務局

今回も「つぶやき」は大幅2ページ!筆者の思う「ギリギリラインかも!?」は、周りからすれば意外とそうでもないらしいです(汗)。そうなのか?そうなんだ。じゃあ、もっと描いちゃおうかな☆今後も、ぼちぼちノンフィクションで描くので宜しくお願いします。

ザ・マイペース:ドライバー犬1「あの利用者さんは、ノアの方が乗りやすいと思うけどなあ!」ドライバー犬1と2が、一緒になって送迎隊長の熊へ向かって「どう思われますか? 隊長!!!!」呼びかけられて振り向いた隊長。おもむろに「えっ・・・・・なあに?」えへっと困惑笑い。ドライバー犬1と2、おいコラ とおこりながら「聞けよ!」っと心の中で叫んだのでありました。 検尿(脳性マヒ偏):健康診断のトイレにて、脳性マヒのわんこがトイレから出てくる。中身をこぼさないように、受け取り口まで持って行かないと!身体がゆっさゆっさ揺れ出した!!!脳性マヒの特徴は 緊張すると勝手に身体が揺れるのだ。

★筆者の一言補足★
{マイペース}これを隊長から拾いだしたら、きりがないくらいです(;ω;)。
{検尿}脳性マヒブラザーズのコントみたいなノリですが、実話です。


女性の価値って・・・:激安の花束を発見。思わず2束を購入。花束の詳細。一束3種類の花が入り、こじゃれたラッピングをしているにもかかわらず、なんと100円。脳性マヒわんこ「こんなに安くて、見栄えが良くて、豪華なら、女の子を安〜〜〜い花束で堕とせるなあ」 (頭の中では、タキシードに身を包んだ脳性マヒわんこが、ボリューム満点の花束を、女性わんこにプレゼントしている姿が。女性わんこは目をハートにして素敵!と喜んでいる。しかし、その花束はなんと500円程度で済んでいる。そんな妄想をふくらませて、顔がにやけている) そんなでれでれ妄想をふくらませる脳性マヒわんこを見ていた、仲間の一人、ネズミ太郎。ふっ!と さもくだらないとばかりにため息をつきながら、「そんな花束で堕ちる女って やっすい女やなあ」と一言。その言葉が 激しくぐさっと刺さる 脳性マヒわんこでした。

 『隊長のつぶやき』はお休みしますが、どこかで登場しています。
 皆様の感想を今回も頂けたらな〜☆どしどし教えて下さい。また、そろそろ今までの漫画を再編集して一冊にしては?というありがたいお声も頂きました。どうしようかな。しようかな。う〜ん。
 次回もゆる〜くつぶやくかも?温かく見守ってくださいませ。
(今津)

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17. サービスのご案内

事務局

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中

TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者自立支援法介護サービス
障害者自立支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・介護予防訪問介護サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
障害者(豊中市在住)の自立支援を目的とした、制度外サービス。
◇介助料
 【一般介助】1時間1,200円 【その他】宿泊介助、旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費等は利用者負担です。
◇キャンセル料 当日キャンセル半額
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
訪問看護サービス
看護師が家庭に訪問し、在宅療養生活の支援をします。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜〜土曜9時〜18時

ボーイズ&ガールズ
TEL06(6843)5580 FAX06(6843)5590

障害児通所支援(放課後等デイサービス・児童発達支援)
重度障害児(医療的ケア就学児等)に、通所による療育支援。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜〜土曜13時30分〜17時30分
祝日、年末年始、第1・3木曜は休み

豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者相談支援事業(無料)
障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇福祉サービスの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピアカウンセリング  ◇権利擁護   ◇専門機関の紹介
自立生活体験室
障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
特定相談支援・障害児相談支援・一般相談支援(無料)
サービス等利用計画の作成、地域移行支援、地域定着支援等。
豊中市障害者外出支援サービス
車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は豊中市に居住し、次に該当する人です。
 @身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 A療育手帳Aを所持している人。
 B腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
 注 15歳未満で車いすを使用していない人は利用できません。
    65歳以上で車いすを使用している人は利用できません(豊中市社会福祉協議会の「ほのぼの号」を利用 (6841−9393)。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29〜1/3を除く)。
◇利用回数 月4回まで利用できます。
◇利用料 4q未満300円〜20q以上2,500円
◇利用区域
  豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 当日キャンセル500円
点字名刺(送料は一律270円)
◇既存名刺への点字打ち込みの場合 10枚150円
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚300円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚350円
  ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。 

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18. 編集後記

編集長 赤塚裕子

熱く暑かった夏も終わり、ふと耳をすませるとコオロギの鳴き声、周りを見ると少し色あせてきた緑たち、風からもひんやりと秋景を感じるようになりました。
 ゆったりと秋へ移行、すてきな衣替えの季節を楽しめますね・・・

 今年の夏は熱く燃えたオリンピック、そしてパラリンピック・・・
 日本勢の闘志は、私たちに感動と記録を残してくれましたね。
 そんな日本選手たちを見習って、地域全体でチームワークに取り組み、環境に優しいまちづくりをしていきたいと思います。

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