KSK NPO法人CIL豊中通信Vol.59
2022年10月号

CIL豊中通信Vol.59 もくじ

特集:災害時 あなたはどうする? ~避難所と備蓄の最前線~
「学び合おう!障害者の生と性」 2021年度市民講座報告
CIL豊中 2022年度通常総会報告
2022年度ILP講座in刀根山支援学校
事務所のつぶやきZ
わくわーく見っけ!! Part.2
豊中地域情報ばびゅーん!! Part.9
投稿コーナー
運転免許取得[極秘]プロジェクト Part.5
哲珍の部屋
ねや散歩 Part.12 
サービスのご案内
CIL豊中 各部門だより
編集後記



特集:災害時 あなたはどうする? ~避難所と備蓄の最前線~

はじめに
 日本では近年、地震を始め、台風や豪雨といった災害が頻発するようになっています。日本に限らず、地球規模でも様々な自然変動が見られるようになり、数十年前だったら有り得なかった現象が、今では見られて当たり前になってきました。こうした現状を受けて、私たちが直面せざるを得なくなっているのが、災害対策や避難所の問題です。いざという時、いかにして自分の命を守るのか?今回は、災害時の行動や避難所での備蓄品について、特集を組みました。いかなる災害に於いても重度の障害者は、命を落としたり、緊急時の環境に対して適応困難となるリスクが、高くなります。今回の特集では、次の三つの視点から考察していくことにしました。

一.対策?ピア対談(検証・参考編)
二.避難所を見学(当事者レポ編)
三.危機管理課に聞く(知っ得編)
 
一.対策?ピア対談(検証・参考編)
 先ずは本誌当事者編集員による対談からスタートしました。果たして災害への備えは万全でしょうか?それとも、「正直○○・・・・」。詳しくは本文にて。皆さんも色々な意味で参考にして、「自分の家ではどうだろうか?」、「自分で出来ることは何だろうか?」など、検証してみて下さい。

二.避難所を見学(当事者レポ編)
豊中市では、障害福祉センター・ひまわりが福祉避難所となっています。ひまわりは近年、大幅にリニューアルもされ、避難所としての機能向上が図られています。本誌編集員が、現地を見学してきました。

三.危機管理課に聞く(知っ得編)
 豊中市危機管理課を取材し、災害対策や備蓄品について、最新情報を聞きました。本来非公開となっている或る場所を特別に見せてもらい、その中での取材実施となりました。


一.対策?ピア対談
障害当事者スタッフに聞きました。災害発生!あなたはどうする? 

●大岩:脊髄性筋萎縮症・電動車いす
 僕はヘルパーが24時間入っていて、家庭を持っているヘルパーもいるので、もし震度7の地震がきたら、ヘルパーは家族の安否が気になって、家に飛んで帰りたいだろう。僕も妻と2歳の息子がいるので気持ちはよく解る。ただ、次のヘルパーと交代の時間までは、現場から抜けることは難しい。家族と連絡が付かなければ余計心配だろうけど。家がマンションの10階なので、停電でエレベーターが止まったら、階段で1階まで行くしかない。その介助を、ヘルパーにもやってもらわなくては・・・・。ヘルパーが帰れるのは、少なくともそれからになる。
 避難所に行けたとして、リスクは残る。そこにヘルパーがいる訳ではなく、子どもはまだ小さくて、避難所で暮らすのは至難の業だろう。
 あとは食事の問題。僕は嚥下が困難で、小さいサイズにした柔らかい物しか食べられないので、それが充分にあるのか不安。ならば家のほうが安全なのか?でも、水や缶詰の非常食も、やっぱり期限はあるし、保存期限が迫ってきたものを慌てて消費するのが大変だから、保存食もそんなには準備出来ていないのが現状。子どものために家具転倒防止器具を付けてはいるが、災害後に家で暮らし続けるのは難しいだろう。

●西村:脊髄性筋萎縮症・ストレッチャー式車いす         
私はマンションの1階に住んでいて外にはすぐに出られるので、その点は大丈夫だと思っている。ただ、呼吸器が必要で、一定時間ごとに吸引も必要なので、電気が止まることが一番不安。大変なことになる。
体温調節が難しいので、特に暑いときは冷房が無いと調節出来ない。寒さに対しては、まだヘルパーにサポートをしてもらうことで2~3日は持つ。でも夏は、保冷剤が5つぐらいはあるけどとても足りない。食料のストックはあるが、1週間ぐらいは水分を中心に栄養を補うと想定している。
私は、市が指定した福祉避難所よりは、刀根山病院に行くと思っている。体育館のような所は、地べたで過ごす格好になるからヘルパーも介助が大変。だから電気が止まったり、酸素が底を着いたりしたら、刀根山病院に行くだろう。大阪北部地震と台風21号のとき、いずれも停電があったが、呼吸器を使っている人は刀根山病院に避難した人が多かったと聞いている。私は普段から地域との繋がりがそんなにある方ではなく、避難所だと周りは知らない人ばかりだろうが、刀根山病院なら知っている人もいる。
私は家の中の、避難に関係した物がある場所とか、有事発生の際にヘルパーに知っておいてもらいたいことを資料にした物を、5年ぐらい前に作った。各ヘルパーに見せて伝えている。

●瀧本:先天性多発性関節拘縮症・ 電動車いす、短距離は自力歩行 
もしも震度7の地震が起こったら、スマホを持って外に出る。電話が繋がるかは判らないけど、実家の親に連絡する。自宅の玄関と駐車場がちょっと離れているから、車まで辿り着けるかが心配。避難所に行くよりは実家に行くと思う。前に一度台風の時、その時の自宅は川沿いにあったので「避難して下さい」と言われたが、避難所の場所が分からず、親に電話したら「タクシーで来い」と言われたので実家に行った。緊急時は、周りに知ってる人がいるのといないのとでは、全然違う。実家だと傍に親がいるから安心出来るけど、避難所だと知らない人ばかりだろうし、緊急事態の中、そこで知り合いを探すのはなかなか難しい。
私の家はオール電化だから、停電になったら何も出来なくなる。まだこれといった対策を立てられていないけど、ヘルパーは時間が来たら帰って行くし、駅まで出れば電気が点いているかな?一人暮らしになった当時は免許を取っていなかったが、今は車もあるので、車に辿り着けさえすれば、実家に行ける。停電だと冷蔵庫も当然止まるから、台風21号のときは、冷凍の肉をいっぱい買って、車いすの保冷箱に詰めてから実家に行った。

●根箭:広汎性発達障害・ADHD ・適応障害          
自閉的傾向が強い自分にとっては、避難所と聞くとどうしても「騒がしい場所」といういイメージが浮かぶ。アスペルガー症候群の人など、平時より職場でも、自分のデスクの周りに仕切りを設置していると聞いたことがある。私は診断はアスペルガーではないが、仕切りはあった方が有難い。発達障害者で、視覚過敏のため間接照明にしているとか、聴覚過敏で自室の壁に遮音材を張っているという話を聞いたことがあるが、避難所ではどこまで対応出来るのだろう?
仮に津波が来るとなったら、ウチは実家が土地が高いところに在るから、一番被害が少ない。だから同じ避難するなら、津波や洪水の場合は実家に行くのが安全だと考えている。
18年の北部地震のとき、余震に備えて、普段は棚や冷蔵庫の上に置いてある電子レンジとトースターを、床の上に直置きにした。断水に備えて湯船に水も張ったが(これは台風の際も)、いずれも期間限定の対策に終わった。
去年、実家で飼っていた愛犬が他界した。晩年はトイレを家の中でやったり、徘徊があったりしたが、そのタイミングでもし避難所暮らしになったら、大変だったと思う。動物に対して冷たい人も中にはいるので、ペットがいる人のためのスペースがあれば、飼い主にとってはすごく有難い。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 以上、先ずは対談でしたが、皆さんの生活環境と重なる部分はあったでしょうか?ここからは、豊中の災害対策の最前線をご紹介します!  


二.避難所を見学
福祉避難所って、どんなところ?

 豊中市で『福祉避難所』となっている、障害福祉センターひまわりに行ってきました。実際に避難する場所を見ておくことは、必要だと思います。いざという時にお世話になるかも知れないという気持ちで、見学させていただきました。
レッツ・ゴー♪まずは館内マップから。
 地下は駐車場で、地上4階建て。今回見学したのは2階と3階です。エレベーターも広く、私のストレッチャー式(寝たままで乗れる)車いすでも余裕で入れました!館内マップや手すりには、各部屋の名前が点字でも表記されているので、視覚障害の方にも安心です。
 生活に欠かせないトイレは、2種類あります。オストメイト対応と多目的シート付きです。利用者のニーズを聴いて造られたトイレということで、それぞれの用途に対して便利さがあります。何より、新しく改装されたばかりの館内は、トイレを含めてとても清潔感があります!調理室と手洗い台は車いすでも入りやすい仕様になっており、いずれもスイッチで高さを変えられるようになっていました。自分に合った高さで利用出来ることは重要です。ほかに共有スペースで気になる場所と言えば、お風呂場ではないでしょうか?ひまわりは機械入浴などの設備も揃っており、避難の際にも使わせてもらえるようなので、避難生活が長期に及んだとしても、安心して清潔を保持できますね!
 そして重要なのは生活スペースです。大きな体育館ではどうしても生活しにくい人は、個室が必要になります。そんなとき利用出来るのが、会議室です。ドアが完全に閉まる構造なので、安心して避難生活を送れそうですよ!
次は、二重扉の部屋で防音になっている音楽室です。扉を閉めると外の音が全く聞こえなくなるので、音の苦手な方への避難部屋として用意してもらえるようです。中の音も外へは聞こえないので、大きな音声を発しても人の目を気にする必要はありません。
 さて、ひまわりには建物をグルリと囲むスロープが設置されています。万が一エレベーターが動かなくなっても、全てのフロアからスロープで地上へ下りることができるので、安心ですね♪
 ひまわり見学の最後は、体育室です。実際に避難所として使われる際は、体育室内で簡易ベッドやパーテーションなどが設置・支給されるそうです。そして、ひまわりには非常用の電源も確保されているので、燃料があれば停電することは無いということでした。なんとも頼もしい!
 今回、ひまわり職員の畑さんと前畑さんが、館内を案内して下さいました。『福祉避難所』という言葉自体、聞き慣れない人もいたかも知れませんが、災害が発生した時、または発生を想定してみる時、この記事が役立てばいいなと思います。
(担当:西村)


三.危機管理課に聞く
 今回の特集のメインかつ締め括りとして、豊中市危機管理課を取材してきました。いざという時にみんなの命を守るため、様々な準備が人知れず行われています。現在の災害対策備蓄品や、避難所でなされる予定の配慮について、豊中市危機管理課副主幹の原園実さんより伺いました。 
                 
●通常は非公開です。
 この取材は当初、豊中市役所にて行う予定でしたが、原園さんの提案により、或る場所に案内してもらうことになり、そこで取材を行いました。その場所とは中央防災倉庫です。中央防災倉庫は、災害時に必要となる備蓄品が大量に収納されている倉庫で、平屋建てですが、延べ床面積は、野球が充分出来そうな広さを有しています。通常は非公開で、見学ツアーなどの計画も無いため、場所についての記述は控えます。猛暑の中、倉庫内の温度は相当なものでしたが、最後まで取材にご協力下さった原園さんには、心から感謝申し上げる次第です。
                 
●先ずは各学校に在ります。
有事の際は、各学校や福祉施設が避難所となりますが、当然ながら、多くの人が短時間に避難所へと集中することになります。道路の崩壊や沿道建造物の倒壊なども起こり得る中、倉庫から各避難所への備品搬送は間に合うのでしょうか?「備蓄品は、先ずは各学校に在ります。有事の際は、学校内に備蓄している物を使用し、在庫が底を付いてきたら、そこで初めて倉庫の備蓄品の出番となります。学校内の備蓄品の状況については、現地に派遣されている担当者と連絡を密に取り合って、在庫が減ってきた段階の早めのタイミングで、倉庫から備蓄品を移送します」。

                 
●ここで倉庫の備蓄品を一挙紹介!
 入った瞬間、「ミニアマゾンかな?」とも思った中央防災倉庫ですが、膨大な量の備品の内訳を、一部個数も添えて紹介します。
●毛布類(1箱10枚入り) ●ブルーシート ●ござ ●テント約500個(本来2人用のテントを、1世帯4人で使用する想定)●ベッド約500台 ●簡易トイレ ●マンホールトイレ(水洗)●ペットボトル500mlの水19,000本(1箱24本)●お米(アレルギー対応)
●高齢者用おかゆ ●飲料水の氷を張る大型バケツ ●哺乳瓶
●子ども用オムツ ●高齢者用オムツ ●アルコール消毒液●生理用ナプキン ●冷風機(巨大扇風機)3台 ●発電機
※消費期限がある物は、ローリングストックを実施
                 
●直近の避難所開設は?課題は?
 今取材をした22年7月時点で、直近で避難所が開設されたのは18年9月の台風21号の時です。その前は同年6月の大阪北部地震でした。当時、原園さんは福祉の部局に所属していましたが、避難所を利用した後のことが課題だったということです。「自宅が壊れて住む所が無い、どうするねん!と。避難所がゴールではないので、その次の段階の居場所を見付けるところまでが、支援ということになるのです。生活再建に向けての支援を、関係機関と連携してやっていくことが必要なのですが、被災者一人あたりに相当時間を要し、それが課題だと感じました」。
                 
●利用避難所の振り分け・連絡は?
 誰がどの避難所の利用対象になるかについては、福祉部と健康医療部によって調整されることになっています。現状、決まっているのは、①
軽度の障害者は各居住地域の学校の多目的室を利用する、②重度の障害者は施設を利用する、の2点です。施設は、具体的には刀根山病院などの病院か、緊急入所施設を指します。緊急入所施設は、みずほ・おおぞらが該当するということです。では、先ほど紹介されていた障害福祉センターひまわりはどうなるのか?と尋ねてみると、「中度の障害者が利用対象になる」ということでした。「中度」というのは少し解釈が難しいな、と感じましたが、「最重度ではなく、少なくとも軽度ではない人」と理解したら良いのかなと思いました。  
                 
●指定避難所の数は今後増える?
 現在、既に「公」と分類される施設は、ほぼ避難所として指定されている状況です。豊中では「南部の編成」という動きがあり、これは庄内地区が再開発・区画再整備されるというものです。災害時に避難所として使えるコラボを新造し、小中一貫校も新設してそこも避難所に指定するということです。コラボは、市内北部では千里中央にありますが、それの南部版ということになります。また、現在の小学校の教室や体育館には、クーラーが付いていませんが、新たに建てる学校はクーラー付きとなります。「避難所の快適さ」という言い方は変かも知れませんが、昨今、全国でこれだけ災害が頻発するようになり、最早生活と避難所を切り離すことは困難、というのが実情です。災害の規模自体も大きくなり、避難生活の長期化も目立つ傾向にあることから、今後は避難所の中の快適度という視点も、外せなくなっていくだろうということです。
                 
●コロナ感染対策について。
 コロナ対策の備蓄品としては、ゴーグルとサージカルマスク、フェイスシールドが用意されています。医師が着る医療用ガウンや、使い捨てゴム手袋、防護服キットもあるほか、テントやベッドも、コロナ対策を兼ねているということです(距離を空ける)。手指消毒液も用意されています。
                 
●長期滞在になった場合の配慮は?
 避難所の環境がどうしても適応困難となった場合は、仮設住宅へ移る可能性が高いということです。先ずは避難所に大勢の人が集まる訳ですが、同時に仮設住宅の建設が急がれることになります。仮設住宅の建設は大阪府が行うので、豊中市単独では動けないということですが、被災状況が改善されなくても、避難所に何ヶ月も滞在するのは、それはそれで酷なものがあります。例えば、寝る場所からトイレまでの移動が難しい場合は、福祉避難所の利用対象となり、そこの多目的室や、学校の視聴覚室・図書室・その他予備教室を、その避難者の個室として利用する形になります。子ども用や高齢者用にはオムツがあり、要支援者用にはトイレテントの便座セットがあるということです。
                 
●バッテリーや充電に関して。
 呼吸器や吸引器を使用している人は、当然、バッテリーの充電や発電のことが一番気になると思います。呼吸器ユーザーに特化した発電機というのは、現状、置かれていないそうですが、福祉避難所(ひまわり)に投光器があり、それを使うことで充電が可能だということです。スマホの充電も投光器で出来るほか、同時に複数のスマホを充電出来るよう、四口のコンセントを差し込めるドラムコードが、学校には配備されています。呼吸器ユーザーは、充電のために各備品を使用する優先順位が上になるので、必要に応じて使ってほしいということでした。18年の台風21号では、少し長い期間の停電を経験しました。それでも、長い目で見れば、避難所での停電生活というのは、2週間の内の3日ぐらいであるということで、投光器を使うなどの形で、照明を確保出来ればと考えています。
                 
●コミュニケーション支援について。
 言語障害が重度の人や、視覚障害・聴覚障害がある人への配慮は、福祉・医療専門職と連携して行われるということです。避難所では保健師や看護師を配置し、見回りや健康観察・報告の体制がとられる予定です。例えば、言語障害で言葉が聞き取りにくいことが、豊中市の災害対策本部に報告されると、適任の支援者を関係機関と協力して探し、現地に派遣します。また、学校が避難所の場合は教育委員会が、地域の人たちが民間レベルで避難所を開設する場合はそこの運営者が、それぞれ現地で情報を収集し、避難者本人から連絡が来るケースも、想定されているということです。コミュニケーション上での配慮が必要な人については、豊中市としても出来る限り事前の把握に努め、体制を組んでいくことを目指しています。
                 
●インターネット接続について。
 今は学校内では、Wifiの整備が進んでいます。また、避難所開設の担当職員は、避難所にはタブレットを持って行くということで、それを使って現地の生の状況を、災害対策本部に送る体制をとっていきます。接続機器の環境は整っています。
                 
●避難所までの道中の課題は?
 家から避難所までの道中については、先ず移動が困難な人の誘導をどうするかを現在検討中で、民間の、高齢・障害者移送サービスを提供している事業所に協力を依頼すべく、調整を図っているということです。もしも道路が陥没している場合は、道路関係の部局がルート確保の対応をすることになります。電柱が倒れたり、避難所などの配電盤が浸水した場合は、関電と連携しながら、電源確保へ向けた動きをとることになっています。                  
●最後に、初動アナウンスについて。
 避難を呼び掛ける初動アナウンスの手段は、主に次のとおりです。●豊中市ホームページ ●スマホの緊急連絡装置(Jアラート)
●NHKのDボタン(Nアラート)。
(担当:根箭)
 

学び合おう! 障害のある人の生と性
2021年度市民講座報告
  
 2022年3月20日(日)、豊中市蛍池西町に在るスタジオ「ハッピースポット」にて、21年度市民講座を開催しました。テーマは、かねてよりご要望が多かった「障害者の性について」です。実は、本来は20年2月末に開催する筈でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大により、2度に亘り延期になっていました。そして今回、当センター初のオンライン方式で、開催が実現した次第です。講師は東京より、門下祐子先生に来て頂きました。門下先生は、一般社団法人[人間と性]教育研究協議会の幹事を務めているほか、大学で、知的障害者の性の権利を尊重した教育について研究しています。

【セクシュアリティーの課題】
性に関する行為は本来、非常にプライベートなものですが、障害ゆえにどうしても、他者による介入や支援が必要になる場合があります。門下先生は、本人の意思に反して、支援者や保護者などが性の行為に介入すれば、それは権利侵害にあたると考えています。障害があるということで、性に関して当事者が、主体の対象よりも保護の対象として見られる傾向があり、それを変えていけるかが課題であるといいます。

【過去の言説ではない】
 古くから、障害者は性欲自体が無い、もし有った場合ば抑制が利かないと見なされ、そのため性教育は障害者には有害で、必要ですらないと考えられていました。こうした、障害者の性に対するマイナス意識は、国際的なガイダンスの中では「過去の言説」と扱われていますが、門下先生は、「日本の現状を見る限り、過去の言説と捉えるのは抵抗がある」と述べていました。

【障害者に限らない?】
 全国に654ある支援学校の内、高等部で定期的に性教育をおこなっているのは約55%です。「教え方が判らない」という先生も多いそうですが、日本では一般の小中学校の学習指導要領でも、「人の授精に至る過程や妊娠の経過は取り扱わない」とされています。「日本の性教育そのものに課題がある」と指摘していました。

【禁止の表現が多いと・・・・】
 例えば、小さな子どもが自分の身体を触っていたとして、「そこは汚い!触ってはダメ!」と頭ごなしに禁止されると、子どもの中では「ダメ」という印象が強く残ります。その結果、小用を足すときも風呂で洗うときも、「触るのが怖い!汚いから怒られる」と思って一切触れなくなり、逆に不衛生となって、痒みなどを覚えても誰にも打ち明けられなくなるのです。

【思春期の課題】
 幼少時より、性の抑圧を強く受け過ぎた知的障害者は、異性と少し会話をする、または一言挨拶をするというだけであっても、無意識の内にタブー視してしまいます。そのため、異性を目の前にするとどうして良いか判らなくなってパニックに陥り、その日の仕事も手に付かなくなるようです。周りの職員が、「挨拶はしてもいいんだよ」と伝えますが、長年躾けられてきたことは、なかなか抜けません。

【対談コーナー】
 後半は、当センター職員との対談を行いました。対談者は上田です。

上田「今回のテーマの講座をやりたくて仕方がなかった」
門下「このテーマに対してニーズが高かったというのが嬉しかった」
上田「表向き言いにくいけど、実は聴きたいという親御さんが、表に出てきた。『障害者に性は無い』という親御さんを沢山見てきたし、自分も性の意識はメチャクチャあった」
門下「性に関心自体無いと思っている」
上田「ウチの子を性に関わらせたくないという親に、『それは違う』といえない自分がいて、悔しかった」
門下「何故言えなかった?」
上田「まだ自分が小学生だったから。その時の周りの雰囲気もあった」
門下「冒頭で経歴を聞いたが、全般、交友関係が豊かだと思った」
上田「どうでもいい経験が多い(笑)。小学4年生で初めて性教育を受けた。出産シーンのビデオを見たけど、ひどく恥ずかしくなった」
門下「上田さんは女性に対して、『男だからこうせねばならぬ』みたいなプレッシャーはあった?」
上田「すごくあった。今思えば、おかしな考え方だったな、と」
門下「そう!男がリードしろとか、女は受け身でとか、そういう発想はもう変わっていかないといけない」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 冒頭で述べたように、初めてオンラインにて開催しましたが、不慣れゆえ準備が至らず、当日、現場では関係者にご迷惑をお掛けしました。しかし、たくさんの方が視聴して下さり、コメント欄より質疑や感想も頂きました。皆さん、有難うございました。 
(担当:根箭)

CIL豊中
2022年度通常総会報告

事務局

 去る6月25日(土)、当法人事務所にて特定非営利活動法人CIL豊中2022年度通常総会が開催されました。今回の総会は、昨年と同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出来る限り委任状出席とし、必要最小限の人数で短時間の開催となりました。15時00分に開会宣言、徳山理事長による開会挨拶の後、徳山理事長を議長として審議が始まりました。各議案の説明・質疑を経て議案は全て原案どおり承認可決され、15時15分に閉会しました。
議事
 第1号議案 2021年度事業報告及び決算の件
報告事項
 2022年度事業計画及び予算

《2021年度事業報告及び決算》

 2021年度は、障害者総合支援法・児童福祉法・介護保険法及びその他(外出支援サービス、点字名刺、自立生活体験室)の事業を2020年度と同じく行い、障害を持つ人の地域生活の支援を行った。
 今年度も新型コロナウイルス感染症との厳しい戦いの一年であった。前年度に引き続き、障害者や高齢者、全ての人が不安と我慢の年であった。当法人も感染拡大防止に最大限の努力を行った。毎年恒例のイベントは全て中止になった。
 2022年度から、障害分野における地域包括ケアシステム構築を図ることを目的に、豊中市の相談支援体制が再編される。障害者基幹相談支援センター業務及び障害者相談支援事業を一体的に実施する障害者相談支援センターが、豊中市の日常生活圏域ごとに計7か所設置される。当法人も、引き続き地域の相談支援の中核的役割を担うため、障害者相談支援センターを開設する準備を進めた。
 また、地域の会議などに委員として参加し、地域福祉の充実に力を注いだ。

■豊中市障害者相談支援事業(豊中市委託事業)
 相談・支援件数 1,916件
 ・市民講座「学び合おう!障害のある人の生と性」オンライン方式開催
・自立生活プログラム講座 新型コロナウイルス感染拡大のため実施せず
■自立生活体験室 宿泊利用37泊、デイ利用59回
■豊中市障害者基幹相談支援センター相談事業(豊中市委託事業)
相談支援専門員1名派遣
■豊中市障害者外出支援サービス事業(豊中市補助事業)
 運行回数2,025回
■点字名刺の作成販売 作成枚数300枚
■障害支援区分認定調査     調査件数4件
■計画相談支援     利用者数50人
■障害児相談支援 利用者数7人
■地域相談支援     利用者数0人
■障害者総合支援法介護サービス     派遣時間104,937時間
■生活介護     通所回数964回
■放課後等デイサービス     通所回数645回
■児童発達支援     通所回数0回
■介護保険法介護サービス 派遣時間4,129時間
■訪問看護サービス 訪問回数6,784回
■介助サービス(制度外) 派遣時間9時間


活動計算書
2021年4月1日~2022年3月31日(単位:円)
│Ⅰ 経常収益 │ │Ⅲ 経常外収益 │ │
│  1.受取会費 │79,000 │  経常外収益 │60,000 │
│  2.受取寄付金 │55,000 │Ⅳ 経常外費用 │ │
│ 3.受取補助金等 │11,511,206│ 経常外費用 │0 │
│ 4.事業収益 │540,968,754│税引前当期正味財産増減額│3,908,140│
│ 5.その他収益 │1,245,647 │当期法人税等 │73,400 │
│Ⅱ 経常費用 │ │当期正味財産増減額 │3,834,740 │
│  1.事業費 │547,645,898│前期繰越正味財産額 │131,528,646│
│ 2.管理費 │2,365,569 │次期繰越正味財産額 │135,363,386│


《2022年度事業計画及び活動予算》

 障害者総合支援法の居宅介護、重度訪問介護、同行援護、生活介護、計画相談支援、地域相談支援を行う。地域生活支援事業として、移動支援、豊中市重度障害者入院時コミュニケーション等支援事業、少路障害者相談支援センター事業を行う。児童福祉法の放課後等デイサービス、児童発達支援、障害児相談支援を行う。介護保険法の訪問介護、総合事業訪問型サービス事業、訪問看護(医療保険含む)、介護予防訪問看護を行う。また、豊中市障害者外出支援サービス事業、大阪府医療的ケア通学支援事業、障害支援区分認定調査、点字名刺事業、自立生活体験室を行う。
 引き続き、新型コロナウイルス関連の正しい情報の収集に努めると共に感染拡大防止に取り組む。新型コロナウイルス感染が広がりサービスに支障がでないよう最善を尽くす。
 豊中市の相談支援体制再編に伴い、 障害者基幹相談支援センター業務及び障害者相談支援事業を一体的に実施する少路障害者相談支援センターを4月に開設する。
 また、ヘルパー等の人材育成・人材確保に引き続き取り組む。
 地域の会議などに引き続き委員として参加し、地域福祉の充実に力を注いで行く。
 本年度予算は約555,000,000円


2022年度ILP講座in刀根山支援学校

 今年7月13・14日の2日間、刀根山支援学校の先生からの依頼により、生徒2名が受講生となる個別ILP講座を開催しました。刀根山支援学校は、刀根山病院の敷地内にありますが、生徒達に卒業後の色々な可能性を知ってもらいたいという思いがあったようです。
何を隠そう、私も刀根山支援学校の卒業生なので、在校生の力になりたいと思いました。よく話を聞くと、いつかは自立生活をしたいけど、そもそも自立生活がどういうものなのか分からないとのこと。そこで、①リアルな自立生活の紹介、②コミュニケーションの体験、③障害の受け入れ、この3点を組み込んでいきました。
当日、最初に他己紹介を行いました。受講生と初対面のスタッフが互いに自己紹介をし、その後相手のことをみんなに紹介します。受講生2人は自分が呼ばれたい名前として、「むねっち」と「たけふぉ」というニックネームを紹介してくれました。初対面のスタッフに対しても、ジョークを交えながら話し、笑みもこぼれていました。
自立生活を学ぶ上で、人権や制度はとても大切なことです。人権については、上田から講演がありました。受講生は真剣に過去の過酷な入所施設の写真を見つめていて、感想文からも、非常に印象深かったことが窺えました。過去だけではなく、現在も確実にある差別的な考え方に対して自分たちはどう受け止め、地域での自立生活をしていくのか考えていました。
制度については徳山から講演があり、自分たちに関わる具体的な制度の話が聞けて良かったと話していました。
二日目は発達障害について、当事者である根箭が講演しました。目に見えない障害などに対して、先入観や見た目で判断せず、その人と接して理解することが大切であることを学んでもらいました。例題として、【脳性マヒの上田と、見た目は健常者の根箭が車で移動しています。状況を説明して下さい】というのがあり、2人とも根箭が運転して上田が車いすで車内にいるという解答でした。脳性マヒの人は運転出来ないという思いだったのでしょうが、現実はその真逆なのです。知っている者からすれば、ペーパードライバーの根箭が運転するのは想像するだけで青ざめますが、上田の運転なら安心出来ますよね。
続いては自立生活クイズです。身体障害者である大岩の生活を紹介し、その中からクイズを出題しました。受講生は当センター職員と相談しながら答えを考えるルールです。
僕はとてもお手本には出来ない不摂生な生活ですが、その中に生活に便利な道具や工夫を見ることが出来ます。自立生活に正解はありません。その人のやりたい暮らしを考えながら、十人十色になって当然です。この講座が、受講生の将来へのヒントになればいいと思いました。(大岩)


事務所のつぶやきZ

1コマ目
「えー、それでは今から編集会議を・・・・」と言いながら辺りを見渡すが、誰もいない。
※場所は支援センターの中、いつものように広報誌編集会議を始めようとするが、がら~んとした会議の様子を見て編集長は、めっちゃ不機嫌。

2コマ目
編集長「今日はホンマは、特集の対談文と、前文を読んだ感想を聞きたかったのに・・・・・・」と、一人ブツブツ。
目の前のパソコンには会議のレジュメが。「2022年8月5日 今日の欠席者 ほとんど全員」
室内は、し~ん・・・・「これでは、なんもでけへん」

3コマ目
突如、パソコンの画面が変わった!画面の中には車で移動中のスタッフ2人。
満面の笑みで、「対談文、ええ感じに仕上がってるやん」。
編集長は突然のことで、思わず「ワッ!!」と大声。

4コマ目
再び画面が転換。今度は飛行機の中。「間もなくジュネーブ空港に着陸」とのアナウンス。
乗っているスタッフが、「もうちょっと、前文は簡潔に、ね」と指摘。
編集長は、またまた「ワッ!!」と一層驚きの声。


わくワーク Part.2   
~ まちのほんわかお弁当屋さん❣ ~

 今回は、豊中市浜の住宅街にある、美味しいと評判の弁当屋「りあん」です。就労継続支援B型の事業所ですが、それは制度上のことです。
 制度上では就労継続支援B型は、病気や障害で一般的な雇用が困難とされる方たちが、生産活動や販売活動を通じて、コミュニケーションなど、就労に必要な知識や能力を向上させるための、トレーニングの場を提供する事業所です。
 ここはお弁当屋さんで、軽度の知的障害がある4人の方が、体調などを考慮しながら、「週に1回」や「一日に2時間」という形でも、自分のできる範囲で働き、それを職員さん(指導員さんと言われるスタッフ)の皆さんで、支えておられるようです\(^O^)/。
                 
一日の流れをお聞きしました❣
まず朝8時に、2~3人の職員で下ごしらえ・調理をして、利用者さんたちの送迎をします。10時から、利用者さんたちは盛り付けをし、完成したお弁当を一階下の店に運んで開店、販売開始。12時半から13時半ごろまで交替でお昼休憩をとり、その後明日の食材の買い物をしたり、下ごしらえ・準備に忙しく走り回って、16時に送迎で帰られます\(^O^)/。

                 
心温まる手作りのお弁当は安い❣
 「りあん」の手作りのお弁当は、1個400円で安いです❣
その中身はからあげ、鯖、豚肉の生姜焼き、鶏の照り焼き、ハンバーグ、焼き鮭、ほっけ等です。
それに野菜等の副食、白ごはんに梅干し、海苔、昆布、胡麻などがのっていて、それぞれとっても美味しそうですよ!!
お漬物以外は手作りだとのことで、ほかにはない味わいも見つけられるでしょう。
                 
買いに来られる方は、ご近所さん❣
「りあん」では店頭販売用としては、毎日20個作られているようですが、完売するとのことです。
お客さんは、高齢のご近所さん、子どもさんが休みの時には親子連れの方や、工事現場の方、一人よく来られる常連さんの運送会社の方などがいます。電話注文も可能で、一部配達もしておられ、距離によっては配達料が必要になります。また注文の数によっては、5日前までには連絡をもらうようにしています。
この7月からは、豊中市役所2階の第一庁舎~第二庁舎の渡り廊下で、毎週火曜と木曜の11時45分~12時45分まで、販売をされています。
市役所との契約は半年更新のようですが、市役所で働く方や一般市民の方たちがどんどん買っていることは、間違いないのではないかと思います。
            
モットーは、楽しい職場❣
取材対応してくださった上治知子さんによれば、最初はヘルパーさん同士で、居酒屋さんをやりたかったそうです。それが、「なんか弁当屋をしてるんです」と笑っておられました。
「りあん」のモットーは、楽しい職場であり、だれでも入りやすいお店であることです。
先ほど紹介したように、お弁当はお漬物以外は手作りで、味付けには自信を持っておられます。実際に食べてみて、家庭的で素朴な味で、美味しかったです。
 最後に、不定期ですが店先に和歌山から直送の野菜や果物が並ぶこともあるそうです。お昼にお近くに来られた際は、ぜひ一度「りあん」にお立ち寄りください!
取材にご協力いただき、ありがとうございました。

大阪府豊中市浜1丁目26-1ー101
電話06-6868-9336  FAX06-6868-9331
営業時間:月曜~金曜の11:00~14:00
(担当:塚原)


豊中地域情報ばびゅーん!!Part.9

アクア文化ホール
 ~リニューアル オープン~
 みなさんいかがお過ごしでしょうか。今回は改修工事を終えて、今年4月に新たにオープンした「アクア文化ホール」に行ってきました。広報の竹本さんに取材に応じて頂きました。

お久しぶり みんなのホール 復活
 6月22日(木)、市内の障害福祉事業所主催のシンポジウムが開催され、その参加も兼ねてアクア文化ホールに行ってきました。地下駐車場から車いすで、1階のアクアホールまでスムーズに行けました。正面入口には、シンポジウムで基調講演をする人の大きな案内看板がありました。なお、アクア文化ホールをふくめて、豊中市立文化芸術センターとして、大・中・小の三つのホールがあります。

Q文化芸術センターの三つのホールとの違いは、何かありますか?
 「文化芸術センターの大ホールは1 3 4 4 席で、オーケストラやバレエの公演で使われます。小ホールは2 0 2席で、室内楽アンサンブルなどに使って頂いています。中ホールのアクア文化ホールは4 4 1 席で、シンポジウムや講演、映画会、落語会など、多彩な文化行事に使われています」

Qリニューアルされたきっかけは?


Q改修のアピールポイントは?
「ホール天井の落下防止と、照明のLED化、座席も全て入れ替えて、通路脇の座席には手すりを新設しました。男女トイレとも、おむつ交換台とベビーチェアを完備し、ロビー右奥に授乳室を新設しました。多目的トイレも改修しています」。通路脇の座席に取り付けられた大きなO字型手すりは、高齢の男性が立ち上がり用につかまれ、後ろ向きになるのに上手に使っておられました。
   
気軽に来れる癒しの空間
中2階のホワイエ(広々した通路)から見える池は昔のままで、鴨も泳いでいて癒されました。AQUAの名前の由来のようです。
 
Q座席の幅も広くなって、座りごごちがよくなった気がしましたが?
「コロナ禍の中で改修工事をしましたので、座席は横幅を広げただけでなく、アルコール消毒ができる座席になっています。床面もじゅうたんから、手入れしやすくて滑りにくいシートに張り替えました」

   
素のままフェスタのステージも♪♥
Qおすすめの催しは何ですか?
「とよキネマという、4 0 回以上続いている映画会がおすすめです。ぺアチケット1 8 0 0 円(会員は1 6 0 0 円)で、観逃した感動作を観れますよ。入場無料のコンサートもあります。
 10 月 15 日(土)には、しばらくコロナで中止になっていた、『素のままフェスタ(*)』も開催されますよ~」
Q今後の夢などはありますか?
「コロナ禍で、まだまだ利用は本格的ではないです。研修会など、これまで利用されたことがない団体の方々もぜひご利用ください!」
 以上、新生アクアホールを体感することができました。音響効果もプロジェクターの調子もよく、シンポジウムの内容も良かったと思います。
 今回は取材にご協力下さり、有難うございました。

アクア文化ホール 0 6 - 6 8 6 4 - 3 9 0 1
★利用申込は 1年前から1階事務室・窓口で
9時~20時 月曜休み 
★イベント案内は 文化芸術センターのHPで
(担当:たった)


投稿コーナー
 みなさん、こんにちは!このコーナーでは、俳句・川柳・コラム・自立生活レポート・大喜利・写真で大喜利など、みなさんからの投稿作品をご紹介しています。今回もたくさんの投稿作品が集まりました。投稿して頂いたみなさま、本当にありがとうございました。各カテゴリで一番面白かった作品には「☆」が!?
※全ての作品をご紹介できない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

短 歌・俳 句 シートヨ1
◯席に着き 浅く溜息 周辺の  
 移ろい浴びて なお働かん   

◯生き字引き 響きは悪く     
 ないけれど           
 常時稼働の 備品ではなく   
〈当事者A さん〉

◯うろこ雲 まるで一面 綿り鳥  
 〈秋乃島 さん〉


川 柳    シートヨ2
◯たいふうだ! タイの料理だ  
            タイ風だ 
〈台湾人21号 さん〉

◯明石にて サンマ食べたい?   
             神無月 
〈いわし屋サンバ さん〉


コラム       シートヨ3

ぼくの日曜日
あたたかくなった
 
 ぼくが声をかけようとすると、やわらかな日ざしにくるまれた背中は、部屋干しの洗濯物のひしめきあうクロス貼りの壁ぎわに向いて、まったく見えなくなった。
 そのかわりに、ベッドに横づけされた電動車いすごしに彼の表情が読みとれた。おだやかではあっても、何か目的のある横顔だった。
 書き出しで「日ざしにくるまれた背中」と表現したけれど、洗濯物のひしめくぼくの部屋に窓はない。
 裏はトタンで覆われているから、ひかりなどは入ってくるはずがない。
 それでも・・・。

 彼は、トイレへ行くのだと思った。
 食事のサポート(介助)といっても、朝10時~夕方18時が彼との約束だ
から、昼ごはんとなると準備もひっくるめれば、一連の流れの中でかなりの時間を動きつづけなければならなくなる。
 食事とハミガキをすませると、トイレへ直行することが彼の中でのスタンダードになっていた。
 あの日、昼ごはんの途中で硬直はほとんど起こらなかった。
 この夏、近所のスーパーで出遭い、すっかりハマってしまったトマトラーメンに手足をバタつかせることもなく、頭がマクラからずれたり、ヒザの裏にあてがったクッションから足が落ちたりするいつもの手直しを気づかう必要もなかった。
 さらに、だんだん食が細くなって、冷蔵庫の野菜室で埋もれているそのときどきのキレハシを小鍋に投入すれば、腹八分目のお昼が用意される。
 あの日も、そんなふうだった。
電動車いすごしの横顔に声をかけようとするより一瞬早く、彼はこちらに向きを変えてぼくの足もとにまわりこみ、やや折れまがっていた右足のヒザを立てて、クッションの形をよりフィットするように整えてくれた。
 まったく硬直が起こらないで、おなじ姿勢のまま過ごしていると、それはそれで、なんともいえない痛みが気だるさを連れて関節へ散らばっていくときがある。

 「ありがとう」
 言葉といっしょにホッコリした気持ちがほころんで、体じゅうに溜まろうとしていた鈍痛は潮が引いてゆくように、あたらしい酸素と入れ換えられたみたいだった。
 以心伝心に遭遇すると、ふたり分の元気が湧いてくる。
〈海帰 優人 さん〉


大喜利 シートヨ5

コロナ禍が去って初の、職場の飲み会、何が起こった?
◯店中大声量の宴会で、翌日から店員 全員、難聴になった。     
〈趣味は黙祷 さん〉

☆誰も一言も喋らなかった。   
◯10分でお開きになった。    

◯みんな年を取った。      
◯楽しかった。         
   〈チョメ夫 さん〉

◯全員マスクして店に入り、テーブル に着いたらマスクを外して、お別れ の儀式をやった。        
 〈愛マスク さん〉

◯飲食中以外、ずっと口をつぐんで 下向いてる人がいる。      
〈ネオコロナ世代 さん〉

◯自己紹介だけで1時間超えた。 
◯幹事が挨拶でテンション高過ぎ。 
〈宴会部長休業中 さん〉

◯人数見て人酔いする人続出。  
〈ノンアル命 さん〉

写真で大喜利 シートヨ6
○運動会の新しい種目。     
☆地球最後の大人を捕まえた!  
○20代目引田天功。       
〈チョメ夫 さん〉

○縛られて悦んでる。      
○楽しそ~!           
〈花麻吉 さん〉

○ねぇ、この人何悪いことしたの? 
○知らない子どもに声を掛けたら、縛られるので注意しましょう。
〈安全安心 防犯の会 さん〉

《投稿作品大募集》   
CIL豊中通信では、みなさんからの投稿作品を大募集しております。

◆俳句・短歌    応募番号1  
 テーマは自由
◆川柳       応募番号2  
 テーマは自由 
◆コラム      応募番号3  
 400字から1200字
◆自立生活レポート 応募番号4  
 400字から1200字
◆大喜利      応募番号5  
お題 CIL豊中チャンネルの新作動画が、公開初日から1万ヒット突破!どんなの?
◆写真で大喜利   応募番号6  
お題
眼鏡が一個、机に置いてある。普通の眼鏡だが、えらく蔓(つる)が折れ曲がって、グニャリとなっている。
何でこんな状態になったんだろう?
《応募方法》      
郵送、FAX、メール、Twitterのいずれかの方法で、ご応募いただけます。
必要事項 ①お名前 ②ご連絡先
③応募番号 ④投稿内容
郵送での応募 ハガキまたは手紙に必要事項をご記入の上、左記の送付先までご郵送下さい。
【送付先】〒560-0033 大阪府豊中市蛍池中町2-3-1-203 豊中市障害者自立支援センター CIL豊中通信投稿コーナー係
FAXでの応募 用紙に必要事項をご記入の上、次のFAX番号までお送り下さい。
【FAX】06-6857-3602
メールでの応募 お使いのメールより必要事項をご記入の上、左記アドレス宛てにお送りください。
【アドレス】tuusin@ciltoyonaka.com
Twitterでの応募 CIL豊中のアカウントをフォローしていただき、ハッシュタグ(#シートヨ〔応募番号〕※俳句の場合は #シートヨ1 となります。)を付けてツイートしてください。【アカウント】@ciltoyonaka


運転免許取得 [極秘]プロジェクト
瀧本香織

 いよいよ車種も決まり、購入しようとしたら、免許持ってない私は保証人を付けないと車を購入できないことがわかりました。 
そこで、父に保証人になってもらうしかないと思ったが、どこから話したらいいのか??
 よし!ありのまま話してみよう!!

娘「私、車を運転したい」
父「お前には運転できないだろう」
娘「私でも運転できる車の改造をすればできるの。もう改造してくれる会社も教習所も見つかり、話も順調に進んでいってる」
父「・・・」
娘「インターネットで運転している動画があるから見てほしい」

 ジョイカーの動画を父に見てもらいました。

父「突然にそんなこと言われても・・・1週間ほど考えさせてくれ」
と、言われました。その時私は「父がいくら考えても、私の気持ちは変わらないけどなぁ~」と思いながら、とりあえず、1週間待ってみる事にしました。

 それから1週間経っても10日経っても、何も父からは言ってこなかったので、2週間経った頃に私のほうから話しかけました。

娘「車の話、進めていくよ?」
父「車に乗らなくても、介護タクシーとかもあるから無理にしなくてもいいんじゃないか?」
娘「移動したい時に予約が出来なかったり、夜間は運行していない(調べればあるけど、父にはないと言っておこう!!)から利用できない。」
父「賛成できないなぁ」
娘「とりあえず、やれるところまでやってみて、無理なら諦めるわ」
と言い、結局、強引にやりきる事にしました。



哲珍の部屋
「ジュネーブで発表を」➀

日本は障害者権利条約に批准しています。日本が批准しているという事は、政府が法律を改正し、法律を条約の内容に訂正し、条約の内容を守らなければなりません。
しかし、障害者としての環境にいると未だにしんどい思いをしたり、あからさまな差別を受ける時もまだまだたくさんあり、なかなか障害者の人権は守られない状況です。
国連は障害者権利条約を締結している国に対して、条約の内容を守っているか遂行しているかを審査します。手順としては、国側の言い分である国家報告と市民側の訴えであるパラレルレポートをそれぞれ国連に提出します。国連の障害者権利委員会によって任命された、18人の当事者委員が審査(建設的対話)を行います。非公開で市民側のブリーフィングを聞いた上で、政府に質疑を行います。後日、締結国に対して勧告(総括所見)を降し、締結国は総括所見に従い国内法の改正や環境整備を進めていくというのが主な流れです。

 難しい説明はここまで。マジメなウエダも見せておかなければと思うて。差別や偏見を無くしていくためには、子どもの頃から一緒に育たないとお互い理解し合えないし、分かり合えない、養護学校がなくなれば障害者差別はなくなると思い込んで、運動続けて30年。
「いつまで分けて育てて、大人になったら共生社会を!とか云うてんねん?国ぃ〜〜〜〜!!」
って思っているウエダ。
 何かを伝えたい、現状を変えたい、とにかく行ってみようという気持ちで、インクルーシブ教育を研究してはる学識者の一木さんに連絡して、一緒に行く派遣団に入れてもらい、相方は誰にしようかな?と。職場からは誰も行けなかったので、知り合いの、福祉事業をやっている社長の畠さんに「スイス行くけど行かへん?」と頼んだら、「行く行く」と二つ返事で快諾。
zооmで東京のお母ちゃんたちと打ち合わせをしていくうちに、余計に何か伝えたいという気持ちは募る一方。一木さんにビラを巻いて現状を伝えたいと話してみたら、「パラレルレポート書いたら発言できるよ」って!正直驚いたし、時間的な事と文章力がかなり不安やったけど、ここは伝えられるチャンスだと思い、ひらすら他の仕事はそっちのけ(な気分)で、レポートを書くことにしました。

●日本では障害児専用の学校が増加していて、障害者と健常者の分離が進んでいる事。
●4月の文部科学省通知は、特別支援学級で週の半分以上を過ごす事を決め、障害児を通常の学級から排除し、同じ学級の仲間と多くの時間を一緒に過ごせないようにしようとしている事。

●障害者差別をなくし、真のインクルーシブ教育を推進し、豊中市の教育実践をより良いものにするためにも強い勧告をお願いします。

 この3つの事を単刀直入に伝わるように書き、偶然豊中の障害児教育を研究している大学院生に出会い、翻訳も頼む事ができ、半信半疑で国連に祈る思いで送信。無事に受領しましたと返事が来た時は安堵感もあったけど、議場に立って現状を伝え聞いてもらえるまでは不安で。

実際にどこまで行ったかといえば、スイスにある国連ジュネーブ事務局までで、伊丹から羽田、イスタンブールを経由しておおよそ16時間。一言二言で言えば、遠くて長い、飛行機にはしばらく乗りたくないなと思えて。

到着後、すぐに国連事務局に足を運び、入館許可証を受け取り、下見や準備など翌日に向けて。

当日、日本の市民団体の持ち時間は1時間で、振り分けると1団体につき3分。2週間原稿読んで時間測って、内容削ってを繰り返し、発表1時間前まで続けた。読み直しをしながらのキットカットとコーヒーは、忘れられない甘さと苦さに。

もっと書きたいのは山々やけど、今回無理言うて2ページを確保してもらったから、後半に続くと云うことに。
発表から勧告、あと遺憾に遺憾みたいな次回もね。
(担当:上田)


ねや散歩 part.12
ヘルパー型パソコン受講生
ねやたろう

 本誌記事にて、刀根山支援学校での個別ILP講座の報告を掲載したが、その中で私は、「先輩の話」を担当した。事前に「こういうテーマで話をしてほしい」と言われていたのが、「目で見て判る障害と判らない障害・見た目で決め付けることの恐さ」だったので、その視点から自分について語った。話を通じて、「重度の身体障害者が出来て、身体が健常の人が出来ないことだってある」と伝えたが、時間の都合上、当日伝えられなかった、私の或るエピソードをこのページで述べる。時は2001年春、私が現CIL豊中の、正職員になり立ての頃である。私は毎週定期的に、筋ジスの利用者(以下、Aさん)の居宅介護に入っていた。Aさんは阪大基礎工学部に通っており、とにかくパソコン関係には強かった。片や私は、27歳にして初めて自分のパソコンを買ったばかりで、ワードやエクセル、メールソフトを扱うのも大苦戦していた。そのため、いつも介護が終わった後、Aさんに習っていたのである。言わば介護が受講料代わりのパソコン教室。因みに私のパソコンはノート型だったので、持ち運び自由であった。Aさんの「レッスン」は大変解りやすく、急激にパソコン業務が増えていた私にとって、生命線といっても過言ではなかった。居宅だけでなく、阪大キャンパスでの介護にも入っていたが、ある日、資料をスキャナーで読み込む介護があった。私はスキャナーを一度も触ったことが無く、やり方を全く知らなかったが、Aさんに「介護の指示」という形で一から教えてもらい、初めてスキャナーを操作することが出来た。今では仕事でも私生活でもスキャナーは勿論、パソコンを扱うことはそもそも大前提となっているが、Aさんの介護を通じての体験が、多分に活かされている。最近は全然会う機会が無いが、或る部分、こんにちの私の基礎を築く力になったとも言えるAさんに、心から感謝している。さて、ILP講座である。2人の受講生は共に筋ジス。やはり重度の身体障害ということで、日頃の人との関わり方は、「何かをやってもらう」割合が多かったようだ。だが、健常者も不得手はあるし、重度の障害者も、人間だから何らかの才能があったり、工夫次第で出来ることもある。発達障害は言うに及ばず、世の中、全てが出来る人なんていない。そんなことを伝えてみたかった。


☆☆☆サービスのご案内☆☆☆

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中
TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者総合支援法介護サービス
障害者総合支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・総合事業訪問介護相当サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
 障害者(豊中市在住)の自立支援を目的とした、制度外サービス。
◇介助料
 【一般介助】1時間1,700円 【その他】旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費等は利用者負担です。
◇キャンセル料 当日キャンセル半額
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
訪問看護サービス
看護師等が家庭に訪問し、在宅療養の支援をします(医療保険、介護保険)。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜~土曜9時~18時

ボーイズ&ガールズ
TEL06(6843)5580 FAX06(6843)5590

重症心身障害児(者)多機能型通所事業所
 放課後等デイサービス・児童発達支援・生活介護
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 児童通所11:30~17:00 生活介護10:45~15:30
休み:日曜・木曜、祝日、年末年始

少路障害者相談支援センター
TEL06(4866)5757 FAX06(6857)3602

 障害者・障害児やその家族等の相談支援を行います(無料)。
少路障害者相談支援センターは豊中市内の北中部を担当する障害者相談支援センターです(豊中市委託事業)。
北中部=上野坂、上野西1~3丁目・4丁目(1番~4番)、上野東、永楽荘、春日町、北緑丘、西緑丘、東豊中町、緑丘、向丘2・3丁目

豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
計画相談支援・障害児相談支援・地域相談支援(無料)
 サービス等利用計画の作成、地域移行支援、地域定着支援等。
豊中市障害者外出支援サービス
 車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は、豊中市内に住所を有し、次のいずれかに該当する15歳以上65歳未満の人、概ね6歳以上15歳未満で車椅子使用の人、65歳以上で豊中市 高齢者外出支援サービスの対象にならない人です。原則在宅の方。
 ①身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 ②療育手帳Aを所持している人。
 ③腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29~1/3を除く)。
◇利用回数 月4回まで利用できます。
◇利 用 料 4㎞未満300円~20㎞以上2,500円
◇利用区域 豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 現地キャンセル300円
点字名刺(送料は一律270円)
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚400円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚500円
ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。


CIL豊中 ~各部門だより~

ボーイズ & ガールズ
今年も暑い夏でしたが、生活介護の利用者さんと放課後デイの利用者さんがいつもより沢山一緒に過ごすことができました。みんなで色画用紙や色紙を使ってひまわりや朝顔、海の生き物を作り、夏らしくコーディネートした室内でヨーヨー釣りや水遊び、夏ビンゴゲームなど、夏にちなんだレクリエーションを楽しみました。これから寒くなるまではできるだけ戸外にでて、移り行く季節を肌で感じていきたいと思います。

ヘルパーステーション
夕方の訪問を終え外に出た時、日が沈み、色が無くなった景色を目にする度、季節の移り変わりを感じます。今年も暑い暑い夏が過ぎようとしています。行動制限のない久しぶりの夏、皆さんはどのように過ごされたでしょうか。思い思いの夏を満喫!、、、とまでは未だいかないまでも、昨日までとは違う今日を過ごし、今に至る。少しずつ行動が広がる先に、心の拠り所も取り戻していきたいですね。

訪問看護ステーション
WITHコロナ3年目となり、マスク生活が当たり前になっていますね。仕事柄、外して勤務する頃がやってくるのか???と思います。顔の大部分が隠れるのは、ほうれい線が隠れて嬉しいのですが、やっぱり口元が見えない笑顔は、寂しいですね・・・隠れていても、マスクの下ではいつもニッコリ、口角上げることを心掛けています。笑顔は免疫アップの源です。マスク無しで安心して逢えるまであと少し(?)頑張りましょう!

事務局
今年の夏も暑かった。毎年気温が上がってくるし、地球温暖化のせいで雨のふりかたも極端で、私たちの生活に大きく影響していますよね。そしてコロナ、いつまで続くのかいい加減うんざりです。今年もクリスマスパーティーは中止になりましたが、来年こそはみなさんと楽しむことができますように。今から少しずつ準備中です。

支援センター
夏の終わりが早く思えました。歳を重ねる毎に時間の経過が早く感じることを【ジャネーの法則】というそうですね。支援センターでも「もう10月だねー」と言いながら、【ジャネーの法則】を感じつつ日々濃い時間を過ごしています。あっという間の一年に感じても、それは大切な一日の積み重ねだということを意識し、この冬を迎えたいです。


編集後記
編集長 根箭太郎

 今回の広報誌、10月号としては3年ぶりの発行となりました。
 3年ぶり・・・・、今年は「3年ぶり」という言葉が、一種の流行語にもなりそうですね。色々なお祭りやフェスなど、コロナ禍になって以来3年ぶりに開催されたものが、多かったと思います。その内の幾つかには私も個人的に参加して、コロナ禍前と同じでこそないものの、久しぶりに戻ってきた賑わいを堪能しました。
 前回、コロナ禍前年に発行した本誌10月号では、「夜もええやん -今日はまだ帰らんとこか-」と題して、夜の街の魅力や賑わいを特集していました。あの時の取材先は、今どうなっているんやろう?と、すっかり世の中が引っ繰り返った2020年には思っていましたが、無事再開出来ていることを願いたいですね。そうして時代は着実に、withコロナに移っていくのだろうと感じる今日この頃・・・・。
 さて、本年10月号、災害対策への関心が年々高まるのを受け、避難所が主なテーマとなりました。正直、私もいざ被災した時のサバイバルに関しては丸で自信が無いのですが、やっぱり自助も大切ですからね。
 今年は市民講座もILP講座も、3年ぶりに開催され、元のCILが戻ってきました。また、遠くヨーロッパからの活動報告も届きましたが、海外からのレポートというのは、本誌ではなかなかレアですヨ。
 次回は来年3月号となります。またそのときお会い出来ますように。

編集人 NPO法人CIL豊中   
豊中市蛍池中町2の3の1の203
H P: http://www.ciltoyonaka.com/
Twitter: @ciltoyonaka 
Email: ziritsu@ciltoyonaka.com
TEL 06(6857)3601  
FAX 06(6857)3602

発行人 関西障害者定期刊行物協会
大阪市天王寺区真田山町2の2 
東興ビル4階  定価100円