障害者自立支援法成立 絶対反対!! 全国大行動に参加



2005年5月12〜13日、障害者自立支援法の成立に反対する全国大行動が東京にて行われ、全国から障害者団体が集結しました。
呼びかけ人となったのは、DPI日本会議、全国自立生活センター協議会、全国障害者介護保障協議会、全国公的介護保障要求者組合、ピープルファーストジャパン、それに全国ピアサポートネットワークの各団体で、
『障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動』実行委員会が、連絡の窓口となりました。

この大行動は、全体としては、5月11・13・18・20・25日の国会審議(衆議院厚生労働委員会)傍聴・国会前行動、12日の国会請願デモ、そして18日の全国一斉行動(全国各市町村にてビラまき)が行程となっています。

このうち、12日に行われた国会請願デモは、全国から1,500人以上の障害者が集結した最大規模のものとなり、全行程の中の、一番メインとなりました。さらに、翌13日の国会前行動も、前日のデモの余勢を買ってかなりの人数が集まって、この2日間だけで、延べ9,000人近くの人が行動に参加しました。
デモ当日には、『障害者自立支援法を考えるみんなのフォーラム』も行われています。

以下、5月12日のデモのようすを撮影した画像を、掲載いたします。みなさんの切実な思いが、少しでも伝われば幸いです。


なお、5月18日の全国一斉行動のようす(豊中の)については、
こちらをご覧下さい。



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日比谷公園に集結した、全国の障害者市民・支援者・団体の人々。




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『障害者自立支援法を考えるみんなのフォーラム』が開かれました。



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『施設利用者に対する食費等の全額自己負担反対!』『障害者自立支援法案の慎重な国会審議を!』と書かれた垂れ幕。




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いよいよデモ行進に向けて出発です。 『障害があっても地域で暮らしたいんや』と書かれた垂れ幕



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厚生労働省前にて。これまでに何度か繰り広げられた光景ですが、これからもまだ見られる事になりそうです。



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国会議事堂前にて。各政党の代表者も集まりました。



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支援法案反対政党による訴えのようす。右の写真では、既に夜になっています。暗くなるまで、請願活動は続きました。


当日は、天候が怪しいとも伝えられていたのですが、幸いそんなに雨には見舞われず、一同精一杯、請願行動を出来たと思います。
豊中からは、CIL豊中の職員をはじめ、市内の作業所の代表ら、10名あまりの人が参加、最後まで頑張り抜きました。

支援費制度が始まってわずか3年目、現制度最大の理念であった、『当事者主体』、『ノーマライゼーション』が、根本から覆されようとしています。
当事者の声も全く度外視したまま、今まさに審議にかけられ、国会に通ろうとしている『障害者自立支援法案(実質的には障害者自立“阻害”法案)』、何とか水際で可決を阻止したいものです。

時に雨もパラついた中、デモに参加した全国のみなさん、そして地元豊中のみなさん、本当にお疲れさまでした。

こちらのページにて、当日になされたシュプレヒコールをご紹介しています。


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