11月5日(土)、関西国際交流団体協議会主催で、とよなか市民活動ネットきずな共催の、『広報力強化セミナー』が、ステップで行われました。
これは、特にNPO法人として活動している(つまり非営利活動の)団体において、「広報とは何か?」、「広報の効果的なやり方というのは何か?」ということを考え、より効果的に活動(商品)をPRしていけるよう、アドバイスをしていくものでした。
講師を務めたのは、広告メディアクリエイティブ『サステナ』代表の、マエキタミヤコさんです。
マエキタさんは、まず広報に必要な4つの段階を紹介しました。それは以下のとおりです。
1.何を伝えるか、内容をまとめる
2.どのように伝えるか、言葉をまとめる
3.実際に伝える
4.伝わったかどうか見届ける
中でも4番目の、『伝わったかどうか見届ける』というのは、一番重要だと思いました。
そしてプロの仕事というものについて、
「こういう仕事は速く仕上げるのは大きな間違いで、ゆっくり時間をかけて、練ってやるのがプロ。広報は一度流すと、もう取り返しが付かないのだから、流す前に慎重になり過ぎるほど慎重になることが必要である。」
と述べていました。
さらにポスター作りのコツとして、
「一番ポイントとなるのは実は余白。詰め詰めに書く(または描く)のは良くない。余白がポスター全体の魅力を引き立てる役目を果たす。」
「タイトルは、疑問形や否定形にしない方がいい。急に『○○は××でいいのか!?』と疑問を投げかけられても、日常その問題に接していない人が見たら、どう応えていいのか分からない。」
と述べていまして、大変参考になると思いました。
この日は、参加した各団体が発行しているポスターや通信も会場に展示され、当団体の広報誌『CIL豊中通信』も展示致しました。
そして、その一つ一つに対してマエキタ先生が具体的に助言をされ、当広報誌に対しても、貴重な助言をいただきました。
今後の広報誌に、ぜひ反映していきたいと思います。
セミナーのようす | マエキタミヤコさん |
展示された、各団体の広報物 | 検証し、アドバイスをするマエキタさん |