広報誌「CIL豊中通信」Vol.11


も く じ

1. ケアプランセンターCIL豊中が開設しました
2. 特集:障害者欠格条項を考える
3. ガイドヘルパー養成研修修了
4. 2004年度第一回自立生活プログラム講座報告
5. 10月から支援費制度居宅介護の一部が改定されました
6. ヘルパー現任者研修会の報告
7. 地域の作業所の活動を紹介します −クローバー−
8. 上虎の自分史
9. えりとママの珍道中記
10. 重度障害者の生活はどうなる
11. 「おおいに語ろう!」ピア対談 −第4回−
12. メイちゃんのつぶやき
13. 遠くなくても行きたい −HAT神戸−
14. ぼくの日曜日
15. さんさんGOGOまつりに出展
16. 事業活動報告
17. CIL豊中近況
18. サービスのご案内
19. 投稿作品、お詫びとお知らせ
20. 編集後記
事務局
広報誌編集部
事務局
事務局
事務局
事務局
広報誌編集部
上虎
えり
事務局
広報誌編集部
メイちゃん
西九条舞
海帰優人
事務局
事務局
事務局
事務局
一辺田正/岩国久美子
ま〜たれ

印刷版の表紙



1. ケアプランセンターCIL豊中が開設しました!

事務局

 本年11月1日より、「ヘルパーステーションCIL豊中」と同居する形で大阪府より指定を受けた「ケアプランセンターCIL豊中」が開設しました。
 「ケアプランセンターCIL豊中」では、介護保険のサービスを受けるのに必要なケアプランの作成をしたり、それに伴う調整業務等を、介護支援専門員(ケアマネジャー)が行います。
介護保険といえば、高齢者に対するサービスというイメージがありますが、若年障害者(40歳以上65歳未満で、特定疾患をもたれた方:第2号被保険者といいます)も対象となり、障害に応じたサービス提供を受けることができます。
高齢者・障害者にかかわらず、その方に応じたプラン作成はもとより、自立支援を目的としたサービスの利用をしてもらえるよう、がんばっていきたいと思っています。
 また、支援費制度と介護保険との統合問題・障害者のケアプランを介護支援専門員が作成していく、などという福祉制度改革の真っ最中でもあります。サービスの逆行は危惧すべき点ではありますが、利用者の立場に立ったサービス提供を心がけるためにも、長期的な視点で制度自体のあり方を考えていくということも大切です。そういう流れに乗り遅れないようにもがんばっていきたいです。
 開所曜日は月曜日から金曜日、時間は9時から18時までになっています。どのようなことでもご相談に応じますので、まずはお気軽に声をおかけ下さい。
 

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2. 障害者欠格条項を考える  〜『ちょっと待てよ』が大切〜

広報誌編集部

はじめに

 みなさんは、『欠格条項』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 欠格条項というのは、世の中のいろいろな法律・条令の中に盛り込まれている、障害者に関して定めた条項(決まり)です。欠格は、『欠ける』に『資格の“格”』という漢字を書くので、『資格に欠ける』という意味になるのですが、障害者だからというだけの理由で、資格・免許の交付を認めないという条項などです。資格・免許の交付が認められなければ、それが必要な仕事にも当然就けないわけですから、欠格条項は、実質的には、障害者の就労を認めない条項ということになります。これは、障害者の就労や社会参加への道を大きく閉ざすものとして、全国の障害者市民の間でも、長いあいだ抗議の声があがっていました。
 1999年5月には、東京で『欠格条項をなくす会』が発足し、現在全国ネットで活動が展開されています。
 今回、その『欠格条項をなくす会』の初代代表で、現在は阪神大震災で被災した障害者を支援する活動をされている、牧口一二さんにお会いし、この問題についてお話いただくことにしました。当日は、編集部のま〜たれと根箭(=筆者)が取材におじゃましました。

 
1.講座「障害者欠格条項を考える」〜聴覚障害者の立場から医師法を見る〜

 私(筆者)が初めて欠格条項と出会い、この特集を企画するきっかけとなったのは、『障害者欠格条項を考える』〜聴覚障害者の立場から医師法を見る〜と題された講座を聞いたことです。これは、自立生活センターピア大阪が主催して行われた人権講座で、2004年8月21日に早川福祉会館にて開催されました。この講座では2人の聴覚障害者が、欠格条項に対する思いを語り、その内容の詳細はここでは割愛いたしますが、医師法がテーマになったのは、欠格条項を語る上で、一番例えとして分かりやすいからということです。

 当日、講座全体のコーディネーターを務めたのが牧口さんで、ご自身も障害当事者としての立場から、日本の医師法における欠格条項の歴史について語られました。

「障害者欠格条項を考える」講座にて、講演をする牧口さん

・医師法と欠格条項

 医師法がほぼ現在の形になったのは、1906年で、当時は『聾者(耳の聞こえない人のこと)、唖者(口のきけない人のこと)、盲者(目の見えない人のこと)には免許を与えない』となっていました。そして1948年に、正確に『医師法』という言葉が定められたのですが、その時点では、『つんぼ・おし・または盲の者には免許を与えない。精神病者には免許を与えないことがある』と明記されていました。1981年に改定が行われ、このとき「つんぼ」「おし」「もう」という言葉が差別用語だとして、「耳の聞こえない者」、「口の聞けない者」、「目の見えない者」という表現に改められたといいます。
 私は小学校低学年のころ、担任の先生から、「“耳つんぼ”という言葉は耳の不自由な人を差別する言葉だから、使ってはいけない」と教わったことがあるのを思い出しました。医師法の改定が行われた1981年は、まさにその時期にあたるのですが、それまで30年以上もの間、このような差別用語が法律で使用されていたという事実に、驚きを隠せずにはいられませんでした。


2.偏見転じて法律となる

 ここからは、取材当日のインタビューをもとに、話を進めていきたいと思います。
 冒頭でも述べましたように、欠格条項というのは、「あなたは障害があるのだから、こういうことは出来ません」ということを、法律で定めたものです。これは、障害者の職業選択の自由を根底からはく奪するばかりか、就労・社会参加への意欲さえも奪いかねない、大変不条理な法律です。2001年に抜本的な見直しが行われ、多くの条文において、障害者に対する表現が改められたということですが、言葉や言い回しは変わっても、この法律の本質というのは変わりませんでした。何よりも、2001年の見直しまで実に100年もの間、欠格条項が当たり前のように存在していたことが、信じられない話だと思います。

・何故こんな法律ができたのか?

 欠格条項は、『自分は障害を持っていない』という人の、障害者に対する偏見の中で生まれた法律でした。
 もともとこの法律の原案が作られたとき、直接その作業に携わっていたのは、法律の専門家や、『知識人』と呼ばれる人たちでした。彼らは健常者で、障害者と出会った経験もないかも知れないのですが、自分たちの想像から、障害者の生活を「このようなものだろう」と決めつけ、それをもとに法律化したと思われます。もう少し具体的にいうと、例えば目の見えない人のことを理解しようとして自分の目をつむり、耳の聞こえない人のことを理解しようとして自分の耳をふさぎ、足の不自由な人のことを理解しようとして自分の足を縛るという、“一瞬の疑似体験”をしたのです。これによって、「これでは大変だ。とてもこんなことは出来ないし、あんなことも出来ない。とても危険だ。」と決めつけたのでしょう。さらに、「もし欠格条項がなかったら、障害者の医者があふれてしまう!」という誤解をする人は多くいます。障害者だって、ひとりひとり夢は違うはずなのですが・・・・・。
 本来、自分がどんな仕事に就くかとか、何が出来て何が出来ないかとかいうことは、まず本人が一番分かっていることで、どの職場でも採用されるには、専門的な試験をパスしなければなりません。そして能力の評価も、本人と職場との間で決めるべき問題です。障害があっても、その人なりのやり方で出来る仕事はたくさんあるし、逆に健常者だったらどんな仕事でも100%完璧に出来るのかといえば、決してそうではありません。例えば医療でも、最近よく医療ミスが発生していますが、これらも健常者の医師によるミスです。しかし世間では、障害があるというだけで、『できるわけがない』→『やってはいけない』→『やったらとんでもないことになる』→『最初からできないようにしておこう』となってしまい、今なお欠格条項を支持する人も少なくありません。
   

3.なぜ偏見か? −目立つものに飛びつくということ−

 「障害があるっていうと、どうしても目立つし分かりやすいでしょう?」牧口さんは言われました。
 人間というのは、パッと見て目立つもの、分かりやすいものに注目がいき、何か起こったときにそれを原因にしたがる、というクセがあるようです。そのことと、障害者が偏見を持たれることとは、深く関係があると思います。一つ例を挙げますと、次のような場合です。
 ある日、2台の車が交通事故をおこしたとします。そしていろいろと原因を調査している中で、うち1台の車の運転手が耳の聞こえない人であることが分かった場合、そのとたん、関係者たちは『じゃあそれが原因だ』と決めてかかることはないでしょうか。実際の原因が、運転していた人が耳が聞こえていたかどうかとは全く関係ないところにあったとしても、たまたま一つの情報として、運転していた人のうちの一人が耳の聞こえない人であると分かった結果、みんな『それ以外に原因は考えられない』と思い込んでしまうようです。
 では、何故このような思い込みが起こるのでしょう? それは、障害者が車を運転していたことが、世間一般から見れば、事故の原因にするのにいちばん分かりやすいからです。おそらくこの考えの裏には、『障害者は車の運転に向かない。危険だ』という思いこみがあるのでしょう。このように、一見して分かりやすいことを原因として事故を処理することが一番妥当だという考え方が、一般社会には根付いてしまっているのです。

欠格条項の歴史について、
淡々と語っていた牧口さん

 もう一つ、これは余談となりますが、牧口さんから面白い話を聞きましたので、ここで紹介しましょう。むかし、ある健常者の人が牧口さんを見て、「あなたは元気ですなー!松葉杖でそんなに歩けるなんて。なんでパラリンピックに出ないんですか?」と言ったそうです。それを聞いて牧口さんが、「あなたこそ元気ですねー!何でオリンピックに出えへんのですか?」と聞きかえすと、相手の人はハッと我に返ったということです。
 一見笑い話とも受け取れそうなこのやりとりは、ある意味、日ごろの障害者への偏見が、裏返って出た形ともとれます。つまり、もともと障害者は何もできないはずだ、と思われているがゆえに、いざ何かができる障害者を見ると、今度は一転、「すごい!すばらしい!」というような極端な見方になってしまうのです。
 実は最近、私自身も、障害者の人と駅で立ち話をしていたとき、たまたま通りかかった人が、「がんばってるねえ。えらいねえ」とその人に言ってきたことがありました。しかし褒めたたえている本人は、自分の言葉が実は偏見そのものであることには、まったく気付いていません。自分のハカリで他者のことを思いこみ、どんどん偏見を持ってしまう。これが人間の持つ、悲しい性のようです。


4.人を守るようで、人を縛ってしまう法律

 障害者を差別する法律である欠格条項ですが、もともとは決して、障害者差別を肯定するために作られたわけではありません。あくまでも『人や社会を守る』目的で、この法律も作られたのです。ところがいつの間にか、『人や社会を守る上で障害者が危険な存在』となってしまい、それゆえに結果としてこの法律が、障害者を差別する方向に使われてきたのでした。
 法律というのは、もともと掲げた理念自体は間違っていなくても、実際にどのような内容が盛り込まれるのか、そして世間でどのように解釈されるかは、そのときの時代背景や価値観に委ねられる部分が多々あります。牧口さんは、「ほかにもこのように、人の生活を守るハズが逆に縛ったり、差別する方向に使われたりする法律は数多くあった」と言われ、その一例として、『禁治産制度』という法律を紹介されました。禁治産制度というのは、現在の成年後見人制度のことで、この言葉は今では使われていません。この法律は、何らかの事情で自分の財産をうまく管理できない人が、誰か悪い人から財産を奪われることがないように、その人の財産を守る目的で作られたものでした。ところが実際には、「あなたは禁治産者なのだから銀行でお金は貸りられない」とか、「会社に入っても役職には就けませんよ」とか言われ、差別される結果になったといいます。『禁治産』という言葉自体、ひどい言葉だと思いましたが、昔はこのような言葉も平気で使われていたのですから、改めて驚きです。 


5.欠格条項の壁を越えて、障害者薬剤師誕生

 欠格条項があるために、日本では障害者の薬剤師というのも存在していませんでした。それが近年の見直し・撤廃が進む中で、ようやく一人誕生したのですが、実はその直接のきっかけは、あるささいな“ミス”でした。
 日本には『薬剤師法』という法律があり、1960年に作られました。そして内容のほとんどが、先に作られていた医師法に準じるため、薬剤師法の作成にあたっては、医師法の条文をほぼ全文スライドさせて作られました。このとき、『目の見えない人・耳の聞こえない人・口のきけない人は、薬剤師に関する大学は受験できない』という条文を、写し忘れたのです。その結果、ある聴覚障害の人が、まず医療系の大学に入学し、その後、薬剤師になるための国家試験に合格しました。しかし実際には、障害者は薬剤師にはなれないという欠格条項があるため、国家試験に合格したにもかかわらず、「薬剤師にはなれない」と言われてしまったのです。しかし本人が、「国家試験もパスしたのに、いきなり『なれない』というのはおかしい。そもそも、元となる欠格条項自体がおかしなものであり、これが無くならないといけない」と声をあげ、運動の力もはたらいて、結局は薬剤師になることができたのでした。
 この一件は、あるミスが引き金となって、『障害者は薬剤師になれない』という欠格条項の不条理が世間に広がり、そこで改めて問題となったという、ある意味“間違い転じて福となす”ともいうべきケースです。牧口さんは、「人間というのは、このように“ドジ”をする生き物なのです。しかしそのドジによって、結果として障害者に道が開けることもあります。だからこれからもどんどんドジをしましょう」と、ユーモアを交えて話しておられました。


6.欠格条項の今後、偏見をなくしていくために

 『欠格条項をなくす会』の発足以降、政府では各法律の中に存在する欠格条項のうち、63の条項を『見直し対象』に定めました。「63制度」とも呼ばれていますが、これについては、近い将来廃止になるであろうということで、これでまた一歩前進したといえます。しかしもちろん、これだけではまだまだ不十分で、これから先、欠格条項の完全撤廃に向けて力強く運動をしていきたいと、牧口さんも決意を新たにしていました。まさに本番はこれからということで、これからも、まずは63制度の完全撤廃が実現するように、全力で闘ってほしいと思います。欠格条項はしかし、たとえ法律の文面から完全に消えても、障害者に対する偏見が消えない限り、人の心の中から無くなることはないと思います。どうしても最初は、『分からないから不安だ』という感情に支配されて、他者に偏見を持ってしまうのが人間ですが、そうした偏見から少しでも解かれるように、一人一人が意識を持ってほしいですね。


おわりに

 以上、障害者欠格条項についてお伝えしました。
 取材の最後に、牧口さんはこれからの社会へのメッセージとして、次のような言葉を語って下さいました。その言葉をお読みいただきながら、この特集の結びとしたいと思います。牧口さん、長時間本当にありがとうございました。
 「ちょっと冷静に考えたら、『あ、そうか』と気がつくことは、世の中山ほどあるんよ。だけどそれができずに偏見に捕らわれている人が非常に多いし、そういう人ほど、例えば障害者なら障害者全員が、全く同じ考えを持っていると思い込んでいるんよね。僕はものごと何でも、『こうだ!』と決めつける前に、『ちょっと待てよ』とひとこと自分自身に言ってほしいと思うんよね。『ちょっと待てよ』このちょっとした間が大切なんや。」 

(文責:根箭)

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3. ガイドヘルパー養成研修修了

事務局

 8月28日、29日、9月4日の3日間にわたり「CIL豊中ガイドヘルパー養成研修(全身性課程)」が行われました。
 老若男女総勢22名の受講生が参加されましたが、今回は遠くは名古屋からの受講生の方もいらっしゃいました。
 障害当事者の講師の方やスタッフへの活発な質問が多く、積極的な授業が行われました。
 全身性の障害者の介護をされた事がないという方も多く、理解を深めるいい機会となったのではないでしょうか。
 3日目の交通機関利用等の介助演習では、川西能勢口へ出かけ車いすでのショッピングやレストランでの食事などを経験されました。

2枚とも、8月29日の研修のようすです。食事介護の実習ですね。

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4. 2004年度 第一回自立生活プログラム講座報告

事務局

 

今回は、知的障害のある人に参加を呼びかけました。
 【自分のパンを作って食べよう!食べてもらおう!?】と、パン作りをする中で、新しい仲間と会い、一緒に考え助けあいながら、ひとつの同じ目標<パン作り>に向かって、新しい時を過ごしました。
  *講座の流れ      
1回目 8月28日  仲良くなろう
2回目 9月 4日  どんなパンにするか考える
3回目 9月11日  お買い物に行く
4回目 9月18日  作って食べてパーティー

 1回目は、自分のことを知ってもらい、仲間のことも知ろうということで、この講座に参加するメンバー・介助者・スタッフ全員で自己紹介をしました。その後にゲームをしながら、その人がどんなことが好きなのか、どんなことが嫌いなのか聞いたりと、そのうちどんな人かな〜という不安も無くなり、仲良くなりました。
 2回目は、どんなパンを作るか考え・・・と思ったら、みんな思い思いのパンが頭の中では出来てたみたい(笑)。次は、パンの生地を作るのに何が要るのか?それがどんな働きをするのかをみんなで考えました。また、自分好みのパンを作るのには何が要るのかも考え、誰が何を購入するのか決めました。
 3回目は、さあ〜買い物です。みんな各自のお財布にお金を預かり、自分の購入するものを求めて、スーパーに行きました。一つのスーパーでは、売っていないものがあり、もう一つ別のスーパーに足をのばすことになりました。その後、残金が合っているかを確認し、買ったものをどこで保管しておくかをみんなで確認しました。
 4回目は、パン作り当日!!エプロンを着て、手を洗って、各自自分のテーブルは、介助の方と一緒に責任をもって後片づけまでしてもらいました。パンを膨らますイーストのために暑い部屋の中、汗を拭きながら、頑張りました。最後に、みんなに感想文を書いてもらいました。

☆今回の講座を終えて・・・

<フリースタッフからのひとこと> 
 今回の講座の感想というと、「とっても楽しかった!!」というのが一番合ってると思います。1回目は、自己紹介とゲーム。初めて会うメンバーなのに、ゲームが盛り上がるかな?とゲーム司会の私は、不安でいっぱいだったのですが、そんな心配はいらなかったです。なぜなら、参加してくれたメンバーがとっても楽しかったから。
 常に笑いにあふれていた今回の講座。最後のパン作りの回には、メンバー同士の関わりや協力の場面も見られ、もちろんパン作りも大成功。
これからも、CIL豊中の講座が、たくさんの出会いの、仲間作りのきっかけになっていけたら嬉しいなぁと思います。
<介助スタッフからのひとこと> 比較的おとなしい“たかおさん”が、個性的な参加者(スタッフも)が多い中、どのような形で参加することができるのだろうか考えました。私は“たかおさん”自身が積極的に発言すると講座を楽しんで受講できると思い、たかおさんと関わりました。「どんなパン作るの?」の問いかけに、「メロンパン!」と大きな声で発表。力が入っているようで入ってない独特な言い方が講座の雰囲気を和ませてくれましたね。
 さて、パン作りの当日、“たかおさん”の表情は、今まで見たことのない明るい笑顔で、この日を楽しみに待っていたんだなぁと思いました。この日の関わりで、笑顔でパンを作っている姿、使った道具を真剣に洗っている姿を見ると、家でも楽しく料理で手伝っているんだろうなぁと感じました。私自身、大変楽しい関わりができ大満足です。今度お会いする日を楽しみにしていま〜す。  
☆ 今回、パンの生地から作りました。当日は本当においしそうなパンが出来ました。あんパン・ジャムパン・クリームパン・きなこパンにメロンパン。他には、ホットドッグやキティーちゃんのパンもありました。タイトルのごとく、自分で全部たべちゃた人、お家で待ってる人がいるからと持って帰った人、それぞれでした。
 この日のためにスタッフは、“おいしくない・膨らまない・焼けすぎた”と悲しみながら、何度もパンを作りました。せっかく体で覚えたパン作りを忘れないうちに、ILPルームにて今回参加してくれたメンバーと、新しい仲間と一緒に、パン作りをしたいと計画中です。その時はぜひ参加してください!!介助スタッフの方には、「また、声をかけてくださいね」と言われ、とても嬉しく思います。
 また一緒に楽しみましょう〜。ありがとうございました。    

byま〜たれ

    

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5. 10月から支援費制度居宅介護の一部が改定されました

事務局

 10月から支援費制度居宅介護の一部が改定されました。内容は家事援助中心と移動介護中心の30分単価の新設と通院等の乗降介助中心という新しい類型の新設です。詳しくは下記の通りです。


■家事援助中心と移動介護中心の30分単価の新設

 今まで、家事援助中心と移動介護中心(ガイド)は1時間からの単価設定しかなく、利用は1時間からとされてきました。今回、30分単価が新設されましたので、これからは必要により30分の利用もできることになりました。
【30分基本単価】
 ○家事援助中心  800円
 ○移動介護中心 身体介護を伴う場合  2310円
   身体介護を伴わない場合 800円


■通院等の乗降介助中心という新しい類型の新設

 通院等の乗降介助は、従来より身体介護として行われていたサービスのうち、いわゆる介護タクシー事業者等が自ら運転して通院を支援するサービスを切り分けたものです(移動介護による通院は従来どおり)。具体的にはヘルパーが自らの運転する車への乗車又は降車の介助を行うと共に、乗車前もしくは降車後の屋内外における移動等の介助又は通院先での受診等の手続き等の介助を行います。
 回数は、往復で2回、片道だけなら1回の計算となります。
 また、当面の支給決定における経過措置として身体介護30分を通院等の乗降介助1回とみなして利用することができるとされています。
 なお、通院等のための乗車・降車の介助を行うことの前後に連続して20分以上を要しかつ手間のかかる身体介護(更衣・排泄・車イス又はベットへの移乗等)を行う場合は、従来どおり身体介護の類型になります。

※通院等の乗降介助中心は、都道府県等に届出し実施の指定を受けた事業者に限られます。実施指定事業者を知りたい方は都道府県や市町村にお問い合わせください。

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6. ヘルパー現任研修者の報告

事務局

 現任者研修の目的は、ヘルパーさんの技術の向上と交流です。この一年余りで登録ヘルパーさんの数も、ぐんと増えましたが、皆さん、直行直帰でお仕事をして下さっているので、ヘルパーさん同士のつながりがないのではないか?また、蛍池の事務所にヘルパーさんが来てもらう機会もあまりありません。事務所の職員とのつながりも薄いのでは・・・と常々思っていました。

調理講習会

 そこで、思いついたのは、普段の家事援助で不可欠な調理講習会でした。最近は男性ヘルパーも、調理が必要なケースもありますし、皆で考えて、作って、試食して・・・と、勉強にもなるし親睦も深まるのではないかな?と考えました。
*第1回(6月11日)は基本的な献立ということで、味噌汁、親子丼、小松菜じゃこの炒め物を作りました。味噌汁のだしはかつおぶしで取りました。
*第2回(7月9日)は夏向き&さっぱりメニューとして鮭ちらし、豆腐ハンバーグ、きのことオクラのおろし和えを作りました。
*第3回(9月10日)は課題として、ホームヘルパーとして訪問した際にその利用者の方が高血圧であるということ、40分しか調理時間がないこと、冷蔵庫にある材料で作ること、等をあげて、グループに分かれて話し合ってもらいました。驚くほどたくさんのメニューが出来上がりました。

調理講習のようす@
各自レシピを見て段取りを確認します。
画像は第三回調理講習で、このときは与えられた食材を見て、
自分たちで何を作るか考える講習でした。
調理講習のようすA
同じく第三回調理講習にて。一番手前のテーブルに、
食材がたくさん並んでいます。さて、何を作れるのか・・・・?


ガイドヘルパー交流会 8月30日開催

 利用者さんとの長時間の外出時には、いろいろなアクシデントもあるのではないでしょうか?また、楽しかったこと、困ったこと等もあると思います。普段、特に交流の少ないガイドヘルパーさんに集まってもらい、体験談や疑問、また簡単なロールプレイをしてもらいながら、皆で考えました。最後のアンケートには「また、こういう集まりをもってほしい、もう少し時間をとってほしい。」という意見が多かったので、また開催したいと思います。

ヘルパー交流会のようす@
これは各自、自己紹介をしているところです。
ヘルパー交流会のようすA
全員立っているのは、ロールプレイの練習をしているからです。

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7. 地域の作業所の活動を紹介します −第5回−

広報誌編集部

地域の作業所を紹介するコーナーの5回目。今回は、服部にある身体障害者通所授産施設「クローバー」に行ってきました。「こんにちは」と扉を開けての感想は、まず「広〜〜い!!」。広〜いお部屋の真ん中に作業机がおいてあり、周りにみんなが集まってのなにやら楽しそうな会話が聞こえてきました。

☆施設長の桑島 真次さんにお話を 伺いました。

 『この地域の中で、授産活動を通して仕事の楽しみ、生きがいを見つけていき、この施設の運営にも利用者が主体的に参加をし、地域と施設とのネットワークを増やして、地域で安心して生活していくように支援している。』と語ってくれました。

☆おすすめの商品は?

●生花    1束   420円
  注文を受けると、車で職員と一緒にお宅や小学校など、どこでも配達します。家の玄関などに飾るのには、ちょうどいい量の花束です。現在は約10件、50束ほど配達をされているそうです。

●和紙の染色・および和紙加工品

・お箸 300円
・祝い袋  250〜300円
・和紙(全紙)無地 200円
・織り染め 220円

年末・年始の時には、このお箸や祝い袋はぴったりですね。

・和紙のブックカバー(文庫サイズ)   50円
・しおり付き 100円
・フリーサイズ 100円
・和紙の折り紙・レターセット 100円
・うちわ  100円


 このうちわの模様は、メンバーのひとりがパソコンで描いたものです。この日は、リスを描き始めて三日目とのこと。製作は、少しずつ少しずつマウスを動かして作るそうで、1つ1つ模様や形が違ったりと、手作りらしい暖かさがどの作品からも感じられました。
みなさん、ぜひどうぞ!!                           


☆では、どこで買えるの?

 「クローバー」でも、もちろん買えますが、福祉の店「なかま」に、月1〜2回出店しています。また、福祉バザーなどにもだしています。

☆最後に、桑島さんから

 これからも、重度の障害を持った人でも、この地域の中で一生暮らしていけるように支援していきたい。また、年をとったら施設へという道だけでなく、他の社会資源の道を作っていきたい。まだその社会資源が何かというのも僕たちにも分からないが・・ 今は、この施設での活動を、たくさんの人に知ってもらい、理解していただけるよう頑張っていきたいと思っています。

(文責:潮ア・古川)

作業の様子です。
職員さんと一緒にがんばってますね。
なかなか個性的な髪型!


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8. 上虎の自分史

上虎

福祉機器の購入に利用可能な制度「生活福祉資金」

 今回は、障害者が生活していく上で必要な、高額な福祉機器を購入するために利用することができる制度「生活福祉資金」について紹介しようと思う。この制度は存在自体をあまりしられていないのではないかと思う。僕も最初は全く知らなかったのだが、CIL豊中から情報をたまたま教えてもらったので、早速、福祉機器の購入に活用させてもらった。
この制度は基本的には、「低所得者、高齢者及び、障害者等の世帯を対象に、低利で必要な資金を貸し付けし、安定した生活を営むために利用することができる」という貸付制度なのだが、生活保護を受けている場合には、返済に必要になる金額が障害基礎年金等の生活保護の収入認定から控除される(「償還金控除」という)ため、実際の自己負担額がなくなる。もしくは大幅に軽減される。したがって、生活保護を受けて自立生活をしている障害者には有用な制度だと言える。ただし、その場合には福祉事務所にも承認してもらう必要もある。
貸し付けされる資金の種類の中に「障害者等福祉用具購入費」という項目があり、これが「障害者又は高齢者が、日常生活の便宜を図るための高額な福祉用具等の購入等に特に必要な経費」とあるので、福祉機器の購入のために利用することができる。
窓口は豊中市社会福祉協議会(TEL:06−6841−9393)で、申し込みに必要な書類(住民票や所得の証明書や購入したい福祉機器のカタログや見積書等)を揃えて自分の居住区の民生委員に提出する。その際、福祉事務所に相談し、医師の意見等を元にその福祉機器の必要性を判断してもらい、保護意見書を書いてもらう必要がある。書類を提出した後、審査が行われ、その審査に通れば貸し付けが決定される。この審査期間はかなり長いため、最低1ヵ月は待たされてしまう。
僕がこの「生活福祉資金」で購入した福祉機器は以下のものだ。

@エアマット
・製品名:アドバン(ベンチレーション仕様)
(URL:http://www.molten.co.jp/health/lineup/mattress/advan.html)
・メーカー:モルテン(URL:http://www.molten.co.jp/)


Aパルスオキシメーター

・製品名:パルソックス-M
(URL:http://medical.teijin-pharma.co.jp/zaitaku/top/main.html)
・メーカー:帝人ファーマ(URL:http://www.teijin-pharma.co.jp/)


B人工呼吸器用メガネ
・製品名:康(URL:http://20000yen-doh.co.jp/product/lineup2/kou.html)
・メーカー:弐萬圓堂
(URL:http://20000yen-doh.co.jp/)

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9. えりとママの珍道中記

えりママ

ママのふしぎ

ママは、とってもふしぎな人だよ、だってある日、おーとりらんさんのミュージカルのビデオをみている時のことでした。
いよいよ物語のクライマックスです。カッコイイー!おとこやくのおーとりらんさんが、あいてやくのむすめやくの人にむかってりょう手を大きくひろげたときに、ママはくいつくようにみつめ、「うわー、なんか、つつみこまれてゆきたあい」
と言いました。えーわたしあのシーンきらいやなーママはようすきになれるわー、これもママのおおとりらんさんのじょうねつかな?でもわたしは『キライ』うえー、ぶはっ。そういえばまえにもおおとりらんさんに手紙を書いた時にママがスキと書いた時にわたしはえーっと言いました、わたしはビックリしました。でもママべつにいいやんかーっと言いました。それから日がすぎていった、そして手紙をわたすチャンスが来た。そしてママはこんなことを言い出すのだ。
「えり、おおとりらんさまにこの手紙をわたしてー」
わたしはこたえた。
「ママの手紙なんだからママがわたしてよー」
「でも・・・・・・ママははずかしいからえりわたしてよー」
けっきょくわたしがわたすことになった、わたすのはせいこうしました。

 さいごに一言、ママはおもしろくてカワイイ人です。



えりも、今年で9歳になります。ここに登場したときは、1歳半の赤ちゃんでした。いやー、大きくなりました。その間、どれだけの人に出会ったでしょう。私はどれだけのことを、えりから学んだでしょう。どれもすてきな思い出の宝物です。これからも、いっぱーい色々とあるでしょう。でも、この「えりとママの珍道中記」は、一旦お休みをいただきます。
みなさま、ご購読いただいて、本当にありがとうございます。

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10. 重度障害者の生活はどうなる
    〜介護保険統合、包括支給方式、グランドデザイン案〜

事務局

◎これまでの経過

 2003年4月より支援費制度が始まり、障害者の決定する権利が少しずつ認められ、今までホームヘルパーやガイドヘルパー制度が使えなかった人たちもこれらの制度やサービスを利用し、生活をエンジョイでき、幅広く生活をおくれるようになりました。例えば、知的障害のある人たちがガイドヘルパーと一緒に野球を観に行ったり、家族以外の人たちと楽しい時間を過ごし、それが社会参加への一歩となっています。また、障害を持った子どもたちもヘルパーさんと一緒に楽しい時間を過ごし、その間に子どもの家族、特にお母さんは、買い物に行ったり自分のための時間を過ごしています。それによって、家族関係が楽しくなっていることも確かです。
 こういった状況の中で支援費を利用する人々が増えていきました。これは自然の流れであり、いい制度やサービスができれば、使いたくなるのは当たり前ことです。 厚生労働省(厚労省)は、このままだったら支援費の予算がなくなり、赤字になってしまうと感じて、ホームヘルプサービスの時間単価(1時間あたりの額)を引き下げようとしたり、市町村に対して、支援費の新規の利用者を増やさないように指導したりと締め付けを厳しくするようになりました。それでも1年間で100億円を超える赤字となり、厚労省の中でかき集めて補填していったそうです。 
 この赤字の原因は、予算のつくりかたが甘く、見通しをつけることができなかったことだと思います。厚労省がやったことに対しては、“利用者が我慢することは絶対におかしいし、許してはならない”ことなのです。
 予算がなくなり、税金でまかなえなくなってきたため、厚労省は国民からお金を保険料という形で徴収するという安易な考え方のもと、介護保険に組み入れようと考えました。このことについては、CIL豊中広報誌のVol.10でも述べたように、私たちの仲間は反対し、6月9日、東京に1200名の人たちが集まり、抗議のアピールやデモを行ったのです。でもこのことは、どこの新聞・テレビにも取り上げられる事はありませんでした。普通だったらこれだけの動きがあれば、マスコミは取材し、市民に知らせると思うのです。後から聞くと、厚労省がマスコミを押さえてニュースにさせなかったそうです。これは「国民の知る権利」を妨げたることで、到底“許せないこと”です。

 介護保険を運用していくには、ケアマネジメントという手法が使われます。これは、介護の必要なお年寄りなどに対して「家族介護をいかに軽減していくか」が目的で、デイサービスやショートステイの利用などが重んじられ、本人が本人らしく自己主張を持って生活することになっているとは思えません。でも、お年寄りの中には自己決定し、自分の生活を作りたいと思っている人も多くおられると思います。
 介護保険制度のケアマネジメントは機械的で、本人と面談をする時間も少なく、調査項目を埋めて、それをコンピューターに入れ、作り上げるものなのです。
 障害者の生活は、生育歴から始まり、障害の状況、家族の状況、住んでる地域の状況、家族以外の友人や介護者との関係、本人の趣味や余暇活動の使い方、社会参加の度合い、そして、これから何をしたいと考えているかなど、細部にわたるニーズの掘り起こしが必要です。それには何度も本人と会い、話をし、必要によっては、本人の生活に関係する専門機関を含めたケア会議を開催し、本人の生活を本人と一緒に考えていく事が必要なのです。

 介護保険でマネジメントをしていた人が、障害者のケアマネジメントをする事は非常に難しく、多くの研修が必要だと思われます。
 厚労省は、早い時期に介護保険と統合し、進めていきたいと言っているのですが、この状況で統合になれば、障害者の生活が脅かされてしまうことは確実です。
 障害者は30年かかって、地域での自立生活を掴んできたのに、国の安易な考え方でそれが昔に引き戻され、施設を視野に入れた生活が来ることは、許されるものではありません。


◎包括支給方式って何・・・。

 厚労省の中で、支援費などの制度を障害者団体や学者・施設の代表者などで考える、「地域生活のあり方検討委員会」という会合があります。支援費制度が始まる前、利用時間数などの上限問題が起こった時(2003年1月)に、障害者団体が全部集まり反対しました。その時に、当事者団体などの意見を聞く場面として、この会合が始まり、2004年7月に「あり方検討委員会」の指針【長時間介護の包括的報酬体系】が出されました。これは、生命・身体の維持のため、長時間の継続したサービスを利用している人、重度脳性マヒ・筋ジストロフィー・頸椎損傷・ALS(筋萎縮性側索硬化症)など、医療的ケアが必要な人、ベンチレーター(人工呼吸器)などを使用している人、強度行動障害(重度知的障害)など、常に介護が必要とする人に対して、時間数で支給されているものに報酬(お金)で上乗せをするという考え方です。どれだけの金額かはまだ出ていませんが、必要なだけというわけにはいきません。上乗せをするのは、国ではなく市町村に委ねられるとも言われています。もしこれが本当ならば、財政で苦しんでいる市町村や障害者の地域生活を真剣に考えていない市町村は、お金を出さないということにもなるでしょう。国の考え方は、『重度で常に介護が必要な人は、介護保険の額の上にお金を積み上げるように市町村に言いましょう。でも、これは市町村が決めることですから、もし上積みが出ても足らなければ、後はボランティアにやってもらって下さい。』というものです。また国は、「介護をする人は、ヘルパー資格を取れとは強く言いません」と言って、市町村への責任転嫁や介護保険統合を前提とした考え方を出そうとしています。これが現実になると、ベンチレーターを使用するなど、医療的ケアが必要な障害者で、介護者の協力を得て生活をしている人は、生命の危機に至ってしまうのです。もしこれが、介護保険のケアマネージャーが聞けば、多くの人が「入院すればいいよ」って言ってしまう怖れもあるかもしれませんね。


◎グランドデザインって何・・・。

 厚労省は、「支援費と介護保険の統合問題・包括支給方式」など、介護保険制度の見直しを言って、障害者やその家族、そして、ホームヘルパーや事業所などを混乱させているさなかに、【今後の障害者保険福祉施策の方向(改革のグランドデザイン案)】を打ち出しました。
 この案では、身体・知的・精神の障害者の枠を越え、制度の一元化(どのような障害者も制度を使うことができるということ)を全面に打ち出しています。言葉を聞いていれば、障害者が障害種別の枠を越えて、一体となって生活ができるんだと思う人も多いと思います。しかし、厚労省が出している文章を読んでいくと、それは錯覚なんだと感じてしまいます。
 例えば、次のようなものがあげられます。

○認定審査会の設置

「障害保険福祉の総合化」「自立支援型システムへの転換」といいながら、「各サービスにおいて同じ尺度でみて、それらを考える機関として、認定審査会を設置する」といっています。
 これは、障害のサービスがどの障害も同じようにすれば良いという考えで、それを運用する人たちは、障害者の自立生活支援のことはあまり考えていません。また、時間数が多く必要な人に対しては、施設入所という具体的なものがあがってくる危険もあると思われます。

○応益負担の導入

 支援費では、自分の収入に合わせた額の負担があります。これを「応能負担」といい、仕事に就けなくて、障害基礎年金や生活保護を受けて暮らしている人は、負担がほとんどありません。でも、応益負担で行っている介護保険では、どのサービスを使っても、一割の負担を強いられているのです。また、それを払えない人は家族などが負担していることも多くあります。これでは、使いたいサービスがあっても遠慮をしてしまい、本人主体の生活の考え方からは、かけ離れることになります。
 応益負担が現実に行われると、必要で使いたい制度があっても、負担をしないと使えないということになります。だから、年金などで生活をしている人たちには、負担が大きくなるのです。

○施設入所者の自己負担の見直し

 これまで施設に対しては、行政より補助金があり、入所している人の食費などの諸費用に当てられていました。今回の案では、施設で生活をしている人にも、食費や家賃などの負担を請求させるということもあります。(これをホテルコストともいいます。)

○グループホームの見直し 

 グループホームでは、仕事に就ける人が住むものと、重度障害者が住むものに分けられてしまい、名前も「ケアホーム」というものになるようです。ここではホームヘルプやガイドヘルプも使えなくなり、ホーム内の介護等の支援は職員だけで行うことになります。これは、「ミニ施設化」といっていいでしょう。

○障害者福祉サービス法って何・・・。

 グランドデザインのテーマは、「障害者福祉サービス法」で今の障害種別に分かれている法律(身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・精神障害者福祉法)を一元化し、制度を強引に進めようというものです。そうなれば難病など「制度の谷間の障害者」はどういう風になるのかが、よくつかめていないように思われます。これからの障害者の生活や社会参加を考えていくと、地域で自立した生活をし、多くの人々と一緒に地域社会づくりをしていくためのプランであるべきだし、その考え方をつくりあげてできたのが支援費制度だと考えているはずです。でも、このグランドデザイン案は、その考え方を曲げてしまい、また、否定していると思えてしまいます。この案が通ってしまえば、重度障害者で介護をいつも必要としている人たちの地域生活も後退してしまうと思うのです。
 このほかに、支援費の中にある移動介護(ガイドヘルプ)は、地域支援事業というエリアに入り、国ではなく、市町村に委ねられることになります。これは、市町村でお金がない所や障害者の生活を真剣に考えない所では、時間数が少なくなることもあるということです。

○グランドデザインには反対!!

 以上にあげた問題点は、ごく一部です。障害者の地域生活にとって、危険な部分をもっているグランドデザインには、反対です。これを作った人たちが何を考えているのか、それには障害者や家族たちが本当に関わっているのか、不思議な思いと疑問を感じています。グランドデザインの文章の中には、「支援費と介護保険の統合」という言葉は一切出てきません。でも、上にあげた事柄に象徴されるように、この案によって介護保険へ向かうスピードが加速されるのです。マスコミでもこの案を支持するような記事が見られます。グランドデザインが私たちの思いの入った、障害者の自立支援・自己決定を尊重するものに方向転換した上で障害者の一元化、「障害者福祉サービス法」の制定をしていく必要があると思います。


◎台風の中の東京大行動

 10月20日、台風23号が、日本に近づいている中、東京の芝公園(東京タワーの下)に、全国から2000人ぐらいの障害者、介助者が集まりました。
 この行動は、【今の厚労省の考えでは、障害者の生活が不安だし、せっかく障害者の自己決定・自己選択の方向に向かっているのを戻されてしまう。また、その要因が行政の見通しの甘さからくるのに、そのつけを利用者などに負わせることは、絶対に許さない】という思いから起こったものです。残念ながら、九州などの人たちは台風の襲来で飛行機や新幹線が止まってしまったので、参加することができない方もおられました。
 大阪からは、約400名のメンバーが集まり、CIL豊中からは、5名の人たちが参加しました。
 芝公園での集会の後、国会議事堂前でアピールをする班、議員会館で国会議員に会い直接対話をする班、厚労省の周りでデモをし、要望書をわたす班、そして各党の国会議員を招いてシンポジウムをする班に分かれて、私はシンポジウムに参加しました。その会場には、約300名のメンバーが集まり、各党の主張や、障害者が現状を一人ひとり話をする場面がありました。与党(自民党、公明党)は、介護保険の統合などに対しては、賛成の立場をとり、財政面などに原因があり、税金だけではなく、保険制度を使って安定させるほうが良いと言っていました。野党(民主党、共産党、社民党)は、一応反対を主張し、「障害者の生活の現状や自立生活の重要性を認める。また、この現状に至った原因は、予算を作った国の見通しの甘さと税金の無駄使いにあり、当事者の現状を知り、話を聞く場面をもっと持たなければならない」と発言をしていました。ただし、民主党は党としての方向性がまだ出ていないようすで、議員個人としての意見を言っていました。
 そこに来ていた障害者の主張は、「施設で生活をしてきて、それだけで人生を終わるのは悲しい。地域に出て、多くの人との関わりの中で生活をしていくことが楽しいし、生きている実感が出てくる。だからせっかくできた支援費をつぶすことはしないでほしい。」と訴えていました。
 ここで腹が立ったことがあります。
 国会議員の人たちは、忙しいのはわかりますが、悪天候にもかかわらず、集まってきた人たち(有権者)がいるのに、自分たちの話だけをして帰ってしまったり、後のほうになって現れ、自分だけの主張して収まる人もいたのです。これは私たちに対して、すごく失礼ではないかと思います。この人たちに国をまかすことは、非常に危ないと思いました。

シンポジウムのようす
台風にもめげず、たくさんの人が集まったのですが・・・・・

 シンポジウムが終わり、会場を出ようとした時には、風と雨がひどくなり、道路は川のようになり、カッパを通して服もびしょ濡れになりながら、宿舎へ移動しました。日帰りの人は、夕方からの新幹線が止まってしまい、しかたなく宿舎を探すことになり、大変だったそうです。
 この行動に参加して、今の行政のやりかたに対して憤りを感じ、「今、私たちが動かないと、先輩達や仲間達が積み上げてきたものが壊れてしまう。そうなると私たちは今までなにをしてきたのか、これから自立生活をする人に対して、どう話すのかが問われてくる」と思いました。

 闘いはこれからまだまだ続きます。ことあるごとに皆さんに報告をしていきたいと思っております。
 なお、この一連の資料や厚労省のグランドデザイン案の資料が事務所にありますので、見たい人はいつでも連絡をして下さい。

(文責:大友)



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11. 「おおいに語ろう!」ピア対談 −第4回−

広報誌編集部


 秋も深まってきました。秋といえば、食欲の秋、読書の秋、そして、おしゃれの秋かな?今回は、最近新しく立ち上げられた「まごの手」の紹介とともに、‘おしゃれ’について話してもらおうということになりました。ひとりで町を歩くのが大好きな井上さん、まごの手を代表として井岡さんとの対談です。

司会: 「まず、自己紹介からお願いします。」

井岡: 「井岡です。私は十二年程前から、病気で脊髄損傷になりましたが、少し回復して5分くらい歩けますが、車いすは手離せません。普段は薬局で医療事務をしながら、CILに遊びに来たりという生活をしています。足が悪くなる前は、大体二十年ぐらい洋服を作ってきました。」

司会: 「服のリフォームをされているとかお聞きしましたが?」

井岡: 「はい。ついこの間大友ともみさんと、ヘルパーの曽我部さんと三人で、それぞれやってきたことを持ちより、知り合いや自分だけじゃあなくて、他にホームページとかあけて見てくれたら、どの人にも対応できるかな〜て。ちょっとリフォームと言うほどじゃないけど・・・例えば、左右の手の長さが違うから、丈を片方だけ詰めるとか、トレパンには前開きがないから男の人だったら前開きをつける、ここにポケットがあったらというところにポケットをつけるとか。ついこの間、立ち上げてまだ反応はないのですが、ところどころやりだしています。まごの手と言います。」

井上: 「井上といいます。僕、普通は庄内の端っこの方で、障害者の作業所の代表ですが、三つか四つの顔があって。作業所の代表の時は至ってまじめな代表者で常識人間です。土、日になると、競馬が大好きで、町を歩くのが大好きで、ほんとに遊び人をしています。もう一つは、かっこうよく言えば孤独が好きです。あんまり一日中誰かと一緒にいてるのが、とっても苦手で、できるだけ一人になる時間というのを大切にしています。だから遊び人になる時は、ほとんど一人で行動します。」
井岡さん(左)と井上さん(右)


おしゃれは、その人を表す

司会: 「おしゃれって上等な服を着ることでも化粧することでもないし、何でしょうか?」

井岡: 「二十年ぐらい人は見かけによるって、ずっと思っていたんですね。それって、極端に言うとその人となりだなあって思うんですね。例えば、すごくいい服を着たいという人もいるし、私は実用本意で良いっていう人。一定の年齢ぐらいまで、そういうのをずっとやるということは、その人のライフスタイルにあった洋服を着ているっていうことかなあって思うんですね。その意味では、その人なりのおしゃれの仕方っていうのは、その人を表しているなあと思いますよね。ある人は毎日何があっても、同じ服を着る人。また作業所に行く時、一人で遊びたい時と、その都度変えたいと思う人、その変え方がTPOにすごく合っている人。それとも、すごいディナーショーに行くんでも、僕はGパンで行くんだというタイプ。その人の性格とかその人の生き方が出てくるんじゃあないかなと。井上さんなんかはすごい個性的やなって思っているんですけど。こだわっていることありますか?」

井上: 「あの、いくつかはあるかな? ひとつは実用的であること。どういうことかと言うと、競馬が大好きやったり、一人で居ることが好きだったりするんで、僕の必需品の、時間を知るための携帯ラジオを入れるためにポケットが必要。で競馬に介護者無しで行くんで、係の人に馬券を、パッと入れてもらうためにポケットが要るんです。だから両胸ポケットを、肩口にポケットがあったりとか、できるだけポケットの多い服を一つは探します。それに僕は、実はすごくあいまいなこと、はっきりしないことが、大好きです。そのせいか知らないけど、どうも僕の着る服は、原色がないです。ある時期までは、どんな洋服でもいいかな?って着てたんです。施設が長かったんで。外出しても買いに行けないのもあって。ある日、外出をしてたら、「地下鉄にエレベーターを」というプラカードをたてて、電動車いすの男性がすごくみすぼらしいかっこうをして歩いてはったんです。言うたら悪いけど、ひょっとしたらそのみすぼらしいかっこうが彼のポリシーかもしれないけど、公にメッセージをするんやからあのかっこうは嫌やなって、僕は感じたんです。それからできるだけあんまりみすぼらしいかっこうだけは気をつけています。どんなんか言うたら、頭もじゃもじゃでよれよれの服にズボンで、表情もすごく寂しそうに歩いてはったんよね。で、表情がすごく暗かったから余計にみすぼらしく見えちゃったんじゃないかな。ある意味表情がよかったらみすぼらしいのも良いほうに写ったのかも知れんけど。」

井岡: 「気持ちもおしゃれのうちですね!高い服には、それなりのわけがあるんだけど。生き生きしたりいい顔をしていると、よれよれのものを着ても、かっこいいというのがあるじゃあないですか?それも本当だと思うし。逆に、作る側から言えば、これを着るということで気分がかわって、『幸せになれる・気分が変わる』というふうになってもらえたらなあって。洋服、作っているときはそういうふうに思っていました。」

まず考えるのは、実用性

井岡: 「井上さんは、胸や肩口とか、出し入れがしやすいところにポケットがあるというのが洋服を選ぶ時の大きいポイントなんですよね。日常動くのに自分が洋服に対して欲しい機能がポイント。」

井上: 「二番目ぐらいに色、原色は避けたいな。あいまいな色が好き。」

井岡: 「私はねー、特に車いすになってから、やっぱり普段は自走の車いすなんで、重ね着とかはとんでもなくて、Tシャツ一枚が一番楽なんです。もともと、あんまりぴらぴらしたのとかは着ないほうだったんで、それで全然不満もないんですが。車いすになって一番困ったことは、ジャケットが着づらいことなんですね。足が悪くなる前は、得意先に行く時は何かおしゃれなジャケットを着るみたいなのがあったけど、ほとんど捨てちゃいましたね。自走式車いすをこぐと、袖口の裾のところがもうタイヤでドロドロになっちゃうので、自分で考えて事務員さんの袖のあげるやつを作ってはめたことがあるんだけども、なんとみすぼらしい。身頃はちゃんとしたジャケットで、手首のとこだけ事務員になっているのがどうもねー。これだったらしないほうがマシだなって。今は、リストバンドはめてるほうが意外ズレなくていい。ジャケットをたまたまどうしても買わなきゃっていう時には、ボタンが裾まで結構あるものを買って、下の方までとめておくようにすると、はがれてタイヤで汚れないなと。でも、ほとんどジャケットが着れなくなっちゃいましたね。着たいなと思うけど、今はセーターとかニットが多いですね。」

井上: 「夏もかなわんけど、冬もかなわんな。寒いのが。リフォームをやりだしてると言うてはったけど、僕なんかすごく思うのはジャンパーとか毛糸のとっくりとか防寒の服あるやん。例えば、午前中外だからジャンパー着てて、午後から暖房の効いた部屋で会議をするときとか、あつーてあつーて。でも僕をみてもらったらわかるように、手やら足やら止めている。これ外して上脱ぐだけで2、30分かかっちゃうから、もうめんどくさいなーって、汗だくのままジャンパーずっと着てたりして。そのまま外に出たら、汗でさむーてさむーて。だから、この腕止めたままで、脱いだり着たりできる服、洋服というよりジャンパーが欲しいな。ゼッケンじゃあないけど、四角いので頭があいてて、パカッてかぶる前と後ろみたいな、袖もパリッと外れる。」

井岡: 「残したいとこを残す。袖を残して胴体だけが要らんのやったら、体を前に倒してカパッととってもらって、腕だけ残っているとか。できないことないかも。かなり大手術やけど。でも脱ぎ着がワンタッチでできれば、それだけ一人で動ける範囲が広がることに・・・。“リフォームしたいね”っていった動機の一つは、やっぱりそこなんです。行きたい場所によって洋服を替えたいんだけれども車いすに乗ってても不自由のない洋服で探すと限られてくる。特に一緒にやっている障害者の人は、身長がとても小さいので、40歳になっても50歳になっても子ども服のところにしか、自分のサイズがないんだよね。普段のTシャツはうさちゃんがついてても許せるかも知れんけど、着飾りたいっていう日に、うさちゃんのワンピースはないやろうと。自分が年をとってきて冠婚葬祭に出るような時に、早い話がお葬式に行くにお子ちゃまの式服はないだろう、大人の式服だろう。でもそこに行くと自分のものはない。だからリフォームしよう!と。女三人だから最初は、機能的に“こういうことできる?”って言われたら一緒に考えたいな。TPOに合わせた洋服っていう方は、女3人でどんどんドンドン話がふくらんでこんなもんあったらいいねと。」

井上: 「かっこういいことも、大事やろ。かっこうよくありたいといつも思っている。ただ仕方がない。周りにリフォームする人がいないから。いつも思っているのがこの首のカラーの色。洋服にあった色のカラーやったらおしゃれやねって。このカラーの色が気に入らないんだよなー。あいまいな色が好きな僕やのに。このカラーの色(青)って、あいまいな色やないやんかー。首痛いからしゃあないなって思って付けている。」

井岡: 「背に腹は代えられないよね。だったらカバーだけ変えちゃえば。この頃、車いすのパイプでもどれだけ豊富な色と柄があるのに・・・ね。」

おしゃれの効果って・・・?

井上: 「おしゃれと言えば、僕は帽子が好きですわ。あまりお金がないとこに競馬好きやから。二種類の帽子を使い分けているだけやけど、結構二種類とも気に入っている。作業所の代表をやってると、スターじゃないけど、覚えてもらえることがいいかなあと思って、トレードマークが欲しいなと思った時に、あっ帽子かーと。」

井岡: 「おしゃれの別の意味ですね。おしゃれってその人にとって一番動きやすくて、快適でそれによって気持ちが明るくなるというものとか、社会的に認められるとかそういうものだと私は思うんです。何より洋服を選ぶことは、無言の身分証明だという部分がありますよね。簡単に言うと、自分の人生を選んでいる、人生を変えている部分もある。今日は労働者の服、今日はおしゃれして出かける服と、自分のその時々の人生を演出する役目もある。目に見えないそういう効果がその人なりにある。それと他人に与える印象という効果もありますよね。」

司会: 「“らしくありたい”っていうのも、こだわりであり、おしゃれのひとつかもね!」

この秋、快適な装いでおしゃれして、どこか行けたら、素敵ですね。今日は、お忙しいところ、ありがとうございました。

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12. メイちゃんのつぶやき

メイちゃん


 みなさんお久しぶりです。
 今年は、夏から秋にかけて地震があったり、台風がたくさん来たりして、たいへんです。私の同居人の「トドロ」と「ピドレット」は、十年ほど前の「阪神大震災」をもろに体験しているのです。
 その時は、今の家に引っ越してまもなくで、たまたまその日は、泊まりの介護者が入ってなかったそうです。
 地震が起こった瞬間は、何が起こったかわからずただ怖さばかりだったそうです。「トドロ」が小さい時に家にトラックが突っ込んできたことがあり、その時もおもわず「トラックが玄関に突っ込んだ」と叫んだそうです。ベッドの周りの物は落ちてこず二人にはケガがなかったのですがリビングの方に行くと、テレビは動き、やかんがひっくりかえり水浸しになり、食器棚からは高価な食器だけが落ちて割れていました。たいへん悲しかったそうです。でもこの地震がきっかけで近所の方々とお話するようになり、今でも仲良くつき合っているのです。
 でも地震は防ぎようがないので、怖いですね。専門家の人達にお願いがあります。早く地震が予知できるように研究して下さい。

◎何年かぶりの釣り

 9月のある日、「トドロ」の友だちらと、神戸で釣りをしてきたそうです。
 この釣り大会は、「トドロ」の友だちの「サッサン」が企画し、15,6人で行ったそうです。ほとんどの人が釣れず、いわば「坊主」だったそうです。
 当日は、大変暑く、海辺でもあり、その暑さは数倍になり、早朝から「場所取り」に行っていた人たちは「トドロ」達がつくころには、グッタリとしていたよ
うです。
 釣り竿をセットし、エサを撒いた時には、魚のほうが賢くエサだけ取って行ってしまいました。でもたまには掛かり、釣れたと思ったら5pほどの小さいもので、持ち帰らず逃がして来たそうです。
 「トドロ」は日焼けで真っ黒になり、塩風で髪の毛はバサバサになり、その日のお風呂では、悲鳴を上げていました。

◎久しぶりにいい映画を観たよ・・・・

 「トドロ」は、映画が好きで、時間がある時は、テレビやビデオで映画を観ています。でも、仕事が忙しいので映画館に行って観ることはあまりないのです。
最近、家にケーブルテレビが入って来て、そこでやってる、ヤクザ映画や韓国ドラマそして20年くらい前の映画を観ています。ヘルパーさんは「またか〜」とあきれていますが、それにめげずに「トドロ」は見入っているのです。
この前、久しぶりに映画館に行き、「スウィングガールズ」という映画を観てきたそうです。この映画は、山形県の高校生がビックバンドジャズチームを結成し、だんだん上手くなっていく様子が描かれています。出ている高校生達はオーディションで選ばれ、楽器も練習して弾けるようになったそうです。「トドロ」はジャズが好きで映画に出てくる曲を聴きながら身体を動かしていたようです。また、主役をしている「上野 樹里」さんのファンで以前NHKのドラマ「てるてる家族」にも出ていて、二言目には「秋ちゃんが出てる、秋ちゃんが・・・」と言っていました。
この映画は、音楽だけではなく、出てる俳優さん達も楽しく、竹中 直人さんや谷 啓さんなどが脇を固めているのです。
普通だったら同じ映画を2回も観たいと思わないのですがこの映画に限っては、もう一回観たいと言っていました。
映画が好きな方がたくさんおられると思います。あなたの「一押し」を教えて下さい。できれば一緒に行きましょう。
やっと秋になって、食べるものがおいしくなり、景色がきれいになってきています。
朝、起きた時に、窓を開けた時にできた俳句を一句、披露します。

   朝日浴び 香り漂う キンモクセイ 

今年もあと数ヶ月です。クリスマスパーティーの準備も始まっています。
楽しみにしていて下さい。今年こそ私も行ってハジケます。

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13. 遠くなくても行きたい

西九条舞

その29 HAT神戸

今回は現在も進化する神戸の新しい街であります、HAT神戸を採り上げたいと思います。HAT神戸の入口は阪神岩屋か春日野道駅ですが、現在、エレベーターがあるのは岩屋駅だけですので、まず岩屋駅までのルートを案内します。

A 阪神岩屋駅まで

 最寄り駅が阪神沿線の駅ですので、豊中からですと梅田で阪神に乗るのが一番便利でしょう。三宮から阪神に乗り換える方法もありますが、阪急三宮駅はホームから改札階までエレベーター工事が始まったばかりですし、阪神への乗り換えの際、地下に下りますが、三宮に慣れない方が地下に下りるエレベーターを探すのが困難だし、やっとの思いで着いた阪神三宮駅はエスカルで対応しているのが現状ですのでおすすめしません。
 阪神岩屋駅は日中の時間帯は普通しか停まりません。また、梅田から普通の乗ると時間があまりにもかかりすぎますので、阪神梅田駅から途中の御影までは特急に乗ります。
 特急は前から2両目の一番前のドアから乗ります。御影駅で普通に乗り換えますが、隣に停まっている普通電車は先頭車両の位置になっているはずです。そのまま普通電車の先頭車両の一番前のドアから乗ってください。阪神岩屋駅ではホームの三宮寄りにエレベーターがあります。エレベーターに乗って地上まで上がると改札があるのでそのまま出てください。
 梅田駅までは以前に採り上げていますので割愛します。

B 岩屋駅からHAT神戸まで

 改札を出ると、目の前に写真aのような風景が見えるはずです。右側にスロープがあるのでそこから出て最初の信号を左に曲がってください。(南に進むことになります)

写真a 阪神岩屋駅を降りたところ。写真右側にあるスロープを利用

 下り坂の道を進むと歩道橋へ上がる、上りスロープがあります。今進んだ道の東側にありますが、東側だけ目の前にある国道2号線を渡る横断歩道がありません。ですのでこの歩道橋を通って、国道2号線との交差点(岩屋中町4丁目交差点)を渡ってください。渡ると写真bのエレベーターがありますので地上階に下りてください。

写真b 岩屋中町4丁目交差点にある歩道橋のエレベーター。
行きはとにかく帰りはこれを使うと上り坂が軽減されます。

 そのまま進んで信号を渡るとまた歩道橋のスロープがあります。今度はスロープを上らず、進行方向右側にある渚中学校側に渡り、さらにT字路の道を渡ると兵庫県立美術館(写真c)があります。

写真c 兵庫県立美術館

 兵庫県立美術館では12月25日まで「ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」展を行っています。
 展示品の写真撮影ができませんでしたので、写真はありませんが、ブランドバッグ好きにはかなりレア物が展示されています。
 新しい美術館ですので、車いすトイレもきれいでデザインも優れていました。
 その美術館を右に曲がり(西に行きます)、最初の信号を渡ると国際健康開発センターがあり、JICA兵庫国際センターの建物が続きます。さらに進むと人と防災未来センター(写真d)に着きます。

写真d 人と防災未来センター

 ここは阪神・淡路大震災を後世に伝える「防災未来館」と自然と素晴らしさと命の尊さを伝える「ひと未来館」の2棟の建物からなっており、最近の商業ビルのような建物です。
 防災未来館とひと未来館をそれぞれに入場料が必要で、両方見る方は先に防災未来館を見てから2階の渡り廊下を通ってひと未来館に行くことになります。
 まず、防災未来館に入ります。ここの1階に車いすトイレがあります。ひと未来館も含め充分なスペースのある車いすトイレはここだけですのでトイレはここで済ませておくほうがいいでしょう。(ひと未来館しか行かない方はトイレの旨を伝えたら使わせてもらえます。)
 まず、エレベーターで4階まで行きます。そのあと、3階、2階と下りて行きますが、歩ける方はエスカレーターで下りて見学するので、車いすの方はこのエレベーターで3階、2階と下りることになります。
 4階に着いたら1.17シアターというところに入り、地震の様子を大画面で見ます。ここは座席がないので最前で見れます。その後、崩壊された街並みを再現したジオラマ(と言っても結構大きい)を通ると大震災ホールで映像を見ます。先程の地震の様子は模型が倒れただけなので恐怖を感じなかったのですが、こちらは実際の映像を見るので、当時を振り返ると見ている間に涙が出てきました。
 それが終わると3階に下ります。3階は阪神・淡路大震災の資料を展示しており、2階は防災についてのワークショップがあります。
 今度の1月17日はあの震災から10年になります。あの震災を風化させないために行って見る事をお勧めします。
 ひと未来館は1階と3階が展示になっています。もちろんエレベーターで各階に行けます。こちらは森や花の香りが漂い、そこにいるだけで癒されます。
 こちらの方は震災とは直接関係がありませんが生きていることの素晴らしさが映像を通して伝えてくれます。
 これらの建物のすぐそばの浜側になぎさ公園があり、散策するのにいい道があります。
 今回初めて行ったのですが、なかなかいいところと思いました。また行ってみようと思います。

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14. ぼくの日曜日

海帰優人

現場第一主義

 ぼくの舌は肥えている。明治生まれのおばあちゃんが、船場の奉公に出ていたころに覚えたハイカラな料理の数々を食して育ったことと、施設を渡り歩いたので、それぞれのところのおいしいメニューを味わえたこと、それから一人暮らしを始めて豊南市場や庄内服部のかくれた名店に出会えたことがぼくの舌に磨きをかけた。とにかく食べることが大好きだから、テレビやラジオの「グルメ」ものには眼を見開き、耳をそば立てる。
さて、しつこいほどマスコミにとりあげられている天神橋筋のある寿司屋に二度足を運んだ。実は、服部には、2000円あればけっこう腹いっぱい食べられる回転しない寿司屋があり、ぼくは二ヶ月に一度ぐらいは顔を出す常連なのだ。
だから、ほかの寿司屋に行く必要がないのだ。でも、あまりいつも行列ができているので一度目は話のネタに行ってみた。
ぼくが常連の店と比べると値段+満腹感は同じぐらいなのだが、ネタの新鮮さや、飯は後者(常連の店)に軍配があがる。
なぜ、天神橋の店に二度も行ったかというと、一度目の印象を確かめたかったんだ。やはり、同じ感覚をもったので、ぼくは服部に住んでいることの幸せを再確認した。
 ぼくが友人から言われてすこぶる嬉しかった言葉の一つが「あんたの話はあんた自身が経験したことが中心だから信用できる。」だ。
要するに「現場第一主義」ということ、同じミュージシャンのライブに何度も行くのも、「いつものうた」でもアレンジや店の雰囲気はもちろん、その時の体調や気持ちによってちがってくるのがおもしろいからだ。
それは現場でしかわからないし、たまにまずい店やがっかりするライブもあるけれど、それもひっくるめておもしろいのだ。
 これからも軽いフットワークでまちを歩きたい。

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15. さんさんGOGOまつりに出展

事務局

 10月17日(日曜日)午前10時半〜午後3時に、障害福祉センターひまわりで「さんさんGOGOまつり」が行われました。
 さんさんGOGOまつりとは、障害のある人もない人も“ともにつくる祭”で、それぞれの気のおくまま、集いの場に”三 三 五 五”集まれるようにと名付けられたそうです。当日は、ひまわりの前の公園では、たくさんの机が並び、色々な障害者作業所の製品販売やバザーで賑わい、ひまわりに入ると1階では、さかなつりゲームやヨーヨーつり等のゲームコーナー。2階にあがると美味しそうなにおいが充満、沖縄そばや焼きそば、ポップコーン・・・たくさん食べ物のコーナーがありました。そしてその奥の部屋が、作品展示のコーナーとなっていて、手作りの作品(編み物・パッチワーク・陶芸)がいっぱい並び、CIL豊中もその部屋に「点字名刺のワンポイント体験」という形で参加しました。3階では、各障害者作業所などの活動発表やパフォーマンスやお楽しみ抽選会があり、後半は、サルサバンドさんのライブが行われ、トロピカルでホットな音楽に思わず前に出て、一緒に踊り出す人も多かったようです。
 
 さて、CIL豊中の点字名刺ワンポイント体験では、こんな事をしました。
 用意したのは、とっても可愛いいキャラクター入りの名刺。
1.スヌーピー・コナン・キキララ・ハム太郎の中から好きな名刺を選ぶ。
2.表に、思い思いの言葉や絵をかく
3.点字を打つ道具(点字版と点筆)を使って、点字を打つ。
 というように、自分でオリジナルの点字名刺を作るコーナーです。
 点字を打ちたいというよりも、可愛いいキャラクターの名刺が欲しいなという気持ちで参加してくれる人が多かったようです。でも、実際に点字を打ってみることで、「あれ〜。打つのは裏からなんだ!」「読むのと打つのは、点が逆になるの?」など、それぞれに発見があり、点字に興味を持ってくれる姿もみられました。点字を知るきっかけになれたら嬉しいです。
 たくさんのご参加ありがとうございました。

(文責・潮ア)

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16. 事業活動報告(2004年4月〜9月)

1.障害者の自立生活に関する相談及び支援事業

(1)豊中市障害者生活支援事業(受託事業)
   障害者やその家族等の相談支援。

○相談支援件数 406件
○第1回自立生活プログラム講座「パンを自分で作ってみよう」
  全4回 受講生:知的障害者4名
○第1回市民講座「知的障害を持つ人に配慮したバリアフリーデザイン」
○点字講座 全10回 
○おしゃれ講座
○自立生活体験室 宿泊利用10回(総13泊)、デイ利用1回
○広報誌「CIL豊中通信」
  第9、10号発行 各約1000部(点字・音訳・メール版含む)

2.障害者及び高齢者の介護等在宅福祉事業

(1)支援費制度居宅介護(身体・知的・児童)
   支援費制度によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。39,327時間
(2)介護保険訪問介護
  介護保険による訪問介護。2,180時間
(3)介助サービス
  地域の支えあいに基づく介助者派遣(登録制市民互助活動)。639時間。

3.障害者の移動支援事業

(1) 豊中市障害者外出支援サービス事業(受託事業)
   リフト付自動車を運行し、一般の交通機関を利用するのが困難な障害者を支援。296回

4.福祉に関する人材育成事業

(1) ヘルパー養成講座  
  @ホームヘルパー養成講座3級課程  修了者18名
  Aガイドヘルパー養成講座
   ・全身性課程 修了者64名 ・視覚課程 修了者21名

5.点字名刺事業

(1) 点字名刺
   点字名刺の作成販売 10,155枚。

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17. CIL豊中近況

事務局

 このコーナーは、当センタ−ホームページの「CIL豊中近況」というところから抜粋しました。事務局のようすが少しでも分かっていただけたら嬉しく思います。

≪8月≫
2004/8/27 支援センター会議、クリスマスパーティー会議
 14:00より、支援センター会議が行われました。ピアカン集中講座のことや、21日に行われた欠格条項学習会の報告が行われました。さて、16:30よりクリパ会議が行なわれ、各役割の分担が行なわれました。そして、今後は全体会議に加え、役割ごとの会議も行なわれることが決まりました。

2004/8/30 ヘルパー交流会
 本日10:00〜12:00まで、ヘルパー交流会が行われました。日頃、お互い会うことがなかなか出来ない登録ヘルパーが一同に会し、お互いの体験談を話しました。こういう会は今までなかなかなかったので、非常に新鮮だったと思います。

≪9月≫
2004/9/11 クリパ設営会議、ILP講座3回目
 午前中、クリスマスパーティー設営会議が行なわれました。今回は初回なので、どんな仕事があって、何を準備しなくてはいけないか?というところから掘り起こしました。そして午後からはILP講座の3回目が行われました。今日は買い物で、初めて受講生の介護に就く人とともに、パンを作る材料を買いにいきました。

2004/9/13 バリアフリーマップ3期生面接
 来月から、バリアフリーマップチームの3期生が入ります。現在その面接が行われています。果たして次期生はどういう顔ぶれが揃うのでしょうか?短期雇用なだけに、人員探しも大変な面がありますが、がんばってくれる人に来てもらいです。

2004/9/26 障大連の学習会に参加
 本日13:00〜16:30まで、障大連主催による、介護保険との統合を考える学習会があり、CIL豊中からも、理事長以下多数の方や関係者の方が参加しました。
 会場の冷房がこわれており、みんな汗ダクタクでしたが、最後まで熱心に聞き入り、質疑の時間もオーバーし放題でした。

≪10月≫
2004/10/1 昨日から今日にかけての動き・・・・・
 昨日をもって、バリアフリーマップ作成スタッフの2期生が終了となりました。最後はみんなで記念写真を撮り合い、ささやかなサヨナラムードになっていました。そして本日より3期生がスタートしました。さらにヘルパーステーションでも、新しい職員が2人お目見えし、自己紹介をしていました。
 ところで、本日は午後から、当センター主催の「統合問題を考える学習会」がステップで行われ、予想以上の人数が集まりました。

2004/10/13 あっとひっとりー
 本日、バリアフリーマップ班の3期生一人の面接が行われ、採用が決定しました。これで、3期生の募集はあと一人となりました。既に一日から3期生による事業はスタートしており、一日も早く決まってほしいです。

2004/10/16 Welcome to イングリット
 本日、11月から新しく来られる、視覚障害の人のピアカウンセラーが初めて事務所にきました。その方は、イングリットという盲導犬を使用しており、我が事務所に盲導犬のお目見えとなりました。みんな仕事そっちのけで(爆)、イングリットにご挨拶申し上げようと次々参上。当の本人・・・・・、じゃないな、本犬もビックリしていたのではないでしょうか(笑)?

2004/10/18 さんさんGOGOまつり
 昨日(10月17日)行われたさんさんGOGOまつりで、CIL豊中が出展しました。内容は点字名刺ワンポイント体験で、4種類5色が用意された名刺カードの中から参加者に好きなものを選んでもらい、そこに職員が点字を入力するというものでした。
 点字名刺の存在をより知ってもらうきっかけにもなって、よかったと思います。

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18. サービスのご案内

事務局

ヘルパーステーションCIL豊中
ケアプランセンター CIL豊中

TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

支援費制度居宅介護サービス(身体・知的・児童)  

支援費制度によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日

介護保険訪問介護サービス  

介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日

介助サービス
 介助が必要な方の自立支援を目的に、地域のささえあいに基づく登録制市民互助活動です(公的福祉制度外のサービス)。
◇対象者 原則豊中市在住の障害者
◇介助料
 【一般介助】  1時間  1,050円
 【宿泊介助】        1回(12時間以内)  7,200円
  いずれも実費交通費(市内上限800円)を負担していただきます。
 【旅行介助】       1泊(24時間)  12,400円
延長分は6時間(3,100円)単位で加算。
  介助者の交通費及び宿泊費は利用者負担です。
◇キャンセル料 
前日まで無料。当日は半額です。(上限10,000円)

※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
  ホームヘルパー・ガイドヘルパー養成講座
  ホームヘルパー・ガイドヘルパー養成講座の開催(随時)。
介護保険居宅介護支援サービス(無料)
 ケアマネジャー(介護支援専門員)によるケアプランの作成、サービス事業者との連絡や調整、申請や更新の代行など。

豊中市障害者自立支援センター

TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者生活支援事業(無料)
  障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇ホームヘルパー、デイサービス、ショートステイなどの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピア・カウンセリング
◇専門機関の紹介

自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円

豊中市障害者外出支援サービス
 リフト付自動車を運行し、障害者の外出を支援します。
◇利用対象者は豊中市に在住し、次に該当する人です。
 @下肢・体幹障害1・2級で車いす等を使用している人。
 A四肢障害1級で車いす等を使用している人。
 B腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
◇利用日時 午前9時から午後5時(火曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)。
◇利用目的 社会参加を目的としますので、特に制限はありません。
◇利用回数 月4回まで利用できます。
◇利用料・区域
 @豊中市内     片道 500円  往復1,000円
 A特定区域・施設  片道 1,000円  往復2,000円
[特定区域は池田市・吹田市・箕面市・尼崎市・伊丹市・大阪市(淀川区・西淀川区・東淀川区・北区・旭区・城東区・都島区・此花区・西区・福島区・中央区・浪速区・港区)] 特定施設は星ヶ丘厚生年金病院、大阪府立大手前整肢学園
◇キャンセル料 当日キャンセル500円
◇同乗者について 必ずしも必要ありません(必要に応じて同乗願います)。

点字名刺
ノーマライゼーションを目的に点字名刺の作成販売。※送料は一律270円
◇既存名刺への点字打ち込みの場合 10枚150円
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚300円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚350円
ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。

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19. 投稿作品 その一

 このコーナーでは、読者の方からお寄せいただいた詩や和歌・俳句・短文といった作品をご紹介しております。    今回、新しく一辺田正さんが投稿してくださいました。他の方からのご投稿もお待ちしております。


宇宙のやすらぎ

一辺田正

言葉をもたないきみは
いつも静かに笑っている  
それにくらべたらぼくたちは
うるさく騒ぐ猿
おしゃべりな虫
口はものを食べるためにあるのだと
知恵ある梟は沈黙で教えている

いったい毎日何億の
無駄な言葉が宙を舞うのか
大声でわめく者とか
どなりちらす者が優先する世界にあたって
きみのその堂々とした静けさは
あちこちで爆発する星のたてる音響にも
そしらぬ顔で眠りつづける宇宙のやすらぎに似ている

           


投稿作品 その二 

何気ないつましき日々のその中で
幸せ探す我(わが)の生き方
 
伊丹市 岩国久美子



お知らせ

 前号で、アンケートをお願いしました。ご回答ありがとうございました。
それぞれいろいろなスタンスで読んでくださっていることが分かり、うれしく思っております。
しかしながら悲しいことに、回収率は半数にも満たない状況です。今からでも遅くはありません。一人でも多くの方のご回答お待ちしております。
アンケートの中に賛助会員の会費と称して、お一方お金を同封されておられました。お名前がわからず、手続きが出来ない状態です。
 “ 私だと・・・”お気づきの方、ご連絡お待ちしております。


連絡先:障害者自立支援センター
TEL06−6857−3601  FAX06−6857−3602

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20. 編集後記

編集長 ま〜たれ

 やっと秋らしくなりましたが、今年の紅葉はきれいかどうかは・・・。
でも、本当に今年はよく台風が上陸しましたね。みなさん大丈夫でしたか?
季節だけではなくて、現在、私たちみんなの社会の中にも、介護保険との統合問題など、なにかと嵐が吹き乱れています。
悲しい涙がたくさん流れないようにと、みなさんと考えながら、一滴の涙が大きな川とならないよう、流れが緩やかなうちにせき止めることが出来たらと願っています。

 がんばる時は一生懸命がんばり、楽しむ時は思いっきり楽しむ私たち。
ちゃんと、12月19日(日)のX'mas Partyの準備も着々と進めております。みんな一緒に、思いっきり楽しめるパーティーをと・・・。
たくさんの方の参加をお待ちしておりま〜す!!

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