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2004年11月3日(水)、大阪御堂筋にて、介護保険と支援費制度との統合反対を訴えるデモ行進が行われました。
これは、【障害者の地域生活確率の実現を求める関西実行委員会】の主催で実施されたもので、
事務局は、[障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議(障大連)]内に置かれました。
当日は、近畿地方全域および一部他地方から、約1,800人の参加者が集結し、デモ隊の長さは1km以上に及びました。
出発は12:45、扇町公園から始まり、扇町通り→国道2号線経由で梅田新道(御堂筋)に到着。以後、難波元町中公園に至るまで御堂筋を行進しました。解散は16:00で、ゴールに着いた団体から流れ解散となりました。
なお、主催者は17:00より、毎日放送による記者会見が行われています。毎日放送は、このデモを追跡取材されていました。
CIL豊中からは約20名しか参加できませんでしたが、当日に備えてみんなで作ったプラカードや旗を掲げて行進しました。デモの行進距離は6km弱でしたが、ほとんどの人は最後まで歩き抜きました。
街宣車も4台が用意され、シュプレヒコールも声高に、スタッフの方々も声を枯らしながら訴え続けていました。
1,800人も参加者がいたために、デモ隊も全体を8つのブロックに区切り、それに先頭集団と最後尾集団が配列されました。各ブロックの間は50m空けるという処置がとられ、1ブロックあたりの人数は、約150人でした。
去る10月20日の東京デモの時とは対照的に、御堂筋デモ当日の天気は快晴。絶好の“デモ日和”に恵まれ、沿道でもたくさんの人が買い物などをしていたため、多くの人の目にも止まる結果となりました。
当日は主催者団体のスタッフによって、統合問題について書かれたビラが、沿道の人たちに配られていたのですが、たくさんの人に配れたのではないでしょうか?
厚生労働省が、マスコミに対して報道規制をおこなっているため、この御堂筋デモのこと、そして10月20日の東京デモのことは、ほとんど全くと言っていいほど報道されていません。
世論にこの問題を伝えるルートが事実上寸断されている中、今回のデモは、規模そのものの大きさもさることながら、世間に問題の存在を知ってもらう絶好の機会になったのではないでしょうか?
これからも、何とかして障害者福祉の問題を、社会に伝えていければと思います。
なお、御堂筋デモのようすを撮影した画像を掲載しております。ご覧になりたい方はこちらをクリックして下さい。
※御堂筋デモの翌日、朝日新聞と読売新聞において、記事が小さく載っていました。こちらに掲載しております。
また、追跡取材をされていた毎日放送において、テレビ報道がなされています。
それでは最後に、このデモで叫ばれたシュプレヒコールの中から、四文字熟語の語句を6つご紹介(6つ目は管理人の自作ですが)致します。
下の白枠の中を、約70秒間ご覧下さい。12〜13秒ごとに、表示される言葉が変わります。
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