【香代子のガッハッハッ人生を語る会】が行われました

〜 入部香代子さんを偲ぶ会 〜

2014年2月23日(日)14:00〜17:00、昨年7月24日に逝去された、当センター元代表代行で、国障年副代表だった入部香代子さんを偲ぶ会が、ホテル阪急エキスポパーク、オービットホールにて行われました。
豪快に笑って、パワフルに人生を走り抜いた故人を想い、表題は【香代子のガッハッハッ人生を語る会】となりました。

入部さんは、幼少時に高熱により、車いすを使用する脳性麻痺になりました。そして24時間介護が必要な重度の障害者として、まだ世の中から、『障害者は施設でしょ』と決め付けられていた時代、街で自立生活をしながら、障害者が就労出来る場を創ろうと、『えーぜっとの会』を立ち上げました。
さらに結婚・出産も経験、第一子誕生の際には、そのことがテレビニュースでも取り上げられました。

1991年、41歳の時に全国初の、車いす女性市会議員となり、実に4期16年の長きにわたって議員を務めました。
この間、街や駅、また市議会の場のバリアフリー化に尽力したほか、豊中市の介護福祉体制の改善に力を注ぎました。

議員引退後も、一障害者市民として、世の中にメッセージを送り続けていた入部さん。
故人の功績と人柄を偲び、当日は各地から約180人の参加者が集まりました。

 
会場全景(献杯の時)。
 
正面壇上のようすです。


 
会場には沢山の写真が展示されました。お茶目な仮装姿も・・・・。
 
出産後、テレビ取材に応じた時の貴重な映像です。


 
最後にあいさつをした、息子の正也さん。

開会時と閉会時、会場中にある音声が響き渡りました。
生前の入部香代子さんの笑い声が録音されたものが、偶然残っていまして、それが再生されたのです。
「しめやかにやるのは嫌い。明るい会場で、賑やかにやってほしい」との故人の想いが反映されたものだったのですが、さすがに会場の皆さんはビックリしていました。

開催中は、介護中の破天荒なエピソードや、選挙活動中のよもやま話など、笑いあり驚きありのスピーチが披露されました。

また、馴染みのギタリストや歌手の方より、曲や歌が奏でられまして、歌については事前に歌詞カードも配られていたため、参加者と一緒に歌いました。

まだまだ寒さが厳しかった中、参加されました皆さん、本当に有難うございました。


最後に、当日、何かとご厚意でサービスをして下さったホテル阪急エキスポパークの皆さんに、末筆ながら厚く御礼申し上げます。




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