広報誌『CIL豊中通信』Vol.22


も く じ





印刷版の表紙
1. 特集:稲スポーツセンター
2. 第6回調理講習会を行いました
3. CIL豊中2007年度通常総会報告
4. 施設から出て、天国
5. 東松山(埼玉県)の障害児教育について
6. 障害者が働く職場とは
7. 地域の作業所の活動を紹介します −バムスぴあ−
8. 負担額が下がったけど
9. 学生無年金障害者の活動から −Part.16−
10. スポーツ観戦に行ってみませんかぃ?
11. 障害者が暮らしやすい街を作るには
広報誌編集部
事務局
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広報誌編集部
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広報誌編集部
事務局
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広報誌編集部
事務局
みなさんからの、投稿コーナー

12. 短歌
13. 壁  
14. 哲珍の部屋  
15. ぼくの日曜日  
16. どんぐりのひとりごと(4)  
17. 介護人‘k’の「何でやね〜ん!」
岩國久美子
いのま ゆみ
哲珍
海帰優人
どんぐり
介護人K
18. さろんだより
19. CIL豊中近況/お知らせ
20. サービスのご案内
21. 編集後記
事務局
事務局
事務局
上田哲郎



1. 特集:稲スポーツセンター

広報誌編集部

 もうすぐ秋がやってきますね!秋といえば“スポーツの秋”、“食欲の秋”、“読書の秋”などいろいろありますが、今回Vol.22では、“スポーツ”の秋にスポットをあて、箕面市の稲(位置的には豊島高校のすぐ近くです)にある、稲スポーツセンターを特集してみたいと思います。はじめに稲スポーツセンターの活動内容や成り立ち、PR点などを紹介し、後半は、実際に稲スポーツセンターに足を運んで、いくつかの種目の練習会を見学・体験してきた様子を、感想も含めて報告していきます。
 では、いってみましょう!!

◆稲スポーツセンターとは?

稲スポーツセンター正面入口

 稲スポーツセンターは、障害者のレクリエーション活動を支援しつつ、社会参加を図ることを目的として、1996年に開所しました。障害者を対象としたスポーツの教室や講習会、大会の開催をメインとし、その他サークル活動、文化教室の開催など、現在延べ350を超える事業を行なっています。

◆どうしたら利用できるの?
 稲スポーツセンターの開催する事業のほとんどが、参加費は無料になっています(傷害保険代のみ負担。また、一部実費を徴収している事業もあり)。講座は、前期・後期制になっており前期は4月から9月末までとなっていて後期が、10月から3月末までとなっています。連絡先は(072)728-4822です。

◆人気のある講座
 人気のある講座としては、エアロビクスダンスサークル(対象:18歳以上)、ちびっこエアロサークル(対象:18歳未満)、卓球サークル(対象:中学生以上で卓球の経験者)、フライングディスクサークル(対象:中学生以上)、バスケットサークル(対象:中学生以上の知的障害者)などがあります。全体的に、土曜日に開催しているサークルの人気が高いですね。
 卓球サークル・フライングディスクサークル・エアロビクス(ちびっこエアロ)ダンスサークルについては、実際に見学に行ってきましたので、のちほど詳しく紹介したいと思います。

◆稲スポーツセンターの特色&PR点
《こんな人にこそ知ってもらいたい》
 「『何かやってみたい。でも、どこに行けばいいのかわからない…』と思っている方は、まずはお気軽にお越し下さい。また活動の様子をご覧になって下さい。」とのことでした。いきなりスポーツとして始めなくても、遊び心で体を動かしてみるだけでもOK!!そこから何かを発見出来たらいいと思うし、いろいろやってみた中から、自分に合う種目を選んでいってほしいですね。
 このほかにも、脳血管障害などで後遺症のある方などには、トレーニング室の機械を使ってのリハビリテーションが可能であり、機械も安全に利用していただける物なので、お勧めだそうです。

◆今まで運営してきたなかで苦労した点、悩んだこと、そして
 開所して12年目になる稲スポーツセンターも、初期の頃はさまざまな事業を行なっても、認知度が低くて参加人数が少なく、1対1で行なうこともあったそうです。いかに多くの人に参加して頂くか、また満足して頂くか、利用者の皆さんに意見を伺いながら、創意工夫をしていきました。その一つとして、地域の中での障害者スポーツ振興にも積極的に貢献し、地域からのさまざまな講師の派遣要請に応えて、講習会なども行なっているそうです。そのような取り組みの甲斐もあり、認知度が向上して事業も定着し、多くの人が参加してくれるようになりました。職員としても胸をなで下ろしているところです。

◆今後の課題は…
 現在は、知的障害者および身体障害者の利用がほとんどで、今後は精神障害者にも利用してもらえるようになればと願っています。稲スポーツセンターの運営の基本方針である「障害者の社会参加の促進」を、すべての障害者に対して図れるよう、努力していきたいとおっしゃっていました。
 では、ここからは実際に見学した様子をレポートしていきます。

★卓球スキルアップ練習会
 6月24日10:00〜12:00まで、卓球スキルアップ練習会を見学しました。当日は約15名の方が練習されていたのですが、ものすごい白熱ぶりで、上手さもまるでプロ並み。取材陣も思わず力が入り、見入ってしまいました。
 稲スポーツセンターの多田正弘所長の話では、「今日のメンバーの中には、10月に秋田県で行われる、全国障害者スポーツ大会(障害者の国体にあたる)の選手もいます。」ということで、だからプロさながらに上手いんだな、と納得しました。コーチの人たちも、みなさん汗びっしょり・・・・というより、どっちがコーチだか分からないと言ったほうが、正しいぐらいでしたヨ。
 また、初心者向けの卓球教室は、来年1月に開かれます。初めて参加する人でもスキルがあれば、いきなり上級コースに参加することも可能です。また、ランキングのアップは、全て自己申告によってなされるので、特にテストをするということはありません。
 卓球人口は、全国的に見ても非常に多いようで、ほとんどが、球に触れることがリハビリになるという理由で、始めているということです。


練習風景。本式の試合を観ているようでした。 最初は静かに見学をしていた車いすの取材陣(左)も、
ついつい立ち上がって一緒にす振りを始めました。


★フライングディスク スキルアップ練習会
 卓球スキルアップ大会の後、午後1:30〜3:00まで、フライングディスクスキルアップ練習会を見学しました。フライングディスクとは、フリスビーを使った競技のことです。この日の練習には約10名が参加。そして内容は2種目があり、一つは、投げる位置から5m(または7m)先に置かれたゴールに通す練習(アキュラシーといいます)、もう一つは、遠くに飛ばす練習(ディスタンスといいます)です。アキュラシーでは正確性を競い、ディスタンスでは飛距離を競います。
 前半はアキュラシーから行われました。各自10枚のディスクが渡され、何枚通過するかを競うのですが、毎回きれいに的を射る上級者もいました。
 後半はディスタンスの練習となりました。多田所長は、
「ディスタンスは、初心者がまれに遠くへ飛ばすこともありますが、基本的な技術をしっかり身につける必要があります。上級者になればなるほど、それらを応用していくことも必要となってきます。」
と話していました。もちろん、一発まぐれで出た記録を引っ提げて全国大会に行っても、そこで良い成績を残せるとは限りません。しかし、大会に出てみようと思うこと自体が、本人にとっては社会参加になるし、投げた距離も自己の記録として残るので、それが自己実現につながるということです。



(上)アキュラシーの練習。ここは屋内ですが、屋外でやる場合は、風向きを読む必要もあります。(中、下)ディスタンスの練習。体育館の端から端までは、見た目より距離があります。参加者が横一列に並んで、練習に励みます。

 ところで、フライングディスクはほかのスポーツと違い、障害種別ごとの選手の区別がありません。男女の区別もないということで、最近では視覚と聴覚の重複障害の選手も増えているようです。なお、練習を指導するのは、『大阪障害者フライングディスク協会』の公認指導員の方々です。
 この日は、車いすに乗っている取材スタッフ(塚原、篠部)が、初めてフライングディスクを体験しました。以下、その感想です。

◆塚原
 人が向かってきたりボールが飛んできたりしたら、いつも目をつむってしまう運動神経のまったくない私。フライングディスクを投げてみて、慣れてきたら無心になれるんだろうなと思った。距離を競うのも、目的を狙うのもやればやるほど、いろいろと技術がいるんだろうな。スポーツをして汗をかくのは、ストレスの解消になっていくんですね。

◆篠部
 遠くに飛ばそうと思ってもうまく飛ばせず、コツは水平に真っすぐ飛ばしたら飛んでいきます。でも慣れるまではかなり難しい競技だと思いました。

フライングディスクに挑戦する取材スタッフ。所長の丁寧な指導のもと、ゴールを目指して投げますが・・・・・。


★エアロビクスダンス&ちびっこエアロ
さあ、いよいよ次で最後の紹介となります。その種目とは、エアロビクスダンス。18歳以上の障害者(高校生は除く)が第1第3土曜日の1時半から、ちびっこエアロは18歳未満の障害者対象です。7月7日13時より取材に行ってきました。はじめに触れたように、この2つは稲スポーツセンターの講座の中でも、最も人気があるものだということです。

◆講師の方に話を聞きました
 まず、エアロビクスダンス&ちびっこエアロを見学させて頂く前に、両方の講師をされているNPO法人ハンディキャップフィジカルフィットネスサポート協会指導主任の黒岩妙子さんにお話を伺いました。どちらのダンスにおいてもダンスを行う目的としては、運動不足の解消やストレス発散など、いろいろな要素があるようです。どちらのダンスも、踊っているうちに表情がいきいきしてくるようで、気持ちよさが伝わってくるとのことでした。

◆エアロビクスダンスとちびっこエアロの違いは?
 はじめにも触れたように年齢でわかれています。エアロビクスダンスは18歳以上の障害者で、ちびっこエアロは18歳未満の障害者となっています。エアロビクスダンスのほうは踊る曲が、ヒット曲(ジャニーズの曲など)が中心で、ちびっこエアロのほうは、アニメソング中心で、時にはボール等を使って、お遊戯のように進めていく場合もあるそうです。

◆みなそれぞれ楽しそう!
 さて、エアロビクスダンス、みなそれぞれ、おもいおもいに踊っていました。講師の黒岩さんがおっしゃていたように、表情が豊かで活き活きしていました。お家に帰っても、一人で踊ったりしている人もいるそうです。どちらのダンスにおいてもダンス終盤にはストレッチもおこなうそうです。

ダンス開始前に、講師の黒岩さんとの一コマ いよいよ始まりました!こちらは大人の部です。

◆実際に体験してみました!
 「好かったらみなさんも。」ということで、エアロビクスダンスに、職員が実際に体験したのですが、体力的にもリズムも、全然ついていけませんでした。

◆年に一度の大会に向けてみんなハッスル
 毎年年度末に稲スポーツセンターで大会が開かれるそうです。その大会に向けて皆約1年かけてダンスを覚えていくそうです。

◆エアロビクスダンス&ちびっこエアロダンスの取材を終えて
 皆エアロビクスダンスも、ちびっこエアロダンスの方もとても活気に満ちあふれていて、取材に訪れた私たちも元気をもらいました。

こちらはチビッコエアロ。みんな汗びっしょり。 取材陣が実際に体験しましたが、
全然付いていけず、四苦八苦していました。

おわりに(この特集の総括)
今回は、スポーツの秋にちなんで稲スポーツセンターを特集してきましたが、体を動かしてみたくなった人もいるかもしれません。そういう人は、一度稲スポーツセンターに足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があったり楽しい時間を過ごせたり、なおかつ健康的になれるかも知れませんね。
(担当:鍛治、根箭)

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2. 第6回調理講習会を行いました

事務局

今回で6回目となる調理講習会が2007年6月15日(金)に開催され、16名の方々が参加されました。今回はヘルパーさんからのリクエストの多かった、「冷蔵庫に残った食材を使って出来る料理」と「短時間で出来る料理」というテーマでの取り組みとなりました。
この日は4名ずつ4班に分かれ、どこのお宅にもありそうな野菜・肉類・卵・ちくわなどの加工品、約20種類の食材を使い、時間内に調理していただきました。ルールとしては、特に何人分とか何品という設定はせず、とにかく作りやすい分量で、時間内に出来るだけ作ってみようということにしました。

男性陣が多かった今回の講習会ですが、
得意な人も多く、上々の出来でした。

さて、いよいよ調理開始!今回は参加者のうち半数が男性ということもあり、かなり四苦八苦されたようですが、どの班も知恵を出し合い協力し、約1時間半後にはなんと各班4〜5品ずつ合計20種類以上の料理が出来上がりました。その料理の内容はというと、肉じゃがや酢の物のような定番メニューから、じゃがいものお好み焼きや豆腐ハンバーグといったアイディアメニューまでとてもバリエーション豊かな内容でした。
その後の試食ですが、自分たちの班の料理だけでなく、他の班の料理もそれぞれ交換し合って試食し、作り方を聞き合ったりしながらの、にぎやかな試食会となりました。その後、今回の調理講習会で学んだ事を、参加できなかったヘルパーさんにも今後の援助の参考になればということで、作った料理のレシピを書いていただき、その中から何品か抜粋し、配布しました。これからの季節、食中毒には十分気をつけて、今後に役立てていただけたらと思います。
(舩木)


完成した品々。どれもおいしかった!今回もお腹いっぱいになりました。

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3. CIL豊中2007年度通常総会報告

事務局

去る6月3日(日)、豊中市立蛍池公民館にて特定非営利活動法人CIL豊中2007年度通常総会が開催されました。10時に開会宣言、徳山理事長による開会挨拶の後、徳山理事長を議長として審議が始まりました。
 出席者から、ヘルパー研修実習生同行訪問について質問がありました。これに対して、同行訪問時の介助内容や慣れたヘルパーでの同行についての説明がありました。また、事務所訪問時の対応について要望がありました。また、ケアプランセンターの再開時期について質問がありました。これに対して、他の職種から人員を異動する余裕はないので現在未定ですと回答がありました。
 以上のような質疑を経て議案は全て原案どおり承認可決され、12時10分に閉会しました。

議事
 第1号議案 2006年度事業報告及び決算の件
 第2号議案 定款変更の件
 第3号議案 役員選任の件

報告事項:2007年度事業計画及び予算

《2006年度事業報告及び決算》

 4月から障害者自立支援法が施行された。まず利用者自己負担金が原則1割になり、10月からサービス内容も本格施行になった。この間、負担増に苦しむ利用者が社会問題になるなど、拙速な制度変更に伴う混乱が続いた。当法人では、障害者自立支援法における在宅福祉サービスとして、居宅介護、重度訪問介護、行動援護、地域生活支援事業として、移動支援、豊中市障害者相談支援事業、指定相談支援事業を開始し、障害者の地域生活の支援を行った。なお、介護サービスに対するニーズは高いが、報酬単価の引き下げの影響等で、全国的な人材難になっている。介護保険居宅介護支援サービスは、ケアマネジャーの退職に伴い休止をしている。
 豊中市障害者外出支援サービス事業は、市内外制利用料から距離制利用料に変更されたが、引き続き多くの利用があった。
 イベントとしては、恒例のクリスマスパーティを行い、多くの参加者と共に楽しんだ。また、障害程度区分認定調査、豊中市障害者給食サービス個別アセスメント、点字名刺事業を行った。

(1)豊中市障害者生活支援事業(豊中市委託事業)
 障害者及びその家族等が地域生活をしていくための相談及び支援
■相談・支援件数 794件
■市民講座
 ○第1回 「障害者の生活を考える 〜障害者自立支援法から見えるもの〜」
 ○第2回 「精神に障害を持つ人のサポートを考える」
■自立生活プログラム講座
 ○第1回 「空港のバリアフリーを知ろう」
 ○第2回 「地域生活移行」
■ピアカン集中講座
■体験講座
 ○第1回 「クレープつくろう」
 ○第2回 「栗ごはんと豚汁を作ってみよう」
■他講座等
 ○初級手話講座 ○開放サロン
■自立生活体験室 宿泊利用53泊、デイ利用48回
■広報誌、ホームページ等にて情報提供
 ○広報誌「CIL豊中通信」4回 各々約900部(点字、音訳、メール版含む)
(2)障害者給食サービス個別アセスメント(豊中市委託事業)
 給食サービスの申請者及び利用者に対する訪問聴取り 実施数17件
(3)介助サービス
 障害者の自立支援を目的とした介助者派遣(制度外) 派遣時間3,256時間
(4)豊中市障害者外出支援サービス事業(豊中市委託事業)
 福祉車両を運行し障害者の社会参加を支援 運行回数1216回
(5)イベント企画開催 クリスマスパーティ:参加者144名
(6)ヘルパー養成講座実習生受け入れ 延38人
(7)点字名刺の作成販売 作成枚数15,090枚
(8)自立支援法介護サービス 派遣時間90,015時間
(9)介護保険介護サービス 派遣時間3,746時間
(10)介護保険居宅介護支援(7月より休止) 担当利用者数14人

収支計算書(総括)
2006年4月1日〜2007年3月31日

収入 支出
科目 決算額 科目 決算額
事業収入 271,538,570 事業費 279,187,409
会費収入 120,000 管理費 378,941
補助金等収入 979,182 固定資産取得支出 11,507,241
寄付金等収入 430,482 敷金等支出 69,120
雑収入 622,166 借入金返済支出 7,450.393
敷金等戻り収入 450,000 税金引当額 0
借入金収入 26,000,000
当期収入合計(A) 300,140,400 当期支出合計(C) 298,593,104
前期繰越収支差額 44,214,450 当期収支差額(A)-(C) 1,547,296
収入合計(B) 344,354,850 次期繰越収支差額 45,761,746


《定款の変更》

第5条(1)に次の内容を追加する。
 ○障害者自立支援法に基づく相談支援事業
 ○障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業

《役員の選任》

理事会推薦による次の6名が選任された(全員再任)。
 理事 徳山辰浩(互選により理事長)
 理事 徳山辰浩(互選により理事長)
 理事 大友章三(互選により副理事長)
 理事 山口博之
 理事 馬淵敦士
 理事 吉村史生
 監事 坂 龍雄

《2007年度事業計画及び収支予算》

 障害者自立支援法における在宅福祉サービスとして、居宅介護、重度訪問介護、行動援護、地域生活支援事業として、移動支援、豊中市障害者相談支援事業、指定相談支援事業を行う。介護保険は、訪問介護、介護予防訪問介護、訪問看護(医療保険を含む)、介護予防訪問看護を行う。
 豊中市障害者外出支援サービス事業、豊中市障害者給食サービス個別アセスメントを引き続き行う。
 また、社会参加・交流事業、人材育成事業、点字名刺事業を行う。人材育成事業は、より多くの介護サービスの人材の育成・確保のために、他の養成研修事業者とも連携して行う。
 制度変更が拙速、複雑に繰り返され、障害者や高齢者の生活を支える制度自身が安定していない厳しい状況の中、相談支援及び介護等サービスを通じて、障害者や高齢者が地域でいきいきと生活できるよう支援活動を行う。
 本年度予算は約289,000,000円

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4. 施設から出て、天国

広報誌編集部

 今年4月、一人の男性が、豊中市内で自立生活を始めました。その方の名前は、山崎誠さん。年齢は30代前半で、出身地は豊中です。
 山崎誠さんは重度の身体障害があり、車いすを使用しています。声を出して話をすることが難しいため、トーキングエイド(文字盤を押すと、その文字が音声で読まれる機械)を使って会話をしています。
 これまで、豊中市外の施設で暮らしていたのですが、「施設を出たい」、「地域で自立をしたい」という、長年の強い思いが実り、今年、ついにスタートを切りました。アパートを借り、一人暮らしを始めてから約4ヶ月、果たして山崎さんの今の心境はどうでしょうか?このたび話を聞くことが出来ました。

○隣にもいたから
 自立をすることには、最初、親も反対していました。だけど、僕が住むことになった部屋の隣の部屋に、同じく重度の身体障害で言語障害のある人が、一人暮らしをしていたのです。それを見て、親もすごく安心して、僕の自立に賛成してくれました。一人ぼっちだと、いろいろと不安な部分もありますが、隣にも同じような重度の障害者がいて、お互いに助け合ってやっていければ、すごく安心して自立生活を送れるのではないかと思いましたね。

○案外楽だな〜♪ 
 施設にいるときは、「自立はしたいけど、実際にしたらしんどいんじゃないかな?」と思っていました。施設の中で自活訓練をしていたのですが、そのときは時間配分がきっちり決められていたのです。だから、時間をオーバーしそうになるといつも慌てていて、いざ自立したら、慣れない内は何回もオーバーするのではないか?と思っていました。だけど、案外そうでもなかったですね。今の生活は楽だと感じています。
 ところで少し余談ですが、施設では、だいたい3人の職員が20人の利用者を見るという体制だったので、何かあって職員がそっちにかかってしまうと、利用者はいつまでも、ほったらかしにされたりしたものですよ(悲)。

○ヘルパーさんにも休憩してもらいながら・・・・・
 施設にいたとき、先に自立をした利用者から、ヘルパーさんとの関係でトラブルがあったという話を聞いたことがありました。トラブルの原因は分かりませんが、やはりお互い慣れない状態で、指示の出し方を巡って揉めたのではないかと思います。だから僕は、ヘルパーさんにはあまりぶっ続けに仕事をしてもらわないようにしています。ヘルパーさんは命だし、やることはきっちりやってほしいけど、しんどくなったら休憩も挟みながら動いてほしいのです。僕だって、ずーっと仕事をしっぱなしだったら、しんどいし。ヘルパーさんは、もし疲れてきたら、遠慮せずに「ちょっと休ませて。」と言ってくれたほうが楽だし、正直僕も、ぶっ通しで指示を出し続けるというのは、大変なものがあります。ヘルパーさんの段取りを考えながら、日々やっている状況ですね。

○父と先生からの教え
 重度の身体障害がある僕ですが、父や、今まで出会った先生からは、
「何でも人にやってもらって当たり前と思うな。」
と、いつも教わってきました。先ほどのヘルパーさんの話にも関係してきますが、やはり自分で出来ることは、出来るだけ自分でやって、限界になる前にヘルパーさんに頼んだら、自分らしい生き方になるかな?と。
 意地を張るのは自立と違うと思います。  

○ちょうどいいタイミングで 

快適な部屋作りを・・・・。山崎誠さんの自室

生活のほうが一通りめどがついて、あとは昼間の就労先がどうなるか?だったのですが、利用している事業所が、昼間に通所出来る作業所を見付けてくれました。ちょうどタイミングが良かったみたいで、非常にラッキーでしたよ。作業所で友達も出来て、めちゃめちゃ楽しいです。

さいごに:今後の夢は・・・・・
 はじめにも少し触れましたが、僕が自立出来たのは、隣で同じ重度の障害者が自立していたからというのが、大きかったです。このように、障害者が隣同士で、それぞれ自立生活を送るというのは、地域で自立する上での、一つの良いモデルになるのではないでしょうか。
 僕は今、半分は一人暮らしで、半分は親と事業所に助けてもらっていると思っています。今後、自分と同じような自立生活を送る障害者が増えて、施設が必要ないような世の中になったら、いいですね。今はまだ、隣の人とあまりコンタクトがない僕ですが、慣れたら家に入りたいと思っています。
 これからも、よろしくお願いします。
(担当:根箭)

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5. 東松山(埼玉県)の障害児教育について

事務局

 埼玉県の東松山市が2007年6月30日に、「ともに育ち」「ともに学ぶ」教育の推進のために「就学指導委員会」を廃止しました。全国的にも初めての事であり、文部科学省も驚いているようで、今後、豊中の障害者施策や障害児教育にも関わってくる事だと思いましたので今回記事として載せる事にしました。

みなさんは「就学指導委員会」ってなんだか知ってますか?
 「就学指導委員会」とは全国の都道府県や各市町村の教育委員会に設置されているもので、小学校や中学校に入学する前の子どもに対して、状況にあった就学先(養護学校か普通学校か等)に関する相談や指導を行っている所です。

小学校や中学校に入学するにはどういった手続きを踏むのでしょうか
 中学校に入学する時の場合は小学校側がほとんど手続きをしてくれます。では小学校に入学する時の場合はどうなっているのでしょう。
毎年4月に各市町村教育委員会が幼稚園や保育所等に対して調査表を送り、来年度、小学校に入学する子どもの中に障害のある子がいるかどうかの調査を依頼します。各市町村教育委員会は回収した調査表で把握し、保護者を対象とした小学校入学に関する相談を開始します。ここでは子どもの行動観察や医師の診察記録を参考に保護者から就学先の希望を聞きます。保護者は希望に応じて校区の小学校に訪問し校長と直接相談する事ができます。(就学相談)
 10月に入ると来年度小学校に入学する子どもに対して、健康診断を行います。身長や体重、栄養の状態、脊柱や胸郭の疾病、視力、色神、聴力、歯等の検診といった身体検査や簡単な知能検査が行われます。(就学時健康診断)
 就学時健康診断の結果を基に就学指導委員会が開かれて、それぞれの子どもにとって適切と考えられる就学先が決定されるのです。そして、決定された就学先は「就学通知表」によって保護者に知らされ、子どもは「就学通知表」に記載されている学校に通うことになります。

就学指導委員会って
 以上のような流れで手続きを踏んで学校に入学していくのですが、就学指導委員会が今回の鍵になりますから、就学指導委員会をもう少し掘り下げて説明しておきます。就学指導委員会とは先にも書いたように、それぞれの子どもにとって適切と考えられる就学先が決定されるのです。では誰がどのように決めているのでしょうか。一般的にお医者さんが2人以上,学校の先生や教育委員会の職員が7人以上,児童福祉施設職員が1人以上で話し合いを行い、4月から行われていた教育相談で保護者から聴き取りをした子どもの進路希望や、医師の診断書、子どもの行動を観察し記録したものやその他の資料を基にして,それぞれの子どもにとってふさわしいと考えられる学校が決められるのです。
 就学指導委員会がある以上障害のある子どもは、ひとしく教育を受ける権利は存在しないことになってしまいます。原則として日本では障害をもつ子どもには普通学級での就学は認められていないのが事実ですが、その底辺でもある就学指導委員会がある以上、障害のある子ども本人が主体的に学校を選ぶことはできないのです。
 東松山市では就学指導委員会がなくなれば、すべて解決することでもありませんが、なくなれば障害のある子どもにとって、就学先の幅は今より広がることでしょう。それを行ったのが東松山市なのです。東松山市は「障害のある人や高齢となった人に暮らしやすいまちは、すべての人に暮らしやすいまち」を基本とした社会の実現を目指しており、東松山市長は、障害の有無を分けてきた根本は教育にあり、自宅では兄弟が一緒に過ごしているのに同じ学校には通えないことに疑問を感じたことが、就学指導委員会をなくすきっかけとなったそうです。
 東松山市の新しい取り組みの主な内容としては、臨床心理士等を就学相談員に任命し、本人と保護者に相談を行い、学校見学なども行った上で本人側の希望を確認します。専門医、教育関係者、保護者等からなる就学相談調整会議を開き、本人側の希望を100%反映し、市長への報告と希望する学校への通知を行います。市長は希望通り入学できるように予算などを検討するそうです。

 最後に今回の試みは全国的にも先進的でありますが、本人側の就学希望を100%反映させるという事は理想です。まだ取り組みは始まったばかりなので、今後の動向を見ていく必要がありますし、習わなければならないところは、習わなければなりません。
(上田)

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6. 障害者が働く職場とは
  仕事中にあった出来事

事務局

 障害者が仕事を持つことは、非常に難しいと言われています。
今の社会は、生産性を第一とし、障害者はその生産性・・・という考え方からは外されているのです。
ほとんどの場合が、地域にできている作業所や、授産所で仕事のようなものをしています。
法律には「障害者雇用促進法」というものがあり、企業や事業所に対して障害者を雇用することが、一定の割合を満たすことになっています。だが、その数字は低くて、一般企業体(株式会社など)は1.8%、地方公共団体(行政)は2.1%となっているのです。また、この法律を守らなければ一定額の罰金を払うことになります。
雇用主からすれば、障害者を雇い、設備改善し、またジョブコーチ(一緒に働く健常者)などを雇うことを考えれば、罰金を払う方が安いと考えている雇用主もいます。

○最近、こんな事が起こりました
 当市では、20年以上前から市役所や、市が管轄する所、また教育委員会が管轄する所に障害者を受け入れています。
この動きは、障害当事者の人たちや、行政の中で働いている人たちが市と、交渉して勝ち取ってきた経過があります。
今年の3月に視覚障害者の女性Aさんが、市内にある図書館で仕事をする事になりました。担当は点字図書の整理や、対面朗読(視覚障害者に対してボランティアが本を読むサービス)の対応などです。
 この図書館では、20数年前から視覚障害者を雇用し、点字図書の普及に努めてきました。
 Aさんが仕事を始めたときは、前任の方との引き継ぎなどがあり、そんなに困らなかったそうです。引き継ぎも終わり、独り立ちをするときにAさんは、上司に「何かあったときに自分で動けるように図書館の中を案内して下さい」と言ったそうです。でも、上司は「その都度に言ってもらえれば誰かが手助けします」と言って、案内は無かったそうです。
 でもAさんは思いました。「他の人がどんな仕事をしているかわからない、忙しいのか暇なのかも解らない。そういう状況で声をかけて、もし断られたら悲しい。そういう想いをするなら自分で動く方がやりやすい」
 ある日の事でした。本を整理している途中に、廊下を歩いてた時、急に床が無くなり、宙に浮いた状態になりました。その瞬間、頭と足に激痛が走ったのです。そこは階段でした。
 Aさんのケガは、両膝打撲傷により、左膝の靭帯が伸び、骨にヒビが入っていたそうです。医者からは、全治3ヶ月と言われました。視覚障害者が、建物内を歩くときは、壁伝いに歩き、そこに何があるか、確認しながら移動しています。でもこの図書館は、壁に荷物が置いてあり、壁伝いに歩くことはできませんでした。
 階段から転落したAさんは、声を出して呼んでも誰も来てくれない。やっとの思いで、階段を上がり人を呼んで来てもらったのですが、その人はその様子(頭にできた、たんこぶ、ねんざをして色が変わっている足)を見ても無表情で、それ以上に仕事を持ってきたのです。実はその人は図書館に来た障害者を対応する人だったそうです。
 そういう状況をみて、Aさんは「こういう職場なんだ」と思って、その日の仕事を痛さに負けずにやり遂げたそうです。
 ここでの問題点とは、Aさんに対して仕事をし始めた場所の案内をして、覚えてもらうことをしなかったこと。また、事故が起こったときに対応した職員が、その職務が全うできなかった。またその人が、障害者を対応する職種にあり、図書館という障害者がよく来る場面でそういう状況でいいのか、です。
 その後、Aさんより自分が被った事に対して、支援センターへ相談がありました。一度、図書館の管理職と話をして、改善できるところは、してもらった方が良いのではないかということで、話し合いを持つことになりました。
 数日たって、支援センターのピアカウンセラーが、図書館へ行き、Aさんと図書館の館長さん、副館長さんと話し合うことになりました。そこで、その日の状況を説明し、理解してもらいました。

○図書館と話し合った結果
 図書館側は、事前説明が不足していたことを認め、今からでも館内を案内してAさんに解ってもらうように心掛ける。職員には障害者が一緒に働くことはどういう事なのかをテーマにした話をし、その時にはAさんが講師になって話してもらう事を約束しました。その上で、図書館内のバリアフリーチェックをやってほしいという依頼を支援センターにしてもらいました。
 Aさんは今では足も良くなり、盲導犬と一緒に図書館へ通っているそうです。そしてこの事故は、労働基準監督局で労災と判断されました。
障害者が働く職場は、本人の頑張りだけではなく、周りの人の協力や物理的な環境の改善が必要だと思います。
(大友)

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7. 地域の作業所の活動を紹介します −第15回−

広報誌編集部

 今回は、バムスぴあ、精神障害者の作業所です。いただいたパンフを見ると、バムス=バリアフリーオフマインドとサロン(こころの障壁がない、ゆとり空間)、そして、ぴあ=「先輩、同輩など同じ立場」という意味を組み合わせた名称、とのこと。
 お話していただいたのは、川合さんです。

精神障害者の作業所らしくありたい
 まだ作業所で作業をする体力がない人が、作業訓練で体力をつける前に、生活のリズムを整える場として、1996年4月に立ち上げた。開設当初は、作業もプログラムもなく、自主性に任せるという感じだったのだけど、まったく何もなくても始まらないし、外に出てみようか、例えば料理をしてみようかというところから始まり、今はプログラムは一応あるけど、ここは『選べる作業所』にしていきたい。
 まずメンバーとの人間関係を作り出して、薬の服用や体調などは、常に医師や担当のケースワーカーとも相談しながら、やってきている。調子の悪いときには、「今あなたはしんどそうだから、病院に行ってみたら?」と、助言している。
 2002年にはNPO法人の承認を受け、ここもNPO法人の小規模授産施設となる。そのころからニーズがあがってきたが、精神障害者は調子の波が激しいため、納期のあまり厳しくない作業でないとメンバーには厳しい。作業のない日は、自主製品(革のしおり、人形、ぬいぐるみなど)を作ったりしている。ここは作業することが主ではなく、コミュニケーションができず、対人関係が築きにくいから憩う場面も大切になる。たとえば月に一度のレクリェーション(ファミリーレストランでの食事、ボウリング大会、ヒルトンプラザでの宿泊体験など)、調理実習や絵画、将棋教室などをしている。またここで作業できても、一般就労には必ずしも結びつかない。現在38人の登録があるけれど、体調により一日16〜17人は来るか?というところ。いったん外に出た人にでも「いつでも戻ってきてもいいよ」という気持ちで接している。

ぬいぐるみ、1個300円です。 革のしおり、1枚150円です。

地域活動に向けて

精神障害の人が受け入れられる環境は、
まだまだ少ない。

精神障害者の地域生活の状況はまだまだ立ち遅れている。両親がなくなってひとり暮らしになったり、多くの人が病院と家との往復だけだったり、引きこもりだったりしている。他施設とも連携を取り合って、生活のバックアップもしていかないといけない。グループホームを作るにも、地域の反対が出ることが多い。地域の人とともに生きるために、地域活動への参加に重きをおいており、公園清掃、草むしり、川掃除などを手伝ったりした。最初は地域の人にもなかなか歓迎されず、メンバーの間からも、「自分たちの使う公園じゃないのに」と不満が出たけど、続けた。2001年6月の、バムスぴあ開所5周年まつりのときに、池田の小学校で事件が起きた。一瞬不安が走ったけど、地域の人には「今度は手伝う番や」と、一緒に参加してもらえた。それからメンバーの中でも意識が変わってきて、地域活動をやる気が出てきたそうだ。『ただ当日に参加するだけ』ではなく、一番最初から実行委員の一員となって一緒にやっていくことで、受け入れてもらうようになっている。
 地域の人には、当事者のもつ色々な側面を理解してほしいと思っている。

障害当事者が溶け込める社会にするために、地域に根ざした活動を
 これからの夢をお聞きしたところ、
「大体の人が大人になってから発症したと言っているが、子どものころからそういう兆候が見られたのではないか。事務所を構えて待っていても、誰も相談に来ないだろうから、地域の中に自ら入っていって、地域に根ざした活動をこれからもしていきたい。」と川合さん。
 このような作業所の役割などを広く理解してもらい、ニーズがあれば、手帳を持っている持っていない関係なく、受け入れられるように門戸を広げたい、とのことだった。

 ご協力ありがとうございました。
 この作業所、建物の構造が個性豊かで、何か、迷路のようになっていて、おもしろかったですよ。※連絡先:06-6850-0447
(塚原)

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8. 負担額が下がったけど・・・
  喜んだけど泡になってしまった
    

事務局

 昨年4月から障害者自立支援法が国の強引な決め方によって、施行されました。
前から、広報誌の紙面でお知らせしているように、地域や施設で生活をしている障害者の方や、また、家族の方に大きな影響を与え、その結果、作業所へ通うのを辞めたり、ガイドヘルプを使う回数を減らしたり、また、ヘルパーさんに来てもらって入っている、お風呂の回数を減らしている人も見られます。
 大阪府の統計では、自立支援法が施行された前後を調べたところ、身体介護と家事援助を含む、居宅介護サービスを受ける時間数が、2006年3月は一人あたり月20時間だったそうです。ところが、2006年10月には、月18時間となり、2時間も減ったそうです。
これは、社会生活から逸脱するやり方で、障害者の生活を混乱にする形となっています。それを国が定めた法律(法律は国民の利益の為に作るもので、法律によって不利益をきたしてはならない)によって招いているものです。
今年の4月より、国は「負担の緩和」という考え方(?)で、今までの負担上限額を大幅に改正しました。
このことは「CIL豊中通信VOL.20」で皆さんにお知らせしました。
この措置によって、負担額が少なくなり、少しはヘルパーさんの導入を増やし、生活に余裕を持っている人もいらっしゃることは間違いのない事実としてあります。
 でも、そのような方はわずかだと思われます。
 この緩和策にあてはまらない方もいらっしゃいます。例えば、本人の収入がわずかでも、同居している家族が収入が多かった場合、この措置には当てはまりません。そして、障害基礎年金などをため込んで、貯金がかなりある方や、親が「将来、経済的に困ってはいけない」という思いから本人名義で貯金をされている方もたくさんいらっしゃいます。
 そういった預貯金も収入等とみなされ、多かったらこの緩和策の中に該当しないんです。

○こんなケースがありました。
 本人は今年18歳になり、養護学校を卒業する年齢になっています。もちろん親と同居しています。
自立支援法によって、負担が大きくなり、入浴介護や、外出介護を控えてきました。そして、作業所や授産所に行っても、同じように負担がかかってきて、ホームヘルプやガイドヘルプとあわせて、約6万円ほどの負担になるそうです。「これでは生活が危うくなってくる」と思い、負担を少しでも軽くするために、介護の量を減らし、家族が介護をする場面が多くなってきたそうです。この緩和策の話をしたとき、「負担が4分の1になる。これは、約15000円の負担で済み、その分、介護の量を増やせる。」市役所に問い合わせをしたそうです。でも、返ってきた答えは、「お父さんが公務員をしているので、収入が高い、だから今までと変わらない額の負担がかかります。」と言われたそうです。
 喜んだことが泡となってしまい、より悔しさと情け無さが増してきたそうです。世帯を分離して、本人だけの家を構えるにはまだ時間がかかります。
この緩和策は、本当の意味での緩和策になっていないのです。それよりも、よりしんどい思いをさせてしまうものになっているのです。

2006年10月に、東京、厚生労働省前に
全国から集まった仲間たち。

 そして、酷いことにこの緩和策は、2年間の限定付きといわれています。2年経てば、また同じように大きい負担を課せられて、介護の使い控えや、作業所などへ通う人が、減っていく。これは利用者にとっても大変な状況です。また、作業所などを運営している人たちも死活問題になってくるので、 全段で述べた法律の定義をもう一度考えてみることが必要ではないでしょうか。特に、この法律を作りあげた官僚の人たちに考えてもらいたいと思うのです。

 本当の意味での障害者の自立とはなんでしょうか。
 この法律を作ったときの厚生労働大臣がこんな話をしていました。「国民の方は生活していく中でたくさんの負担をしてもらっています。障害者のみなさんも自立する意味から、負担を負って生活してもらいたい。それが真の自立です。」といってました。
これが本当の自立でしょうか。これを言うならもっと就労の機会があり、もっと利用できる制度やサービスがある。そして、障害者や、その家族への差別を無くしていくことが第一ではないでしょうか。
(大友)

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9. 学生無年金障害者の活動から Part.16  
  〜いよいよ次回は結審〜

事務局

 2007年6月7日14:00より、第5回高等裁判がおこなわれました。 冒頭、裁判長から、原告が準備書面・陳述書を、そして被告が大阪高裁別件の判決原本を、それぞれ提出したことが報告されました。被告が提出した別件の判決原本というのは、今年2月27日に判決が下され、被告側が勝訴した、京都判決のことです。

社会的治癒に関して、続報
 前号で『社会的治癒』について説明致しましたが、今回の裁判では弁護団より、その社会的治癒の面から訴えている原告について、追加報告がなされました。原告は最初の判決で社会的治癒が認められず、医療的概念を押しつけられたということです。弁護団は、
「原告の症状に対して、医療的文献を当てはめることは出来ないはず。」
と述べていました。
 原告は、薬物治療を受けずに社会復帰していた時期もあり、また、薬を服用していても、あくまで予防のために飲んでいるだけという時期もありました。予防のために飲んでいる場合は、『治療下にある』という見方にはならず、従って、その期間に年金に加入していれば(実際、原告は加入した)、その後、何回症状が再発しようと、不支給は本来、取り消されるべきなのです。しかし、前判決では認められなかったため、今回の訴えとなったのでした。
 弁護団からの報告が終わった後、裁判長が被告に反論を促しました。しかし被告は、
「なにか反論しなくてはいけないでしょうかね?」
という、何とも間の抜けた発言をおこない、これには裁判長も呆れ顔で、
「それはあなたがたが決めることでしょ?」
と一言。法廷内からも失笑がおこっていました。

証人採用は却下
 ところで今回の裁判では、憲法14条の専門家で、北九州市立大学の植木先生と、龍谷大学の田中先生の2名に対する、証人尋問が要求されていました(植木先生に関しては、本誌前号に記載)。証人候補本人とは、既にアポイントが取れているということで、この日は裁判所のほうで尋問の採用をするか否か、審議が行われました。審議にあたっては、裁判長がいったん退廷して隣の別室に移動したため、法廷からその様子を覗うことはできない状況でした。裁判中に裁判長が退廷するというのは極めて異例のことで、審議中の、法廷内が静まりかえり、張り詰めている空気が、何とも言えませんでした。

 約10分後、裁判長が戻ってきました。そして、おもむろにこう言ったのです。「採用は否決します。やはり口頭で言われるよりは、文章として提出して頂いた物を『一字一句』読み込むほうが、分かりやすいし慣れているんでね。」
 法廷内に、失望の溜め息が起こりました。しかし、中には覚悟を決めていたのか、サバサバした表情の原告も、いるように見えました。
 その後、裁判長はもっと不可解なことを言いました。
 「今、省庁の再編が進んでいるから、法律が変わって、社会保険庁の権限の移譲が行われたらどうなるかというのも、考えておかないと、裁判官としては、恥をかいちゃうことになるからね。」

 ・・・・・?何を言いたいのか、よく理解できませんでした。原告団も、お互い顔を見合わせていたように思います。
次回は、かなり間隔が空いて、10月18日(木)となります。いよいよ結審となり、1時間ほど時間を取って、原告の最終陳述が行われるとのことです。

 閉廷後の報告集会では、裁判長の、国の省庁再編や法律改正を気にした発言が不適切だとする、批判の声が相次ぎました。そもそも国と司法というのは、三権分立によりわかれているのだから、司法の場で、省庁再編について言及する必要は、まったく無いはずです。裁判長の発言は、さもこの裁判が、国寄りの目線のもとで行われていることを、暗に示しているような気がしてならず、内心、不穏なものが残りました。
 さらに、植木先生と田中先生の証人尋問が否決された点については、
「ガッカリした。『文書を一字一句読む』とか言っていたが、本当に読むのか?」という冷ややかな声が出されました。そもそも文書を読むだけで済むのなら、裁判を開く必要はないわけで、結審では各原告の陳述時間を設けておきながら、専門家の証人尋問は却下というのは、何とも不可解な話です。ただ、何人かの原告からは、他の高裁でも証人は認められなかったら、大阪に限って認められることはないと思っていた、とのコメントも聞かれました。
 今回の様子を見る限り、前途はかなり厳しいものがあると思います。
(担当:根箭)

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10. スポ〜ツ観戦に行ってみませんかぃ?

広報誌編集部

 どうも!「カジ論!?」の鍛治で〜す。今号の広報誌は、特集も「稲スポーツセンター」でしたが、やっぱり秋はスポーツですよね〜?そこで今回は、「京セラドーム大阪」「スカイマークスタジアム」「万博記念競技場」と豊中から割と近場の3施設に、最近ちょっとやる気のある先輩「さっさん」と観戦にいってきました。
まずは野球で地元の京セラドーム。こちらは、雨に関係なく観戦できるし、駅からも近いです。(地下鉄長堀鶴見緑地線 大阪ドーム前千代崎)
野球だけでなくコンサートなども行われていて、行ったことのある人も多いと思います。
阪神とオリックスが「クライマックスシリーズ」に進めば、ここで行われる事になると思うので、甲子園では、難しい方も、こちらへ向かわれててはどうでしょうか?

 続いても野球場で神戸市須磨区にあります「スカイマークスタジアム」です。
 場所は神戸市営地下鉄の総合運動公園からすぐの所にあります。
僕「さっさん、楽しみですね」
さっさん「暑いんちゃうんん・・・?」
 正直、ピキピキしながらも僕は、スタジアムに向かいました。

京セラドーム、3塁側内野車いす席より観戦した様子。 スカイマークスタジアム1塁側内野席より観戦。
テーブル(画面下端)がとても便利。

「スカイマークスタジアム」の特徴としては、球場全体が天然芝だったり、「フィールドシート」が設けられていたりと、メジャーリーグのスタジアムを意識しています。
 車いす席には、他のスタジアムにはあまり見られない机が設置されていて、飲食時などにとても便利でした。
 こちらの「スカイマークスタジアム」も、クライマックスシリーズが行われる可能性もあり、野外で野球を楽しみたい人にはお勧めです。ちなみに、虎党のさっさんは、阪神が負けムードが漂うと、「今日はもうあかんねん・・」と、投げやりになりだし、僕は再びピキピキ(怒)となったのでした。
 僕は、さっさんが、ユニフォーム姿で、気合い充分だと思っていたのですが、片道2時間かけて来たにもかかわらず、試合が進むにつれて、「もう帰ろうやぁ・・・」と、更に投げやりになってきたので、このままスタジアムに埋めてやろうかと思ったのでした。
 
 最後はサッカーJリーグ「ガンバ大阪」のホームスタジアムである「万博記念競技場」です。大阪モノレールの公園東口駅下車すぐの所にあり、日本代表の「播戸竜二」選手や、「加地亮」選手などが在籍していて、ひじょうに攻撃型のチームです。取材当日の試合でも、大量6得点をあげ、少し早い花火大会のような盛り上がりでした。
 この記事を書いている6月の時点では、首位独走中です。リーグ戦は12月初旬まで続くので、優勝までの道のりをぜひご覧になってはいかがでしょうか?

スカイマークスタジアム、フィールドシートの様子。
臨場感を味わえます。
万博記念競技場。車いす席から見た様子。

 今回紹介したいずれの施設も、施設内に多目的トイレもありますし、今までスポーツ観戦に興味の無かった方も、ぜひ一度、足を運んで頂ければと思います。
僕「ねっ?さっさん!!」
さっさん「え??めんどくさぁいっ」
最後まで投げやりなさっさん(先輩)でした。(^_^;)
(鍛治)

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11. 障害者が暮らしやすい街を作るには
   〜障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県作り条例から〜

事務局

 5月下旬に全国自立生活センター協議会(JIL)の総会と研修会が横浜市みなとみらいで行われ、全国の自立生活センターから参加者が、約500名参加しました。今回の研修会のテーマは二つあり、「介護現場においての同性介護のあり方」と「障害のある人の権利条約と千葉県障害者差別禁止条例」について、シンポジウムなどが行われました。今回の紙面では障害者の生活に関連する施策としての「障害者差別禁止条例」の考え方と、実際に行われている事例を示しました。
 ここでは「同性介護」にかかわる部分も、地域生活においては重要な事柄と感じ、紙面で皆さんに知らせてきたいと思います。

○同性介護を考える
 JILでの「介護派遣のあり方」については「同性介護」が原則とされています。もちろんJILに加盟している130ヶ所あまりのCILも「同性介護」を原則として介護派遣を行っています。
 JILでは、障害者の人権を考える意味から、同性介護を進めるためのプロジェクトチームができ、総会へ意見を出しました。なんで今更このチームが、できたかと考えると、入所施設では今も、本人の意思など関係なく普通に異性介護が行われている現状があります。障害者だからといってトイレや入浴時に異性の介護者に自分の身体を見せるのはとてもおかしな話ですし、人権の侵害行為にあたります。
 また、介護の現場で起こっている、虐待や、セクハラの事件から利用者もヘルパーもお互いに傷を得てしまい、深くなっていく。また、これによってせっかく築き上げた、自立生活ができなくなり、施設に戻ってしまうという例もあるのです。
 JILの常任委員会で出た考え方の中で、次のようなものがありました。

☆自立生活運動は人権運動
 私たちは自立生活運動の中で障害者に対する権利侵害をなくしていく活動をしてきました。派遣する介護者は異性でもいいと考えると、男女の権利は守られなくなり、矛盾が出ます。日本の福祉のまずさを例に出してみましょう。
・入浴など力の必要なところには女性利用者を男性職員が介護すること。
・介護職(ヘルパー)という仕事は簡単にパート的な扱いであり、女性のやる仕事であると、多くの人たちが無意識に思わされていること。
(一部抜粋)

☆ヘルパー研修においての不備
 ヘルパー研修時のカリキュラムは同性介護の考え方がないのです。
・ヘルパーのテキストに出ているイラストで、ヘルパーが女性で利用者が男性のことが多い。
・実習先の施設の大半が、異性介護を当たり前に行っている。
(一部抜粋)
 JILにある、「同性介護委員会」で地方へも同性介護の位置づけを展開していくため、3年計画で「介護は同性で行うことが当然である」という考え方を伝えるため、行動を起こしていく事になりました。
 当たり前のことなのですが、介護は同性で行う方向性を私たちも考えていく必要があります。

○差別禁止条例を考える
 昨年、厚生労働省は多くの人の反対の中、「障害者自立支援法」(支援法)を施行しました。この法律は、国のやることと市町村(都道府県)のやることが二分化され、市町村の責任が浮き彫りにされているものです。
 この考え方は、地方分権の意味合いを強く出し、国のやるべき事を軽くしようと考えているように思われます。
 こういう国の動き方を目にして、海外に視野を広げると、国連総会で、昨年12月「障害のある人の権利条約」を採択し、各国が条約を批准する動きが出ています。
 ただ、日本では、国内法(障害者差別禁止法)が整備されていないのでまだ批准には至っていないのです。というか、この条約を批准するには、今の日本の障害者施策を大きく変えていかないといけない。地域生活の部分や教育の部分、就労の部分でまだ障害者を特別視し、「別物」と捉える人も多くいることは現実です。法整備をするには、多くの人の賛成がいる。今の状況では反対が多く出るという国の及び腰で、思いきった動きができない事になるのです。
 これをまっていたら、いつまでたってもせっかく作った条約に批准することができないと言えます。
 ここで必要なことは、障害者や家族などが暮らしている市町村、都道府県が障害者の施策に向けどう考えるのか、また、今ある差別社会をどう考えていくのかが必要になってくると思います。
 ここでは、全国に先駆け、千葉県が作った条例について紹介をしていきたいと思います。

○「条例」から「法律」へ
 そもそも、「条例」というものは、都道府県や市町村が独自の考え方や地域に合わした形で作られるものです。
 私達が一番関係が深いものとして、1992年に大阪府が作った「福祉のまちづくり条例」があり、当時障害者団体などが、交通機関の設備改善運動(駅にエレベーターをつけたり、車いす用トイレを設置したりなど)や、障害者や高齢者が住みやすい住宅や公営住宅の建設運動などを行ってきました。その成果でこの条例を作り、行政の責任として「まちづくり」を作っていくものとして掲げられました。これが契機となり、この条例は全国に広がり、最終的には国がハートビル法(高齢者や障害者が使いやすい建物を造るための法律)や交通バリアフリー法に繋がっていったのです。

○障害のある人も無い人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例(千葉県障害者差別禁止条例)
 この条例は「障害があっても住み慣れた地域で自分らしく暮らしたい」という千葉県の障害者などのみなさんからの提案があり、千葉県知事の堂本暁子さんが中心となり、県の職員や学識経験者(大学の先生)、公募で集まってきた県民の人達、そして障害当事者(身体障害、知的障害、精神障害など)、障害者の家族の人達が集まってきました。
 普通こういう会議は、役所が開いてる時間内に行われ、そこに集まってきた人達には一定の報酬が支払われることは慣例になっています。
 でも、この会議は夕方以降に行われ、知事も県職員も参加してきた人達が全員ボランティアで報酬なしで行われたそうです。
 まず、条例の骨子を作る前に県民から意見を聞くことになりました。そこには五つのキーワードがありました。

@真のノーマライゼーションの要請に応えられているか
A個人のニーズを軽視した既製服型(形にはまった)の健康福祉になっていないか
Bすべての人が「自分らしい」毎日の生活をすごすことが出来ているか
C理不尽な理由で辛く悲しい思いをしている人はいないか
Dセクショナリズム(縄張り意識が強い事)及びパターナリズム(自己満足)での施策になっていないか


というキーワードから自分はどんな差別を今誰から受けているのか、というアンケートをして、約800の事例があがったそうです。
 その事例を基にして、県下で30回以上のタウンミーティングが行われてそれも開催地域の人達が実行委員会を作り、創意工夫を凝らしたミーティングが行われました。そのなかでは、学校現場や、仕事の現場で起こっている差別の状況を寸劇にして、演じるところがあったり、その地域の特徴を見いだした案を提示して、意見交換をする所もあったそうです。
 私がこのキーワードで一番気になったのは、Cの「理不尽な理由で辛く悲しい思いをしている人はいないか」という部分で、行政がそこまでつっこんで調査をし、それをもとにして条例を作る。このやりかたはこれまで無かったことです。ここには、県民や当事者、その家族達が立ち上がり、県行政と一緒になって、良い条例をつくっていくという機運が見えてきました。
 この条例には、罰則規定はありません。ただ、差別を受けた人がいれば、そこを調査し、差別した所に行政として指導をする。それでも差別が収まらなければ、当事者の訴訟に対して県が協力するということが明文化されています。
 千葉県は福祉施策では、東京や大阪に比べて遅れている地域だといわれています。知事の話を聞くと、「全国的におしりから数えた方が早い」と笑っていました。でも、地域で暮らしたいという障害者の想いや家族の想いはどこの県にも負けないし、諦めていない。そういう方と話していく中で、この条例に対して反対はあるけどでも進んでいって良かったと思います。

○プロジェクト・ブレーメン
 ブレーメンの音楽隊って知ってますか?
 ロバ、犬、猫、おんどりが、思い思いの技術や特長を活かして、一つの目的に到達するまで活動するという童話です。
 この千葉県の動きは、福祉の領域を越えて、就労、農業、教育、環境など、多くの分野がクロスオーバーして、新しい形の地域社会を作るために、動き出していきました。

○県議会の反対があり、廃案になりました
 タウンミーティングをやり、障害者や家族などの想いを議会にあげたそうです。でも一部の議員から「福祉のまちづくり条例でいいのではないか」とか、「差別という言葉を出すと市民は行政に対して、反感を持つのではないか」などの意見が出て、もっと多くの人達から意見を聞くために継続審議となりました。
 教育委員会からは、教育における差別の条文を見ると「就学指導を定めている学校教育法に反しているのではないか、誤った解釈が一人歩きして教育現場が混乱してしまう」というような、後ろ向きの意見を言っていたそうです。
 この条例を作ろうと思っていない議員から、妨害とも言えるような意見があったりして、この条例案は一度は廃案になりました。
でも、多くの人から「この条例は障害者やその家族、また、県民にとって必要な条例だ」という意見が多く出て、反対していた議員に一人一人、話をしていったそうです。そうするうちにその議員達もこの条例の必要性を感じ、最終的には賛成に回り、条例を作ることが出来たそうです。

○条例のある街
 この本は千葉県差別禁止条例を作りあげるときに、公募で参加してきた野沢和弘さん(毎日新聞社会部 副部長)の著作で、自らのお子さんが知的障害を持ち、地域で統合教育や作業所設立運動をされています。
 野沢さんは、この条例が出来上がるまでの作業の様子や、議会とのやりとり、堂本知事とのやりとりなどを切々と文章にして、出版されました。
この本を読んでみて、県を動かすときにどれ程のパワーが必要で、どう動いていけば行政を納得させることができるかが書いてあり、本来の新聞記者の仕事をそっちのけにして、条例成立に邁進されている光景がありました。
 また、一旦廃案になった時の落胆ぶりや、そこから多くの人からパワーをもらい、再度、条例成立に向けた動き、協力をしてもらった多くの人々の力強いメッセージが書いてあり、読んでいると涙ぐんでしまうところもあります。

○終わりに
 千葉県が障害者差別禁止条例を作ったことは、私たち障害者や家族にとって大きな力となります。
  先にも述べたように、条例は市町村、都道府県が作れるものです。私たちが住んでる市や、県もこのような条例を作ることで、「障害者の差別」というものを一体となり、考えていく事が必要です。
それをすることによって、国に働きかけ、「障害者差別禁止法」を作らせる動きをしていきましょう。
(大友)

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みなさんからの、投稿コーナー

 このコーナーでは、みなさんからの作文・詩・短歌・俳句・小説など、投稿作品をご紹介しています。
 作品は随時募集しておりますので、投稿されたい方は、編集部までどしどし投稿して下さい。
 なお、作品数が多くなった場合は、繰り越しで2号先の広報誌に掲載する場合もあります。作品の内容によって考慮は致しますが(季節がテーマの場合など)、あらかじめご了承下さい。

 みなさまの投稿を、お待ちしています。













12.短歌

この我は
花鳥風月
うたわない
生きるよろこび
うたい続ける


伊丹市 岩國久美子


13.「壁」

いのま ゆみ

その壁の向こうは、海だった。そして、そのことを知るのは、彼女だけだった。
この建物は、ここへ来る者たちにとっては、ごく普通の校舎で、壁を挟んだ外は校庭。その壁に秘密があることを知る者はいない。彼女以外には・・・。
いつものように、授業が始まりきまった時間に終わる。放課後には、部活のある者、ただ、おしゃべりをたのしむ者、先生たちがいる。夜の8:00には、みんな、帰り支度をする。
そして、彼女は、誰もいなくなるのを待った。
壁の厚さは15p程。しかし、この壁の中を歩くと3m程ある。まるで水中にいるように、彼女は歩く。暗闇。呼吸は出来ない。
この壁を抜けると、そこは海辺。人、一人いない。彼女のためだけにあるかのように。
ここは、彼女の安らぎの場所。疲れ果てた、心と体を癒す場所。波の音が響き、夜空には、月が輝き星は瞬く。彼女は、この場所が、いつか、なくなってしまうのではと心配だった。
今日も、彼女は、息を潜めて夜を待つ。
先生が教壇に立ち話し始め、彼女の心配事が、的中することになる。
「この学校は、3年後には閉校することになった。諸君の母校はなくなる。が、ここで出会った仲間たちとは、いい想い出を作る時間がある。思う存分、学校生活を充実させていただきたい。」学生たちの中には、泣き出す者もいたが、みんなでいい想い出をつくろうと、励ましあい、先生のその言葉で学生たちの絆が深まったように思えた。
放課後の学校は、賑やかだ。彼らはどうしてこの壁を見つけられないのだろうと、不思議に思ったこともあったが、そもそも、この壁を見つけたほうが、不自然なのだと、彼女は思うようになっていた。以来、ここのことは、彼女だけの秘密の場所となった。
そして、彼女もまた、この海で、残りわずかの時間を、大切に過ごそうと思うのだった。
いつしか校舎は取り壊され、勿論、壁もなくなってしまい、秘密の場所はなくなった。
しかし、彼女はどこかに、また、同じ壁があることを信じているのだった。


14.哲珍の部屋

哲珍

 みなさん豊中は住みやすいですか? 昔から豊中は障害者施策に力を入れてきたわけですから、他市に比べれば教育も医療もリハビリ等も充実しています。今ではごく普通になった制度、教育でいうなら同じ教室で健常児と一緒に学びあえる事。医療でいうなら医療費の助成や障害者歯科の充実、リハビリでは理学療法士や作業療法士の確保等、一昔前では考えられなかった制度が今ではごく当たり前。でもそういった制度は自然にできたわけではありませんよね。じゃあ、どうして今のようになったかといえば、私たち障害当事者やその家族、更にその周辺にいていた方の「声」です。
「声」。
「声」をあげる人・「声」を届ける人・「声」を制度にする人、この三者がうまく調和され機能していたから、豊中は障害者の制度が充実し住みやすくなってきたわけです。今までは。
 昨年、豊中市の障害福祉に力を注いで、自らも脳性麻痺の障害者として豊中市の行政職員を努めた方が亡くなられました。上記で書いた言葉でいうなら「声」を制度にする人がいなくなったという事です。そして今年、16年にわたり豊中市議会議員として活動されてこられた障害当事者で車いす使用者である方も市議を勇退されました。上記で書いた言葉でいうなら「声」を届ける人もいなくなったという事です。

「声」を届ける人・「声」を制度にする人がいなくなった豊中。財政的にも決して豊かとはいえない状況ですから、「声」をあげずにほおっておけば、必ず真っ先に福祉予算は削られ、徐々に制度は使いにくくなり、私たちはより住みにくくなってしまうのです。
 このままではよくないです。私たち障害者の事は私たち障害者が決めなければなりません。そのために、「声」を届ける人・「声」を制度にする人がいなくなってしまった今、私たち障害者にできる事は、唯一「声」をあげる事しかないでしょう。

「われわれはぁ〜たたかうぞぉ〜!!ぶおぉぉぉ〜!!!!」


15.ぼくの日曜日 〜完結編 Part.1〜

海帰優人

ころんでもころんでも

 
ぼくは、情緒的な人間である。最終回ぐらいは、完璧に豊中での11年あまりのひとり暮らしを、「自立」という視点から書いてみようと思ったけれど、やっぱり、しどろもどろに気の向くままにつづるのが、ぼくの流儀なので、つれづれに吹かれていくことにする。
 先週の土曜の夜遅くのこと、久しぶりに電動車いすでころんでしまった。けっこう人通りが多い場所だったので、大量に流れ出す鼻血に野次馬は騒然となった(頭はまったく打たなかったので、意識はすごくしっかりしていた)。しばらくして駆け付けた救急隊の人たちにも、あれこれと根も葉もないこと(鼻の骨が折れているとか、頭から大量の出血やとか)を話し続ける野次馬たちにも、肝心の僕の声に、なぜ耳を傾けようとしてくれないのかと、少し腹立たしさを覚えたが、すぐに「世の中こんなものか」と思ったら、自然に薄笑いがこみ上げてきた。ケガは、本当にスリ傷のちょっとひどいやつという程度だった。
 ぼくの頭の中には、いつでも「てんびんばかり」が幅を利かせている。いつも、何かを考えようとするとき、そのてんびんばかりは知らないうちに現れる。ぼくが何十回となくころび、痛い目に遭っても、ひとりで過ごす時間の魅力に重みを感じてしまう(こまかい話をすれば、ぼくがころぶ原因はおおかた段差を見落とす場合に限られる。基本的に操作ミスではないので、それほど危険を感じない)。この場合も、ぼくの頭の中のてんびんばかりが活躍する。チンピラにからまれたこともある。大型スーパーのレジでお金を財布から抜かれたこともある。ひとりでいることのリスクよりも、ひとりでいることの快適さのほうが、長い目で見ていまの生活を維持するためにプラスになると、てんびんばかりは判断する。
 世の中うまく運ばないことのほうが多い。いろんな場面で、ややこしい判断を迫られることも多い。そんなときに、オーダーメイドのてんびんばかりはとても役に立つ。
 けっきょく、「まちでくらす」ということは、さまざまな考え方の人たちの中で、どれだけ折り合いながら「自分」を実感できるかだと思う。


16. どんぐりのひとりごと(3)

どんぐり

 夏、ときたら、皆様は何を連想されるでしょうか? 私は、夏の夜に咲く花火、かな? 一瞬のうちに散ってしまうけど、多くの人が関わって夏の夜の大ロマンを描いておられるんですもの。
「今晩は、自由にしてもいいよ」って言われたら、どうしますか?
基本的には、私は自由に生きているんですが、娘が修学旅行に行っている晩、ほんとうに一人で何をしてもよい時間ということに気が付き、いろいろ思いあぐねたのです。一人で本を読む。パソコンで遊ぶ。テレビを見るのもいいけど、ちょっとさびしいな。大好きな人は、地方公演中だし・・・。で、お友達と飲みに行くことになりました。今晩こそは、「我が天下」ばかりに大阪の町を飲み歩きました。とは、うそうそ。まじめに用事をすませ、いざ梅田に出陣!! 
どこに行こうかとさまよい歩き、ねぎ焼きで有名な「やまもと」さんへ行こうということになり、行列の中に「はよ、食べんとアカンね」と言いながら飛び込んで行き、ねぎスジこんと中ジョッキのビールを飲み干してきました。そのおいしかったこと!!ねぎとスジこんの甘辛さがマッチしてやっぱり、大阪の味は最高です。一口ひとくち頬張るたびに「おいしい、グー」と、言ってサインを出してしまいました。
で、それで終わったかといえば、いえいえ、甘い物を求めてみんなでひた走ります。ケーキ屋さんに、直行。大きなケーキを、ぺロリッと胃袋に収めてしまいました・・・。
これでおわりや、な〜んて、まだまだ・・・。今度はヘップナビオの観覧車に乗って、大阪の夜景をロマンティックに眺めました。この観覧車、乗り降りするときに、止めてくれるので安心して乗れます。でも、冷房がしてあり車中の寒かったこと。(絶対に、上着は引っ掛けて乗ってくださいね)
みなさんも、彼氏や彼女のいる人も、いない人も、老いも若きも、友達複数とでも大阪の夜の町をデートしてみませんか?(どんなところがあるのか、そおっと、私に教えてくださいね。)
もう、そろそろ子離れの時期。それとなく見守りつつ、離れて行くのは至難の業かな? いつまでも子どもを生活の中心にしないで、自分を生活の中心にもってくるようにしないといけないな、と、思っている今日この頃です。なあ〜んて、かっこうええこと言うておりますが、現実は、子どもから学んだり、自分の親から学んだりとまだまだ修業中の身です。


17.介護人‘k’の「何でやね〜ん!」

介護人K

一緒にお昼を・・・編

はい、どうぞ〜 ほな、俺も食べよかな・・・と・・ 「あれちょうだい」
え?あ、はいはい。
どうぞ〜(汗)

さ、俺も食べるぞっと
「あれちょうだい」
パクっと イラ〜 さ、俺・・・ 「ちょうだい」
ブチッ!!
ワシにも食わせん
かいぃ!!(怒)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あ、真似をしてトラブルになっても、私、一切関与致しませんから。ちなみに介護人‘K’は悪い人ではありません。なぜなら介護人‘K’は筆者だからです。


投稿コーナー終了


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18. さろんだより

事務局

 七夕の伝説は知っていますか? ふたりだけの生活にかまけてしまった牽牛と織女が、離ればなれにされてしまい、7月7日のたった一日だけ会うことを許されるという少し悲しい伝説です。

 支援センターでは、ちょうどその七夕の日が「さろん」だったので、笹の飾り付けを集まったメンバーで行いました。
 色とりどりの短冊に、十人十色のお願い事がたくさんたくさん結びつけられました。『ヘルパー募集中』という広告??から『阪神優勝』『かめはめ波が打てるようになりたい』『無病息災』『イラストレーターになりたい』などなど…将来の夢から大きな野望までさまざまですが、織女の織る布のような多彩な短冊を、想いを込めながらみんなで結びつけたので、きっと願いは届けられると思います。

お願い事を考え中・・・みんなそれぞれ
真剣に悩んで書いています
どんなお願い事をしているのか
気になっているようです・・・

 そんな「さろん」は毎月第1・第3土曜日の13:00〜16:00までの間で、お茶を飲んだり、パソコンを利用したり…のんびりした雰囲気でおこなっています。個性豊かなスタッフの一発芸にも、ときおり遭遇する貴重な時間を過ごしてみませんか?みなさんのお越しをお待ちしています。
(石田)

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19. CIL豊中近況/お知らせ  

事務局

 このコーナーは、当センタ−ホームページの「CIL豊中近況」というところから抜粋しました。事務局のようすが少しでも分かっていただけたら嬉しく思います。

≪5月≫
2007/5/21 夏日
最近昼間の気温が高くなる日が増えてきました。介護から帰ってきた職員はみんな汗だくです。事務所では入り口や裏側の扉を開け風通しを良くしています。朝夕の気温の差が大きいので体調管理に気を付けましょう。

2007/5/28 パソコントラブル(泣)
いつも名刺を作るときに使っていたパソコンが、突然壊れてしまいました。今、修理に出していて、1〜2日で治るだろうと言われたのでとりあえず一安心ですが、古い機種だけに、治っても予断は許さないですね。

≪6月≫
2007/6/1 今日から6月
事務では月初の請求作業が始まり、記録用紙とパソコンのにらめっこです。座りっぱなしなので腰や目に疲れが溜まります。午後は疲れがピークになるので、甘いお菓子やコーヒーを飲んで気分転換しています。

2007/6/15 調理講習会
今日は午前中、調理講習会が行われました。その場にある食材を使って、早く作れる料理を作ろうという、なかなかレベルは『高』なもの。でも、みんなすごく料理を知っているし、上手かった&旨かったですよぉ。食べ過ぎた〜!!

2007/6/16 実習生、サロン
今週より、ヘルパー2級の受講生が、支援センターに実習に来ています。毎回いろいろ説明をしたり、受講生自身のいろいろな話を聞いたり、大変だけど面白いです。今日はサロンもあり、これまた大盛況で、楽しい雰囲気も味わってもらえたと思います。

≪7月≫
2007/7/2 7月ですっ
2007年も半分が過ぎてしまいました。10月からは自立支援法の請求事務が国保連に変わるのでさらに忙しくなりそうです。

2007/7/7 七夕サロン
今日は7月7日、七夕でしたが、ちょうどサロンの日となり、みんなで短冊を作って願い事を書きました。笹は前日に用意しており、願い事を書いた人から各自かけていったのですが、なかなか沢山の願い事が揃いました。ヘルパーステーションの職員もそれぞれ書きまして、サロンも今日は5人来てくれたので、大盛況でした。

2007/7/23 そろそろ
週間天気予報を見ると晴ればかり。そろそろ梅雨明け?介護のほうはプール介護が増えてきました。忙しい職員は週に3回プールという人もいるようです。

2007/7/24 第一回クリスマスパーティー会議
昨日(23日)、第一回目の、今年度クリスマスパーティー会議が行われました。
いつもの年より多少遅い時期からのスタートとなってしまいましたが、昨日のうちに、プログラムの骨格や、バンドの依頼先が大体決まりました。













お知らせ
・9月29日〜10月7日の土日、ピアカウンセリング集中講座が行われます。
・11月10日(土)に、蛍池ルシオーレホールにて、2007年度CIL豊中市民講座を開催いたします。今回のテーマは、『高次脳機能障害』で、『障害者医療・リハビリセンター』の担当コーディネーターと、当事者の家族の方に、講師としてお越しいただく予定です。
・12月16日(日)に、障害福祉センターひまわり、体育室にて、クリスマスパーティーを開催します。


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20. サービスのご案内

事務局

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中

TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者自立支援法介護サービス
障害者自立支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・介護予防訪問介護サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
 障害者自立支援を目的に、地域のささえあいに基づく制度外サービス。
◇対象者 原則豊中市在住の障害者
◇介助料
 【一般介助】 1時間    1,200円
  実費交通費(市内上限800円)を負担していただきます。
 【その他】宿泊介助、旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費は利用者負担です。
◇キャンセル料 
前日まで無料。当日は半額です。(上限10,000円)
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
ヘルパー養成講座
 ヘルパー養成講座の開催(随時)。
訪問看護サービス
看護師が家庭に訪問し、在宅療養生活の支援をします。
◇サービス提供範囲 豊中市・池田市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜〜金曜9時〜18時


豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者相談支援事業(無料)
 障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇ホームヘルパー、デイサービス、ショートステイなどの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピアカウンセリング  ◇権利擁護   ◇専門機関の紹介
自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
指定相談支援事業(無料)
 市町村が必要と認めたサービス利用計画作成対象障害者等にサービス利用計画を作成する等の支援をします。
豊中市障害者外出支援サービス
 車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は豊中市に居住し、次に該当する人です。
 @身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 A療育手帳Aを所持している人。
 B腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
 注 15歳未満で車いすを使用していない人は利用できません。
   65歳以上で車いすを使用している人は利用できません(豊中市社会福祉協議会の「ほのぼの号」を利用 (6841−9393)。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29〜1/3を除く)。
◇利用回数 月2回まで利用できます。
◇利用料 4q未満300円〜20q以上2,500円
◇利用区域
 豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 当日キャンセル500円
点字名刺(送料は一律270円)
◇既存名刺への点字打ち込みの場合 10枚150円
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚300円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚350円
ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。 

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21. 編集後記

編集長 上田哲郎

 残暑厳しいこの季節、みなさんどうお過ごしでしょうか??今年の夏は猛暑が続きましたねぇ。夏バテをしている方もたくさんおられる事でしょう
 みなさんは、この時期にはどんな曲や風景が浮かんできますか?人それぞれ百億通りあると思うのですが、毎年この季節になると、私の頭の中には
 「♪な〜つのおわ〜りぃ〜 な〜つのおわ〜りぃ〜には
   ただあなたにあいたくな〜るの・・・♪」
といった曲が流れてしまいます。しかも音だけではなく、風景も浮かんでしまうのです。真っ青な空に、くっきりとそびえる緑が茂った山が背景にあり、その山からこちらに一本の小川とその脇のあぜ道、その周りは一面畑といった所に、女性がひとりあぜみちに腰掛け、小川をぼ〜っと眺めている風景が浮かんでしまいます。
 さて今回の広報誌はどうだったでしょうか?
 今回はスポーツ関係の記事が2つありましたね。ひとつは観る側からの視点にたったもの、もうひとつは実際に行うもの。みなさんはどちらに興味を持ちましたかね。
 残暑は厳しいですがもうすぐ季節は秋 今年はスポーツの秋にして、からだを動かすのもよし。スポーツ観戦しにいくもよし。はやいこと夏バテから脱却し、もうすぐ来うる秋の楽しみの準備をしまっしょい!!

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