2011年3月5日、とてもおだやかで暖かな週末の土曜日に、千里中央のコラボにて、3回目となります“えんコラフェスタ”が開催され参加しました。
今年もまた、『サポートセンターる〜ぷ』のメンバーのみなさんが、「えんコラ*カフェ」をオープンして下さいました。
今年のお菓子は、紅茶のバウンドケーキでした♪
今、豊中市内には身体手帳13000人、療育手帳2000人、精神手帳2000人と、17000人が手帳持っておられるそうです。
また精神障害の人の中には、手帳は持ってないけど、支援の必要な方が他に4000人もおられます。
もうおなじみ?の「とよなか啓発戦隊ヒロメルネン」も参上。
当日の案内だけにとどまらず、たくさんの方にふれあってくださいました。ありがとうございます。
今年も泣いちゃう子が出ちゃいましたが、めげずに頑張ってください。
パネル展を見られたあと、ほっとお茶を楽しまれたり、 テーブルを囲いお話される場面。 |
まず、マグマのように熱き心、レッド。 空のような澄んだ心、ブルー。 森のようにおだやかな心、グリーン。太陽のようにあたたかい心、ピンク。 小鳥のような自由な心、麗しのイエロー。 |
さてこの日は、内閣府障がい者制度改革推進会議の委員である北野誠一先生に、講演にお越しいただき、「障害者の地域生活支援について」、改革推進会議等の動向をふまえてお話していただくのでしたが、予定されている制度改革推進会議が、各省庁の抵抗が強く、再々延期となりこの時点の予定では、改正に関する意見をとりまとめる最後の委員会となるにもかかわらず、閣議決定を出す前日に設定されているということでした。
14日に何を言っても変える気はないのでは?・・・と感じざるをえないですよね。
避けられている理由として北野先生は、
『各団体が、わしらのために、とバラバラなため、どこでまとめていいかわからない。障害者団体、支援団体の方々が、もうちょっとビジョンをかいて合意を見つけていかないと・・・どこまで社会的に解決するかと問題を考えていかんとできへん。ここまで仲間を助けていこう、共同理解をして、大事な問題を先に進んで行こう!という想いがないと、避けてはもう通れない。』
とお話されていました。
【合理的配慮をどこまでするかが、社会の課題である】
また、北野先生は介護保険との兼ね合いも、以下の様にお話されました。
『日本人は、人間としての自立の意識≠ェまだ低く、専門家の餌食になっている。
闘病中は、医療中心で、できるだけすみやかに、地域の中で暮らせるよう切り替えていく。地域で、病気・障害とうまく付き合いながら、本人らしいライフスタイルで、本人の役割りを担い、役割を担いながら、助けたり助けられたりして生きていく、またその社会参加の中でエンパワメントしていただき、社会の中で活躍される、意味のある存在になっていただく。そのために社会サービス、社会資源があって、落ち着いた生活ができ、良い関係が家族とも築けることにもなる。地域で暮らすと、共に生きるノーマライゼーションとか、インクルージョンとか美しいけど、きれい事。いろんな人間がいると、摩擦もあるし、トラブルも起こる。【慣れ】である、慣れるしかない、一緒にくらしていたらいろいろあるやん!』
そうですよね、障害や高齢やとあえて分けて言われるけど、みんな同じ【人】ですもの。
また来年度、"えんコラフェスタ”を行います。
その際は是非のぞいて下さいね。