2006.3.7 緊急大行動 〜時に、障害者自立支援法施行まであと23日〜



障害者自立支援法案が施行されるまで、あと20日あまりとなりました。
当センターの広報誌などでもお知らせしているように、この法律は問題点が多く、それを解決しないままの船出となります。
また、法律の中身はあまり知らされないまま、4月になると私たちが使う制度やサービスに1割の負担が生じてくる。
また、障害の程度を6つの区分に分けられて、その区分によって使える制度とサービス、使えない制度とサービスに分けられてしまうのです。

3月7日、東京の厚生労働省前に、全国から障害者や家族、介護者、支援者など300人以上が集まり、同日に行われた厚生労働省との交渉を見守ったのです。



厚生労働省前にて。全体のようす 座り込みで抗議をする、CIL豊中の上田さん


この日の東京は非常に寒く、厚着をして、リクライニング車いすを使っている人は、毛布などをかぶっていました。
スタッフの方々からホッカイロやのど飴などが配られ、しばしの暖かさを感じました。
でも、交渉に入っていた人たちからその結果を聞くと、厚生労働省の人達は、私達の問いかけに対して、
「考えさせて下さい・・・・」とか、
「この状態でやります」とか、
「それは市町村がやることです」
などの答えばかりで、ただ机上の計算≠セけをして、それを法律の中身にしようとしているのです。

厚生労働省との交渉の最中でも、外では各地から集まった人達が力強く、自分の声でアピールしていました。
それだけ自立支援法に対する不安がたくさんあることを、再度認識し、東京の街を歩いていました。



中央でマイクを握るのは、豊中から来た大友ともみさんです。 こちらも豊中はえーぜっと作業所の代表の、井上康さんです。



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