広報誌『CIL豊中通信』Vol.21


も く じ





印刷版の表紙
1. 指定相談支援事業が始まりました
2. 特集:楽しいところに行きまっしょい
3. 2006年度第2回自立生活プログラム講座報告
4. 2006年度第2回市民講座報告
5. ヘルパー現任者研修報告 〜身体介護講習会〜
6. 2007年バリアフリー展を見学して
7. 障害者相談支援事業とは
8. 地域の作業所の活動を紹介します −クレヨン作業所−
9. 第5回インクルージブ教育を考えるシンポジウムに参加
10. 学生無年金障害者の活動から −Part.15−

事務局
広報誌編集部
事務局
事務局
事務局
広報誌編集部
事務局
広報誌編集部
事務局
事務局
みなさんからの、投稿コーナー
 
18. CIL豊中近況/お知らせ
19. サービスのご案内
20. 編集後記
事務局
事務局
上田哲郎



1. 指定相談支援事業が始まりました

事務局

 障害福祉サービス利用に関する調整を行うことが難しい方に代わって相談支援専門員がサービス利用のための支援や調整を行います(サービス利用計画作成費による相談支援)。

【主なサービス】
 ○サービス提供事業者の紹介 ○サービス提供事業者との契約時の相談や説明
 ○サービス利用計画の作成  ○サービス利用時のサービス提供事業者との連絡調整
 ○サービス利用状況の確認   ○サービス利用に関する相談や情報提供

【利用者負担】 無料

【対象者】
 障害福祉サービス(重度障害者等包括支援、共同生活介護、施設入所支援、自立訓練及び共同生活援助を除く)を利用する支給決定障害者等であって、次の1〜3のいずれかに該当し、申請により、市町村がサービス利用計画作成費の支給決定を行った方
 1 入所、入院から地域生活に移行するため、集中的に支援が必要な方
 2 単身又は同居家族の健康上の理由等のため、自ら事業者等との連絡調整が困難な方
 3 重度障害者等包括支援対象者であるが、重度訪問介護等他のサービスを利用する方

【指定相談支援の流れ】
 1 サービス利用計画作成対象者の申請(利用者→市町村) 
 2 サービス利用計画作成対象者の認定及び受給者証の交付(市町村→利用者)
 3 サービス利用計画作成依頼と契約(利用者←→指定相談支援事業者)
 4 指定相談支援の実施
   @アセスメント(課題の把握)
   Aサービス利用計画の原案の作成、サービス担当者会議
   Bサービス利用計画の作成
   Cモニタリング(利用状況の把握を行い、必要に応じて利用計画の変更)

★☆★一般的な相談支援について★☆★
 指定相談支援(サービス利用計画作成費による相談支援)ではなく、障害のある方やその家族の福祉に関する一般的な相談については、市町村の窓口または障害者相談支援事業の委託を受けた相談機関がお受けしています。
※豊中市障害者自立支援センターでは、指定相談支援事業に加えて障害者相談支援事業の委託も受けています。指定相談支援や一般的な相談まで、お気軽にご相談下さい。
(徳山)

もくじに戻る


2. 特集:楽しいところに行きまっしょい

広報誌編集部

 もうすぐ夏がやってきます。月並みな言葉ですが、夏といえばやはり気分が解放的になり、外出をしたくなってきますよね?

 前回Vol.20では、何とも難しい言葉が並んで、読んだら読んだ分だけ目が点になる特集を、お届けしてしまいました。そこで今回は一転、みなさんに楽しい『お出かけスポット』をどんどんご紹介して、少しでもみなさんに、「あっ!ここ行ってみよう。」という気持ちになってもらいたいと思います。
 笑えるところ、動物に癒されるところ、自分でものを作れるところ、体を動かせるところ、景色のいいところ、そしてちょっと学習もできるところ・・・・・。いろいろなジャンルに分けて、計10ヶ所に行ってきました。
 ではでは、どうぞご覧あれ〜〜!!

───────────────────────────────────

スカイランドHARADA

 豊中の代表的な施設として大阪の玄関口である大阪空港がありますね。私が担当した「景色がきれいなところ」は、その大阪空港の滑走路のすぐ横にある「スカイランドHARADA」。
 原田下水処理場の屋上を利用した施設で、多目的運動広場をはじめ、せせらぎ広場、芝生広場、ジョギングコースがあり、運動だけでなく、憩いの場としても利用することができます。
 滑走路にも面していることから飛行機の離着陸が手に取るように見られますし、天気が良い日はお弁当を片手に一日ぼぉ??っとしながら過ごすのも良いのではないでしょうか。今は工事中ですが、お隣の伊丹市の公園とも近々繋がるようです。

広い景観です。飛行機も見えるのが嬉しいです。(右)


場所:阪急バス 阪急曽根駅より、クリーンスポーツランド前行きで「クリーンスポーツランド前」下車
開館時間:9:00〜17:00
定休日:毎週木曜日(祝日の場合は翌日)12月27日〜1月5日

 (上田)


インスタントラーメン発明記念館

 「つくろう」がテーマの私は、世界初のインスタントラーメン記念館に行き、ラーメンを作ってきました。館内は、バリアフリーになっていて、壁には、歴代のインスタントラーメンやそれに関する様々な情報がおもしろく展示してあり、楽しい発見がいっぱいでした。次は、体験コーナーへGO。

◆チキンラーメン手作り工房
 二人一組になり、ラーメンを作ります。優しいスタッフさんがついているので安心です。自分の手で小麦粉をこねるところから始め、塩やごま油やチキンエキス・・等、身近によく聞く材料を入れて美味しい麺にしていきます。まぜてまぜて、こねてこねて、あとは、機械に何回も通し、0.7oの薄さにして、生地をねかせます。揚げる行程等も、ガラス越しに見えるので、自分の手でこねた麺が完成していく過程が嬉しかったです。またパッケージにも絵や字を描けるので、世界に一つのラーメンができました。

※事前予約が必要(3ヵ月前の10時から電話で) 
 予約専用ダイヤル 072−751−0825
 料金:大人500円  子ども300円

◆自分だけのカップヌードルをつくるミニ工場
 予約なしで楽しめました。300円でカップヌードルの入れ物を買います。そして、好きな色のペンを使い自由にカップに絵を描き、中身も自分好みに選べます。4種類のスープから1種類、12種類の具材から4種類を選び、オリジナルカップヌードルの完成☆
料金:1食300円

場所:阪急電車宝塚線「池田駅」下車 徒歩7分位
開館時間:9時30分〜16時(入館は15時30分まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日が休館)・年末年始
入館料:無料(体験工房は有料)

 (赤塚・潮崎・石田)




大阪府立上方演芸資料館「ワッハ上方」

 大阪といえば昔からお笑いで盛んな所でんな!この「ワッハ上方」は吉本新喜劇や若手の漫才、落語などをやっている「なんばグランド花月」(NGK)や、松竹新喜劇や古典落語などを中心でやっている「中座」や映画館、食べもん屋がひしめいている「ミナミ」にあります。
 ワッハ上方には、そこで活躍している漫才師や落語家のフィギュアやド派手な衣装などがいっぱい飾ってはりました。
 また、芝居小屋で栄えてきたミナミの風景をミニチュア化したものがあり、劇場の形や、路面電車が走っていたりするのです。
 そこには、昔の資料や、漫才落語のレコード、ビデオ、DVDがあり、無料でヘッドホンから聴くことができます。(もちろん動画も観れます)今は絶対に観られない、「横山やすし・西川きよし」や「夢路いとし・喜味こいし」、「中田ダイマル・ラケット」、落語の「桂米朝」「笑福亭松鶴」「桂枝雀」などの演目がDVDで聴いたり、観たりできるようになっていて、そらも〜楽しおましたわ!

ワッハ上方へいらっしゃい! 頑固なオヤジでおま! 昔の芸人のフィギュア

 ここには、自分が芸人に向いているかどうか計る装置があり、アンケート形式で設問に答える形になっています。私自身やってみたら、芸人には向いていないそうで、「少し残念、でも良かった。」と思いました。
 館内には小さい劇場があり、若手の漫才師やピン芸人が自分の芸を披露していましたなぁ。
 でも、まだ若いだけに、もひとつでおましたわ!


場所:なんばグランド花月向かい
開館時間:11:00〜18:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)
入場料:大人400円 高・大学生250円 小・中学生:120円
     障害者手帳により、本人及び介護者は無料
(大友)


宝塚市立 手塚治虫記念館

日本には世界に誇る偉人がたくさんいます。
その一人が『手塚治虫』という漫画家です。
この人は、豊中市出身で、北野高校を出て、阪大医学部に進んだ頃から漫画を描き始めたのです。この大学時代に「ブラックジャック」の原案を生み出したといわれています。
阪急宝塚駅を降りて「花の道」を通っていくと、宝塚市が手塚治虫の業績を称えた「手塚治虫記念館」があります。
まずは、「火の鳥」が迎えてくれ、玄関にはいるまで色んなキャラクターの足跡がついていました。
玄関を入ると、「鉄腕アトム」が迎えてくれ壁や天井に手塚治虫の主人公が書かれてあり、トイレのタイルにも「レオ」や「メルモちゃん」が描かれてありました。
また、手塚治虫の作品の初版本などレアものがたくさんあり、無茶苦茶楽しかったし、子どもの頃を思い出しました。
ココの地下には、漫画の原画を描く体験ができ、パソコンを使って、子ども達が、おねえさんの指示で楽しんでいました。そこの正面には、手塚治虫が机の前で漫画を描いているフィギュアがあり、私も描いてみたいような衝動にかられました。

手塚治虫記念館全景 アトムが出迎えます。

手塚治虫の作品は、環境を大切にし、平和を唱え、人を大切にするものが多くあり、本当に偉大な人だなぁと感じました。
今のアニメにはついていけない私を含めたおじさん達は手塚治虫の気持ちを大切にしたいと思いました。

場所:阪急宝塚駅から徒歩10分
開館時間:9:30〜17:00
休館日:水曜日(祝日は開館) 年末、2月21日〜2月末日
入館料:大人 500円 中、高校生300円 小学生100円
     障害者手帳により、本人及び介護者は無料

(大友)


大阪市立科学館

 『宇宙』と『エネルギー』をテーマにした、科学館。
 入場券売り場は地下1階にあり、エレベーターはありますが、体の不自由な人専用で、ボタンの上にはフタがかぶせてあります(左の写真参照)。だから、自分でフタをめくれない人は、最初に係員に声をかけて下さい。
 ゲートから入ると、まずエレベーターで4階に上がり、エスカレーターで3→2階に降りる形で見学していきます。エレベーターを利用することも出来ますが、先ほど書いたように、ボタンの上にフタがされています。
 では展示物を紹介。まずはデッカイ太陽に子分の(?)惑星たちの模型。太陽と惑星の大きさの違いがよく分かります。そしてその向こうには、我が地球の巨大模型がドーン!!迫力十分でした。太陽は地球の約109倍の大きさですが、数字だけ言われてもピンと来ないですよね。だからこうやって、大きさの比率が実際と同じ模型を見て学習できるのは、大変分かりやすくていいと思います。ほかに、宇宙や地球の原料になる物質、科学の歴史の紹介、他の惑星の重力で体重測定体験など、展示物は豊富でした。

 さて、この科学館の大きな『目玉商品』に、プラネタリウムとオムニマックスシアターがあります。時間の都合上、筆者が体験したのはプラネタリウムのみとなりましたが、雄大な星空、そして星座を、かなりリアルに味わうことが出来ます。特に、燃えている太陽の演出は壮観でしたよ。車いすの人は、2階の入口(中段入口)から入ることになりますが、表示はありませんので、係員に聞いて下さい。

場所:地下鉄肥後橋駅から西へ徒歩5分、淀屋橋駅から15分
開館時間:9:30〜16:45(観覧券の販売は16:00まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日・祝日は開館)
入館料:展示場/大人400円、高大生300円、中学生以下無料 プラネタリウムおよび
    オムニマックス/各大人600円、高大生450円、中学生以下300円
 
(根箭)


大阪くらしの今昔館

 大阪の街の江戸時代→近代・現代を体験し、リアルに再現された街並みで、遊びながら歴史を学習する、そんな目的で訪ねてもらえたらいいなと思うのが、『大阪くらしの今昔館』です。ここはまさに、『タイムスリップ』館。場所はビルの8・9階という高い場所にあるのですが、とてもそんな感じを受けさせません。
 入口は8階にあり、中に入ると長いエスカレーターで9階まで上がります。エレベーターはエスカレーターの右側にありますが、正面からは少し陰になって見えにくいので、係員に案内してもらって下さい。
 ではまず9階ですが、ここでは江戸時代が再現されています。今すぐ時代劇のセットとして使えそうでしたね。この当時、子どもの間で流行っていた遊びを体験でき、また照明効果で、朝→昼→夕→夜の街並みも味わえます。細かい道具に至るまで、再現が行き届いていますよ。

 次に8階に移動すると、今度は精密に作られた模型で、明治時代以降、近代の大阪をかいま見ることができます。今は取り壊されつつある、初期の鉄筋コンクリート製団地や、終戦直後に存在した、使えなくなったバスの車体を利用した住宅、そして戦前のメイン通りなどが展示されていました。案内アナウンスも、物語調で流れてきます。ほかに、古い家電製品や家具の実物も置かれていました。さらに隣には、昔のコミックやお菓子のパッケージ、グリコのデザインの移り変わりなどを展示した、『企画展示室』もあります。

場所:地下鉄・阪急天神橋筋六丁目の駅ビル8階
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
(日曜、月曜の場合を除く)、第3月曜(祝日、振替休日の場合はその週の水曜日)
入館料:600円(企画展示室込みで800円)

(根箭)


「無邪気な動物たちに触れられる動物園にいってきました!!」
★宝塚ガーデンフィールズ

 宝塚ファミリーランドがなくなって4年くらいになるでしょうか。そこは私の人生の半分の思い出が詰まっているように思います。幼少の頃には、父や母に連れられて乗った乗り物、思春期の頃は、鳳蘭様をただひたすら待ち続けていた思い出。自分が母になってからも娘の成長過程での思い出があり、まさに私を育ててくれたと言っても過言ではないはずですが、その面影を残しながらも住宅展示場になったり、高級マンションが建ち並ぶ「花の道」周辺も、30数年前と風景が違いますね。
 宝塚ガーデンフィールズはその一画に位置し、英国風ナチュラル庭園「シーズンズ」とペットパーク「ドッグ・ラン・ド」からなり、四季折々の花々や犬たちと触れあえる場になっています。犬の大好きな私は、まずは「ドッグパークエリア」に。そこはいろんな犬たちをさわってふれあいを楽しんだり、展示してある犬たちを見たり、気に入った犬を散歩(30分 800円)させたりできます。犬の背中をなでていると、ぬくもりが伝わりなぜか優しい気持ちになれたりします。その他、緑いっぱいの空間の中で愛犬を思いっきり遊ばせる「ドッグランエリア」(会員制)もあります。その出入り口の前にはペットショップがあり、ガラス越しに見られる子犬のかわいいこと!!
 中には、美容院やクリニックもあり、ワンちゃんとの生活を応援してくれそうですよ。
 次にナチュラル庭園に。なんかとっても落ち着ける空間だと思いました。これからの季節、いろんな花々の饗宴が楽しみです。ガーデニングをなさる方のためのお店やカフェもあり、お庭を眺めながら食べるサンドウィッチやケーキもおいしそう!
 犬の好きな方やガーデニングの好きな方にはぜひお勧めのスポットです。

ピヨ〜ン!ハイジャンプして愛敬を振りまいてくれる犬。 こちらはちょっとお疲れ気味のワンちゃんたち。

★最寄り駅 阪急宝塚線「宝塚」駅下車、またはJR「宝塚」下車
★入場料「シーズンズ」大人600円 子ども300円
(障害者手帳呈示で障害者割引500円)
※宝塚歌劇観劇後、当日座席券呈示で入場可能です
「ドッグパークエリア」大人600円 子ども300円(障害者割引は同じ)
両方入れるセット券 大人1000円 子ども500円

(塚原)


五月山動物園

 娘の小さいときに、車椅子の私のひざに抱かれて「ヨイチョ、ヨイチョ」掛け声だけたくましく坂を上ったのは、確か五月山だったように思います。その娘も大きくなり今回は私の乗った車椅子をヘルパーさんとともに引っ張って上ってくれました。
 春には桜、秋にはつつじのきれいな五月山ハイキングコースの一画にある、小さな小さな動物園。もちろん大きな動物はいませんが、緑に囲まれていてとても落ち着けます。動物とのふれあいを楽しむコーナーがあり、特に小さなお子様にいいかも。ただ車椅子の方やお子様には、入り口に段があり入りづらいかもしれませんが、ウサギやにわとりなどを触れて身近に感じられます。特に都会に住む現代っ子たちにはなかなか貴重な体験でしょう。ほかにも(触れませんが)、ワラビーがいて、その仲間たちと区別されているのでしょうか、赤いピアスをつけたワラビーがいて、とってもほほえましく思いました。オーストラリアの珍獣「ヒメウォンバット」も愛嬌があり、かわいかったです。
 周辺には木々に囲まれた公園がいっぱい。これからの季節、お友達や家族連れでお弁当を広げるのもいいでしょう。ただ山なので、坂がきついです。

★最寄り駅 阪急宝塚線「池田」駅下車 徒歩20分
★入場料は無料です。

(塚原)


「キッズプラザ大阪」の巻

 春休みということもあって、親子連れでにぎわっていました。私の担当が、「身体を動かせる場所」ということだったのですが、館内はかなりの広さがあり、様々な事が体験できるつくりでした。
 虫や魚を観覧できるスペース、ニュースキャスターを体験できるスタジオ、世界の民族の勉強ができる場所、科学の実験を学べる仕掛け、そして3フロアーを貫くように創られた立体的なスペース(右側の写真)。
どれをとっても時間を忘れて楽しめるものとなってました。

場所:地下鉄堺筋線「扇町」駅からすぐ
開館時間 9:30〜17:00
(土日祝、夏休み期間は19:00まで)
休館日:月曜日、年末年始、9月初旬
入館料:大人1200円 こども600円 (障害者手帳により本人及び介護者は無料)

(加田)


楽しい楽しいプール編

ちょっと気が早いですが、豊中市内のプールの紹介もしておこうと思います。願わくばみなさん、去年の水着が着れない事のないように・・・

@ 服部緑地ウォーターランド
  場所  豊中市服部緑地内
  利用期間  7月1日〜8月31日  開園時間 9:30〜18:00
  利用料金 大人1000円 こども500円 
障害者手帳により本人及び介護者は無料
A クリーンスポーツランド
  場所 豊中市原田西(阪急曽根駅前よりバス利用が便利)
開館時間 10:00〜21:30 (但し、日曜祝日は18:00まで)
  休館日 木曜日、年末年始(但し、木曜日が祝日の場合はその翌日)
  利用料金 大人 1,200円、こども 600円 幼児無料
障害者手帳により、半額免除
B 豊島温水プール
  場所 服部西町5丁目(阪急服部駅から西へ約1000メートル)
  開館時間 9:00〜20:00
休館日 月曜日(祝日は9:00〜17:00の間、営業)、年末年始
  利用料金  大人 600円(2時間以内)こども 300円(2時間以内)
障害者手帳により、半額免除
  設備 25mプール(成人用7コース、障害者スロープ、幼児用3コース)、ジャグジー、採暖室、更衣・シャワー室
C 二ノ切プール
  場所 東豊中町5丁目(阪急バス停「南町3丁目」から徒歩3分)
  開館時間  9:00〜20:00
  休館日 火曜日(祝日は9:00〜17:00の間、営業)、年末年始
  利用料金 大人 600円(2時間以内)こども 300円(2時間以内)
障害者手帳により、半額免除
  設備 25mプール(成人用7コース、幼児用3コース)、観覧席 採暖コーナー、更衣・シャワー室
(加田)

───────────────────────────────────

おわりに
 以上、10ヶ所の情報をお届けいたしましたが、いかがだったでしょうか?
 「行ったことがあるところがいくつかあった」という人は、きっと多いでしょうね。でも、何か新しい発見があれば幸いです。
 今回訪ねたところは、一部(五月山公園の階段など)を除いて、バリアフリー面でも特に問題はありませんでしたので、ぜひ出かけて欲しいと思います。
 
 この特集を読んで、今年の夏のスケジュール表が、少しは埋まったかな?? まだまだ掘り出せば、行って楽しいところや、ためになるところは、いっぱいあると思います。今回は10ヶ所だけとなりましたが、またこのような企画を立てて、みなさんにご案内したいですね。つきましては、みなさんからの情報もお待ちしておりますので、ぜひご提供を、よろしくお願いしま〜す!

この記事の最初に戻る     もくじに戻る


3. 2006年度第2回自立生活プログラム講座報告

事務局

「地域での自立とは」
昨年4月に障害者自立支援法(支援法)が施行され、施設からの地域移行が大きなテーマとなっています。この事柄に乗って、各地で施設から地域へ生活していくためのプログラムを作って、具体的に地域生活を始めてる人も見かけるようになりました。
今回の自立生活プログラム講座は、施設で生活をしている人達を対象に『地域生活のビジョンを描く』という目的で行いました。
この講座を受講してくださった方は、大阪府豊能郡能勢町にある、身体障害者療護施設 北摂福祉会「ともがき」のみなさんで、ほとんどの方が施設ができたと同時に入所されていた方でした。

今回の日程とプログラムは次の通りです。

1回目 3月7日(水)14時〜16時
 場所 ともがき
 内容 自立生活って? ILPって何やろう??

2回目 3月18日(日)14時〜16時
 場所 豊中市障害者自立支援センター
 内容 自立してる人の話を聞いて、制度に詳しくなろう!
 講師 ほくせつ24 山田千恵子さん
 
3回目 3月24日(土)14時〜16時
 場所 ILPルーム(自立生活体験室)
 内容 ILPルームを見学して、お金の話と自分たちの決意表明
 
1回目は私たちが「ともがき」に訪問し、受講者の方とお話をしました。今までの講座では、講座会場に受講者に来てもらっていたのですが、今回は、実際に生活をしている施設の様子を知りたいと思いともがきに行きました。施設側のご厚意で最寄りの駅(能勢電鉄妙見口)に車で来てもらいました。人からは聞いていたのですが、やはり、街中から外れたところにあり、周りは畑や杉林ばかりでした。今の施設の状況を物語ってるのかなぁと感じ、ここからの地域移行は大変な動きが必要だなと思いました。
 この日は、自分たちが地域でどのような暮らしをしているか、またどんな制度を使っているかを話し、受講者の方からは、「地域で生活するのにはどれくらいお金がかかるのか、またそのお金は、どうするのか」また「地域で暮らしていて恐かったことはなかったのか、困ったことはなかったのか」などの質問がありました。
 2回目は施設から地域へ自立してきた人の話を聞くプログラムを組み、「ほくせつ24」の山田千恵子さんにきていただき、施設での生活と、地域での生活の違い、また、自分の感じ方がどう変わってきたか、などの話を聞きました。
 山田さんは、“地域で暮らす事は責任性がでてくる。その責任性を楽しんでこそ地域生活”とおっしゃってました。
 3回目は、ILPルームに来てもらい、質問が生活保護や年金でどれくらいお金が入ってきて、生活費にはどれくらいかかるのか、また支援法の負担がどれくらいになるのか等の話をしました。そして、ルームを見学してもらい福祉器機を使った生活のイメージを感じてもらいました。

〜受講者の方から感想が届きました〜

●よしこちゃん:山田千恵子さんの今までの体験話が、聞くことが又生きる励みになり、また本当にありがとうございました。上田さんと大友さんが生き生き働いているところを見て、うらやましいなーと感じました。私も、いつかそういう環境で働きたいなーと思います。私はもう後一歩を、なかなか踏み出せません。今回のセミナーを受けたことを機会に、自分がどうしたいかをもう一度考えていきたいと思います。
●あねご:私たちのために 一人暮らしの話し合いを 持っていただき ありがとうございました。私は 一人暮らしをするのか グループホームにはいるのか まだ 悩んでいます。てっちゃんとか トドの話を 色々聞いて 勉強なったし 楽しいことや 苦しいことや いやなことを 聞けて 本当に良かったし 考えさせられた 本当に この私でも 一人暮らしが できるのかと 今も悩んでいます 自立生活体験室は 一人暮らしするには 丁度いいスペースやなーって思いました。そのうち また 自立生活体験室を お借りするかも わかりません その時は お願いします。

 受講した人達から“自立生活をしたい”という言葉が出ました。この講座がきっかけとなり自立生活のイメージが描けたらいいなと思いました。
(大友)

自立支援センター主催講座に戻る      もくじに戻る


4. 2006年度第2回市民講座報告

事務局

 2007年2月18日(日)、CIL豊中主催の『2006年度第2回市民講座』を開催いたしました。
 今回のテーマは、『精神に障害がある人へのサポートを考える』でした。
 講師として来て頂いたのは、大阪府立大学人間社会学部助教授の、三田優子さんです。三田さんは、精神障害や心の病について、熱く語られました。

 「心の病というのは、誰もがかかる可能性のあるものです。手帳は持っていないが、実は精神障害を煩っているという人は大勢いるはず。そして、今は元気でも前は心の病を持っている状態だったとか、逆に今は元気でもこの先、心の病を持つかも知れないということは、いくらでもあります。」
 精神障害というのを『障害名』というくくりだけで見るのではなく、精神的にしんどいものを抱えているという『状態』で見て欲しいというのが、三田さんからのメッセージでした。
 日本は、経済的には先進国ですが、自殺率では世界一で、うつ病で悩む精神科医も急増しているということです。世界の人口の4人に1人は、一生のうちに何らかの心の病にかかるという報告が、WHO(世界保健機構)から出ているという話もありました。
 「精神障害者の支援をしていると、どっちがどっちだか分からなくなることがよくあります。私のほうが助けられているのではないか?と思うことがしばしばあります。」
 「そもそも私は、健常者という言葉も嫌いなんですよ。だって、『常に健康』な人なんて、世の中にいると思いますか?」
 三田さんはこのように述べられ、精神障害が、決して非日常的で特殊な存在なのではなく、私たち一人ひとりも、実は重なる部分は少なくないのだということを、訴えていました。
 このほか、参加者へのクイズも何問か出題され、また最後には結びとして、精神障害者へのサポート十ヶ条(精神障害当事者による作成で、一部を抜粋)を紹介されました。
 なお、クイズの問題とサポート十ヶ条については、先にこちらのページにて公開しておりますので、ご参照下さいませ。

三田さん講義中の会場風景 参加者の方々

 さて、市民講座後半は、パネルディスカッションが行われました。
 パネラーとして来て下さったのは、地域活動支援センターる〜ぷのコーディネーター、気鮓晶子さん、豊中市障害福祉課の松山とも代さんのお二人です。本当はもう一人、精神障害当事者で、大阪精神障害者連絡会、事務局長の塚本正治さんに来ていただく予定だったのですが、あいにく都合が悪くなって来れませんでした。代わって、当団体の精神障害のピア・カウンセラーである、山口博之がパネラーを務めました。

 気鮓さんは、「る〜ぷは、精神障害の方が、いつでも好きなときに使えるところ。いろいろな創作活動などが出来るフリースペースがある。スタッフのほうで大枠のプログラムは作るが、あとは参加した当事者が自由に活動し、スタッフは横からフォローするような役割。居心地のいい喫茶店みたいな存在だと思って頂きたい。」と述べられました。

 松山さんは、「今年度中に、『障害福祉計画』というのを策定することになっている。現在豊中では、手帳を持っている精神障害者の数は約1,800人で、年々増えていっている。豊中市には精神科の病院が2ヶ所あり、クリニックもどんどん増えている。社会復帰施設では、精神障害者対象の福祉工場が1ヶ所あって、これは大阪府内でも2ヶ所しかない。」と、まだまだ社会資源が不十分であることを示唆していました。その上で、「三障害が統合され、どなたでも精神障害者のヘルプに行ける制度になったのは、ある意味プラスだと思う。障害福祉計画は、出来るだけ実行性のある、支援に直接結びつく計画を作りたい。」と述べられました。

 当事者でもある山口さんは、「自分ではどうにも出来ないところにまで追い込まれている人は多い。『精神障害者だから』ということで決めつけをしないで、一人の人間として接してほしい。それと理想とは競争しないでほしい。理想とはすなわち完璧だから、完璧と競争したら人間は負ける。ただし、理想に向かっていると思えば明るい気持ちになる。」と述べていました。

松山とも代さん(左)と、気鮓晶子さん(右) 山口博之さん

 今回は、初めて精神障害をテーマとして取り上げましたが、反響は大きく、74名の参加者が来られて、半数以上の方が、アンケートにも回答してくれました。これからも、今まで取り上げたことのない新しいテーマを盛り込んで、講座を開いていきたいと思います。
(担当:根箭)

もくじに戻る


5. ヘルパー現任者研修報告 〜身体介護講習会〜

事務局

 2007年2月24日(土)、登録ヘルパーの方を対象に身体介護講習会を開催しました。私たちCIL豊中主催で行う身体介護講習会はこれで2回目です。 今回は思い切って広くなったCIL豊中ヘルパーステーションで行いました。
 当日は15名の方が参加されました。講師に池田市内の訪問看護ステーションに所属されている理学療法士と作業療法士の先生をお迎えして、前半に少し講義をし、後半に介護実技指導をしていただきました。
 講習会の内容は、介護福祉士の実技試験の日程が近い事もあり、前回行った身体介護講習会のテーマと同様、片麻痺の方の介助が中心でした。
まず講義では、介助時の留意点、寝返り・起き上がり・移乗時の注意点が述べられました。介助時に把握しておかなければいけないことや、力任せで介助するのではなく利用者の力を借りて介助するなど、基本的に大事な項目を挙げ、次に寝返りや移乗時の注意点を動作の順を追って詳細に解説していただきました。
 後半の実技指導では、参加者の方々にペアを組んでいただき、講義での介助を先生のデモの後に実際に行いました。今回は実技中心の講習会にしようという事で実技の時間を長くとっていたのですが、参加者みなさんの熱心な態度に先生方の実技指導にも熱が入り、あっという間に2時間の講習会が終わってしまいました。
 最後の質疑応答では実際にあるケースに入られている参加者からの質問で、2人介助で利用者を抱えて車いすに移乗する時に、上半身を抱える人がいすのグリップ部分に当たってやりづらいので、何か良い方法はないかというものでした。この質問に先生方・参加者・スタッフ総出で考えました。結局これだ!という答えにはたどり着けなかったのですが、いろいろな案が出されて、質問された方も、少しはこの介助方法に解決の糸口を見出せたのではないかと思います。みなさんの案は実用的であり、普段の介護業務に対する意識の高さが窺えるものでした。
 今後も身体介護の講習会だけではなく、色々な介護に関する講習会をしていきたいと思います。
 なお、画像はこちらのページをご覧下さい。
(奥田)

    もくじに戻る


6. 2007年バリアフリー展を見学して

事務局

 今年もインテックス大阪にてバリアフリー展が催されました。私は今回、初めて参加させてもらいましたが、会場は、高齢福祉関係よりもむしろ、障害福祉関係の人、特に当事者の数の多さに驚かされました。
 初参加という事もあり、私は最先端の、「うお!こんなんできたんか!」というようなサプライズなものを期待していたのですが、素直な感想としては、今までのケースや、カタログで何度か目にしたものや、ちょっと改良して使い良くしたものがほとんどで、少しマンネリしてきた感が否めませんでした。
 広い会場内で、特に目立っていたのは、車に関する展示コーナーです。介護タクシーでよく目にする、車いすのまま乗る事のできるリフトやスロープもさることながら、当事者個人で運転する人に向けた機器も見られました。
 ただ、装置の規模を大きくするが故にコストのかかるものや、「それ、便利やけど必要か〜?」というものなど、実用性を考えるとアイデアだけでは難しいのだと考えさせられる事も多くありました。
 そう思うとやはり身近なもの、生活で使う頻度の高い福祉用具などは、活用できそうなものが多かったように思います

自動車に搭載する車いす収納装置。
全自動で、雨にも濡れません。
シリコン製のものを巻き付けて、握りやすく
したもの。もちろん取り外し可能です。
手元にスイッチがあります。装置も軽量です。

 左の写真はその代表例です。スプーンやフォークに巻き付ける事で、握力の無い人でも自分で食事ができるようなアイデアとなっています。
 食器だけでなく、生活のいろいろなものに取り付けられる汎用性(利便性)もあり、障害当事者だけでなく、高齢福祉の場でも活躍してくれそうです。
 在宅の介護がメインで動くことの多い私にとって、こういった身近な自助具には個人的にどうしても期待をしてしまいます。
 当事者だけでなく、介護者に向けた機器も紹介されていました。右の写真は車いすなのですが、普段は手動、坂道など力が要る所では手もとのスイッチを入れる事で少ない力で進むしかけになっています。最近目にする電動自転車に似たイメージで、坂道の多い地域での外出や、負担のかかる介護をしている人にとって魅力的ではないでしょうか。
 
 他には、実際のバリアを体験できるコーナーがありました。
 電動車いすに実際に乗ってみるコーナー、建物内で車いすが、いかに身動き取りにくいかというのを学べるコーナー、おもしろかったのは、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」の体験教室です。
 「ボッチャ」とはヨーロッパで生まれた重度障害者のために考えられたスポーツで、オリンピックで有名なカーリングに似た競技です。ボールを投げる事ができなくても、補助具を使って自分の意思を介助者に伝える事で楽しむことができます。
 私達も実際にやってみましたが、解りやすいルールで奥も深く、とても盛り上がれました。また機会があればこの広報誌でも取り上げてみたいと思います。

‘幅’を体験するコーナー。
奥に行くにつれて狭くなります。
ボッチャ教室。ルールも簡単で、
誰もが楽しめるものです。

 最初にも触れましたが、今回のバリアフリー展では特に目新しいものは少なかった様に思います。しかし、その中でも現場からの要望、利用者や介護者からのアイデアなどが活かされた福祉用具が紹介されていて、普段の介護の中でも多くのヒントが転がっているのだと感じました。
 余談ですが、このイベントは毎年行われているとあり、付近の交通機関での車いすや、障害者への対応がしっかりしていて、スムーズに移動できるようになっていました。会場の外でも勉強になり、今回参加した意義を今後に活かせるよう努めたいと思います。
(加田)

     もくじに戻る


7. 障害者相談支援事業とは

事務局

 障害者自立支援法(支援法)の考え方のベースに、次のようなことがあげられます。
@地域移行
これは施設や病院から退所および退院し、地域の中で暮らしていくことを促していくための施策をつくる。これによって地域社会の中で障害者がいかに暮らしていくか、それをするにはどういう制度が必要で、どういう社会資源を掘り出し、サービスとしていくかが重要となってきます。

A就労移行
地域移行が広められていく中で、制度やサービスをつくりあげていくだけでは何もならないのです。支援法は制度やサービスを使うことで、ほとんどの場合、負担が生じてくるのです。地域生活を送る中で、「就労」を考えていくことは支援法の大きなキーワードになってくるでしょう。
障害者雇用促進法によって一事業所あたりの障害者の雇用率は低いレベルで決められているのです。これに合わない人は就労継続支援施設や作業所で働くことになるといえます。

B地域生活支援
地域移行や就労移行が進もうとしても、地域での支援体制ができていなければ前には進みません。国は三位一体の考え方で、何でも地域へという動きをつくろうとしているのです。地域の中に、障害者が生活することにおいての相談や支援の形ができていないと、上に掲げたものは「絵に描いた餅」になってしまうのです。

★ 障害者相談支援事業ってなに?
 市町村は、障害者などの生活や福祉に関係するありとあらゆる問題にたいして、障害者やその家族などからよせられた相談ごとを聞いて、その人にとって必要な情報の提供や支援を行います。また、地域にある障害福祉サービスの利用援助などを行い、障害者がこうむっている差別やいい知れない虐待を防ぎ、それを早期に発見するため、行政などを関係機関との連携を強くし、障害者などの権利擁護を進めるために必要な行動を起こし、援助をするものです。
 今まで、市町村障害者生活支援事業でおこなってきた部分を続け、より障害者の権利を尊重し、擁護するために他機関と協力し合い、いろんな問題にたいして、当事者の目線にたって支援活動をおこなっていくことが強調されています。

★具体的にはなにをやるのですか?
 障害者相談支援事業の具体的な内容は、次の通りです。
○福祉サービスの利用援助(情報提供・相談等)
○社会資源を活用するための支援(公的福祉サービス以外の活用に関する助言 と支援等)
○社会生活力を高める支援(自立生活プログラム等)
○ピアカウンセリング(当事者同士の相談)
○権利の擁護のために必要な支援(虐待・差別の発見と防止)
○専門機関の紹介(医療・法律関係者等の紹介) 等

この他に、障害者の地域での自立生活に向けた「サービス利用計画」(ケアプランの作成)を行うために常に相談支援専門員(障害者ケアマネジメント従事者)を配置している事業所は、「指定相談支援事業者」(本誌1ページに掲載)として、都道府県から指定されています。
 豊中では、当センターと、医療法人北斗会 地域活動支援センター「クム」、医療法人豊済会 地域活動支援センター「る〜ぷ」があります。

●豊中にはどんな相談支援事業所がありますか?
 豊中には、私たちがおこなっている、NPO法人CIL豊中「豊中市障害者自立支援センター」と、社会福祉法人豊中親和会「みらい」、豊中市障害福祉センターひまわりがあります。
 どこのセンターも気軽に相談に応じてもらえますので、いつでも困ったことがあれば相談に行って下さい。

 障害者相談支援事業を使うことで、地域に障害者があたりまえに自立生活が送れるようなそういう社会をつくっていかなければなりません。
それをするには、今以上に関係機関との連携が重要になってくると思います。
(大友)

もくじに戻る


8. 地域の作業所の活動を紹介します −第14回−    

広報誌編集部

ちいさな折鶴にびっくりしてしまいました!
 今回の作業所は、阪急庄内駅すぐの「クレヨン作業所」。庄内にすむ私は、「へえー、こんなところに作業所があったの〜」という感じでした。
 私たちがお伺いしたのは、10時過ぎ。ちょうどメンバーの方たちの送迎バスがついたばかりでした。「おはようございます」元気な声をかけてくださる方、面識のない私たちを見て、恥ずかしそうに降りてこられる方、いろいろな方たちの朝の出勤を目の前にして、すがすがしい気持ちになってしまいました。お話を伺ったのは、施設長の荻原さん。
 ここの作業所が開所したのは1999年、当初は無認可作業所として6名でスタートし、現在は定員ぎりぎりの10名の知的障害者の方が通所されています。


★牛乳パックで、こんなすてきな椅子ができるなんて・・・。

 この作業所の売り物は、まず沖縄物産の販売。これは、この作業所ができる準備段階から資金作りのためにされていたそうで、今も続いています。製品としては、ハンカチの藍染めと麻布を模様漬けにして、コースターを作ったり、Tシャツを試作したり、それと内職仕事です。京都をイメージしたストラップ(一年弱で終わり)や、小さな小さな折り紙や千代紙で折る鶴は、ずいぶん細かい作業のようで、作品を見ているだけで肩が痛くなりそうでした。この折り鶴は、最近内職屋さんから依頼され試作するようになり、2週間練習したそうですが、「たった2週間練習したぐらいで、できるんですか」と問い返したいくらいの細かさでした。折れた鶴に樹脂をかけて塗装にして、『一個何円かの世界です』とのことでした。高級旅館や料亭の箸置きなどに使われるそうです。(とってもいい感じ・・・。)
 さて、牛乳パックと言えば、再生紙しか思い浮かばないのですが、それの再利用で作る椅子が、とっても可愛くすてきでした。牛乳パックの高さの上にベニア板を張って、中にスポンジの詰め物をして作るとか。小さい子どもや、膝の痛い高齢の方に喜ばれそう。いろいろな人の注文によって、いろいろな椅子が誕生するそうです。どの作品も、高い技術とその人にしか生み出せないような、手作りのよさが伝わってきます。値段は大きさを問わず、1個1,300円です。
牛乳パックから作ったとは思えない、
なかなかおしゃれなイスです。
ハンカチの藍染め


★バザーや「なかまの店」に出しています。
年に2回、松下電器のバザーに社会福祉協議会を通して、出張店として出店しています。大企業の、それも土日の一般開放のバザーとのことで、お客さんの入りも多いとのことです。ほかに「豊中まつり」などにも社会福祉協議会を通じて出店しています。
日常的には、月に一回のことなのですが、豊中の作業所が集まる「なかまの店」にも、職員さんと利用者さんがメインとなって出店しています。庄内から豊中までの移動や、昼食での外食などが若い利用者さんにはうれしいようすで、この店当番、なかなか好評なので「月2回でも行けるんではないかと言っています」と、荻原さん。

実に精密な作業を器用にこなして、折鶴を作ります。手のひらに2つは乗るサイズです。


★「だめだろう」が「できる」になってきて、いろいろなことにチャレンジしたい!
 折鶴でも、最初は「だめだろう」と言っていて、2週間練習して成果が出て検品合格間違いなしの状態なので「できる」を確証でき、今、手がけていることを育てていきたいと、思っています。まず藍染めをクリアして何回でも洗えるTシャツを製品化していくこと、ハンカチ(1枚200円)も糸がはじけないように工夫をこらしたりして、今までの物より上質化させて、きれいな物を作りたいとのことでした。それと、ホームページをどんどん活用していき、商品を載せていきたい、とか。
 これからは、作業所も事業所としてやっていき、福祉の製品ではなく、一般社会で通用する物作りをしていかなければならないので、「事業強化資金」が、豊中市からも出ていますとのことでした。
 また、外からもいろいろな障害者に来てもらい、一緒に活動を体験して欲しいということです。

 あの小さな小さな折鶴の中には、ひとりひとりのどんな希望や夢が託されているのでしょうか?その人なりの夢や希望が実現できる社会であってほしいなと思いながら作業所をあとにしました。
※作業所連絡先06-6335-5121
(つかはら)

もくじに戻る


9. 第5回インクルージブ教育を考えるシンポジウムに参加

事務局

 2007年2月3日、豊中市教育委員会と毎日新聞社の共催による、『インクルージブ教育を考えるシンポジウム』が、豊中市立大池小学校で行われました。今、国会でも大きな論議を呼んでいる『特別支援教育』が2007年度から始まり、これまで『障害のある人もない人も、同じ教室で共に学ぶ』というコンセプト(統合教育)を貫いてきた豊中市にとっては、大きな岐路に立たされたことになります。
 「改めて、共に生きる教育の良さと大切さを確認し合おう。」
 約300人が集まった会場は、熱気に包まれていました。
 
 講師を務めたのは、『NPO法人夢風基金』代表の、牧口一二さんです。牧口さんは、小学生時代の思い出から語り始めました。
「体育の授業はいつも見学だった。悔しいと思うこともあったけど、仕方がないと思っていたね。でも一度、運動会の騎馬戦で、上に乗る人として参加できたことがあった。あらかじめ周りが僕のことを考えていて、下で支える人は、とびきり強い人ばっかりにしてくれた。だから僕の乗っている騎馬が優勝したんよ。それで周りの女の子から喝采を浴びたから、めっちゃええ気分やった(笑)。」

終始穏やかに、ユーモアたっぷりに
語っていた、牧口一二さん

「子どもの軽いイタズラだったんだろうね。松葉杖をどこかに隠されたこともあったけど、ある日、上の学年の女子生徒が、おんぶして家まで送ってくれたことがあったんよ。その時お礼を言うのを忘れてしまって、大人になってから本人と再会したのでお礼を言ったんだけど、全く覚えていなかった。他人を助けた記憶って、案外無くなるもんやね。え?隠された松葉杖はどうなったかって?すぐに見付かったよ。」
「あの当時は友達同士、障害があるとかないとか、全然関係なかったし、強いて『統合教育』とか、意識しなくてもよかったと思う。子どもって自然だよ。」
「『牧口がいる』ということで、周りが『じゃあ、どうしようか』と動いてくれる。僕もそれは嬉しかったけど、ほっといたら『お互い助け合う』という関係というか、環境は出来ていた。」
「必ずしも、子ども同士で放っておくことだけが正しいわけではないが、やはり大人が過剰に理念や観念を子どもに刷り込ませることが、子どもの感性をギクシャクしたものに変えてしまうのだろう。子どもというのは、身近な大人の顔色をうかがいつつ育つものだから。」そう感じずにはいられませんでした。

 ところで、大人になり、就職活動をすることになった牧口さんは、大きな『世間との壁』に直面することになります。
「合計で54社の会社を受けたけど、全部落ちた。それも自分の能力が原因がなら分かるんだけど、松葉杖を付いているからという理由で断られたんよね。切なかったよ。僕は美術学校出身で、デザイン系の会社に就職したかったから、作品を持って受けに行ったんだけど、作品を見てくれた会社は2〜3社しかなかった。」 54社・・・・・。当時としては半端な数じゃないなと思いました。既成概念だけが幅を利かせていた、『古き悪しき時代』だったのだと思います。

 さて第二部では、牧口さんと、現職の教師や当事者の親の計5名によるパネルディスカッションが行われました。
「今回の法改正のもとでは、学校教育を、数字で表せる成績重視でしか見ていないような気がする。勉強が出来るというのは必要なことだが、例え出来なくても、同じ教室で同じ空気を感じ、一体感を味わうということは、大切なこと。知的障害をもつ生徒でも、みんなと一緒に過ごしているんだ、という実感を味わう中で、何かを吸収し、着実に変化を遂げていっている。その機会を、『特別支援』の名のもとで減らしてしまうのは、絶対に問題だと思う。」
 パネラーの人は、口々に述べていました。また、学校内における、ほかの生徒と障害者との関わりについて、現場の教師が以下のように述べていました。
 「確かに最初はみんな、『え?なんだ?』という顔をして様子を見ている。だけど、すぐに慣れて、そしたらあとは子ども達でどんどん接し方を覚えていっている。あまり大人が口出しや指導をする余地はないですよ。逆に教師のほうが生徒に教えてもらうくらい。とにかくみんな、元気がいいです。」
時折、照れ笑いのような表情を浮かべていたのが、印象に残りました。

 勉強についていくための『特別支援』と、同じ教室で『共に学ぶ』教育、果たして両立の道はあるのか?まだまだ議論は続きそうです。
(担当:根箭)

会場全景 パネルディスカッション。
向かって左端の人はコーディネーター。

もくじに戻る


10. 学生無年金障害者の活動から −Part.15−

2007年3月15日14:00より、学生無年金訴訟第4回高等裁判が行われました。
今回の裁判では、精神障害者の原告に関して、診断は二十歳以降に下されても、家族や友人などの証言から、発症自体は二十歳になる前から出ていたことが確認された場合、二十歳前から障害者になっていたことになるのかどうかについて、弁護団から報告がなされました。もし、二十歳前から障害者であったことが認められれば、無年金の取り消し請求も、出来るようになるからです。

立証は困難だった
 結論から先に述べますと、この大阪裁判の、精神障害者の原告(2名)については、二十歳前発症の立証は困難だということになりました。その理由は、原告は既に50歳を過ぎており(2名とも)、そのため、もう30年以上前のこととなる、原告の10代の時を知っている人の証言を取るのが、非常に難しかったからです。高校時代に辛い体験があったとか、いくつかのエピソードは聞き出せたものの、立証できるまでの根拠には、残念ながら至りませんでした。
 東京や盛岡では、家族や、診断に関わった医師などからの客観的証言が得られ、結果として、年金不支給取り消し請求が認められた例があります。 

社会的治癒の側面からの主張
 精神障害者の原告のひとりからは、二十歳前発症の話とは別に、『社会的治癒の面からの訴え』が、行われているということです。このことについても、この日は弁護団より報告がなされました。
 まず、社会的治癒とは何であるかを説明します。
 精神障害者の場合、例えば統合失調症などの症状が、一度出たら永久に治らないというわけではありません。生活環境を改善するなどの『環境的・社会的リハビリ』によって、病気が治ることもあります。医学的には治癒したとは認めらないのですが、医学的通念とは別に、『社会的通念により、治癒したと認められる』という考え方があるのです。

 なお、社会的治癒と認められるためには、具体的には以下の条件が必要です。
1.症状が固定し、医療を行う必要がなくなったこと
2.長期にわたり自覚的にも、他覚的にも病変や異常がみとめられないこと
3.一定期間、普通に就労していること
 このうち、2番目の『長期にわたり』については、一般的には『3年以上』が目安になっているということです。

 さて、このような社会的治癒が認められた場合、その後で病気が再発した場合は、前になったときとは別であるということになるので、最初に発病した時点で置かれていた状況は、いかなる面に於いても適応対象にはなりません。
 これを学生無年金の場合に置き換えますと、最初に精神の病気になった時点で、二十歳以上の年金未加入だった人が、社会的治癒を果たし、その前か後に年金制度に加入して、その後再び同じ病気になった場合は、再発した時点で年金制度に加入していたわけですから、無年金には本来、ならないのです。ところが京都裁判で、『統合失調症は、一度薬を飲んだら治らない。だから何回再発しても、それは初めて発病したときの延長である。』という、とんでもない判決が下されました。社会保険庁でさえ、社会的治癒の存在は認めており、大阪の原告においては、この点もぜひ徹底的に主張していきたいということでした。

報告集会のようす


植木先生の証人尋問成るか?

 憲法14条の専門家で、北九州市立大学教授の植木先生に対する証人尋問の要求が、この日、裁判官に対してなされました。結論は出されませんでしたが、3月8日付けで植木先生が書いた意見書の内容が読み上げられ、この中で、「憲法14条と25条は別物で、25条の範囲を拡大解釈したとしても、国民年金法に関しては話が別である。」と、繰り返し主張されていました。

 最後に裁判官より、被告(国)側に対する陳述が求められましたが、被告はほとんど聞こえないような早口の声で、
「2月27日に大阪高裁で出された、京都判決の要旨の原書を提出します。」
と、一言述べたにとどまりました。
 この判決は、国側が勝訴するという不当判決だったのですが、この判決の要旨を持ち込んでくることで、自分たちが有利であることを誇示しようという狙いが、あるものと思われます。 

次回は6月7日(木)、14:00からとなります。まだ、次回も結審には至らないだろうと言われていますが、ぜひまた傍聴にお越し下さい。
(担当:根箭)

もくじに戻る


みなさんからの、投稿コーナー

 このコーナーでは、みなさんからの作文・詩・短歌・俳句・小説など、投稿作品をご紹介しています。
 作品は随時募集しておりますので、投稿されたい方は、編集部までどしどし投稿して下さい。
 なお、作品数が多くなった場合は、繰り越しで2号先の広報誌に掲載する場合もあります。作品の内容によって考慮は致しますが(季節がテーマの場合など)、あらかじめご了承下さい。

 みなさまの投稿を、お待ちしています。













11. 見えない光

光ある先には希望がある
その先を見るものは成功する
その先がダメであろうと決して無駄ではない
努力してきた事は身になるから!

あい


12.短歌

現実の
厳しさ辛さ
切なさが
我に与える
生き抜く力


伊丹市 岩國久美子


13.ぼくの日曜日

海帰優人

真夜中のセンターライン
 諸用があって、日付が変わってから家路についた。ぽつぽつと雨が落ちていた。朝、家を出るときの天気予報が悪かったので、カッパをしっかり着込んでいた。天気予報は微妙にはずれて、朝から降りだした雨は、いっこうに強くはならず、なにかに熱中していたら気づかない程度のままだった。
 思いどおりにいかないことがあった。せいいっぱいがんばっても実らないことがあるのはわかっている。でも、それは平静なときに世の中の理屈として考えることで、その場のど真ん中にいると、悔しさと空しさで体のすみずみから力がぬけていってしまう。
 朝から着込んでいたカッパのせいで、ダイエットでもしているように体中汗まみれになっていた。いつもだったら、土砂降りにならないことをうらんだかもしれない。先廻りして要領よくやろうとした自分をおもしろがっていたかもしれない。でも、ぼくは疲れきっていた。ただ、ただ、ぼんやりと歩きつづけた。外灯がまぶしかった。ふと気がつくと、ぼくは道路の中央を歩いていた。国道から二本ほど入った道だから、車はもう通らない。電動車いすの「ウーン」という低い音が全身に響いてくる。センターラインが真白だった。それを踏みながら進んでいると、自然に視線が足元からだんだん遠くの方へ投げられるようになっていった。なぜか、体の芯から静かに力が湧いてくる気がした。本当にその理由はわからない。だけど、体の芯から力が湧いてきた。
 
いろいろな思いがあって、「ぼくの日曜日」は勝手ながら次回で終了させていただきます。とはいっても、これまで以上に精魂込めて新シリーズに取り組む決意でいます。そこで、記念すべき「ぼくの日曜日 最終回」は、ぼくなりの自立観や施設を出てから11年あまりの振り返りをしてみたいと思います。お楽しみに!


14.カジ論!? Part.7

カジ

 皆さん、突然ですがピアノリサイタルコンサートに行かれたことはありますか?ピアノ音楽には興味や知識が全くない私ですが、先日リサイタルコンサートに行って来ました。その理由は、昨年研修で知り合った知人が、ソロリサイタルコンサートを開催するというということを聞いたからです。その研修のときも同行してもらい、仕事においてもプライベートにおいても仲の良いヘルパーN君と行ってきました。
そのピアノリサイタルを開催した人は、常 瑠里子さんという方です。
 常さんは視覚障害の方で、2歳の時に「はしか」にかかった事が原因で視力を失い、今では光の明るさと色彩が想像できる程度だそうです。
現在22歳。盲学校で中学生まで過ごし、普通高校に進学することを選択し、その後、短期大学英語科を経て、この春に関西学院大学総合政策学部総合政策学科を卒業しました。
 常さんがなぜ普通高校を選んだかというと、視覚障害者だけではなく、健常者の世界も知りたかったからだそうです。統合教育で育った私も、その話を聞いていて非常に共感できると思いました。
 常さんは、とても前向きな性格をしていて、明るくて、何事にも挑戦をしていくパワフルな方です。そのエピソードの一つとして、大学生後半の2年間はキャンパスが実家から遠かった都合上、一人暮らしをされていました。その生活の中で、家事全般などを一人でこなしていたそうです。得意料理は「肉じゃが」だそうです。

 私はヘルパーに頼らずに生活を送っていた事に大変衝撃をうけました。
 4月からアメリカのワシントン州に留学をされていて、来年の3月末に帰国予定です。留学に先がけて、海外での生活に自信を付けるため、昨年末、スイス、フランスを一人で巡り、白杖を頼りに旅行をしたそうです。

 ピアノとの出会いは常さんが4歳の時で、お母さんから「目が見えないのだから何か特技を作ったら?」と言われた事がきっかけで、常さん自身もだんだんとのめり込んでいったそうです。ピアノを演奏するにあたって苦労する点は、一曲演奏できるまでに、大体1ヶ月位かかるそうで、点字の音符があり、音符を先に覚えてから左手で音符を触りながら右手でひくそうです。大学1回生からピアノ教室の知人とジョイントコンサートを開くようになり、今回はじめてソロコンサートを開きました。

 ソロコンサート開いた目的としては、「留学をすれば、確実にピアノと向き合う時間も減るだろうし、ここまでピアノを教えてくれた方、並びに私を支えてきてくれた人達への恩返しの想いから、ソロコンサートを開くことになった」そうです。

左が常さん、右がN君、真ん中が私です。

これらの話は、コンサートの後日に常さんから聞きました。このような話を聞いて、私もN君も同年代ということもあり、ただただ驚き、そして感心しました。
 コンサート当日は、ショパンの曲やシューベルトの曲などを演奏し、どの曲も、はじめにも述べたようにピアノ音楽に興味や知識が全くない私達二人でしたが、常さんのピアノの世界に引き込まれていきました。それはまるで、目が見えているんではないかと錯覚をするほどの演奏でした。
 今回このような出来事があり、改めて私は感じました。
 「人と人との出会いは大切なもの」だと。何故ならば、常さんという人に出会っていなければ、私とN君は、このようなピアノコンサートには縁がなかったと実感したからです。
 そう考えると、人と人の出会いは大切だなと思うし、来年の春頃に常さんがアメリカから帰国して再び会えることを楽しみにしています。


15.哲珍の部屋

哲珍

 安全に安心して見守ってくれる福祉は本当に良いものか?本来、広い意味での福祉の考え方とは人の幸福の追求である。
たくさんの見方があるけれど、最近よく考える。一概に言われへんけど、それが本人のためなのか?親はあくまでも親。「子どものために」という気持ちはわからんわけではない。しかし、子どものためと言いつつ、実は親自身の安心感を得ようとしているのではないかと、勝手に自問自答している。
 例えば、「この子の将来ために入所施設をつくろう」とか、「この子にはやりたいことだけさせておけばいいんだ」というような考え方では、親亡き後、子どもはどうなるねんと思ってしまう。
 自分の親を見ていても、母子分離できてないなぁ?なんて思ってしまうことも、30代になった今でもある。子どもの時、病院へおぶられて定期的に通ってた苦労も見てきたし、今思えば自分のことで夫婦喧嘩になったのではないかと思うような出来事もあったような気もする。
 苦労して作り上げてきたものほど、手放したくないというのが心の動きである。それは当然かもしれないが、本当に子どものことを考えるのならば、親のための親が線引きした子どもの自立生活ではなく、子ども本人の自立した生活を支えていくことや、タイミングを見計らって上手に手を放していくことが親の務めではないだろうか!?


16. どんぐりのひとりごと(3)

どんぐり

 子どもは、いつ大きくなるんだろうか。我が娘、ただいま小学校の最高学年。たくましく大きくなりつつあり、夢に向かってがんばっている。時々親子でボケと突っ込みで漫才もし、笑いあい、喧嘩もする。
「スポンジばっかり、買ってきて、もう・・・。」の巻
 百円均一のお店に行くと、いろいろなものがあり、一日見てあるいても飽きない。子どもの習い事の待ち時間にぶらつくのは、最高。楽しく見ているうちに買いたくなる。またあの商品につくキャッチフレーズが、「お買いなさい」と天使がささやいているようだ。ある時スポンジを見ていた私は、「た〜っぷり泡の立つ」に目が行き、天使のささやきに乗る。つぎに目が行ったのは「水だけで油汚れが落とせる」うん、そうかー、また、天使がささやく。帰って見ると、「もー、スポンジ、まだあるのに」と怒る娘。ヘルパーさんも「スポンジでお料理します? 高野豆腐じゃないけど・・・」な、な〜んと  22個もあったらしい。スゴスゴと、その場を退場する私。22個のいろいろなスポンジたちを使い切るのは何年かかるでしょうか?
 あらあら、簡単にホワイトソースができちゃったよ〜ん
 某テレビ番組で「ホワイトソースの上手な作り方」を放送していた。このホワイトソース、なかなかの難物で、私の場合ブラウンソースにすぐ変身してしまうのだ。でもこの方法で作ると、きれいなホワイトソースができるのだ。今、やりたがりの娘にも、伝授する。いろいろなグラタンが楽しめることまちがいなし。
@火にかけていないなべに、大さじ3のバターと、大さじ4の薄力粉をいれ、弱火にかけて木べらで混ぜながら小麦粉をいためる。
Aぽろぽろになってきたら、火からいったん下ろし、冷たい牛乳500cc をくわえる。このとき木べらでなべ肌についた粉などをこそげる。
B強火にかけて、底が焦げないようにこそげながら混ぜていき、トロリッとしてきたら、火は弱火にし、3分くらい。こしょうを振ってできあがり。


17.介護人‘k’のなんでやねん

介護人K

@ストッパーの付いてないドア
まず扉をよっこらせ ガッ!(挟まる) イラッ! とぉう!

Aどうしようもない洗面台
プラスチックは
反応せんのか。
自動ってのも
不便やなぁ・・・
ピタッ!!(水が止まる) イイラッ!! どりゃああ!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あ、真似をしてトラブルになっても、私、一切関与致しませんから。ちなみに介護人‘K’は悪い人ではありません。なぜなら介護人‘K’は筆者だからです。


投稿コーナー終了


このコーナーの最初に戻る     もくじに戻る


18. CIL豊中近況/お知らせ  

事務局

 このコーナーは、当センタ−ホームページの「CIL豊中近況」というところから抜粋しました。事務局のようすが少しでも分かっていただけたら嬉しく思います。

≪3月≫
2007/3/14 新事業始動に向けて
間もなく始まる新事業に備えて準備が進んでいます。ヘルパーステーションでは、訪問看護ステーションの開設に向け、机などの備品も揃い、新スタッフも入ってきています。支援センターでは、指定相談支援事業の開始に向け、勉強を始めています。

≪4月≫
2007/4/10 事務
本日は月初めの事務処理が忙しく、パソコンと書類の音が事務所内に鳴り響いていました。月末と月初は事務作業で大忙しの事務所です。

2007/4/21 今日は大入り御礼
今日は第三土曜日なので、サロンがありました。
毎回、「何人来てくれるかな?」という思いで迎えるサロンの時間ですけど、今回は5人も来てくれて、初めての人が来たので自己紹介もしたり、大変賑やかでした。













お知らせ
・当広報誌は、CIL豊中のホームページでもご覧いただけますが、今年度初めに、そのホームページをリニューアルいたしました。全体的にこれまでよりも見やすくなり、広報誌のページにもアクセスしやすくなりました。ホームページ上では、写真もカラーの大きめサイズで載せておりますので、ぜひご覧下さい。なお、読み仮名は打たれていないので、ご了承願います。 

・今号より、文章の文字と文字の間が、少し広くなっています。今までのものが、少し字が詰まり過ぎていて、読むのがしんどいという声を頂いたため、改めてみました。今後とも、当広報誌へのご意見、ご要望を、どしどしお寄せ下さいませ。

もくじに戻る


19. サービスのご案内

事務局

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中

TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者自立支援法介護サービス
障害者自立支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・介護予防訪問介護サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
 障害者自立支援を目的に、地域のささえあいに基づく制度外サービス。
◇対象者 原則豊中市在住の障害者
◇介助料
 【一般介助】 1時間    1,200円
  実費交通費(市内上限800円)を負担していただきます。
 【その他】宿泊介助、旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費は利用者負担です。
◇キャンセル料 
前日まで無料。当日は半額です。(上限10,000円)
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
ヘルパー養成講座
 ヘルパー養成講座の開催(随時)。
訪問看護サービス
看護師が家庭に訪問し、在宅療養生活の支援をします。
◇サービス提供範囲 豊中市・池田市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜〜金曜9時〜18時


豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者相談支援事業(無料)
 障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇ホームヘルパー、デイサービス、ショートステイなどの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピアカウンセリング  ◇権利擁護   ◇専門機関の紹介
自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
指定相談支援事業(無料)
 市町村が必要と認めたサービス利用計画作成対象障害者等にサービス利用計画を作成する等の支援をします。
豊中市障害者外出支援サービス
 車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は豊中市に居住し、次に該当する人です。
 @身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 A療育手帳Aを所持している人。
 B腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
 注 15歳未満で車いすを使用していない人は利用できません。
   65歳以上で車いすを使用している人は利用できません(豊中市社会福祉協議会の「ほのぼの号」を利用 (6841−9393)。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29〜1/3を除く)。
◇利用回数 月2回まで利用できます。
◇利用料 4q未満300円〜20q以上2,500円
◇利用区域
 豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 当日キャンセル500円
点字名刺(送料は一律270円)
◇既存名刺への点字打ち込みの場合 10枚150円
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚300円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚350円
ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。 

もくじに戻る


20. 編集後記

編集長 上田哲郎

 みなさんこんにちは。編集長の上田です。
 もう梅雨ですかねぇ?毎年この時期になると「雨かぁ、嫌やなぁ」って言葉をよく耳にします。みなさん雨は嫌ですかぁ?確かに雨が降れば生活する上で困ることはたくさん出てきますよねぇ。例えば、傘をさしたり、レインコートを着たり、水たまりができたりします。
 いっけん嫌な雨、それが長く続く梅雨。でも雨が降らないと穀物は育たないし空気の汚れも落ちません。
 雨は人にとっても必要。それに梅雨がないと夏にはならないから、夏をどう過ごそうか計画を立てる時期と考えればいいかもしれないですよね。
 今回の特集では「楽しいところに行きまっしょい」という10カ所の楽しくなる場所を紹介しましたんで、それも参考にして頂ければ幸いです。
 それでは夏がやってくるまでの1ヶ月ちょっと、傘のクラゲを眺めつつ、夏の楽しくなる計画を立てていきましょう!!
 今年もたくさん傘クラゲが見れますね。

もくじに戻る


広報誌「CIL豊中通信」に戻る  |  豊中市障害者相談支援事業に戻る  |  トップページに戻る